OPPO Find X9 Proのスペックまとめ!Ultraレベルに寄れる200MPカメラ搭載スマホ!7500mAhバッテリーも優秀

OPPOから「OPPO Find X9 Pro」というDimensity 9500搭載のスマホが登場しました!先代から大幅増加の7500mAhバッテリーを搭載しており、カメラ性能もかなり強化されています。
同時に「OPPO Find X9」「OPPO Enco X3s」も発表されています!なお、本機は「OPPO Find X9 Pro」のグローバル版にあたるモデルです!
■OPPO Find X9 Pro(グローバル版)■
初出時価格→1,299ユーロ
※販売先が分かり次第追記します!
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OPPO Find X9 Proの詳細スペック
| SoC | MediaTek Dimensity 9500 |
| メモリ | 16GB LPDDR5X |
| 容量 | 512GB UFS 4.1 |
| ディスプレイ | 6.78インチ、有機EL、2772×1272、最大120Hz |
| アウトカメラ | 5000万画素(メイン) 5000万画素(超広角) 2億画素(望遠) |
| インカメラ | 5000万画素 |
| バッテリー | 7500mAh 有線充電:80W(SUPERVOOC) ワイヤレス充電:50W |
| サイズ | 161.26×76.46×8.25mm |
| 重量 | 224g |
| 対応バンド | 3G:1/2/4/5/6/8/19 4G FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66/71 4G TDD:38/39/40/41/42/48 5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n71/n75/n76/n77/n78/n79 |
| OS | ColorOS 16(Android 16) |
| 防水防塵 | IP66/IP68/IP69 |
| 備考 | – |
OPPO Find X9 Proの筐体・ボディー
▼カラーはTitanium Charcoal(グレー系)、Silk White(ホワイト系)の2色。特徴的で奇抜な色のレッド系が省かれたのは少し残念。ブラック系は中国版にもありません。ドウシテ…。↓

カメラバンプは過去モデルの円形から大幅変更。OPPO Renoシリーズなどを連想させるコンパクトなデザインになり、大衆に受け入れられやすい見た目になりましたね。
▼IP66、IP68、IP69の防水防塵に対応しています。高温噴射(80°)、高圧噴射、水深1.5mでの30分以上の浸水などに耐えることのできる防水&耐水性があるとのこと。何かで水ぽちゃしたり、雨に濡れたりした場合でも問題ないのは心強い!↓

▼本体の左右には電源ボタンと音量ボタン以外に2つのボタンが搭載されています。↓

左側面にはスナップキー(ショートカットキー)を搭載。スクリーンショットや翻訳の起動などの機能を割り当てが可能です。右側面にはクイックボタン(カメラコントロール)を搭載しており、カメラの起動やシャッター、ズームなどの動作が利用できます。
OPPO Find X9 Proの性能・パフォーマンス
▼SoCにはDimensity 9500を搭載。メモリ(LPDDR5X)は16GB、ストレージ(UFS 4.1)は512GB。AnTuTuスコア(v11)は350万点以上が期待できるSoCで、普段遣いはストレスフリーで、最重量級ゲームでも高画質で楽しめる性能があります。↓

| AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
|---|---|
| 総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
| 総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
| 総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
| 総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
| 総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
| 総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
OPPO Find X9 Proのディスプレイ
▼ディスプレイは6.78インチの有機EL。解像度は2772×1272で、1-120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。ベゼル幅は1.15mmと極細!↓

ピーク輝度は3600nits、最低輝度は1nitsに対応しており、夜間の使用や長時間の使用でも画面が見やすく目が疲れにくいでしょう。
OPPO Find X9 Proのカメラ
▼リアカメラは50MP(広角、f/1.5)+50MP(超広角、f/2.0)+200MP(望遠、f/2.1)のトリプルカメラに加えて、マルチスペクトルカメラを搭載。フロントカメラは50MPです。↓

Hasselbladとの共同開発のカメラやレンズにより、Hasselblad風のハイクオリティな写真を撮影することができます。
メインカメラには1/1.28″のLYT-828を搭載。LYT-828はLYT-818の後継センサーになります。先代のFind X8 Proに搭載されていたLYT-808(1/1.4″)からは大幅性能アップですね!
ペリスコープ望遠カメラには1/1.56″のHP5を搭載。競合のvivo X300 Proに搭載されているHPBよりかは一歩劣りますが、その分HP5は薄型なので、カメラバンプをコンパクトかつ薄くできているというわけですね~!テレマクロ対応で、最短焦点距離は10cmとめちゃくちゃ寄ることができます。これは先代の最上位モデルであるFind X8 Ultraと同じですのでかなりアドバンテージとなりそうです。
望遠カメラの個数は2→1になりましたが、先代のLYT-600(1/1.95″、3倍)+IMX858(1/2.51″、6倍)より画素数とセンサーサイズが大幅アップしています。欲張って2つ搭載して半端に終わるのではなく、1つに集中してクオリティをあげていくスタイル。特に先代の6倍カメラはかなり厳しい性能をしていたので、この路線変更は高評価です。
超広角には親の顔より見た1/2.76″のJN5を搭載。
マルチスペクトルカメラも搭載。マルチスペクトルカメラとは簡単に言うと色の取得用の補助カメラのこと。これを利用することでより通常のセンサーでは取得できない細かな色の違いを表現できるようになります。自社のLUMOイメージングや共同開発のHasselbladの技術と合わさることで、よりリアルで美しい撮影体験ができるでしょう。
▼Hasselblad X-PANモードもパワーアップ。撮影画質やUIなどが改善されて、より本物風になったとのこと。 ↓

▼オプション(別売り)として、3.28倍のテレコンバーター(外付け望遠レンズ)も用意されています。望遠カメラに装着することで、より高倍率な光学ズームが可能になります。↓

中国版ではカメラキットも用意されていましたが、グローバル版では特に紹介がありませんでした。とはいってもカメラキットはXiaomiやvivoの専用設計のそれとは違い、PGYTECH製のMag Cam 2ですので、問題なく入手できるでしょう(記事執筆時点で、既にPGYTECHから一般販売されています)。
先代のMag Camは日本でも発売済みかつ、Mag Cam 2には技適があるのでおそらく日本でも普通に販売されるかと思われます。
OPPO Find X9 Proのバッテリー関連
▼バッテリー容量は7500mAhと大容量。先代の5910mAhから1500mAh以上も増加しています(本体重量も9gアップしています)。↓

有線充電は80W(SUPERVOOC)の他、55W(PPS)、44W(UFCS)などの汎用規格にも対応しています。先代のFind X8 ProはPPS 55W対応が一部地域のみだったので、全地域で対応してくれるのはありがたい!汎用規格でも十分高速な充電が可能なため、専用充電器やモバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなりますね!
ワイヤレス充電は50W(SUPERVOOC)に対応しています。
OPPO Find X9 ProのOS・機能
OSにはAndroid 16ベースのColorOS 16を搭載。
▼新しいトリニティエンジンによって安定性が向上し、新しいルミナスレンダリングエンジンによってスムーズかつ滑らかな動作になったとのこと。手持ちの端末でColorOS 16を試してみましたが、確かにColorOS 15よりも各操作がさらにヌルヌルになっていて非常に快適でしたよ!↓

▼AIレコード機能や、AIライター機能などのAI機能もアップグレード。↓

AIレコード機能では話者識別、タグ、チャプター機能などが利用できます。
AIライター機能はテキスト選択をすればどこでも利用可能に。文章だけでなくマインドマップやPowerpointスライドなどを生成することもできます。
OPPO Find X9 Proまとめ
OPPO Find X9 Proの発売日は2025年10月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ16GB+容量512GB:1299ユーロ(約23万円)
ユーロ価格は25%前後の非常に税率の高いVATがかかっているため、他地域ではこれより価格が抑えられるはずです。最もVATの高い国の27%で計算した場合、税抜き価格が約1299ユーロ(約18万円)になります。
カメラ性能はトップクラスのProモデルながら、スマホヲタクでない一般層にも受け入れられやすく普段遣いしやすいデザインになっています。大衆もターゲットにしているOPPOの本気さが伺えますね。
もちろん、カメラ以外の処理性能やバッテリーもトップクラスで非常に魅力的なモデルとなっています。
対応バンドで言えば、日本でバンバン展開しているXiaomiのスマホですらほとんど対応していないn79対応はかなり嬉しいポイント。n79はドコモが使用している5Gバンドで、なくても繋がらないわけではないのですが、対応しているとより安定した通信が可能です。
OPPO Japanがグローバルローンチに反応していたので、もしかしたら日本発売されるかも?と期待しているのですが、仮に日本に上陸するとなれば約20万円かしら。うーん、XiaomiのUltra機が買えてしまいますね。なかなか厳しそう。
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい!↓
■OPPO Find X9 Pro(グローバル版)■
初出時価格→1,299ユーロ
※販売先が分かり次第追記します!
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