REDMAGIC Astraの本音レビュー!9インチ画面・冷却ファン内蔵タブレットはゲームに最適な1台

アストラの上級タブレット。

柳生です。久しぶりにゲーミングモデルとなるREDMAGIC Astraをレビューしていきますよ!9型画面搭載、冷却ファン搭載という異色ともいえるモデルの実力はどれほどのものなのでしょうか。

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スペック、ベンチマーク、検証結果

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REDMAGIC Astraの筐体・デザインをチェック!

▼REDMAGIC Astraのデザインは兄貴分となるREDMAGIC Novaと同じコンセプト。カメラ部分から横につたうスケルトンと、その中に埋め込まれている回路のデザインはNubiaならではなセンス。すんげえクール。↓

▼このスケルトンバーの両端に、七色に光るLEDが埋め込まれています。片側にREDMAGICロゴ、もう片側のカメラの横には円形。これらは充電時やゲーム時、通知受信時に個別で光らせられるようになっています。↓

▼9型ディスプレイモデルながら、8型のタブレットとほぼ変わらないサイズ感。というのもディスプレイ周辺のベゼルが薄められており、本体サイズを押さえつつも1インチの画面サイズアップを実現しているのがGood。さすが高級モデルよ。↓

▼側面はフラット形状ですが角にかけて丸められております。持ったときの違和感も感じられません。コンパクトなので片手でも持てる。↓

▼カメラの出っ張りがないのもGood。机においてもガタつかないぞ!↓

REDMAGIC Astraの性能・パフォーマンスをチェック!

REDMAGIC Astraの搭載SoCはSnapdragon 8 Elite!ベンチマークスコアから見てわかるように現行モデルで最高級のスペックを持ち合わせます。

普段使いが当然なのは至極当然。WEBブラウジングからマルチタスク、アプリ切り替えの速さ、マップの読み込みいずれも快適。

▼このモデルは冷却性能も高く、ゲーム性能も優秀。原神を「高」画質かつ60フレームも安定していました。原神ガチ勢の相方に触らせてましたが、エフェクトが激しい戦闘シーンも難なくプレイできるとお墨付きでした。サイズ感もちょうどよくガチゲームにバッチリ!↓

▼またゲーミング機能の1つである「優れた画質」をオンにしてフレームレートを高いに設定すると‥↓

なんと原神が120FPSで遊べるようになります。60FPSのそれよりヌルヌル動いてる。すげえ!実際に遊んでも快適でなめらか。モバイルデバイスの性能もここまできたか‥。↓

ちなみに上の設定項目である「高画質化」、高フレームと両立できない上に効果も「ちょっと綺麗になったかな?」程度で、特に動きのあるゲームでは効果をあまり実感できなかった(´・ω・`)個人的には使わなくてもいいかも。

▼あとMinecraftも試してみました。というのも公式で対応したシェーダー描画機能、原神より重たいんすよ。↓

▼シェーダーオフだと165Hz張り付きで超快適だった反面、シェーダーオンだと30~45FPSほどしか出なくなってしまいます。Snapdragon 8 Eliteかつゲーミングモデルでも重たさを感じさせるって相当だぞ‥。↓

このマイクラ影シェーダー、どうあがいても原神の最高画質以上に重たい。冷却MAXにしても本体の熱もすごかった。

エンティティ(動物やモンスター、額縁といった動的オブジェクト)がなまじ多く発生するし、地下の洞窟など見えてない部分もバンバン処理してしまうって兼ね合いがありそう。あとは単純なゲーム側の最適化不足もあるかも。実装されたてだし。

シェーダーありでもいちおうは遊べるんだけど、熱もカクつきも気になるので快適とは程遠い(´・ω・`)。建築を組んだあとに撮影するためだけにオンにするといった使い方がベターか。

REDMAGIC Astraのディスプレイをチェック!

ディスプレイスペックはタブレットのそれとしては最高峰。タブレットでは極めて珍しい有機ELを採用しており、大きさも9インチとコンパクトさと大きさを両立したものに。

解像度も2,400×1,504、最大165Hzリフレッシュレートに1,600二トのピーク輝度対応となっています。ただしリフレッシュレートは残念ながら60Hzと165Hzのどちらかしか選べないのはちと残念。90Hz、120Hzといった中間を選べると尚良しに思えます。

▼9インチとはいえ、画面占有率が90%超えで本体の大きさは8型レベル。ベゼルもタブレットのそれとしてはかなり細く美しいです(`・ω・´)。↓

スクロールもとんでもなくなめらかで解像感も高いため、まんまスマホの画面がそのまま大きくなったみたいな感じがしますね。よくあるタブレットのドット感ってのも皆無。

▼有機ELのおかげで、表示自体も色がパリっと出ており非常に美しく見てて楽しい。ゲームもだけど、動画を楽しむタブレットとしても大アリっすよこれ。↓

▼またゲーム機能として、ゲームの画面比率の変更にも対応しているのもミソ。本体は16:10とタブレットなりのアス比なんですが、それを16:9だったり21:9と細長くすることで見やすくしたり扱いやすくしたり、なんて芸当も可能。↓

▼タブレットはスマホに比べ高さがあり、ゲームによっては遊びにくく感じることがあっため、スマホと同じぐらいの比率にすることで見やすくできるのはかなり優秀ですね。これ普通にいろんなモデルに実装してほしい。↓

▼表示していない部分は完全に使えないわけではなく、電池残量や時計といった情報表示を置いておくことも出来ます。また矢印を押すことで真ん中、下部、上部寄りに移動できるんで是非とも活用してほしい神機能だわ。↓

REDMAGIC Astraのサウンド関連をチェック!

REDMAGIC Astraのスピーカーは位相調整対応のデュアルタイプ。音質はクアッド搭載のタブレットに引けを取らない良さでした。本体が小さいながら低音もなかなか出ており高音域のディテールもバッチリ。

配置自体も良く考えられています。横向きで左右に配置されているのは当然として、両手で持ったときに手でふさがりにくくなるように上寄りになっているんですよ。さすがゲーミングモデル。

ただ、イヤホンジャックがないのはゲーミングモデルとしては残念無念珍念。Type-C端子のイヤホンは使えますが、やはり親しみやすく扱いやすい3.5mmジャックはほしいところでした。無線イヤホンでゲームは厳しいぜベイベー。

REDMAGIC Astraのカメラをチェック!

▼カメラは背面が1,300万画素、フロントは900万画素。ゲーミングかつタブレットなので重要視されていないとはいえ、ハイエンドモデルなので補正があり、写り自体は良好。というかオサレな透かしまで用意されてます。↓

▼2倍、5倍のワンタップズームボタンもありマクロっぽい撮影もこなせます。どういうことなの。↓

REDMAGIC Astraのバッテリー関連をチェック!

バッテリー容量は8,200mAh、最大80Wの急速充電に対応。小型モデルながらもバッテリー容量が大きいこともあり、普段使いにおいての電池持ちは良好。といっても持ち出すことが少ないので充電頻度に困らなかったワケですが‥

とはいえハイエンドSoC、高リフレッシュレート、物理ファン内蔵、背面LEDと消費電力が高い要素を詰め込んでいるモデルだったので電池持ちは期待していませんでしたが、個人的には「思った以上に持ったな」という印象でした。使い方次第なので過信はできないんですが。

……そういえば本機に限らず、最近の中華モデルって著しくバッテリースペック上がってきていますね。薄型ボディでも5,000~6,000mAh搭載とかザラになってきてる。

本機で特筆すべき点はバイパス充電。XperiaやGalaxy Tab Activeのそれと同じ機能で、バッテリーではなく本体自体に給電することでバッテリーの劣化を抑えてくれる機能。これが長時間のゲームや動画を流す使い方にバッチリなんすよ。↓

長期的に使う場合は特になんですがバッテリー劣化を気にせず使えるっていう精神的な恩恵はデカいですね(`・ω・´)。

ゲームにとにかく最適化されてるソフトウェア

SoCのスペックの高さもさることながら、ゲーミングデバイスらしくそのあたりの補助機能も備わっています。本体上部の赤いスライダースイッチを動かすとゲームモードが起動(設定で役割を変更可)。ゲーム一覧や設定に即座にアクセスできます。

▼RedMagicはゲーミングモデルゆえにゲーム向け機能が拡充されているのが魅力!普通のモデルにはないようなレティクル表示だったりジャイロによる操作だったり巻き戻しの録画にも対応。↓

▼UIデザインもゲーミングらしさを感じられるほか、左側にRedMagicならではな独自機能、右側には他社ゲーミングモデルでも良く見られる一般的な機能と分けられており使いやすいのもGood。↓

冷却ファン内蔵!音はとても静か

やっぱNubiaだな~って思ったポイントが冷却ファン内蔵という変態要素をブチ込んでいること。

LEDもそうなんだけど、冷却パネルとか放熱性ってほうにいかず物理的なファンをまるごとぶち込むのはここだけ。豪快だけど非常に好き。

動作音は非常におとなしいです。めっちゃ静かな環境で最大までブン回してようやく聞こえるかってぐらいなんで、実生活上で音が気になることはありませんでした。

ちなみに設定で常時ブン回すか、充電中に回すかといったことも選べます。動作は通常か最大かの二択のみ。コントロールセンターからのクイックアクセスも対応。

振動機能があるって、思った以上に快適よね

個人的にタブレットでほしかった振動機能。バッチリ搭載しているし、その振動の質感自体も上質なタイプでした。

ハイエンドスマホっぽく、メリハリのある震え方。音量調節時、キーボードでの文字入力がかなり快適で、触ってて楽しいもんです。

GPSは非搭載。正直欲しかった

REDMAGIC AstraはGPS非搭載でした。実際にGoogleマップを使ったけどまともに動きません。

「ゲーミングだからそりゃ仕方ない」ともいえますが、日本だったらなんとかGOとかなんとかブルームとかそういう位置情報ゲーも流行ってるもんで‥そういうのが使えないのは残念(´・ω・`)。

あと純粋に本体サイズと画面サイズ、クルマのダッシュボードに非常にちょうどよくフィットしてくれること、また快適すぎる動作でマップをサクサクと動かせることもあり、そういう使い方をする筆者にとってもGPSがあれば理想的なモデルだったと思えます。ハイエンドでカーナビになりうるモデルってあんまりないのよね。

REDMAGIC Astraのレビューまとめ!

筆者としては、持ち運べるゲーミングタブレットを買うには最高の選択肢の一つに思えます。性能も優秀、サイズも持ち運びやすく画面サイズも広く、見た目も人にドヤれるギーク感が筆者的にはたまらなく楽しい。

もちろんハイエンドスマホでゲームを楽しむのも大アリなんですが、それよりもワンランク上のゲーム体験を味わい尽くしたい方には是非ともオススメ。検証結果にあるようにゲーミングの機能性も充実しており、よりいっそう楽しめること請け合いですよ!

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