Leica Leitzphone powered by Xiaomiの本音レビュー!Leicaな色味に可変ズーム対応で、サクッとエモい写真が撮れる!

Xiaomiから登場したカメラスマホ「Leica Leitzphone powered by Xiaomi」をガルマックスで購入したのでレビューしていきますよ~!Leica LeitzphoneはXiaomi 17 Ultraの限定仕様版で、LeicaのスマホであるLeitz Phoneの最新作です。
本機は「誰が、何を、どう撮っても絵になる」を具現化したカメラスマホです。特に200MPの高画素センサーを活かした可変ズームは、日常で最も利用頻度の高い3倍前後の倍率において、極めて精細かつ質感豊かな描写を可能にしています。写真撮影の得意不得意にかかわらず、撮る楽しさを再認識させてくれる一台です。
▼まずは良かった点と注意点をピックアップしておきます。↓
良い点
- ストレスフリーの快適動作、ゲーム性能も高い
- 何を撮ってもエモくなるルックと専用のモード
- LOFIC対応メインカメラ
- 使用頻度の高い望遠域が可変ズーム対応で美しい写真
- シャッター音が消せる
- 専用充電器なしで90Wの超高速充電が可能
- 超音波式指紋認証対応
- 付属ケースが磁気吸着対応
注意点
- 接写&マクロ撮影ができない(Xiaomi 15T Proと同等かそれ以下)
- 高画素RAW撮影ができない
- バイパス充電非対応
- カメラリングはケースを付けると誤操作しやすい
- ホーム画面のLeicaテーマは中途半端
目次をクリックすると各項目へ移動します
- Leica Leitzphone powered by Xiaomiの価格とバリエーション
- Leica Leitzphone powered by Xiaomiのスペック、ベンチマーク、検証結果
- Leica Leitzphone powered by Xiaomiの外観、ディスプレイ、スピーカー
- Leica Leitzphone powered by Xiaomiのパフォーマンス
- Leica Leitzphone powered by Xiaomiのカメラ
- Leica Leitzphone powered by Xiaomiのバッテリー
- Leica Leitzphone powered by Xiaomiのソフトウェア
- Leica Leitzphone powered by Xiaomiのレビューまとめ
Leica Leitzphone powered by Xiaomiの価格とバリエーション
Leica Leitzphoneの発売時価格とバリエーションは以下の通りです。
- メモリ16GB+ストレージ1TB:249,800円
▼最新価格や割引情報は以下からチェックしてみましょう。↓
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Leica Leitzphone powered by Xiaomiのスペック、ベンチマーク、検証結果
Leica Leitzphone powered by Xiaomiの外観、ディスプレイ、スピーカー
▼背面には上質なグラスファイバーを採用。ヴィーガンレザーのようなしっとりとした質感も魅力ですが、本機のサラリとした手触りは手汗の跡が残りにくく美しさを保つことができます。左上にはライカのレッドドットが堂々と佇んでいます。↓

▼ブラックの背面パネルとシルバーのサイドフレームのコントラストは、本当に美しい!シルバーのサイドフレームはSNSでは賛否両論でしたが、私は好き。↓

▼25万円の端末をケースなしで運用する度胸は筆者にはないので、残念ながらケースを装着しますが、この意匠を隠してしまうのは非常にもったいなく思えるほど、かっこよいです。↓

▼音量ボタンは、クラシックカメラを彷彿とさせる円形の独立ボタンに変更されています。一般的な一体型ボタンに慣れていると好みが分かれる部分ですが、クリック感も上質で道具としての所有欲を満たしてくれます。↓

▼側面フレームには精緻なローレット加工が施され、「LEICA」の刻印も。これらのディテールは単なる装飾ではなく、一つの芸術品としての所有欲を極限まで満たしてくれます。↓


もうね、この質感とローレット加工が生む手触りは持っているだけでニコニコしてきちゃいますよ。もはや芸術品ですもん。
Leica Leitzphoneの本体サイズは162.9×77.6×8.32mmで、重量は223.4g。先代のXiaomi 15 Ultraは9.35~9.48mm、226~229gからはかなりの減量と薄型化に成功しています。8mm台前半というのはUltra級スマホの中ではかなり薄いですね。ちなみにiPhone 17 Pro Maxの厚さは8.75mm。
なお、Xiaomi 17 Ultraは162.9×77.6×8.29mmで218.4~219gです。
ディスプレイをチェック
▼ディスプレイは6.9インチの有機EL。解像度は2608×1200で、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。発色は良好で視認性も高く、ピーク輝度3500nitsの恩恵もあり日中の屋外でも極めてクリアな表示を維持しています。↓

そうそう、ついにディスプレイがフラットディスプレイになりました。先代の15 Ultraまではマイクロクアッドカーブディスプレイだったので、フィルム選びがひと手間必要だったんですよね。フラットディスプレイならPET素材でもガラスフィルムでも、お気に入りのメーカー、材質のものを貼ることができます。
調光方法はDC調光(ちらつきがなく疲れにくい)とPWM調光(色の再現性が高い、リフレッシュレートがより細かく制御できる)の2種類から選択することができます。
スピーカー/ハプティクスをチェック
スピーカーはステレオ構成。
Xiaomiはスピーカーにあまり力を入れない傾向で、音質は期待できないことが多かったのですが、Leica Leitzphoneのスピーカーはかなり良くなっています。音質はクリアで、高域・低域どちらも強化されています。
アプリごとの個別音量調節も可能です。この機能を活用すれば、音量を微調整したり、PayPayの決済音をミュートにすることもできるので便利です。通常の最低音量からさらに小さくすることができるので、イヤホンでの音楽視聴時などに重宝します。
ハプティクスもトップクラスとまでは言えませんが、十分で不満はありません。
付属品をチェック
▼付属品のケースは、フェイクレザー調になっています。左上のライカのレッドドットもしっかり付いていますよ。↓

▼別売のXiaomi 17 Ultra Photography Kit Proのケースはこんな感じ。Leicaケースよりも触った跡が目立ちます。↓

素晴らしいことに、これら2つの純正ケースは背面の磁気吸着に対応しています。つまり、ワイヤレス充電のモバイルバッテリーや、Magsafeアクセサリが使用できます。
筆者はMagsafe式のスマホスタンドを常用しているのでこれは本当にありがたい!
▼Leica Leitzphoneには他にもLeicaロゴ入りのグロスやレンズキャップなどの付属品があります。↓

レンズキャップをつけるとカメラ感が増すので付けていたいところではあるのですが、スマホカメラ本来のサクッと撮れるという機動力が失われてしまうので、その点は注意。本体ケースに紐などで繋げれたら良かったかも!
充電ケーブルはいつものチープなものではなく、編み込みの高品質なものでした。なお、魔改造USB-Aなのは継続です。
Leica Leitzphone powered by Xiaomiのパフォーマンス
SoCはSnapdragon 8 Elite Gen 5、メモリは16GB、ストレージは1TBです。
▼AnTuTuベンチマーク(v11)を連続で3回連続で回した結果はこちら。スコアの低下がほぼなく、かなり優秀です。↓

▼3D Mark Wild Life Extreme Stress Testの結果はこちら。安定度74.7%と優秀です。↓

日常使いの快適性をチェック
ブラウジングやSNS閲覧、写真撮影といった普段使いでストレスを感じる場面は一切なく、非常に快適です。プチフリーズやカクつきもまったくなく、サクサク動作です。
ボディが大型なことも影響しているとは思いますが、長時間使用していても熱くなりにくい印象です。
ゲームの快適性をチェック
▼重量級ゲーム「原神」を最高設定でプレイ(FPSのみ60に変更。ナタ地域を探索&戦闘)。平均FPSは59.6と60FPS張り付き。最低FPSも51と高く、非常に安定しています。↓

▼最重量級ゲーム「アークナイツ:エンドフィールド」を最高設定でプレイ(FPSのみ60に変更。探索&戦闘)。60FPS張り付きで安定しており、ストレスなくプレイできます。↓

「アークナイツ:エンドフィールド」はプライムコア2基での動作に最適化されており、プライムコア1基構成のMediaTek製SoCや旧世代のQualcomm Snapdragonでは本来のパフォーマンスを発揮しにくい傾向にあります。
対してSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載する本機は、2+6のコア構成により安定した高フレームレートを維持。大型ボディによる余裕のある放熱設計も、長時間プレイ時の安定性に大きく寄与しているといえるでしょう。
▼参考までにプライムコアが1基で1+3+4の構成であるDimensity 9500搭載の小型端末でのプレイ結果。※メモリ12GB+ストレージ256GB。↓

Xiaomiはこれまで、競合他社と比較してゲーム最適化の面で一歩譲る印象がありましたが、本機に関しては非常に快適なプレイが可能です。
ただし、他社のゲームツールに搭載されている、オーバーレイ表示や巻き戻し録画」といったゲーマー向けの機能は搭載されていません。今後のアップデートに期待ですね。
Leica Leitzphone powered by Xiaomiのカメラ
▼カメラ構成は以下の通り。↓

リアカメラ
- メイン(1倍):50MP、Light Fusion 1050L(OV50X)、f/1.67、1″、LOFIC、PDAF、OIS
- 望遠(3.2-4.3倍、可変ズーム):200MP、HPE、f/2.39-2.96、1/1.4″、PDAF、OIS
- 超広角(0.7倍):50MP、 JN5、f/2.2、1/2.76″、115°、PDAF
フロントカメラ
- メイン:50MP、OV50M、f/2.2、1/2.87″、90°
Leicaとの共同開発のカメラになっており、Leicaのノウハウが活きた高クオリティな撮影が可能です。また、Leica Summiluxレンズにより高い集光能力を誇ります。
メインカメラはLOFIC技術を搭載しています。LOFICは電荷を蓄積する技術で、輪郭が潰れたり、明るい光源に引っ張られて暗い場所が白飛びしたりする事象を抑えることができます。
望遠カメラは3.2~4.3倍の可変ズーム(連続光学ズーム)に対応しています。つまり、この倍率区間において物理的にレンズが移動しているということです。従来のスマホカメラの多くは、固定された単焦点レンズを搭載し、その中間域はデジタルズームやクロップズームで補っています。
しかし、Leica Leitzphoneはこの3.2倍から4.3倍の間であれば、どの画角でシャッターを切っても画質劣化がない真の光学ズームが可能になります。
使用頻度が高い中望遠域において、これまでのスマホが抱えていたデジタルズームによる解像感の低下という弱点を完全に克服しています。
加えて、200MPの高画素センサーにより、画質の劣化を抑えて撮影のできるクロップズーム範囲が広いため、可変ズーム区間を超えた後でも、解像感のある写真が撮影できます。
UIと設定項目
▼カメラアプリのUIはこんな感じ。↓

▼上部メニューは並べ替えと入れ替えが可能です。↓

今までのXiaomiスマホや、他社のスマホでは、頻繁に使う機能がタブ内に収納されていて、わざわざ展開するのがプチストレスだったのですが、これは神アプデ。
筆者はLivePhoto(ライブモーメント)やLensをどかして、アスペクト比などを簡単に変更できるようにしてみました。メチャクチャ便利じゃん!
▼Leica LeitzphoneとXiaomi 17 UltraのUIの違いは以下の通り。Leica LeitzphoneはLeicaの赤、Xiaomi 17 UltraはXiaomiカラーのオレンジベースのUIになっています。(左がLeica Leitzphone、右がXiaomi 17 Ultra)↓

また、Leica Leitzphoneでは4:3や16:9などの一般的なスマホカメラで利用できるアスペクト比に加えて、3:2のアスペクト比が選択できます。
▼これも通常版のXiaomi 17 Ultraでは利用できない専用機能です。(左がLeica Leitzphone、右がXiaomi 17 Ultra)↓

そして、かなり大事なこと。ほんの少しだけ設定が必要ですが、日本のSIMを刺した状態でもシャッター音が消せます。
※シャッター音を消す方法:設定アプリ内の「地域」項目にて地域を日本と韓国以外に変更してください。なお、世の中の99.99%のアプリはユーザーの地域をこの設定項目以外の箇所(位置情報など)から取得していますので、日本以外の地域にしたところで、外国語が表示されたりアプリが使えなくなったりはまずありません。日本/韓国以外にするとシャッター音自体の音量も下がり、爆音から解放されますので、シャッター音を聞きたいという方でも地域への変更をおすすめします。
Leicaの世界観を創るルックとスタイル
▼撮影時には13種類のLeicaルック(≒フィルター)から1つ選ぶ必要があります。個人的にはコントラストが強調される「Leica Eternal(ETN)」と落ち着いた色味になる「Leica Chrome(CHR)」が刺さりました。↓

▼Leicaルックに関してもっと知りたい方はLeicaの公式サイトをチェック!↓
このLeicaルックはLeica Leitzphone専用機能で、Xiaomi 17 Ultraでは従来のXiaomiフィルターが適用可能になっています。
逆に、Leica Leitzphoneでは従来のXiaomiフィルターを撮影前に適用することができません(ギャラリーアプリから撮影後に適用することは可能)。
また、他のXiaomi製Leica共同開発スマホと同じく、「Leica Authentic」と「Leica Vibrant」という2種類のLeicaスタイルを切り替えて撮影することが可能です。ざっくりいうとLeica Authenticは昔ながらの色、Leica Vibrantは彩度高めの今風の写真の色って感じです。
なお、このLeicaルックとLeicaスタイルは撮影後に取り外したり、変更することはできませんので注意が必要です。
プロモード、Leica Essentialモード
▼プロモードではマニュアル撮影が可能です。↓

静止画の場合はJPGだけでなく、RAW、ULTRA RAWが選択できます。
しかしRAW撮影にはかなり制限があり、メインカメラでは高画素(50MP)保存ができますが、超広角カメラと望遠カメラでは12.5MPのみという残念仕様。RAWデータで後からがっつり弄りたいユーザーにとっては、1200万画素止まりでは物足りないでしょう。
動画の場合はmp4だけでなく、LOG撮影が選択できます。LOG撮影の場合、LUT(cubeファイル)を読み込んで自分だけの色味で動画撮影することも可能です。
▼そして、Leica Leitzphone限定機能の1つである、Leica Essentialモード。LeicaのカメラであるM9とM3の色味を再現した撮影モードです。↓

▼設定可能な項目は露出値のみのシンプル仕様です。加えて、何故か通常の写真モードで選択できる35mmなどの焦点距離が選択できません(手動ズームで調整して35mmに合わせることは可能)。↓

編集機能
▼透かしは従来のLeica透かし、Xiaomi透かしに加え、Leica Leitzphone専用のものも用意されています。↓

▼Leicaフィルター(Leicaルックと同一)以外にも大量の魅力的なXiaomiフィルターが多く搭載されており、これらを弄っているだけで楽しめます。↓

ただし、従来のLeica共同開発のXiaomiスマホで使えていた一部のフィルター(人気の高い「ブラックゴールド」フィルター等)がLeicaルックに置き換えられており、使用できないのは注意が必要です。
また、フィルター、調整、マーカー項目などをいじったあと一度保存すると元に戻すことができません(元のファイルとは別で保存されるので原本は残る)。透かしを適用して保存した画像にフィルターを適用しようとすると透かしの枠ごとフィルターが当てられてしまったり、透かしを何重にも重ねて適用できてしまったりと、ストレスになる挙動をします。
フィルターを何度も差し替えたり、保存後も編集前に戻す機能を搭載している競合メーカーのOPPOやvivoと比較すると気が利かない印象です。カメラフォンを名乗るのであれば、カメラの撮影能力以外のソフトウェア機能の向上も目指していただきたいところです。
カメラリング
▼Leica Leitzphoneのカメラバンプ部分は回転リングが搭載されています。カチカチとするのではなく無段階でくるくる回る状態ですが、回転時にはハプティクスがあり、動かしているフィードバックは得られます。↓

▼カメラリングにはズーム、フィルター変更、EV値の変更などの動作を割り当て可能です。また、左右に動かすことでカメラをクイック起動できる機能も搭載されています。↓


▼公式のプロモーション画像では親指と人差し指でリングを挟むスタイルが見られますが、実際の操作ではリングの高さやレンズへの指の干渉を考慮すると、あまり現実的とは言えません。↓

▼実際のところは、このように人差し指を軽く添えて回すスタイルになります。↓

ケース未装着時は適度なトルク感で快適に操作できますが、付属ケースやカメラキットのケース装着時はリングの回転がかなりゆるくなってしまい、少し指が触れただけで反応してしまう場面が目立ちました。特に片手持ちやグリップ使用時にズーム倍率やフィルターなどの割り当てた動作が意図せず変わるのはかなりのストレスです。
誤操作防止のロック機能や感度調整ができないのが作り込みの甘さを感じさせます。
筆者はこのようなギミックが大好物でかなりワクワクしていたのですが、誤操作によるストレスがワクワクを上回ってしまい泣く泣くオフにしました。
フォトグラフィーキット
▼別売のXiaomi 17 Ultra Photography Kit Proを装着することで、本当のカメラのような操作感で写真や動画を撮影することができます。↓

▼指先が触れる部分の傾斜が先代から緩やかになったことで、グリップ感は向上しており、手が添えやすく、持ちやすくなっています。↓

▼サムグリップ(親指を添える場所)もあり、長時間持っていても疲れにくくなっています。↓

▼左からビデオボタン(写真/動画切り替え)、シャッターボタン兼ズームレバー、ダイヤル。↓

▼これらのボタンやダイヤルの割り当てはカスタマイズが可能です。筆者はビデオボタンにLeicaスタイルの変更を割り当てています。↓

▼シャッターボタンは半押しでのフォーカスができたり、スリープ状態や他のアプリを使用している状態からでも長押しでカメラを起動することができます。↓

▼着脱式のシャッターボタンについては注意が必要です。(左がシャッターボタン、右の銀色の部分が差し込み穴。)ネジ込み式ですが、使用に伴い徐々に緩んでくる傾向があります。↓
気づいたら失くなっています。実際に筆者は1つ失くしました。
▼シャッターボタンの紛失はXiaomi 15 Ultraの時から指摘が相次いでおり、Xiaomi Japan本部長の安達氏もサードパーティ製ボタンについて公言しているほど。↓
シャッターレリーズボタンは汎用性があるので、社外品(推奨外ではあります)がAmazonさん等で入手できます。
純正ボタンを無くしてしまった時、しそうな時に思い出して下さい。 pic.twitter.com/uurQAShkct— Xiaomi あだち🟠📷🔴 (@xiaomi_aa) March 21, 2025
念の為、Xiaomi Storeに聞きに行きましたが、記事執筆時点では単品販売はおこなっていないそうです。サードパーティ製のボタンで代用も可能ですが、やっぱり純正品を使いたいですからねぇ。販路は絞られていて構わないので、シャッターボタンの単体購入をできるようにしてもらいたいところです。
いや、そうじゃなくて、そもそも取れて失くならない構造にしてほしいですね…笑
▼グリップ部分は取り外し可能で、ロック機構も備わっているためいきなり外れる心配はありません。↓

USB-Cでスマートフォン本体と直接接続するため、市販のBluetooth接続カメラグリップと違い入力遅延もほぼありません。
また、2,000mAhモバイルバッテリーを搭載しており、モバイルバッテリーとしても利用できます。スマホ側のバッテリー残量が一定%以下になったときのみ充電するような設定にも変更可能です。
しかし、充電しながらカメラを使用するのはバッテリーの劣化を早めるので、バイパス充電(バッテリーではなく本体に直接電力を給電する方式)でグリップから本体に給電できれば非常に便利なのですが…残念ながらバイパス充電には非対応なようです。
▼カメラ部分には67mmフィルターを装着可能です。↓

▼なお、カメラグリップはLeica Leitzphoneに付属していたケースでも問題なく使用できますが、グリップ部分とデザインが一致しないため、なんとなく不格好です。↓

Leica Leitzphone専用デザインのフォトグラフィーキットを用意してほしかったですねぇ…。
また、ロック機構が利用できないため、落下のリスクも増加します。USB-Cがかなりしっかりハマるので、簡単に抜け落ちたりはしませんがどうしても不安は残ります。なにせ、25万円ですし。
作例
以下が作例になります。「誰でもこのくらい撮れる」という基準がわかりやすいように、作例はフルオートで撮影しています。アスペクト比が4:3の写真は「写真」モード、3:2の写真は「Leica Essential」モードを使用しています。
▼超広角カメラ↓


▼メインカメラ↓









▼望遠カメラ↓










▼望遠カメラ②↓



暗所性能
暗所性能は非常に高く、メインカメラでも望遠カメラでも良い写真を撮ることができます。



▼同じく1インチセンサーを搭載したLOFIC非対応機種との比較。↓
通常、暗所の撮影時には、足りない光量をISO感度を上げることで増幅させ明るさを確保しますが、そもそもの限度があり、ノイズが入りやすくなる、黒つぶれも発生しやすくなるなどの欠点があります。
Leica LeitzphoneはLOFIC構造により、ISO値が低い状態でも暗所撮影ができるため、これらのデメリットの影響を受けること無く、鮮明に描写できています。
接写&マクロ性能
最短焦点距離が30cmと長く、テレマクロにも非対応ですので、接写&マクロ性能は壊滅的です。
▼テレマクロ対応の他社Ultra機との接写比較。他社Ultra機がピントの合う位置でも、Leica Leitzphoneはまったくピントが合いません。↓
▼Leica Leitzphoneはここまで離れて初めてピントが合います。↓

▼「スーパーマクロ」モードを使用して、ピントが合うギリギリまで近づいて撮影したキーホルダー。これでよく「マクロ」を名乗ったなというレベルですね。↓

▼テレマクロ対応の先代のXiaomi 15 Ultraは同じ100mmの焦点距離でもここまで寄ることができましたから、接写性能の大幅ダウンは言うまでもありません。↓

▼なんなら価格が半額以下のXiaomi 15T Proにすら劣りますからね。これは厳しいですね。↓

Xiaomi 15T Proの本音レビュー!Leicaコラボのカメラで撮影が楽しい!普段遣いもしっかり使える、ただしデカい。
▼マクロモードは使い物にならないので、撮影対象から距離を置いて、8.6倍(200mm)か17.2倍(400mm)の望遠で撮影したほうがなんぼかマシです。↓

3.2倍〜4.3倍(70mm〜100mm)という複雑な物理可変構造を望遠ユニットに凝縮した代償として、テレマクロ機能は非搭載。最短撮影距離も約30cmと、近年のUltraモデルとしては異例なほど寄れないカメラになっています。
ポートレートやスナップで最も多用される70mm〜100mm域の徹底強化というXiaomiの意図は、明確に伝わってきます。筆者自身、撮影全体の約8割がこの画角に集中しているため、その恩恵は計り知れません。
しかし、その引き換えに接写性能が大幅に制限されたことで、撮影の自由度が削がれているのも事実です。料理写真や植物の撮影がメインのユーザーにとっては、本機よりもテレマクロが優秀だった先代のXiaomi 15 Ultraの方が正解となる可能性すらあります。何を優先するかにあわせて選択するのがよさそうです。
ポートレート
▼ポートレート性能は高く、輪郭もはっきり捉えることができています。↓


食べ物
▼Leicaルックとの相性が良く、おいしそう撮ることができます。マクロ&接写の項目でも触れましたが、最短焦点距離が長いのでスマホを引き気味にしないとピントが合わず、撮りにくいのは事実です。↓



動画
最後に動画です。手ぶれ補正能力がわかりやすいように、片手持ちかつ脇を締めずに動画を撮影しています。
▼ハイレベルな手ぶれ補正である「ShootSteady」を利用できる、2.8K@60FPSで撮影(下記動画は2Kに圧縮済み)。かなり滑らかで安定しています。非常に優秀です。↓
▼「高度な安定化」が利用できない4K@120FPSで撮影。若干劣りますが、こちらに関しても十分実用的といえます。↓
Leica Leitzphone powered by Xiaomiのバッテリー
バッテリー容量は6,000mAhを搭載しています。
バッテリー持ちを検証
写真撮影などのバッテリー消費の多い使い方をしても1日持ちますし、使い方次第では数日持つユーザーも多いでしょう。
▼PCMarkのバッテリーテストを行った結果は以下の通り(輝度を専用機器で110に設定)。100%→20%まで22時間14分となっています。↓

なお、Xiaomiスマホ全般に言えることですが、他社のスマホよりも待機時(スマホを使用していない時)の消費電力が若干多めである点は理解しておく必要があります。
充電速度を検証
バッテリー残量が1%から100%になるまでの時間を計測しました。
HyperCharge(90W)
HyperChargeはXiaomiの独自充電規格で、Leica Leitzphoneは最大90W充電に対応しています。
必要なもの:90W HyperChargeに対応した専用充電器、HyperChargeに対応した専用ケーブル
検証時には最大73.86Wの出力でき、10分で38%、20分で66%、30分で88%充電され、54分で満充電になりました。非常に優秀です。
初速が非常に高く、5分弱で20%充電が可能なのはめちゃくちゃ便利ですね!
PPS(90W)
汎用の急速充電規格で、Leica Leitzphoneは最大90W充電に対応しています。AnkerやUgreenなどの市販の急速充電器や、iPhoneやGalaxyの充電器で利用できます。
必要なもの:PPS対応の汎用充電器(5A以上推奨)、PPS対応のケーブル(100W以上推奨)
検証時には最大67.03Wの出力が確認でき、10分で34%、20分で57%、30分で78%充電され、59分で満充電になりました。独自規格と遜色ない速度で充電でき、非常に優秀です。
ずっと独自規格以外では30W未満の出力しか対応させなかったXiaomiが、ついに高出力PPSに対応したぞ!!
PPS対応のメリットは充電器を他機種やPCと使い回せる点にありますが、個人的にいちばん恩恵があるのは急速充電が可能なモバイルバッテリーが利用できる点です。写真撮影やゲームのような電池消費の激しい操作で、電池残量がガッツリ減ってしまった場合でも、高出力バッテリーさえあれば短時間で充電が可能です。旅行先でスマホの電池残量が足りなくて焦るストレスから解放されます!充電速度が低速なiPhoneやPixelなどではできない魅力といえるでしょう。
▼筆者が常用している高出力モバイルバッテリー「UGREEN Nexode モバイルバッテリー 20000mAh 130W」。↓
▼筆者愛用の充電ケーブル「Anker PowerLine III Flow」。↓
HyperCharge Wireless(50W)
HyperCharge WirelessはXiaomiの独自規格の充電方式で、Leica Leitzphoneは最大50Wのワイヤレス充電に対応しています。
必要なもの:50W HyperCharge対応の専用ワイヤレス充電器、66W以上のHyperChargeに対応した専用充電器、HyperChargeに対応した専用ケーブル
検証時には10分で17%、20分で31%、30分で42%、1時間で90%、1時間14分で満充電になりました。
ワイヤレス充電ながら、70分強で満充電ができるのは優秀です。しかし、残念なことにXiaomiの専用ワイヤレス充電器は日本で発売されていません。
Qi
汎用のワイヤレス充電規格です。市販の充電器で利用できます。
Leica Leitzphoneの商品ページにはワイヤレスチャージ対応とだけ記載されており、対応W数や規格などは不明です。
必要なもの:Qi/Qi2/Qi2.2対応の汎用ワイヤレス充電器
検証時には10分で8%、20分で15%、30分で20%、1時間で40%、2時間で78%、2時間49分で満充電がおこなえました。
この値だけ見るとめちゃくちゃ遅く感じますが、バッテリー容量が6割程度のiPhone 16 / 17のワイヤレス充電にかかる時間が約2時間なので順当な結果です。
Leica Leitzphone powered by Xiaomiのソフトウェア
OSにはAndroid 16ベースのHyperOS 3を搭載。最大5回のOSアップデートと6年のセキュリティアップデートが提供されます。
生体認証
生体認証は超音波式指紋認証と顔認証に対応しています。どちらも速度・精度ともに良好で不満はありません。
ホーム画面やカスタマイズ項目
▼ホーム画面はこんな感じ。↓

▼初期インストールアプリは以下の通り。最上位の高級モデルではあるが、広告アプリがそこそこ入っています。↓

▼「Authentic」と「Vibrant」の2つのテーマが用意されており、ホーム画面のアイコンやステータスバーがLeica色に染まります。なお、従来のXiaomiのテーマに変更することも可能です。↓

他にも充電時のアニメーションや、純正ケースを装着したときに専用エフェクトが表示される(カメラリングで判定している?)などの遊び心あるイースターエッグはユーザーを楽しませてくれるでしょう。
▼しかし、この2つのテーマが対応しているアプリは初期インストール済みのアプリを除けばほとんどなく、このように混在する状態になります。↓

マイナーアプリや、メジャーでも楽天市場のような日本のローカルアプリに対応していないのは仕方ないですが、Canva、Discord、Excelなど世界的にもシェア率の高い主要アプリにもほとんど対応していないのは流石に酷い。さらにはGoogleのアプリであるレンズやスプレッドシートですら対応していないという体たらくっぷり。
サードパーティ製アプリへのMaterial You(Android標準のデザインフレームワーク。壁紙などの色にUIやアイコン色・デザインを統一する)適用を強制する設定すら用意されていないようでは、世界観を売りにしているプレミアム端末として合格を出すことはできません。
結局のところLeicaのデザインがあしらわれているのは、ホーム画面のアプリアイコン(一部のみ)、ロック画面、ステータスバーのアイコン、充電などの一部エフェクト、カメラアプリ程度で、作り込みはかなり甘いです。
クイック設定(コントロールセンター)などの頻繁に目にする項目や、設定アプリを始めとする他の純正アプリではいつものXiaomiのUIであり、これらの標準デザインの放つ生活感が、Leicaの世界観を無惨に引き裂き、一瞬で現実に引き戻します。
▼「細部まで考え抜かれた完成度」と公式サイトには記載されていただけあって期待していたのですが、ここまで中途半端なのではかなりがっかりです。↓

便利機能
▼Xiaomi Super Islandという音楽アプリやタイマーの表示などが可能な通知領域を搭載しています。他社の偽ダイナミックアイランドはオフにできることが多いのですが、Xiaomiのものは設定項目すらないので、オフにはできなさそうです。↓

アニメーションは非常に滑らかで美しいです。
共有機能
▼iPhoneに「Xiaomi相互接続」というアプリをインストールすることで、ワイヤレスでのファイル送受信が可能になります。なお、共有時にiPhone側で「Xiaomi相互接続」アプリを開いておく必要があります。↓

500MBほどのファイルも20秒未満で送信でき、転送速度は非常に高速です。
その他
他にもサイドバーやフローティングウィンドウなどの機能は一通り揃っており、OSの完成度が確実に向上しています。
また、アニメーション動作も改善され、酷かったHyperOS 1.0の頃からは劇的に良くなっています。
Leica Leitzphone powered by Xiaomiのレビューまとめ

Leica Leitzphone powered by Xiaomiは、可変ズーム対応の大型望遠センサーやLOFIC対応の1インチメインカメラという強力なハードウェアに、Leicaの歴史が加わり、誰が撮ってもエモく、かっこよく、イケイケな写真を撮ることのできるカメラスマホに仕上がっています。
フォトグラフィーキットをつければ操作感は本物のカメラさながら。それがスマホとしてもしっかり使えて、しかもポケットに入る。これが素晴らしいんです。
一方で、接写に弱かったり、高解像度RAWが撮影できなかったりなど、わかりやすい弱点があることには注意が必要です。また、ソフトウェア面でのライカテーマの作り込みの甘さなど完成形とは言えないのも事実です。
しかし、それらが気にならないほどにLeicaの色味が良く、満足度は高い製品です。
25万円と聞くと食指も引っ込んじゃうかもしれませんが、iPhone 17 Pro Maxの1TBモデルは約26.5万円、Galaxy S26 Ultraの1TBは約30万円であることを踏まえると、格別高くはないんですよね。というか、他国ではLeica Leitzphoneは30万円前後で販売されているので、日本だけめちゃくちゃ安いですよ。
Leica Leitzphoneは台数に限りがあるようなので、気になる方はお早めに。
■Leica Leitzphone■
初出時価格→249,800円
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