MacBook Air 2017を現役で使えるPCとして復活させてみた − Macでいられる期間は残り少ないものの、予想以上に「いける」!
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Tatsu氏より代行購入でPCコンフルヲタロード先っちょ店で販売されていたMacBook Air(2017 13-Inch)に非公式ツール「OpenCore Legacy Patcher」を導入してモバイルPCとして現役復帰させて使い始めています。
6月8日に開催される開発者イベント「WWDC 2026」で正式発表・開発者向けベータ版がリリースされる見込みの次期OS、「macOS 27(仮称)」ではついにIntel CPU自体のサポートが打ち切りとなるほか、OpenCore Legacy Patcher側でもIntel CPUに対応する最終バージョンとなるmacOS 26 Tahoeにいまだ対応出来ていない状況となるため、「Mac」として利用できる期間は残り1〜2年程度となってしまいますが、本来公式サポートされていないmacOS 15.6 Sequoia環境でも予想以上に快適に動作しています。
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MacBook Air(2017 13-inch)について
今回Tatsu氏に代行購入してもらったMacBook Air(13-inch 2017)はその名の通り2017年6月6日に発表された、初代Macbook Airから継承されてきたアルミニウム筐体(と天板の光るAppleロゴマーク)を採用している最後のモデルとなります。ちなみに2017年モデルでは11インチモデルが廃止されています。
ただし、型番が前モデルのMacBook Air(2015 13-inch)と同じく「A1466」となっていることからわかるとおり、Core i5モデルのみ「Core i5-5250U」からクロック数が若干上がった「Core i5-5350U」に更新され、プリインストールされているOSも「OS X 10.10 Yosemite」から「macOS 10.13 High Sierra」に変更されたものの、それ以外は2015年モデルからほぼアップデートされていません。その関係で一時期「MacBook Airはモデル廃止になるのではないか」という風潮の記事が各メディアで掲載されていましたが、翌年の2018年10月に筐体デザインを大幅に一新したMacBook Air(Retina 13-Inch 2018)が発表され、それ以降プラットフォームがApple Siliconに変更されてからも最新モデルが導入されています。
公式サポートされているOSはmacOS 12.7.6 Montereyまでとなりますが、2024年7月29日にリリースされた同バージョンを持ってセキュリティアップデートもすべてのサポートが終了しているほか、Intel CPU搭載モデルのためBootCampも利用可能ですが、TPM 2.0セキュリティチップが搭載されていない上にCPUもMicrosoftが公式サイトで案内しているシステム要件を満たしていないため、純正環境だとLinuxやChromeOS Flex以外のOSを導入しないとインターネットに接続して使う端末としては利用できない状態となってしまっています。
OpenCore Legacy Patcherを導入すればmacOS 15 Sequoiaまでは導入可能

そこで今回活躍するのが有志の方によって開発されている、Appleによる公式サポート期間が終了してしまった古いMacでも最新のmacOSを導入することが可能になる非公式ツール「OpenCore Legacy Patcher」です。
前述したとおり、現時点ではIntel CPU向け最終バージョンとなるmacOS 26 Tahoeにはまだ対応していませんが、2027年までセキュリティアップデートが提供される予定となっているmacOS 15 Sequoiaまでサポートされているほか、ドライバーの互換性などの兼ね合いで実用するには厳しいものの、2008年に登場した初代MacBook Airや13インチMacBook、2007年に登場した20/24インチiMacのような古いモデルもサポートされています。
詳しい導入手順は以下のサイトで説明されていますが、基本的にはAppleから純正インストールイメージをダウンロードした上で「OpenCore Legacy Patcher」アプリで導入したいMacの型番を指定してパッチを適用してカスタムインストールUSBを作成してから通常通りインストールを行えば公式サポートされている環境と同じようにセキュリティアップデートなどをOTAアップデート経由で適用することも可能です。
実際の動作について
今回導入したMacBook Air(13-Inch 2017)はCore i5-5350U/8GB RAM/256GB PCIe-NVMe SSDを搭載しているモデルとなります。
コードネーム「Broadwell」という名称でも知られている第5世代Coreは発表から既に11年目となった古い世代のCPUなので、さすがに一世代前とはいえ最新に近いバージョンのmacOS 15 Sequoiaだと常用は厳しいかな・・・と思っていたのですが、実際には予想していたよりもかなり軽快に動作していていい意味で予想を裏切ってくれました。

「iPhone ミラーリング」など一部利用できない機能はあるものの、ほとんどの機能は公式サポートされているモデルと同じように使えますし、Microsoft 365 Apps(Microsoft Office)等のAppleが公式サポートしている世代のOSでないと最新バージョンの導入が出来ないアプリも問題なく利用可能となります。
動画編集は厳しいため、メインPCとして使用しているM1 MacBook Airにお任せしているものの、記事の投稿や画像編集、クラウドベースの生成AIエージェントの利用(Gemini、Claudeなど)、WEBブラウジング、メールチェックといった用途であれば十分今でも活躍できてしまいます。この記事も実際にmacOS 15.6 Sequoiaを導入したMacBook Air(2017 13-Inch)だけで下書きの作成から画像加工、投稿まで作業しています。
さすがにディスプレイはRetinaではないため若干粗さは目立つものの、使用していてそこまで気になることもありませんし、現行MacBook Airとは異なりキーストロークが深めなキーボードの打鍵感も良好ですし、なにより封筒から取り出すプロモーションで話題になったこのデザインのMacBook Airが個人的には今でもかっこいいと思っているので、すでにモバイル用PCとしてバリバリ活躍してもらっています。
まとめ
Intel CPUを搭載するMacを「Macintosh」として使ってあげられる期間は残り1〜2年程度しかありませんし、今からがっつりMacを使うのであれば個人的にも今からIntel CPU搭載モデルを購入するのはおすすめできませんが、OSの公式アップデート期間が終了してしまったモデルであればジャンクではない通常中古でもかなり安価に購入出来るようになりましたし、サブPCとして活用したり、お試しでmacOSを触ってみたいのであれば今でも十分魅力的な選択肢になるのではないかなぁと思っています。
Intel CPUをサポートするmacOS 26 Tahoeのサポート終了後もLinuxやChromeOS Flexなど別のOSを導入して使い続けるという選択肢もありますし、何よりこのデザインのMacBook Airには思い入れがあるので今回Tatsu氏経由で代行購入して本当に良かったと思っています。