【ミニPC】長く使うならコレかも。GMKtec NucBox M3 Proを使い倒してレビュー

長く使うならこのくらいが良い塩梅。
GMKtecからIntel Core i5-13500Hを積んだミニPC「GMKtec NucBox M3 Pro」が出たんですけど、実機を試すチャンスをもらったので、遠慮なく使い倒してみました。
▼先に結論だけ置いときます。↓
良かったポイント
- ミニPCらしいコンパクトなボディー
- 3画面出力時もケーブルが邪魔にならない
- パワフルなCPUでサックサク
注意したいポイント
- パフォーマンス切り替えはBIOSで行うタイプ
- 高負荷時はファンの音が気になる
- ゲーム性能は強くない
目次をクリックすると各項目へ移動します
GMKtec NucBox M3 Proの価格とバリエーション
まずお値段の話をサクッと。発売時の価格とバリエーションはこちら。
- ベアボーン:69,999円
- メモリ16GB+容量512GB:89,999円
- メモリ16GB+容量1TB:97,999円
- メモリ32GB+容量512GB:109,999円
- メモリ32GB+容量1TB:117,999円
▼最新の価格・割引情報はこちらでチェックできます。↓
■GMKtec NucBox M3 Pro■
初出時価格→69,999円(ベアボーン)
初出時価格→89,999円(16+512GB)
初出時価格→97,999円(16+1TB)
初出時価格→109,999円(32+512GB)
初出時価格→117,999円(32+1TB)
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スペック、ベンチマーク、検証結果
しっかり「ミニPC」してるコンパクトボディー

「ミニPC」って名乗ってるくせに、サイズ感がバラバラなの、あるあるですよね。今まで色々レビューしてきましたけど、「これのどこがミニやねん」ってツッコみたくなる巨大サイズに当たったことも一度や二度じゃありません。
で、GMKtec NucBox M3 Proはというと、ちゃんと「ミニ」してます。
▼iPhone 17と並べてみました。見てくださいこのサイズ感!本体サイズはわずか114×106×42.5mmで、小さめのデスクでも余裕で置けます。↓

▼試しにモニター台の下に突っ込んでみたら、うん、良い感じ!↓

小さめのデスクで使うなら、モニター台との相性は正直めちゃくちゃ良いです。
デスクが狭いと、紙の書類に何か書こうとしたときキーボードが邪魔で「どこで書けばええねん問題」が発生しがちなんですけど、モニター台を挟めば台の下に本体もキーボードも突っ込めるので、デスクの上を広々使えます。
▼小さめデスク運用を考えている人は、本機を突っ込めるように台の下に高さ5cmくらいのスペースがあるモニター台を選びましょう。↓
ちなみに付属のVESAマウントを使えば、VESA穴のあるモニター裏にくっつけることもできます。が、正直ちょっと扱いづらいです。電源を入れるたびに、モニター裏の本体ボタンを手探りで押しに行く羽目になるので…。
さらにモニターによっては、備え付けのスタンドを外さないとVESA穴にアクセスできない機種も多く、そもそも取り付けできないパターンもあるので要注意です。
ポートも充実!3画面出力時もケーブルが邪魔にならない
こんなに小さいボディーなのに、ポートはギッシリ詰まってます。
▼フロントにはUSB-A 3.2 Gen2 ×2(10Gbps)を配置。↓

▼リアにはUSB-A 3.2 Gen2 ×1(10Gbps)、USB-A 2.0 ×1(480Mbps)、HDMI 2.0 ×2、Type-C ×1(DP出力 / DATA 5Gbps)、RJ45 2.5G LAN ×1、オーディオジャックを搭載。↓

HDMI×2とType-Cで最大3画面出力できます、ってところまでは他のミニPCでもよくある話。ただ大抵は「背面の映像出力+前面のType-C」の組み合わせになりがちで、3画面出力するとフロントからケーブルがビヨーンと伸びっぱなしになるんですよね。
その点GMKtec NucBox M3 Proは、映像出力ポート3つが全部背面に集まってるので、フロントがすっきりしたまま。3画面運用したい人にはかなり嬉しいポイントだと思います。
分解はネジ4本を外すだけでOK
▼分解は底面のネジを4本外すだけ。↓

大抵の製品は、両面テープで固定されたゴム足を剥がすとネジが出てくるタイプなんですけど、GMKtec NucBox M3 Proはゴム足がリングタイプ。「これなら失くさないぞ」と思いながら作業してたら…あれ、見当たらない。
これ、ネジを締め込んで固定されるタイプのリングで、ネジを外すとポロッと外れちゃうんですね。床を這いつくばって回収する羽目になったので、皆さんも作業するときは気をつけてください。
▼ネジを取ったら、あとは底面をカポッと外せば内部にアクセスできます。↓

これまで色んなミニPCを分解してきましたが、GMKtec NucBox M3 Proの分解難易度はかなりイージーな部類。誰でも迷わず開けられると思います。
▼内部はこんな感じ。↓

なお、M.2 2242 SATA 3.0 / PCIe3.0 ×4の空きスロットも用意されてました。昔使ってたPCからストレージを引っ張ってきてデータ保存用にするのもアリかもしれません。換装作業自体は面倒くさいですが…。
日常使いはサックサク。ゲーム性能は低め
GMKtec NucBox M3 ProはCPUにIntel Core i5-13500Hを搭載。今回試したのはメモリ32GB・ストレージ1TBという、なかなか盛った構成です。さすが最上位モデル。
メモリはDDR4 3200MT/s SO-DIMM ×2で16GB×2のデュアルチャネル。ストレージスロットはM.2 2280 PCIe4.0 ×4対応ですが、実際に載ってるのはM.2 2280 NVMe SSD(PCIe 3.0)なので、そこは事前に頭に入れておくと良さそうです。普段使いには十分すぎるほどの性能。
CPUがスペック表と相違ないかまずはチェック
最近はCPU偽装なんて話題も出てくるので、一応ちゃんと確認しておきます。
▼Intel公式スペックシート上の値はこちら。↓

▼CPU-Zでの結果はこちら。↓

▼HWiNFOの結果はこちら。↓

見比べた感じ、GMKtec NucBox M3 Pro搭載のIntel Core i5-13500Hに怪しいところは無さそうでした。ひと安心。
日常使いの快適性をチェック
ここからは普段使いでの快適さをチェック。試したシチュエーションはこんな感じです。
- Webサイト閲覧(情報収集やネットショッピングなど)
- 動画視聴(YouTubeなど)
- 表計算(Microsoft Excel、Googleスプレッドシートなど)
- 書類制作(Microsoft Word、Googleドキュメントなど)
- メール(Gmail、YahooメールなどのWEBメールの確認や送信)
このあたりの使い方だと、もうサックサクのキビキビ。記事を書いたりバナーを作ったりガチで仕事で使ってますが、このくらいの性能があれば十分すぎますね。
あとFHDくらいの軽い動画編集も余裕でいけてます。カット・BGM挿入・テロップ入れくらいならこれで全然事足ります。CPU性能も高めなので、配信用PCとしても普通にアリですね。
僕みたいなライトユース中心の人でも、長く使うメインのミニPCを選ぶならこのくらいの性能は欲しいところでしょう。モッサリしてくると気持ちよく使えないですからね…。
凝ったことはしないけど長く快適に使いたい、という人にはちょうどいい塩梅の性能かと思います。
ゲームの快適性をチェック
内蔵GPUがIris Xe Graphics(80EU)なので、ゲーム性能はぶっちゃけそこまで強くないです。
▼FF14の結果はこちら。↓

▼FF15の結果はこちら。↓

▼普段遊んでるAPEX LEGENDSだと、FHD・最軽量設定でも30FPSを切ることがありました。軽く遊ぶつもりでも、ちょっと厳しい場面はありそうです。↓

もちろん軽めのタイトルなら遊べなくはないですが、そもそもゲーミング向けじゃないので、「動いたらラッキー」くらいの温度感でいましょう。
省電力をチェック
▼実機での検証結果はこちら。消費電力はワットチェッカー、CPUコア温度はHWInfoの結果をベースに記載しています。↓
| テスト内容 | 消費電力 | CPUコア温度 |
| 3DMark Time Spy |
55W | 65度 |
| FF15 ベンチマーク 標準設定 |
61W | 70度 |
| Cinebench 2026 マルチコア |
60W | 77度 |
| YouTube動画再生 | 21W | 52度 |
| アイドリング時 | 17W | 45度 |
CPUはハイパフォーマンスのHシリーズベースパワーが45W、最大115Wということで、60W周辺であれば温度もこんなもんかなという感じ。
本体にはファンが内蔵されてますが、負荷をかけると後ろの排気口はそこそこ熱くなります。また、ファンの音も結構主張してきます。ボディーも小さいし頑張って冷却しているんだなと微笑ましく感じた僕はたぶん変態。
ソフトウェア周りを実機でチェックしてみた
続いてはソフトウェア面をチェックしていきます。
OSは安心のOEM版
たまに個人利用NGなVL版OSが入ってるミニPCもあるので、一応確認しておきます。
▼結果は問題なし。ちゃんと個人利用OKなOEM版だったので、安心して使い続けられます。↓

▼Windowsのライセンスに関しては以下で詳しく解説しているので興味がある方はどうぞ。↓
初回起動後はUS配列キーボード
ミニPCあるあるですが、初回設定で日本語キーボードを選んでもUS配列のまま認識されちゃうことがあります。Windowsのクセなのか、メーカー問わずよく起きる現象です。
キーボード自体は日本語配列なのにUS配列設定のままだと、一部の記号が印字と違う挙動になってしまうので、気づいたら早めに以下の手順で直しておきましょう。
- スタートボタン(Windowsロゴ)を押して「設定」に入る
- 「時刻と言語」を選択
- 「入力」を選択
- 「言語と地域」を選択
- 日本語と描かれている左端の「…」を選択
- 「言語オプション」を選択
- キーボードの「レイアウトを変更する」を選択
- 「日本語キーボード(106/109キー)」を選択
- 「今すぐ再起動する」を選択
パフォーマンスの切り替えはBIOSから行うタイプ

GMKtec NucBox M3 Proは3つのパフォーマンスを簡単に切り替えられるとのこと。
専用のツールアプリでもあるのかなと探し回ったんですが見当たらず…もしやと思ってBIOSを開いたら、やっぱりそこでした。
▼起動時にESCキーを連打するとBIOS画面が出てきて、エンターキーを押すとパフォーマンスモードを選ぶポップアップが表示されます。↓

BIOS画面ではマウスが使えないので、カーソルキーの上下で切り替えたいモードを選んでエンター。設定を反映させるにはセーブが必要なので、カーソルの右キーで上部タブを「Save & Exit」に移動してエンターを押すと、Y/Nの選択肢が出てきます。Yを選んでエンターを押せばセーブ完了、選んだモードで自動的に再起動してくれます。
BIOSでのパフォーマンス切り替え自体はシンプルなんですけど、正直「誰でも簡単」とは言い切れないです。普段BIOS画面に馴染みがない人だと、あの画面が出てきた瞬間「うわ、なんか変な画面出た!」ってビビると思います。
本音を言うと、簡単に切り替えられると謳うのであれば、OS上のソフトからサクッと切り替えられるようにしてほしいところですね。まあそうは言っても現状だとBIOSから変更するしかないので、初めての人はドキドキしながらでもBIOSから頑張って設定してみてください。
ちなみにバランスモードとハイパフォーマンスモードでベンチマーク回してみたら、マルチコアスコアがガツンと伸びてました。
▼こちらがバランスモードの結果。↓

▼こっちがハイパフォーマンスモードの結果。↓

写真編集や動画編集など、CPUパワーをガンガン使うソフトを触る人は、ハイパフォーマンスモードに切り替えておくと体感もだいぶ変わるはずなので、ぜひ試してみてください。
GMKtec NucBox M3 Proのレビューまとめ

こういう仕事をしていると、知り合いから「友達がパソコン欲しいって言ってるんだけど、どれがいいの?」ってよく聞かれます。
話を聞くと大体「長期利用が前提」「長く使ってもモッサリしないやつ」って条件が出てくるんですけど、そういう人にはGMKtec NucBox M3 Proがまさにドンピシャ。日常使いはとにかくキビキビしてて、この性能なら長年使っても快適さをキープできる水準です。あとライトユースなら価格の安いメモリ16GBモデルで十分です。
ミニPCらしいコンパクトなボディーの作り込みも良好。置き場所に困らないサイズ感なので、昔買ったスリムPCがだんだん重くなってきて「そろそろ買い替えかな」と思ってる人は、ぜひGMKtec NucBox M3 Proをチェックしてみてください!
■GMKtec NucBox M3 Pro■
初出時価格→69,999円(ベアボーン)
初出時価格→89,999円(16+512GB)
初出時価格→97,999円(16+1TB)
初出時価格→109,999円(32+512GB)
初出時価格→117,999円(32+1TB)
※割引されている場合あり!リンク先で確認してみよう!
▼公式ストア:以下コード適用で5,000円オフ!ベアボーン、16+512/1TB、32+512/1TBは以下ページで選択して下さい!↓
▼Amazon:セールで16+512GBが78,999円!16+1TBが86,999円!↓
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