OPPO Find X9 Ultra 哈苏大地探索家大师套装の自腹レビュー!全方位万能なスマホ!カメラもバッテリーも最高峰で文句なし

今年もOPPOの最上位スマホ「OPPO Find X9 Ultra」を自腹購入しちゃいました!しかも「哈苏大地探索家大师套装(Hasselblad Earth Explorer Master Set)」という、ロマンの詰まった最上位構成です。

処理性能、カメラ、バッテリー持ち、スピーカー、そしてソフトウェアにいたるまで、隙なくトップクラスの性能が詰め込まれており、総合的な満足度は頭一つ抜けている1台に仕上がっています。

まずは良かった点と注意点をピックアップしておきます。

▼OPPO Find X9 Ultra↓

良かったポイント

  • SD 8 Elite Gen 5のストレスフリーな超快速動作
  • フレーム補間や自動操作など充実したゲームアシスト機能
  • リアルな質感描写から映える一枚も意のままに撮れるカメラ
  • 光学10倍ズームで遠くの動物や子どももハイクオリティに記録できる
  • アイケア機能が手厚いディスプレイ
  • 過酷なタスクでも1日戦える7,050mAhバッテリー
  • 100W&50Wの超急速充電
  • フルシナリオのバイパス充電にも対応
  • 機能豊富で滑らかなOS

注意したいポイント

  • 236gのヘビー級ボディ。長時間の片手持ちは不向き
  • サードパーティ製ケース選びの際は注意が必要
  • カメラアプリのUIが改悪された
  • 先代より接写性能ダウン

▼哈苏大地探索家大师套装(Hasselblad Earth Explorer Master Set、カメラグリップ+テレコンバーター)↓

良かったポイント

  • テレコンバーター(外付け望遠レンズ)の性能が圧倒的

注意したいポイント

  • カメラグリップの完成度は著しく低い
  • シリアルナンバー証明書はチープな紙製

OPPO Find X9 Ultraの価格とバリエーション

OPPO Find X9 Ultraの発売時価格とバリエーションは以下の通りです。

中国版

  • メモリ12GB+容量256GB:7,499元(約17.7万円)
  • メモリ12GB+容量512GB:7,999元(約18.9万円)
  • メモリ16GB+容量512GB:8,499元(約20.1万円)
  • メモリ16GB+容量1TB:9,299元(約21.9万円)
  • メモリ16GB+容量1TB(衛星通信対応版):9,499元(約22.4万円)
  • メモリ16GB+容量1TB(衛星通信対応版)+哈苏大地探索家大师套装:11,999元(約28.3万円)
  • 哈苏专业影像配件套装:2,499元(約5.9万円)

グローバル版

  • メモリ12GB+容量512GB:1,899シンガポールドル(約23.8万円)、54,990台湾ドル(約27.9万円)
  • メモリ16GB+容量1TB:2,199シンガポールドル(約27.5万円)、61,990台湾ドル(約31.5万円)

▼最新価格や割引情報は以下からチェックしてみましょう。↓

■OPPO Find X9 Ultra■

初出時価格
・メモリ12GB+容量512GB:1,899シンガポールドル(約23.8万円)
・メモリ16GB+容量1TB:2,199シンガポールドル(約27.5万円)

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OPPO Find X9 Ultraのスペック、ベンチマーク、検証結果

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OPPO Find X9 Ultraの外観・デザインのレビュー

▼カラーは绒砂峡谷(オレンジ系)、极地冰川(ホワイト系)、大地苔原(ブラック系)の3色。↓

▼レビュー機は大地苔原です。背面の大部分を占めるヴィーガンレザー調の仕上げは、しっとりと手になじむ上質な質感で、指紋や皮脂が想像していたよりも目立ちません。↓

そして何より、緻密に切削されたヘアライン加工の金属素材のカメラベースとの組み合わせが最高にイカしてるぜ!単なるスマートフォンというより、高級なクラシックカメラを彷彿とさせるビルドクオリティで、手にした瞬間の所有欲の満たされ方はマジで半端ないです。

本体サイズは163.16×76.97mm。厚みはレビュー機の大地苔原が9.10mm、绒砂峡谷と极地冰川が8.65mmとなっています。この約0.5mmの厚みの違いにより、サードパーティ製ケースを流用する際、装着が緩くなったり逆にハマらなかったりする可能性があるため、購入時は自分のカラーに対応しているか確認が必要です。

重量はレビュー機の大地苔原が236g、绒砂峡谷と极地冰川が235g。先代のOPPO Find X8 Ultra(226g)や、競合のLeica Leitzphone powered by Xiaomi(223g)を大きく上回る重量感です。本体の大きさと相まって、長時間の片手持ちには不向きです。

▼右側面には音量ボタン、電源ボタン、クイックボタン(カメラコントロール)。↓

▼その反対側となる左側面には、ショートカットボタンを搭載しています。↓

▼HASSELBLADを象徴する鮮やかなオレンジが、絶妙なアクセントカラーとして全体を引き締めています。↓

▼特徴的なカメラバンプは、完全な正円ではなく、六角形と円を融合させたエッジの効いた意匠。それにしても、とてつもなくデカい。↓

▼先代モデル(左:OPPO Find X8 Ultra)と並べると、カメラ部分がさらに巨大化し、厚みも増していることがひと目で分かります。↓

▼こちらは付属のケースです。↓

HASSELBLADとOPPOのロゴはしっかり印字されているものの…このカラーリングは好みがはっきり分かれそうです。少なくとも筆者はHASSELBLADのロゴが見えなくなるとしても、サードパーティ製ケースを使うことにしました。

▼独自規格のSUPERVOOC 100Wに対応した充電器(VCBAJDCH)。ただし、日本のような100V環境では出力が最大55Wに制限されます。↓

先代の100W充電器(VCBAOBCH等)は100V地域でも80W出力が維持できていたため、ここは明確なスペックダウン。コストカットが目立ちます。

哈苏大地探索家大师套装(Hasselblad Earth Explorer Master Set)をチェック

▼箱…デカくね?↓

サイズは約50×27.5×13.5cmで、重量は約5kgです。

・・・5kg?🤔本当にスマホの箱なんですか?これ。

▼内装はスペースを贅沢に使ったプレミアム仕様。さすが総額約30万円のフルセット。配送コストなんて一切気にしてなさそうな豪胆な梱包にシビれます。(このサイズの箱どこにしまっておけばいいのよ!)↓

▼セット内容は、スマホ本体に加えて拡張カメラキット、そして限定のシリアルナンバー証明書。↓

カメラパーツ一式は単体購入も可能ですが、このシリアルナンバー証明書だけは、「哈苏大地探索家大师套装(Hasselblad Earth Explorer Master Set)」にしか同梱されません。

▼こちらがシリアルナンバー証明書。世界に一つだけの固有番号が刻まれており、特別感を演出してくれます。↓

この証明書、先行レビューのインフルエンサーの動画では結構良さげに見えてたんですが…実物は少し爪で押すだけで凹んでしまうような「ただの厚紙」。パッケージの化粧箱の方がはるかに頑丈です。

▼証明書を自立させる背面のスタンド部分も、かなり薄っぺらい紙製。↓

YouTubeの盾のような金属製…とまでは期待していませんでしたが、せめてもう少し丈夫な素材、あるいは高級感のある上質紙を使ってほしかったところです。プロモーションではかなりアピールしていただけに、実物のチープな質感にはがっかり感が否めません。

下手に飾るとすぐに凹んじゃいそうなので、保護ケースか何か入れて保管しようかしら。

▼こちらが哈苏摄影手柄保护壳(HASSELBLAD カメラグリップ保護ケース)。これもあまりよろしくない品質。詳細はカメラの章に記載しますが、競合他社のカメラキットと比較すると、クオリティの低さが目立ちます。↓

▼カメラグリップに取り付けるアダプターリング。三脚ネジ穴付きで67mmフィルターが装着可能なリング(左)、後述するテレコンバーターを装着するリング(右)です。↓

▼拡張レンズ等を何も付けずに常用するための、フラットなデコレーションリングも用意されています。HASSELBLADロゴも印字されているし、日常使いするならこれかな。↓

▼本キットの主役、哈苏专业增距镜 Ultra(HASSELBLAD テレコンバーター)。総金属製の筐体はずっしりと重く、実測値で約356g。スマホ本体(236g)よりも重いです。↓

▼重いテレコンバーター装着時のホールド性を高めるための、専用ハンドル。↓

▼裏面には三脚ネジ穴も備えており、三脚固定用としても活用できます。↓

▼レンズフード。↓

▼スマートフォン本体にカメラグリップとテレコンバーターを装着した姿がコチラ。これはスマホ…なのか?と疑問が湧くビジュアルです。界隈でテレコンバーターがバズーカ呼びされていた理由がよくわかりますね笑↓

▼ちなみにレンズフードは、使わない時は反対向きに装着して収納しておけるので無くす心配もありません。↓

▼HASSELBLADロゴ入りのネックストラップ。↓

そうそう、HASSELBLAD公式の紐(Hasselblad ヴァンドラ カメラストラップ)って3.5万円ぐらいするんですよ。

…🤔

この紐で元が取れるのでは?

冗談はさておき、

▼最後はテレコンバーターを安全に持ち運ぶためのケース。↓

▼専用品なので当然ですが、ジャストサイズ。クッション性も高く、品質もよいです。↓

購入特典

中国版のスマホは購入時に無料特典が選べることが多いのですが、フラグシップ機となるとその内容も豪華。OPPO Find X9 Ultraの場合、同社のイヤホン、DJI OM7、謎の限定記念品セットなどがラインナップされていました。DJI OM7なんて1万円ぐらいする代物ですから、これがオマケって凄いですよね。

普通に考えれば、売るにしても使うにしても選ぶべきはDJI OM7。頭の中ではよ〜〜く分かってはいたんです。でも「限定」の「OPPOグッズ」に誘惑され、気づけば謎のセットを選択していました。

▼というわけで届いた謎のセット。「OPPO Find X9 Ultra 哈苏大地探索家大师套装」の直接的な内容物ではありませんが、せっかくなので中身を軽く紹介しておきます。↓

▼まずはショルダーバッグ。今回のカメラグリップやテレコンバーターを持ち運ぶのにちょうどいいサイズ感です。↓

▼中側にはしっかりOPPOのロゴ入り。ブランドロゴを外側にデカデカと主張せず、内側に忍ばせるあたり…よくわかってますね。位置調整が可能な仕切りもついています。↓

▼お次はリモートシャッター付きの三脚。自撮り棒としても使用できるタイプ。↓

▼もちろん伸びます。質感も良さげです。私の自撮り棒コレクションがまた増えたぜ。↓

▼スマホホルダー部分にはコールドシューマウントも搭載されているので、外付けライトやマイクなども装着可能となっています。↓

▼謎のステッカーシート。どういうチョイスなのか分からないステッカーが並びます。↓

OPPO Find X9 Ultraの性能・パフォーマンスのレビュー

SoCには記事執筆時点では最高峰のSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載。メモリは12GB/16GB、ストレージは256GB/512GB/1TB。

レビュー機はメモリ16GB、ストレージ1TBの構成です。

日常使いの快適性をチェック

最新のフラグシップSoCを積んでいるので当然っちゃ当然なんですが、ブラウジング、動画視聴、SNS閲覧、撮影といった普段使いでストレスを感じる場面は皆無、軽快に動作します。処理の引っかかりやプチフリーズとは無縁で、ColorOSの洗練されたシステムアニメーションも相まって、ヌルヌル動作です。

▼複数アプリのマルチタスク時もカクつく気配すら見せずスムーズ。↓

ゲームの快適性をチェック

ゲーム性能をチェックするため、重量級の3Dゲームを3タイトル用いて実機検証を行いました。

ゲームパフォーマンス実測

▼Unity製の重量級ゲーム「原神」をプレイ(画質を最高に設定後、フレームレートを60に変更)。高FPSを維持できており快適動作。発熱も控えめです。↓

▼同じくUnity製の最重量級ゲーム「アークナイツ:エンドフィールド」をプレイ(画質を最高に設定後、フレームレートを60に変更)。平均FPSは58.5と高く快適。↓

発熱に関してはやや懸念ありと言ったところでしょうか。夏場や日の当たる屋外でのプレイ時は外部冷却ファンを取り付けておいたほうが安心かもしれません。

Black Shark FunCooler 6 / 6 Proの本音レビュー!圧倒的な冷却力で長時間のゲームを安定化させるスマホ冷却ファン!

▼UE5製の最重量級ゲーム「NTE: Neverness to Everness」をプレイ(画質を最高に設定後、フレームレートを60に変更)。60FPS張り付きでスムーズ動作。フレームドロップによるカクつきもほぼなく安定しています。発熱も予想よりはるかに大人しいですね。高画質設定でもストレス無く遊べそうです。↓

ゲーム機能

▼原神など一部の対応タイトルでは、フレーム補間、HDR強化、超解像度などが利用できます。↓

▼ハイパーフレームレートによるフレーム補間機能を有効にした状態。60FPSが上限の原神にて120FPSが確認できました。↓

▼通常時のレンダリング(左)、ハイパーHDRとハイパー解像度を適用した状態のレンダリング(右)です。通常時ではぼんやりとしていた画面がシャープに描写されています。↓

劇的な変化はありませんが、少しでもきれいな画面で遊べるのは嬉しいですね。

▼また、「AI Lab」という機能も利用可能。対象タイトルでは、ドロップアイテムの自動収集やオートランが利用できます。まあ、あくまで利用は自己責任って感じでしょうか。↓

その他、巻き戻し録画機能である「フラッシュバック録画」やBluetooth接続のイヤホンの遅延を軽減させる機能なども搭載。

ゲーム性能は不満のないレベルで、各種機能も十分網羅されています。ゲーミングスマホとしても一定の実力を備えているといえるでしょう。

OPPO Find X9 Ultraのディスプレイを実機でチェック

▼ディスプレイサイズは6.82インチ。解像度は3,168×1,440の2K画質。有機ELディスプレイ採用で発色もよく、屋外での視認性や輝度なども申し分なしです。↓

▼ベゼルも極細!↓

1~144Hzの可変リフレッシュレート(LTPO)に対応しており、無操作時など、画面に動きがない状態では瞬時に1Hzまで引き下げてくれるので、バッテリー消費量を抑えることができます。

▼注意点として、同社のOnePlus 15Rと同様に144Hz対応は「ブロスタ」などのごく一部のタイトルに限定されます。基本的には最大120Hzまでの動作になります。↓

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▼特筆すべきは、目の保護機能の手厚さ。周囲の照明環境に連動して画面の色温度を違和感なく最適化する「アダプティブトーン」は当然として、ユーザーの視覚的な過敏さに合わせてグレアを低減する「視覚的快適性調節」を新搭載。↓

さらに、最低輝度が1nitsまで低下することにより、夜間などでも目に優しいディスプレイとなっています。

また、長時間の見続けによるドライアイを防ぐ通知や、画面との距離が近すぎる際に警告を出す近接リマインダーなど、ハード・ソフトの両面から徹底的に目が保護されています。

OPPO Find X9 Ultraのカメラを実機でチェック

カメラ構成は以下の通り。

リアカメラ フロント
カメラ
カメラ 超広角 広角 望遠 超望遠 マルチスペクトル
焦点距離 14mm
(0.6倍)
23mm
(1倍)
70mm
(3倍)
230mm
(10倍)
19mm 21mm
画素数 50MP 200MP 200MP 50MP 3.2MP 50MP
センサー名 SONY
LYTIA 600
SONY
LYTIA 901
OmniVision
OV52A
ISOCELL
JNL
ISOCELL
JN5
センサーサイズ 1/1.95″ 1/1.12″ 1/1.28″ 1/2.75″ 1/2.75″
F値 f/2.0 f/1.5 f/2.2 f/3.5 f/2.4 f/2.4

HASSELBLADとの共同開発のカメラとなっており、HASSELBLADのノウハウとカラーサイエンスが活きた高クオリティな写真表現が可能です。

3倍望遠カメラには1/1.28″のOV52Aを搭載。記事執筆時点ではスマートフォンの望遠カメラの中で最大のセンサーサイズとなります。先代のOPPO Find X8 Ultraに搭載されていた6倍望遠カメラは廃止されましたが、200MPの3倍望遠カメラのインセンサーズーム(クロップズーム)により6倍ズームでも50MPの高画素撮影を維持します。

さらに、10倍超望遠カメラを新たに搭載。センサーにはJN5のカスタム版のJNLを採用。かつてGalaxy S23 Ultraなどが光学10倍(10MP・1/3.52インチ・f/4.9)を実現していましたが、本機の10倍超望遠はセンサーサイズ、F値、画素数のすべてで従来機を凌駕。記事執筆時点ではスマートフォンの中で最高の光学望遠性能を誇るカメラとなっています。

また、第二世代の丹霞マルチスペクトルカメラを搭載したことで、正確な色味を表現します。

UIと設定項目

▼オートモードのUI。↓

▼マニュアルのマスターモードとプロ動画のUI。↓

撮影画面上に常時表示される情報は少なく、HDRの動作状態、マクロモードのオン・オフ、手振れ補正の効き具合といった基本機能のステータスがひと目で把握できません。

▼これらの日常的に切り替えたい設定項目にアクセスするには、画面右上のボタンをタップするか、画面下部をスワイプして、メニューを引き出さなければなりません。↓

設定を変更するためのタップ数が増えれば増えるほど、一瞬のシャッターチャンスを逃すリスクは跳ね上がります。コアユーザーはもちろん、カメラ操作に詳しくないライトユーザーにとっても、この直感性を欠いた配置はUX(ユーザー体験)の明確な後退と言わざるを得ません。

▼過去モデル(OPPO Find X8 Ultra)のカメラUIではこのように、画面上部に各種主要機能のアイコンが並んでいました。↓

ワンタップでマクロやHDRを切り替えられた従来機の手軽さと比較すると、現行のUIは、実用性を切り捨てた改悪といえるでしょう。

OPPOに限らずAppleなどもそうですが、基本機能のボタンを隠すなどのUXを犠牲にすることで「デザインを洗練」したとアピールする傾向があります。機能性を損なうような本末転倒なUI設計には賛同できませんね。

編集機能

▼HASSELBLADや、同社のイメージングブランドであるLUMOのロゴを追加できる透かしが用意されています。↓

▼汎用性の高いフィルターも内蔵しています。↓

OPPO Find X9 Ultraで新たに追加されたフィルターがいくつかある一方、今までの機種にあったフィルターが削除されていたりもします。

Leica Leitzphoneの時も同じ不満を感じましたが、なぜ既存のフィルターを消しちゃうんですかね?謎です。

その他、AI消しゴムやAI反射除去などのAI編集機能もしっかり搭載されています。

▼自分がカスタムしたカメラの撮影パラメータを共有する機能も新たに追加されています。共有された画像データをカメラアプリで読み込むだけでプリセットとして保存することが可能です。↓

クイックボタン(カメラコントロール)

▼本体側面にはクイックボタン(カメラコントロール)を配置。↓

▼設定メニューの作り込みは非常に細かく、スライドさせる方向の反転や、指の圧力を検知する感度調整などを自分好みにカスタムできます。↓

▼クイックボタンを指でスライドさせたときの焦点距離の調節方法は「固定フォーカス」と「連続ズーム」から選択できます。前者は固定の焦点距離を瞬時切り替える方式、後者は0.1倍刻みでシームレスに無段階変倍する方式となっています。↓

筆者は固定フォーカスが好き!

カメラグリップとテレコンバーター

外観の章で軽く触れましたが、OPPO Find X9 Ultraには専用のカメラグリップとテレコンバーターが用意されています。

カメラグリップ

Hasselblad X2D 100C Earth Explorer Limited Editionをリスペクトしたデザインになっているカメラグリップ。

▼モチーフとなったHasselblad X2D 100C Earth Explorer Limited Edition。↓

▼誤解のないように予めはっきりと断言しておきます。カメラグリップに関しては褒められるポイントは「本体と同じデザインであること」しかありません。↓

買う前からある程度わかってはいたのですが…想定をはるかに下回る完成度の低さで、期待外れな製品でした。

もし、カメラグリップへの大量のネガティブな評価を読みたくないという方は、ちょっとスクロールしてテレコンバーターのセクションまでスキップしてください。そちらは絶賛していますから!

▼グリップ上部側面。↓

▼下部側面には充電用のUSBポートを配置。ちなみに充電速度はめっちゃ遅い。↓

▼左右側面はがら空き構造です。↓

▼フレームの四隅(上下4箇所)にはストラップホールが付いており、付属のHASSELBLAD印の紐や、お好みのネックストラップやハンドストラップをつけることができます。↓

上下両方についていることは用途によって調整できるため、非常にありがたいのですが、いかんせん位置がダメです。

ストラップの固定軸が「左右側面」ではなく「上下側面」に配置されているため、スマホを両手で構えた際、ストラップが手に引っかかるか、画面を覆ってしまう問題が多発します。一般的な「本物のカメラ」がなぜストラップホールを左右の側面に配置しているのか、その理由を考慮した設計にしてほしかったところではあります(耐久性などの問題があって仕方なく上下側面につけている可能性もあるのでなんとも言えませんが)。

▼カメラバンプ部分は3種類の異なるアダプターリングを装着できるようになっています。カチッとロックが掛かる仕組みなので途中で外れてしまう心配はありません。↓

▼フィルターを装着できるアダプターリング。カメラ用の汎用的な67mmのNDフィルターやCPLフィルターなどをそのまま流用することができます。↓

▼こちらは、後述するテレコンバーター用のアダプターリングです。↓

ここまではいくつか問題のあるものの、目を瞑れる範囲ではありました。

問題は、スマートフォンとの接続方式です。Xiaomiやvivo等の競合メーカーが、Type-C接続で遅延ゼロで動く有線接続を採用しているのに対し、このグリップはまさかのBluetooth接続。普段使いの利便性を損なう、グリップ部分が着脱不可のケース一体型にしておいてBluetooth接続というのは非常に残念。Bluetooth接続であればHONORやHUAWEI、同社のOPPO Find X9 Proで採用されているようなマグネットで取り外し可能なタイプのグリップで良かったはずです。

加えて、グリップを立ち上げた後、スマホを認識して接続が完了するまでの接続速度が致命的に遅いです。20秒以上待たされたり、Bluetoothの画面に行き手動でペアリングしないと接続できないことも頻発します。筆者の固体が不具合を抱えているのか、そもそも欠陥設計なのかは分かりませんが、これはひどすぎる。

撮影したいタイミングで何十秒も待たされたら決定的な瞬間をすべて逃してしまいます。対策として、グリップの電源を常にオンのまま維持しようとしても、本製品にはオートスリープ機能すらまともに存在しないため、常時Bluetoothが電波を掴みっぱなしになり、グリップとスマホの両方のバッテリーを消費し続けます。おまけにグリップ自体の有線充電速度も前述の通り激遅。旅行先などでグリップの電力が尽きてしまえばオシマイです。

初号機とはいえど、このクオリティはありえん。

▼グリップ上部。左のオレンジ色のボタンが2段押し対応のシャッターボタン、右がズームレバーとなっています。シャッターボタンは半押しでフォーカスロックが可能です。↓

「グリップ部分が薄すぎないか?」と感じたあなた、大正解です。

ただの平たい長方形に近いため、手のひらへの引っかかりがなく、絶望的に滑りやすいです。手のひらにグリップの角を突き刺し、指にかなりの力を込めてホールドしていないと、ふとした拍子に手から滑り落ちそうになります。持ち運び時やポケットへの収まりの良さを優先して薄型化したのかもしれませんが、肝心のグリップとしての役割を十分に果たせないなら意味ないのではないでしょうか?

加えて、シャッターボタンはバネ圧が固く奥までカチッと押し込まなければシャッターが切れない仕様のわりに、ボタンの面積が小さく背が低いため指の腹で押しにくいです。

▼設定コントロールアプリの項目もスカスカで、簡易的な機能割り当てしか行えません。↓

そう、スマホ本体のクイックボタン(カメラコントロール)に用意されていたような、ズームレバーの「固定フォーカス(固定焦点切り替え)」への変更設定がどこを探しても存在しないのです。無段階の連続ズーム一択。しかも、その連続ズームが信じられないほど使いにくいです。一般的なサードパーティ製の優れたカメラキットに備わるズームダイヤルやレバーは、操作初期の段階では低速でゆっくり画角が変化し、レバーを深く倒し込むにつれて段階的に加速する仕様になっていることが多いです。これなら0.1倍単位のフレーミングの微調整が簡単に行えます。しかし、このカメラグリップのズームレバーの操作初期から動作速度が高速に設定されているため、微小な調整を行おうとしても過剰にズームが変化してしまい意図した倍率で止めることが困難です。

3000円のグリップならこの仕様でも仕方ありませんよ。でもこれは6万円のキットのグリップですからね?

Xiaomiのカメラキットなどでは固定焦点切り替え方式への変更や、制御の滑らかさが完璧に作り込まれていたため、それと比較してしまうと作り込みの甘さが際立ちます。

道具としてのクオリティがフラグシップのアクセサリと呼べる品質に達しておらず、なぜこれでGoが出たのか、HASSELBLADはこの程度でEarth Explorerを名乗ることを許したのかなど、疑問が湧いてきます。

後継機種ではこれらの問題が改善していることを祈りますよ!!

テレコンバーター

▼一転して、こちらは高評価のHASSELBLAD テレコンバーター Ultra。重厚感のある金属製ボディが所有欲を満たしてくれます。↓

▼レンズキャップ部分などのちょっとした場所にもHASSELBLADロゴが刻まれているのは嬉しいポイント。↓

▼このテレコンバーターを3倍望遠カメラに装着することで、300mm相当(光学13倍)を実現します。↓

外付けの凸レンズを透過させる構造上、装着時は光学の法則により上下左右が完全に反転するため、撮影時は専用に用意された補正機能付きの「HASSELBLAD テレコンバーターモード」を使用します。もちろん静止画撮影だけでなく、最大4K@60FPS対応の動画撮影も可能です。

▼約360gの超重量級の金属の筒がカメラバンプ側に偏って装着されるため、そのまま持つと重量バランスが悪いですが、ハンドルを装着して両手でしっかりとホールドすれば、手ブレのない安定した撮影が可能になります。↓

作例

大変お待たせしました。いよいよ作例です。「誰でもこのくらい撮れる」という基準を明確にするために、作例はフルオート(マスターモードのオート含む)かつ手持ち撮影で行っています。

各倍率の比較

▼光学0.6倍(14mm)。超広角での撮影。歪曲収差は比較的よく抑えられており、隅まで解像感が保たれています。↓

▼光学1倍(23mm)。1/1.12インチの大型センサーが取り込む圧倒的な光量により、被写体の細部が持つ微細なテクスチャや、空気の立体感、色の階調の深みが格違いのクオリティで際立ちます。↓

▼2倍(47mm)。メインカメラからのクロップズーム。シャープで、実用十分な画質を維持しています。↓

▼光学3倍(70mm)。1/1.28インチの大型センサー搭載で、この倍率では現時点でスマートフォン最高クラスの解像感を誇ります。↓

▼6倍(139mm)。200MP望遠カメラからのクロップズーム。先代の光学6倍望遠カメラに劣らない、繊細で立体感のある描写です。↓

▼光学10倍(230mm)。ポケットに収まるサイズの板に内蔵されたカメラの10倍ズーム域で、細部が崩れずに正確に描写できるというのは夢がありますね。↓

▼20倍(460mm)。ディテールは十分に保たれており、実用的な写真です。↓

▼30倍(690mm)。30倍のような高倍率でも輪郭がしっかり保たれています。ほとんどのスマホでは30倍ともなれば油絵のようになってしまいますが、本機はまともな「写真」として成立しており、素晴らしいの一言。↓

▼120倍(2758mm)。他機種と同様に、写真としての利用は現実的ではなく、あくまで望遠鏡として使ったり、簡易的な記録用に適しています。↓

超広角カメラ

先代のFind X8 Ultraでは1/2.75″のJN5にダウングレードされていましたが、Find X9 Ultraでは1/1.95″のLYTIA 600を搭載し、Find X7 Ultraと同じセンサーに復帰しました。

LYTIA 600へのセンサー刷新により、超広角特有の周辺部の歪みや光量低下が改善しているように思えます。空のグラデーションから建造物のシャドウ部まで、不自然な黒潰れを起こすことなく、極めて高いダイナミックレンジで描写可能です。

広角(メイン)カメラ

派手さに頼らない、人間の記憶に忠実な極めてナチュラルな色味で撮影ができます。先代のLYTIA 900の1インチから、1/1.12インチのLYTIA 901へと僅かにサイズダウンしていますが、強力な処理能力によりディテールの緻密さは先代と比べても遜色ありません。2倍クロップズーム、あるいは3倍ズームへの移行時でも、被写体の持つ立体感やその場の空気感まで表現できています。

望遠カメラ

タイルの目地といった細部を、不自然な強調感なくノイズレスかつ極めてシャープに描写してくれます。

懸念していた光学6倍望遠カメラの廃止ですが、現時点で最強の望遠カメラによるインセンサーズーム(クロップズーム)によって見事にカバーされています。6倍以降では最短撮影距離が短縮されたことで、取り回しの良さがむしろ向上しています。

超望遠カメラ

▼光学10倍の超望遠カメラは、デジタルズームやAI補正を多用する他機種とは一線を画す圧倒的な解像感です。さらにクロップズームで20倍、そしてデジタルズームを組み合わせた30倍でも繊細に映し出します。↓

▼離れた距離にいる鳥の毛まで、シャープに表現できています。被写体に逃げられない距離からここまでのクオリティで切り取れるのは、現行のスマートフォンの中で唯一無二クラスの強みといえるでしょう。↓

ただし、最短焦点距離はかなり長く(実測値で約1.5m)、近くの被写体をドアップで撮影といった用途では使用できない点には注意が必要です(その場合は、3倍望遠からのズームに切り替えることができます)。

テレコンバーター

▼たとえば、この離れた位置から…↓

▼テレコンバーターを使用するとこの写真が撮れます!凄え!スマホですよ、これ。↓

▼動物の毛の一本一本やクチバシについた汚れなども鮮明に解像されています。これらの動物はすべて遠距離かつ、網の柵や汚れたガラス越しという悪条件で手持ち撮影しているのですが、それを感じさせない画。ここまで撮れればもう私は大満足ですよ。↓

風景撮影はもちろんのこと、動物の撮影や、それこそ子どもの運動会などでは大活躍間違いなしでしょう。もちろん、奇妙な装置を持っているということで皆の注目を集めることもできます。

▼植物などを撮影するとなかなか理想的なボケ方をしてくれます。↓

ポートレート

ポートレート性能は非常に高く、輪郭も正確に認識できています。撮影後でも被写界深度を自由に調整できるのは大きな強み。背景のボケ量を好みに合わせて変えられるため、シャッターチャンスを逃さぬようとりあえず撮影して、後でゆっくり編集することができます。

食べ物

光学3倍・クロップ2倍どちらでも料理の色味が自然に再現されており、食欲をそそる仕上がりです。

▼筆者のお気に入りのお店のつけ麺です。美味しさが完璧に記録できています。↓

マクロ・接写

望遠カメラのセンサーサイズが大型化した代償として、最短撮影距離が先代比で長くなっています。

▼とはいえ、寄れる範囲では繊細なテクスチャーと自然なボケを両立しており、完成度は高いです。ボケ感も先代より自然になっているように思えます。↓

▼先代と比較すると、肉眼でハッキリ体感できるレベルで寄れなくなっているのは事実です。↓

動画

最高画質設定として8Kは30FPSまでサポート。4Kと1080Pは120FPSまで対応しています。

▼特に脇なども締めずに手持ちで4K@60FPSで撮影。手振れ補正能力は高く、滑らかです。レンズの切り替えなどは少しガタついているように見えるので、今後のアップデートによる改善が期待されます。↓

OPPO Find X9 Ultraのスピーカーを実機でチェック

スピーカーサウンドはAndroidスマホとしてトップクラス。音量を上げた際の音割れなどもなく、先代では課題だった低音域も改善されており、全体的にバランスよくなっている印象です。

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▼先代では4種類のサウンドプロファイルから選択するのみだったORealityですが、OPPO Find X9 Ultraではイコライザーで自由な調節が可能になっています。↓

また、空間オーディオ機能や、アプリごとに音量を個別調節できる機能などももちろん網羅。アプリ毎の個別音量調整は、PayPayの決済音を無音化したり、ワイヤレスイヤホン装着時の音量微調整に利用したりなど、一度この便利さに慣れてしまうと機能を持たない他社スマホには二度と戻れなくなる、筆者にとって必須の神機能です。

ハプティクス(振動フィードバック)も高水準。ハプティクスモーターのパーツ自体は先代から若干のダウングレードとの噂ですが、正直なところ差を感じることはありません。先代同様かなり良いという評価です。

OPPO Find X9 Ultraのバッテリーを実機でチェック

バッテリー容量は7,050mAh。先代の6,100mAhからは大幅アップ、Ultra級のカメラスマホの中ではトップクラスとなっています。

バッテリー持ちを検証

バッテリー持ちは文句のつけようがないレベルです。

▼いつもの実利用ベースでチェックしてみました。↓

YouTube
FHD画質/全画面/音量50%
1時間で3%消費
ゲーム
原神/画質最高+60FPS
1時間で18%消費
WEBサイト閲覧
まとめ系サイト
1時間で5%消費

丸1日ハードな使い方をした日でも、夜帰宅した段階でバッテリー残量には十分な余裕が残ります。ライトユースであれば、数日は平気でバッテリーが持ちます。

待機時のバッテリー消費量も少なく、ふとスマホを見たときに思っていたよりバッテリーが減ってる!みたいな状況にも遭遇しにくいです。特に、睡眠時間帯にさらに消費量を抑える機能が搭載されており、競合機種と比較して体感できるレベルでバッテリーが残っています。

バッテリー持ちが良すぎるせいで、次の項目の充電速度検証を行うために意図的に残量を1%まで絞り出す作業がかなりしんどかった程です笑

充電速度を検証

OPPO Find X9 Ultraは、SUPERVOOC 100W※1、PPS 55W※2、UFCS 44W※3の超急速有線充電と、AIRVOOC 50W※1の超急速充電ワイヤレス充電に対応しています。また、公式スペックには記載されていませんが、Qi規格※4 のワイヤレス充電も可能です。

※1 SUPERVOOC/AIRVOOCはOPPOの独自規格で、専用充電器と専用ケーブルが必要です。
※2 PPSは汎用規格で、AnkerやUgreenなどのメーカーの充電器とケーブルで利用できます。
※3 UFCSは汎用規格で、CUKTECHやBaseusなどの一部メーカーの充電器と汎用ケーブルで利用できますが、日本においては一般的ではなく対応している充電器の販売数は少ないです。
※4 Qiはワイヤレス充電の汎用規格です。

なお、SUPERVOOC 100Wについてですが、(筆者が確認した限りでは)OPPOから100V地域で100W出力が可能な充電器がリリースされておらず(同社の他機種の場合100V地域向けの公式ページでは100W以上に対応している機種でも最大80Wと記載されている)、中国本土でも100V地域では55Wまでしか出力できない充電器に変更されたことなどを踏まえると、日本版も80W表記になる可能性が高そうです。

有線充電

▼独自規格のSUPERVOOC(100Wと80W両方で検証)と汎用規格のPPSにて、バッテリー残量が1%から100%になるまでの時間を検証しました。どの規格でもフル充電にかかった時間がまったく同じ48分になるという面白い結果となりました。↓

SUPERVOOC 100Wでは最大81.6W、80Wでは最大64.5Wと瞬間的な性能では100Wが上回るものの充電速度にほぼ差はなく、どちらも5分で約17%、10分で約32%、20分で約55%、30分で約76%という結果になりました。

PPSは序盤の充電ペースこそ一歩譲るものの、最終的には独自規格と変わらない結果となりました。5分で約13%、10分で約26%、20分で約50%、30分で約72%の充電ができました。

OPPOに限らず、中華独自規格の80~120W付近の高出力ではほぼ結果に差がない傾向にありましたが、ここまで差がないのはかなり驚きました。また、汎用規格のPPSでも同等性能が発揮できていますので出張や旅行時の荷物を劇的に減らせます。専用充電器や専用モバイルバッテリーを用意せずとも、汎用品で爆速充電ができる環境は、一度知ってしまうと戻れなくなります。

▼OPPO Find X8 Ultra(6,100mAh)、OPPO Find X9(7,025mAh)と比較してみた結果がこちら。↓

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純粋な充電時間だけで比較すると先代の約35分で満充電という結果には劣るものの、7,050mAhバッテリーで50分以内に満充電が可能なのは極めて優秀です。

また、ほとんどバッテリー容量が変わらないFind X9と10分ほど差をつけているのも興味深い結果です。

ワイヤレス充電

最大50Wの高速なワイヤレス充電を行うには日本でも発売されているAIRVOOC対応の充電器が必要になります。

AIRVOOC 50Wでの検証結果は、10分で11%、30分で31%、1時間で61%、1時間40分で満充電といった結果になりました。

そして、汎用規格のQiでは満充電まで約3時間半という結果になりました。バッテリー容量が約半分のiPhone 16 / 17のワイヤレス充電にかかる時間が約2時間なので順当な結果といえます。

バッテリー保護機能の検証

80~100%の間で5%刻みで設定可能な充電上限機能や、夜間充電時などに充電速度を抑えて劣化を抑制するスマート充電機能を搭載しています。

また、フルシナリオのバイパス充電にも対応しており、クイック設定やゲームツールからシーン問わずどんなタイミングでも実行可能です。バイパス充電はバッテリーではなく本体に直接電力を供給する充電方法で、充電しながら使用してもバッテリーの劣化を抑えることができます。ゲームプレイ時、映画視聴時、長時間撮影時などはもちろん、例えば車でナビ代わりにスマホを使いたい場合にも重宝する機能です。

OPPO Find X9 UltraのOS・機能を実機でチェック

OSにはColorOS 16を搭載。

レビュー機は中国版なので、デフォルトではGoogleサービスがインストールされていません。とはいえ、簡単に導入できるので問題ありません。

▼OPPO独自のアプリストアであるApp MarketからPlayストアをインストールしてGoogleサービスを有効化するだけで問題なく使用することができます。↓

▼ホーム画面。中国系のブロートウェアが大量にインストールされていますが基本的にアンインストール可能です。↓

▼ホーム画面の左端にはウィジェットなどを並べておける「一覧」があります(オフ可能)。グローバル版や日本版ではGoogle Discoverに置き換わります。↓

▼本体側面に搭載されたショートカットボタンにはサイレントモードのオン・オフ、スクリーンショットの撮影、ボイスレコーダーの起動等の動作を割り当てることが可能です。↓

▼筆者のお気に入りは画面のリアルタイム翻訳。Google翻訳と比較すると精度は劣りますが、画面上のテキストを常に翻訳し続けてくれるので便利!これを利用することで、日本語非対応のゲームも結構遊べちゃったりします。↓

▼アプリクローン機能では1つのアプリにつき最大5つまでクローンを作成できます。私用と公用のSNSアカウントを分けたい方や、同じゲームを複数アカウントでプレイしたい方にとっては便利な機能です。↓

▼スリープ時に指で画面に文字を描くことで特定のアクションを実行できる、スリープ時のジェスチャー機能も搭載。任意のアプリの起動を割り当てることができるので、筆者は決済アプリを割り当てています。↓

▼Breenoショートカット機能では、特定条件を満たす際にアプリを起動したり、Wi-FiやBluetoothを操作することができます。↓

ただし、vivoと同様、iPhoneに搭載されているショートカット機能のような複雑な動作はできないため、使用範囲は限定的です。

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その他、フローティングウィンドウ、サイドバーなどの機能も利用可能です。

OPPO Find X9 Ultraのレビューまとめ

OPPO Find X9 Ultraは最上位のカメラフォンながら、カメラだけではなく、ゲーム性能やバッテリー性能、サウンド性能などどれをとってもトップクラスの性能を有しており、筆者のOPPOに対する贔屓目を抜きにしても文句の付け所のない製品だと思います。

このクオリティの製品が日本でも買えるようになるのはあまりにも楽しみすぎる!!

デメリットをあげるとするならば本体重量と価格。最高性能のパーツを詰め合わせたのですから当然ではありますが、重量は236gと重く、厚さは9.1mmと最高クラスとなっています。先代のFind X8 Ultraで1年間鍛えた私の手でも長時間片手持ちし続けるのはキツいかも…笑。価格に関しては、中国版ですら7,499元スタートで今季のUltra級カメラスマホの中では最高価格。折り畳めるスマホが買えちゃう価格ですからね…。

また、テレコンバーターは望んでいた性能を100%発揮してくれていますが、カメラグリップに関しては総じて完成度はかなり低く、とてもフラグシップ向け純正アクセサリーと呼べるレベルではありません。有線接続かつ拡張ダイヤルや細かい設定項目を備えているXiaomiのカメラキットと比較すると完成度は数段劣ります。

日本でもイメージングキット(カメラキット)が発売されるのかどうかは記事執筆時点では不ですが、もし販売された場合、テレコンバーター狙いなら迷わず買って良いと思いますが、カメラグリップ狙いなら避けたほうがいいかも。

▼もし、カメラグリップが欲しいということであれば、PGYTECH MagCam 2を強く推奨します。↓

PGYTECH MagCam 2はOPPO Find X9 Pro用のカメラグリップと同製品(ボタンの色などが異なる)で、ワンタップ取り外し可能で握りやすいグリップ、スマホ本体の充電、EVなどを調整できるダイヤルなどなど、OPPO Find X9 Ultraのカメラグリップより高性能な製品となっています。

■OPPO Find X9 Ultra■

初出時価格
・メモリ12GB+容量512GB:1,899シンガポールドル(約23.8万円)
・メモリ16GB+容量1TB:2,199シンガポールドル(約27.5万円)

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