ZenFone 5Q(ZC600KL)実機レビュー!スペック・最安値まとめ!
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追記:日本版も台湾モデルと同じくZenFone 5Qという名称でリリースが決定!発売日は2018年5月18日!価格は39,800円です!
すでに予約開始!販売先は[ZenFone 5Q(ZC600KL)の発売日と価格]からどうぞ!
台湾で一足お先に発売開始となったZenFone 5Q(ZC600KL)の実機レビューをお届けします!日本ではZenFone 5 lite又はZenFone 5 Selfieという名称で発売予定らしいので気になる方は是非チェックしてみて下さいね!
日本版もZenFone 5Qというモデル名で登場します!
追記:ZenFone 5Qに対する質問の回答を掲載しました!詳しくは「ZenFone 5QのQ&A」からどうぞ!
目次をクリックすると各項目へ移動します
- ZenFone 5Qのレビュー生放送!見逃し配信はこちら!
- ZenFone 5Q(ZC600KL)の発売日と価格
- ZenFone 5Q(ZC600KL)のスペック(性能)
- ZenFone 5Q(ZC600KL)開封の儀!付属品をチェック!
- ZenFone 5Q(ZC600KL)の外観をチェック!
- ZenFone 5Q(ZC600KL)の機能や仕様をチェック!
- ZenFone 5Q(ZC600KL)のカメラをチェック!
- ZenFone 5Q(ZC600KL)のゲーム性能をチェック!
- ZenFone 5Q(ZC600KL)のバッテリーをチェック!
- ZenFone 5Q(ZC600KL)総評・まとめ
- ZenFone 5Q(ZC600KL)最安値情報!
ZenFone 5Qのレビュー生放送!見逃し配信はこちら!
2018年5月5日よりZenFone 5Qの実機を用いて生放送で端末紹介を行いました!見逃した方は以下からご覧いただけます!
ZenFone 5Q(ZC600KL)の発売日と価格
追記:日本版は2018年5月18日発売!価格は39,800円です!
▼日本版の予約はすでに開始!以下からどうぞ!↓
日本で登場予定のZenFone 5 lite又はZenFone 5 Selfieは2018年5月15日に新製品発表会で発表予定とされています。価格はETORENで39,870円!(以下は海外モデル。価格がほぼ変わらないので日本版の購入がオススメです。)
ZenFone 5Q(ZC600KL)のスペック(性能)
※海外版のZenFone 5Q(ZC600KL)仕様です。日本版の発表時は日本版の仕様表を追加します。
※レビュー機はSnapdragon 630を搭載したモデルです。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android 7.1.1 |
SoC | Snapdragon 630 または Snapdragon 430 |
メモリ | 4GB または 3GB |
保存容量 | 64GB または 32GB |
MicroSD | 対応 |
ディスプレイ | 6型/18:9 |
解像度 | 2160×1080 |
アウトカメラ | 1600万画素 サブカメラ120°レンズ |
インカメラ | 2000万画素 サブカメラ120°レンズ |
バッテリー容量 | 3300mAh MicroUSB 5V2A |
カラー | ブラック ホワイト レッド |
サイズ | 縦160.52mm 横76.06mm 厚み7.75mm |
重量 | 168.3g |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac, 2.4 & 5GHz |
ネットワーク | FDD-LTE (Bands 1, 3, 5, 7, 8, 18, 19, 26, 28) TD-LTE (Bands 38, 41) WCDMA (Bands 1, 2, 5, 6, 8, 19) GSM (850, 900, 1800, 1900MHz) |
ドコモ回線 | フル対応 |
ソフトバンク回線 | フル対応 |
ワイモバイル回線 | フル対応 |
au回線 | 非対応 (バンドは合致、au VoLTE SIMに非対応) |
ZenFone 5Q(ZC600KL)のベンチマーク
各種ベンチマークを測定してみました。ZenFone 5Q(ZC600KL)のAndroidバージョンは7.1.1です。
AnTuTu(総合)スコアとZenFone 5Q(ZC600KL)の性能について
ガルマックスではAnTuTuを利用して端末性能を解説しているのでAnTuTuの項目でZenFone 5Q(ZC600KL)の性能について解説しています。
▼ZenFone 5QのAnTuTuスコアは総合スコアが87946点、GPU(3D)スコアが19577点でした。↓
ZenFone 5Q(ZC600KL)に搭載されているSoCはQualcomm社のSnapdragonシリーズで、一番下っ端から2つ性能の高いミドルハイスペックグレードのSnapdragon 630を搭載しています。
よく比較される前世代のSnapdragon 625は総合スコアが約7.8万点、3D性能が約1.3万点なので総合性能、3D性能共にSnapdragon 630は性能向上しています。
特に3D(GPU)性能が強化されているので、Snapdragon 625では動作が重かったゲームなども快適に利用できる事が多いでしょう。
性能的にはメイン端末として利用しても申し分なく、WEB閲覧、動画視聴、メールやLINE、カジュアルゲームなど快適に利用できています。これから2年間メイン端末として選んで問題ない性能です。
以下は市場で一般的に採用されているSoCの平均スコアです。
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]
Geekbench 4(SoC)
▼Geekbench 4でのスコアは以下の通り。シングルコア性能が841点、マルチコア性能が3985点でした。↓
PCMark for Android(総合)
▼PCMark for Androidでのスコアは4872点でした。↓
3DMark(GPU)
▼3DMarkのスコアはOpenGL ES 3.1が824点、Vulkanが666点でした。↓
A1SD(メモリ・ストレージ)
▼ストレージは読込が244.01MB/s、書込が207.89MB/s。メモリは3657.93MB/sでした。流石にハイエンド機よりも速度が劣りますが、普段使いでは特に気になる事は無いでしょう。
ZenFone 5Q(ZC600KL)の対応電波とDSDSについて
ZenFone 5Q(ZC600KL)は海外モデルで日本向けではないので技適に関しては留意して下さい。
ドコモは快適に利用できます。
ドコモ回線はLTE/3Gともにフル対応。LTEプラチナバンドの19は3GのFOMAプラスエリアのバンド6にも対応しているのでドコモで発売されているモデルと遜色ないエリアで通信可能です。また、通話はVoLTEが利用できます。
(検証:楽天モバイル)
ソフトバンク・ワイモバイルは快適に利用できます。
ソフトバンクとワイモバイルは同じ電波を利用しているので一緒に紹介。
ソフトバンク・ワイモバイルもフル対応しているのでキャリアで発売している端末と遜色ないエリアで通信可能です。こちらも通話はVoLTEが利用可能でした。
(検証:ワイモバイル)
海外版のZenFone 5Q(ZC600KL)でauは使えません。が、日本モデルは現時点で利用できるか不明
バンド自体はau VoLTE SIMで利用するバンドにフル対応しているのですが、au VoLTE SIMは正式対応していないと利用できません。海外版のZenFone 5Q(ZC600KL)ではau VoLTE SIMに対応しておらず、アンテナが☓印のままです。
日本向けモデルではau VoLTE SIMに対応して3キャリア対応で登場するかもしれませんが、海外モデルのZenFone 5Q(ZC600KL)は利用できないので注意。
DSDSに対応しているけどDSDVでは無い
DSDSとは2つのSIMを同時待ち受け出来る機能で、4G+3Gの同時待ち受けに対応している機能です。電話番号を2つもっている方は1台の端末で2つの番号で発着信できたり、音声通話とデータSIMを切り分けて運用出来る便利な機能ですね。
DSDVとは4G+4Gでの同時待ち受けが可能なタイプで、4Gの高速なデータ通信と4Gを利用する高音質なVoLTEが利用できる次世代タイプ。
▼残念ながらZenFone 5Q(ZC600KL)は4G+3GのDSDSでDSDVではありません。(片方で4Gを選択すると、もう片方は4Gがグレーアウトして有効にならない)↓
という訳で、同時待ち受け機能はDSDSとなります。
ZenFone 5Q(ZC600KL)開封の儀!付属品をチェック!
▼化粧箱は真っ白なホワイトパッケージ。↓
▼ZenFoneのハートロゴは”5”の文字が浮き上がってます。遊び心があって素敵。↓
▼ZenFone 5はお弁当箱タイプの箱だったのですが、ZenFone 5Q(ZC600KL)はスライド式となっていました。↓
柔らかい保護ケースが付属している
▼一番上にアクセサリーボックスが入ってました。↓
▼この箱の中にはソフトタイプの保護ケースが入ってました!嬉しい付属品の1つですね!↓
取扱説明書は日本語無し
▼ZenFone 5Q(ZC600KL)は台湾モデルなので取扱説明書に日本語は含まれていません。↓
取扱説明書は1枚のペラガイドなのですが図入りなのでSIMスロットの利用方法など図を見ながら操作出来るので特に困ることはありません。
充電器は日本のコンセントに直接挿せます
▼付属する充電器のプラグ形状は日本のコンセントに直接差し込める形状。別途プラグ変換アダプターの購入は必要ありません。↓
▼充電&データケーブルはMicroUSBケーブルが付属していました。↓
▼端子の長さはロングタイプでは無く標準タイプなので、ケーブルは汎用品を利用可能です。↓
ASUS製の有線イヤホンマイクが付属
▼こちらも嬉しい付属品の1つ。ASUS製の有線イヤホンマイクが付属していました!↓
▼イヤーピースも(イヤホンに装着済みも合わせて)3つ付属しているので最適なフィット感で利用可能となっています!↓
付属品を全て並べてみました
- ZenFone 5Q(ZC600KL)本体
- 保護ケース
- イヤホン
- イヤーピース
- 充電器
- MicroUSBケーブル
- SIMピン
- 取扱説明書
- 保証書
ZenFone 5Q(ZC600KL)と一緒に購入したいオススメ品
ZenFone 5Qを購入する際にオススメのアクセサリーなどを紹介!
PDA工房製の保護フィルム
▼保護フィルムはPDA工房さんが専用設計品をリリース済み!ガラスフィルムと同等の9H硬度のフィルム(9Hなのにフィルムなので割れなくて人気)など12種のフィルムタイプから選択出来るので端末と合わせて是非どうぞ!↓
ZenFone 5Q(ZC600KL)の外観をチェック!
6インチの大画面だけど持ちやすい18:9ディスプレイ
▼ディスプレイは大型の6インチ。iPhone 8 Plusの5.5インチよりも大きなディスプレイを搭載。↓
▼18:9の縦長ディスプレイを採用。大画面でありながら横幅はスリムなので持ちやすい。感覚的には従来(16:9)の5.2~5.5型並の持ち心地です。↓
ZenFone 5はディスプレイにノッチのある切り欠けタイプですが、ZenFone 5Q(ZC600KL)はコストダウンが図られておりディスプレイは切り欠けではありません。個人的に切り欠けに利点を感じないので特段問題ありませんが先進的な印象はありません。
インカメラにダブルレンズカメラを採用
▼ディスプレイ上部にはZenFone 5Q(ZC600KL)最大の特徴である自撮り用ダブルレンズカメラが備わっています。写り具合に関してはカメラ項目でジックリ紹介しますね!↓
背面パネルは光沢タイプ。ブラックは指紋が目立つ
▼背面は光沢の有るパネルを採用。今回はホワイトなので指紋は目立ちにくいですが、光沢のあるブラックは指紋が非常に目立つので指紋の付着が気になるならホワイトがオススメです。↓
背面パネルはガラスではなくアクリルなのでキズが付きやすそう。購入したらケースは付けておいたほうが良さげです。
縦に並んだダブルレンズカメラ
▼ZenFone 5Q(ZC600KL)は豪華な仕様ですね。メインカメラもバッチリダブルレンズカメラを搭載してきました。ASUSダブルレンズカメラの特徴である120°のワイドアングルに対応しています。↓
▼カメラは背面から僅かに出っ張っているので、ケースなどを利用せずに卓上に置いた場合は少々ガタツキがあります。↓
指紋認証は背面上部中央
▼使い勝手のよい指紋認証ユニットは背面の上部中央に備わっていました。タッチするだけで解除出来るタイプです。↓
充電端子はMicroUSB
▼この辺りはコストカットが図られている印象ですね。充電端子にはMicroUSBが採用されています。↓
イヤホン端子は本体上部に備わっている
▼イヤホン端子は本体の上部に備わってました。↓
最近はイヤホン端子を廃止しているスマートフォンも多くなってきましたが、有線イヤホンを利用する事が多い身としてはありがたいです。
NanoSIM×2、MicroSDが全て挿入可能なトリプルトレイを採用
▼SIMスロットは本体左側面に備わっており、SIMピンを用いて取り外すタイプです。↓
▼SIMトレイはNanoSIMが2枚、MicroSDが1枚を全部挿入出来るので、2枚のSIMで同時待ち受け出来るDSDS機能を利用しながら保存容量の拡張もできます。↓
ボリュームキーと電源ボタン
▼ボリュームキーと電源ボタンは本体右側に備わっています。↓
ZenFone 5Q(ZC600KL)の機能や仕様をチェック!
日本語に完全対応
まるで日本で発売することを予定しているかのような日本語対応状況です。
▼初期設定時点から日本語を選択可能です。設定や独自機能も含めて全て日本語で利用可能です。↓
▼キーボードも初期状態から日本語で利用可能となっています。↓
▼アプリをダウンロードするGoogle Playストアも日本圏を利用可能となっています。↓
初期導入アプリは非常に少ない
▼初期導入されているアプリは非常に少なく、Google系のアプリ以外にASUS独自アプリは数種類しか入っていません。無駄なアプリが導入されていなくて好印象。↓
ナビゲーションキーはオンスクリーン型でボタン位置を変更出来る
▼ナビゲーションキーはディスプレイ上に表示されるオンスクリーン型で暗所での視野性も良いです。↓
▼[設定]→[ディスプレイ]→[ナビゲーションバー]→[ナビゲーションボタンの配置]へ移動すると戻るボタンの位置を左右切り替えが可能でした。右利きでも左利きでも対応可能ですね。↓
指紋認証と顔認証が同時利用できる
ZenFone 5Q(ZC600KL)は指紋認証だけでなく、インカメラを利用した顔認証にも対応していました。
▼指紋認証と顔認証はそれぞれオンに出来ます。↓
僕が経験した限り、指紋認証と顔認証が併用できない端末も存在しましたが、ZenFone 5Q(ZC600KL)なら普段は顔認証を利用しながら、サングラスをかけている時やマスク装着時、夜など顔認証が苦手なシーンで指紋認証がサクッと利用できるので使い勝手が非常に良いですね。
2つのアカウントで同時利用できるツインアプリモードを搭載
ZenFone 5Q(ZC600KL)ではログインの必要があるアプリ(FacebookやInstagramなど)で、2つのアカウントで同時利用できるツインアプリモードを搭載しています。
▼[設定]→[ASUSカスタマイズ設定]→[ツインアプリ]で設定可能。初期状態だとFacebook、Instagram、Messengerの3つが表示されますが、TwitterやLINEなんかも対応してます。今回はFacebookをオンにしてみました。アプリ一覧には通常のFacebookアイコンと、ツインアプリマークが表示されたFacebookアプリの2つが表示されています。↓
例えば、プライベート用とビジネス用でアカウントを分けている方は、これまでログアウト→違うアカウントでログインという面倒くさい儀式を経る必要があったのですが、ツインアプリモードを利用することで2つのアカウントを同時利用できるので超便利。
キッズモードや簡単モードを搭載
ZenFone 5Q(ZC600KL)は子供向けのキッズモード、シニア層向けの簡単モードへ切り替えることが可能です。切り替えは[設定]→[特別モード]でキッズモードや簡単モードへ切り替える事が可能です。
▼キッズモードは小さなお子さんにスマートフォンを渡しても指定したアプリ以外は利用できないようになってます。例えば車で移動中にスマホを動画視聴の為に子供に渡したいけど、勝手に電話を発信されたりデータを消されたりなど心配。という方は重宝する機能です。↓
▼簡単モードは文字の大きさが大きくなり、各種アイコンも大きなパネル表示となるので、年配の方も操作しやすくなってます。↓
アプリの起動を早くするOptiFlex
ZenFone 5Q(ZC600KL)はアプリの起動を高速化するOptiFlexに対応しています。
▼[設定]→[OptiFlex]で高速化したいアプリを選択できます。↓
個人的にアプリの起動が遅いと感じるシーンはそれほど無いのですが、起動に時間が必要なアプリもあるので、そのようなアプリを利用されている方は設定しておきましょう。
バッテリー持ちを驚異的に伸ばすモバイルマネージャーを搭載
ASUSのバッテリー管理アプリ[モバイルマネージャー]もプリインストール済み
▼スキャンすることで不要なバックグラウンド起動アプリを見つけ出し終了することが可能です。バッテリーを無駄に消費するアプリを終了することで電池持ちも伸びます。↓
▼[PowerManager]のパワーセーフテクノロジーではバッテリーに関する様々なチェックを行ってくれます。バッテリーのトラブルを簡単に見つけることが出来てGood!↓
ロングスクリーンショットは長さ制限あり
電源ボタンとボリュームダウンキーの同時押しでスクリーンショットを撮影すると、ディスプレイ下部にロングスクリーンショットボタンが表示されるので、タップすると自動スクロールしてロングスクリーンショットを撮影出来ます。
ロングスクリーンショットボタンを押すと1画面分スクロールして撮影→もう一度ロングスクリーンショットボタンを押すと更に1画面分スクロールして撮影という感じで、撮影範囲も簡単に調整可能。
▼早速、ガルマックスのトップページをロングスクリーンショット撮影してみましたが、最後までは撮影出来ませんでした。ロングスクリーンショットで撮影出来る範囲は決まっているようです。撮影したスクリーンショットはこんな感じで長いですが、拡大できるのでバッチリ内容をチェックすることが可能です。↓
とは言いましても、これまで複数枚で送付していたスクリーンショットの数が激減するので、スクリーンショットを沢山撮影して共有するような利用をされている方は重宝する機能ですね。
ライブ配信でもリアルタイムで美人エフフェクト!
ASUSのSelfieMasterアプリがプリインストールされているのですが、これ、凄いんです。
例えば写真なんかで美人エフフェクトって当たり前の機能となりましたが、SelfieMasterの中に美人エフフェクトLive機能が備わっており、なんと、ライブ配信でもリアルタイムで美人エフェクト効果を付け加える事が可能なのです!
▼美人エフェクトLiveでは10段階で美人エフェクト強度を調整可能。YouTubeやTwitter、Instagramなどのライブ配信でも美しい美人エフェクト状態で撮影が可能なのです!※文字が反転していますが、各種機能を表示するためにスクリーンショットを撮影しているので通常の配信時は反転しません!↓
ライブ配信を楽しんでいる方は非常にメリットのあるモードなので、生放送の配信をスマホで楽しんで居る方にオススメしたいですね!
ZenFone 5Q(ZC600KL)のカメラをチェック!
背面のカメラ
背面のカメラは1600万画素のメインカメラと120°の超広角レンズを搭載したダブルレンズ仕様となっています。
カメラの設定項目
▼カメラアプリを起動すると撮影画面から左右にスワイプすることでモード切り替えやエフェクト切り替えへ直感的に移動出来ます。↓
マニュアルモードではSSが1/1000~32s、ISOは100~3200、EVは-2~+2、WBは2750K~6250Kの範囲で調整可能となっています。
フルオートで撮影した写真
フルオートで撮影した写真を掲載しています。掲載にあたり縮小加工のみ施しています。個人的には十分実用的な画質であると感じますが、皆さんは如何でしょうか?
▼岩谷堂公園でいつものアングル写真↓
▼逆光状態で撮影。HDRは手動でオン・オフしなければならないので、通常状態のオフ時は逆光状態だと白飛びしたり黒つぶれが起きやすいです。撮影して白飛び黒つぶれが発生するようならHDRをオンにしましょう。↓
▼料理撮影ではコントラストが強めなこともありインスタ映えしそうな写真が簡単に撮影出来ました。↓
▼花の接写写真。ピントが合うギリギリまで近づいて撮影。発色もよく美しい写真が撮影できて満足。↓
▼夜景撮影。やや明るくなりすぎる印象でしたが真っ暗に写るよりもマシ。手持ち撮影でもコレくらいの夜景撮影は可能でした。でも価格なりな画質です。↓
暗所撮影はそれほど強くなくシャッタースピードが遅くなるので手ブレも発生しやすいです。撮影するときは脇を締めて息を止めて出来るだけぶれない様に撮影しましょう。
ポートレート撮影
ZenFone 5Q(ZC600KL)は2つのカメラを利用して背景をボカして被写体を際立たせるポートレート撮影が気軽に楽しめます。2つのカメラを利用して撮影するので、シングルカメラの単焦点モードのような2度撮りもないので、動く被写体でも比較的ブレずにスパッと撮影出来て好印象です。
▼ポートレート撮影モードで撮影。背景のボケ味は一定でユーザー側での強度変更は出来ませんが、バランスの良い背景ボケなので良しとしましょう。↓
超ワイドな120°撮影
ZenFone 5Q(ZC600KL)のダブルレンズカメラは、片方が超広角の120°を捉えることの出来るカメラを備えています。
▼通常撮影と120度ワイドアングルを交互に並べています。立ち位置は変わっていません。↓
同じ立ち位置でも捉えることの出来る範囲が広いので、大きい建造物の撮影やグループ撮影に適しているモードですね。
▼通常の画角と超広角への切り替えはディスプレイに表示されているアイコンをタップするだけで切り替えが可能なので便利。↓
動画撮影
初期設定状態のFHDで動画を撮影してみました。手ブレ補正の効き具合を調べる為に歩き撮影と立ち止まっての定点撮影を収録しています。
手ぶれ補正の効き具合はそれほど強くなく、歩き撮影だと手ブレが目立ちますが定点撮影だとブレも軽減されるので、ZenFone 5Q(ZC600KL)で動画を撮影する場合は動かないで撮影する定点撮影が向いている印象でした。
AF速度はそれほど早くない
ZenFoneって言えばレーザーオートフォーカスの超高速AFが有名ですが、ZenFone 5Q(ZC600KL)の背面をチェックする限りレーザー照射用のパーツは備わっておらず、実際に利用した感じオートフォーカスの速度が凄く速いとは感じません。(遅いとも感じないので標準的)
ピント合わせ自体は秀才なのでバシバシピントは合うのですが、これまでレーザーオートフォーカスの超高速AFが利用できる端末を利用していた方は、ZenFone 5Q(ZC600KL)に乗り換えるとワンテンポ遅く感じるかも。
自撮り用のインカメラ
インカメラは実は背面のカメラよりも画素数が高く、2000万画素のカメラを採用しており、レンズ性能やセンサー性能も背面カメラよりも高いです。サブカメラも背面カメラ同様に120°の超広角レンズを搭載したカメラを採用。自撮り用のインカメラもダブルレンズカメラとなっています
インカメラはワンタップで美人エフェクトをオンに出来る
▼自撮り時は以下のアイコンをタップすることでいつでも美人エフェクトをオンに出来るようになってます。↓
▼美人エフェクトを全てMAXにすると、原型を留めない程に超絶加工が可能となっています。※写真の文字が反転しているのは設定項目を撮影するためにスクリーンショット撮影しているためです!↓
自撮りでも背景をボカしたポートレート撮影が可能
▼自撮りカメラでもポートレート撮影に対応!自撮りする時も背景をボカした美しい写真を簡単に撮影出来るようになっています。↓
インカメラも120°の超広角撮影に対応している
インカメラも背面カメラ同様に120°の超広角撮影に対応しています。
▼通常の画角では複数人での撮影は窮屈さを感じそうですが・・・↓
▼カメラの人が3人写っているアイコンをワンタップすると・・・。↓
▼この通り。3人位ならスマホを手に持った状態で撮影可能です。友達と自撮り撮影することの多い方は重宝しそう。↓
インカメラで美しい写真が撮影出来るので自撮り好きな女性の方にもオススメしたいですね!
ZenFone 5Q(ZC600KL)のゲーム性能をチェック!
ZenFone 5Q(ZC600KL)で人気のゲームなどを実際に動かしてみました。
人気ゲームはZenFone 5Q(ZC600KL)で動く?実機で試してみた結果
検証に用いたゲームは荒野行動。100名ものオンラインプレイヤーが1つのマップでバトルロワイヤルを繰り広げるサバイバルアクションゲームですが、3Dを駆使+沢山のプレイヤー同時接続による描写過多で結構重めのゲームです。
▼ZenFone 5Q(ZC600KL)で荒野行動をプレイしてみた結果、特に問題なくプレイが可能でした。数試合遊んでみましたが特に不満はありません。快適です。↓
やはりSnapdragon 630は625と比較してGPU性能が大幅強化されていることが大きいですね。Snapdragon 625端末だと少々重く感じる事もありましたがSnapdragon 630を備えたZenFone 5Q(ZC600KL)は快適っす。
18:9比率はゲームや動画視聴時に画面が切れる?
従来の16:9比率で設計されたゲームなどは18:9のディスプレイで表示した時に不具合は起こるのでしょうか?
アイドル育成ゲームのデレステで試してみました。
▼デレステは18:9ディスプレイに対応している有名なゲームなのですが、ZenFone 5Q(ZC600KL)でプレイしよとしたところ16:9の表示となりました。余白部分はディスプレイの片方に黒帯が出てきます。少々画面が偏り左右中央位置に映像が表示されません。↓
▼気になったので(ゲームでは無いけれど)動画も視聴してみました。YouTube動画では16:9比率で中央表示、タップすることで画面いっぱいに表示可能ですが上下が切れる表示となりました。1枚目の写真が16:9。2枚目の写真が18:9で引き伸ばされている事が分かります。↓
ゲームの場合は表示設定が18:9に完全対応している場合(荒野行動など)は画面切れを起こさずプレイ可能、一部のゲームは16:9表示で黒帯あり、動画に関してはそもそも撮影されている比率が16:9の場合、後から18:9に出来ない(18:9で撮影出来る範囲が元から映像に治まっていない)ので16:9表示かズームして上下をカットした状態での表示となります。
ZenFone 5Q(ZC600KL)のバッテリーをチェック!
3300mAhの比較的大容量なバッテリーを搭載したZenFone 5Q(ZC600KL)は実際のところバッテリー持ちが良いのか実機で検証してみました。
バッテリー持ちテスト
いつも通りのバッテリーテストを行いました。画面輝度は真ん中固定設定でYouTubeの長時間動画を満充電からバッテリーが切れるまでを測定します。
▼検証開始時刻は23時27分、バッテリーが切れたのが10時33分でした。連続駆動時間は11時間6分となり、バッテリー持ちは良いです。↓
少し前にZenFone Max Plus (M1)というMediaTek製のSoCを搭載したバッテリー容量が4130mAhもあるスマホの実機レビューを書いたのですが、バッテリー容量の大きなZenFone Max Plus (M1)と比較してZenFone 5Q(ZC600KL)のバッテリー持ちは勝ります。
バッテリー持ちを重視するならSoCは省電力性能の高いQualcomm社のSnapdragonシリーズ一択ってところでしょうか。良好な結果が出たのでバッテリー持ちを重視する方も是非ZenFone 5Q(ZC600KL)を検討してみて下さいね。
充電時間のテスト
付属している充電器を利用してバッテリーが0の状態から満充電までの時間を測定してみました。
▼10時33分に充電開始、12時44分で充電時間は2時間11分でした。↓
付属する充電器は5V/2Aの急速充電器で、QC3などの超急速充電ではありませんが2時間強でフル充電できるので特に困ることは無いでしょう。
ZenFone 5Q(ZC600KL)総評・まとめ
なんだか、ZenFone 3を思い出させてくれるような優等生端末でした。
約4万円という激戦区の価格帯ですが、コストパフォーマンスの良いSnapdragon 630、トレンドの18:9ディスプレイ、写真撮影が好きな方だけでなく自撮り好きも満足出来るクアッド(アウト×2、イン×2)カメラを搭載するなど、超優等生です。
特に目立つ不具合も無く上手く纏まっている端末なので、2年前に購入したSIMフリースマートフォンからの乗り換えにちょうど良い端末ですね。
ハイエンドまでの性能は必要ない、でも、細部までキッチリ作り込まれている端末が欲しい。そんな方はZenFone 5Q(ZC600KL)をオススメしたいです。
ZenFone 5Q(ZC600KL)最安値情報!
追記:日本版は2018年5月18日発売!価格は39,800円です!
▼日本版の予約はすでに開始!以下からどうぞ!↓
価格はETORENで39,870円!特に価格も盛られている様子も無いので欲しい方は是非どうぞ!(以下は海外モデル。日本版と価格が変わらないので上記日本版の購入をオススメします。)