Unihertz Atomの実機レビュー!スペック、特徴、価格まとめ!
超小型タフネス系スマホ「Unihertz Atom」が届いたので実機位レビューをお届けしますよ!
本記事ではUnihertz Atomの実機レビューとスペック、仕様、特徴の紹介と、一般販売後は最安値情報を掲載予定です!
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Unihertz Atomの発売時期と価格
クラウドファンディングで出資された方は2018年10月頃に手元に届いているようで発売時期はこのあたり!一般販売時の価格は299ドルとなっております!
Unihertz Atomの特徴とメリット・デメリット
[特徴]
- 小型なのにサックサク動く性能を持ち合わせている!
- MT6763、メモリ4GB、容量64GBのミドルレンジモデル!
- 指紋認証搭載!
- IP68のタフネス仕様!
- イヤホンジャック搭載!
- 回線はドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル及び格安SIMを利用可能!
- 安心の技適付き!
- DSDV対応で音声とデータのSIMを分けて運用可能!
- (筐体サイズからすると)大容量バッテリーを搭載!
[ここが使いにくい]
- やはり文字打ちは厳しい(タッチの精度は高いです)
- 本格的なゲームは厳しい
- カメラはオマケ程度の画質
- MicroSDスロットが無いので容量拡張ができない
Unihertz Atomのスペックと性能
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android 8.1 |
SoC | MediaTek MT6763V/B |
メモリ | 4GB |
保存容量 | 64GB |
MicroSD | 非対応 |
ディスプレイ | 2.45型 |
解像度 | 240×432 |
アウトカメラ | 1600万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー容量 | 2000mAh USB Type-C 5V/1.5A(7.5W)充電 |
防水防塵 | IP68 |
サイズ | 高さ:96mm 横幅:45mm 厚さ:18mm |
重量 | 108g |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n 2.4Ghz/5Ghz |
ネットワーク | 4G(FDD):1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B 4G(TDD):34/38/39/40/41 3G:1/2/4/5/8 TDSCDMA:34/39 CDMA2000:BC0/BC1 GSM:2/3/5/8 |
ドコモ回線 | LTEフル対応 3GはFOMAプラスエリア非対応 |
ソフトバンク回線 | フル対応 |
ワイモバイル回線 | フル対応 |
au回線 | au VoLTE SIM:フル対応 非VoLTE SIM:フル対応(注意点あり。記事の対応バンド項目をチェックして下さい) |
Unihertz Atomの実機AnTuTuスコア
AnTuTuは端末の性能を数値化するベンチマークアプリ!早速スコアをチェックしてみましょう!
▼Unihertz Atomの実機AnTuTuスコアは総合スコアが84779点、3Dスコアが16999点!想像以上に性能が高い!↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の平均スコアです。新しい世代に切り替わるとリストのスコアも切り替えるので、現時点でUnihertz Atomの性能がどのランクに相当するかいつでも確認が出来ます!↓
AnTuTu 7 | ハイエンド | ミドルレンジ 最上位 | ミドルレンジ 上位 | ミドルレンジ | エントリー |
---|---|---|---|---|---|
スコア | 総合 約36.2万点 GPU 約15.7万点 | 総合 約16.5万点 GPU 約4.7万点 | 総合 約13.5万点 GPU 約2.9万点 | 総合 約8.6万点 GPU 約1.8万点 | 総合 約7.1万点 GPU 約1.2万点 |
Unihertz AtomはMT6763を搭載しているのですが、筐体が小さいので解像度も低く描写負荷も軽いのでFHDパネルを搭載する他機種よりも端末性能が高くなっております!
実際にUnihertz Atomを使ってますが動作は軽快そのもので非常にサックサク動いてくれる!極小スマホは性能も極小構成となる場合が多かったのですが、Unihertz Atomはスペックもしっかりミドルレンジの性能を持ち合わせているのでストレスフリーで使えちゃいます。凄い!
Unihertz Atomの対応バンドをチェック!
この項目ではUnihertz Atomの対応するバンドやネットワーク仕様について紹介しています!果たしてUnihertz Atomは電話機として通常するのでしょうか。しっかりチェックしたいと思います!
安心の技適付き
▼Unihertz Atomは技適を取得。日本で安心して利用できますね!↓
ドコモ回線はLTEのみフル対応!
ドコモ回線ですが全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンド3、地下や郊外の繋がりやすさを左右するプラチナバンドの19に対応!Unihertz Atomのワイヤレスアップデートを行うとドコモ回線のVoLTEにも対応するので非常に快適なデータ通信と高品質な通話が可能となっております!
▼ばっちりドコモ回線で4G VoLTE表示!↓
注意ポイントは3Gの対応バンド。
主力のバンド1には対応しているのですが、山岳地帯や農村地区をカバーするFOMAプラスエリアのバンド6には対応しておりません。地方都市、大多数の郊外、都市部では特に問題視する必要はありませんが、FOMAプラスエリア範囲ではドコモで販売するスマホよりも電波の掴みが悪くなる可能性があるので、該当地域で通信を行うことを重要視されている方はご注意下さいませ!
今回はLINEのデータ通信費が無料となるLINEモバイルのドコモ回線の格安SIM(音声通話プラン)で通信テストを行っております!快適!
ソフトバンク、ワイモバイル回線はフル対応!
ソフトバンクとワイモバイルの回線は同じ電波を利用しているので一緒に紹介しますね!
LTEですが主要バンドの1、プラチナバンドの8、そして通信方式の異なるTDD-LTEのバンド41に対応!3Gもバンド1と8に対応しており、ソフトバンクやワイモバイルが発売する端末と遜色ないエリアと電波の掴み具合で利用できちゃいます!
▼以下はどちらもソフトバンクと記載されていますが、片方はワイモバイルのSIMです!どちらもVoLTEに対応しております!↓
今回はLINEモバイルのソフトバンク音声通話プランの格安SIMとワイモバイルの音声通話プランSIMで検証を行っております!こちらも快適!
また、ソフトバンクの純正SIMを利用する時は(IMEI制限の兼ね合いで)ソフトバンクショップで機種変更又は端末持ち込み新規契約となるのですが、その際に端末の技適チェックがあります。Unihertz Atomは技適を取得しているのでこの点も安心ですね!
au回線もフル対応!但し、非VoLTE SIM単体での運用は厳しい
au回線は少々特殊なので簡単に解説。au回線はデータ通信も音声通話通信も4G(LTE)を利用するau VoLTE SIMと、通話に3GのCDMA2000を利用する非VoLTE SIMの2タイプが存在します。最近はau VoLTE SIMが主流!という訳でau VoLTE SIMと非VoLTE SIMの2タイプで検証を行います!
au VoLTE SIMはフル対応で快適
▼au VoLTE SIMで通信してみました。バッチリ使えます。対応バンドもフル対応しているのでauで発売するau VoLTE SIM対応端末と遜色ないエリアと電波の掴み具合で利用可能!↓
非VoLTE SIMでは音声通話とデータ通信の同時利用が出来なかった
通称”黒SIM”と言われている非VoLTE SIMで通信テストを行いました!結果からお伝えすると設定により3G通話のみ又は4Gデータ通信のみとして利用可能という結果となりました。(解決策があれば教えていただけると嬉しいです!)
▼設定→ネットワーク→モバイルネットワークに表示されている「4Gデータを有効にする」をオフにすると1X(3G)のピクトアンテナが立ち通話が出来るように。しかし、データ通信は出来ずネットを見てもオフライン状態となります。↓
▼「4Gデータを有効にする」をオンにするとピクトアンテナが4Gに切り替わりデータ通信可能となりネットも4G(LTE)でサックサク見れました。が、今度は通話が即「通話終了」となり通話できなくなってしまいました。↓
色々設定をいじってみたのですが、現時点で通話とデータ通信が切り替え無しで利用することが出来ていません。電波自体は掴むので黒SIMで通話している方は2枚のSIM同時待ち受け機能を利用して、データ通信は(現段階では)別で運用したほうが良さげな印象です。
今回はmineoのau VoLTE SIMの音声通話プランとmineoの非VoLTE SIMの音声通話プランで検証を行いました!
2枚のSIM同時待ち受け機能は4G+4GのDSDVに対応!
▼2枚のSIMを挿入すると・・・なんと!4G+4Gで同時待ち受け出来るDSDV(デュアル・シム・デュアル・VoLTE)に対応しておりました!↓
4Gの同時待ち受けが出来るのでデータ通信で4Gを割り当てた状態で、もう片方のSIMも4G待ち受けを設定できるので通話に設定したSIMも4Gを利用したVoLTEが利用可能に!
また、au回線のau VoLTE SIMは通話もデータも4Gを利用するので従来のDSDS(4G+3G)ではデータ通信で割当できる電波が通信速度の遅い3Gしか選択出来なかった訳ですが、DSDVなら4G+4G待ち受けが出来るので、au VoLTE SIMユーザーさんもデータ通信側で高速な4G回線が利用可能に!これでドコモ、au、ソフトバンクの全てのキャリアで回線を組み合わせて利用可能となりました!Good!
Unihertz Atom開封の儀!付属品をチェック!
ここからはUnihertz Atomを開封して付属品をチェックしますよ!足りないものが無いか確認しましょう!
▼外箱はCoolなブラックボックス!↓
▼箱の裏には簡単なスペックが記載されていました。おぉ、NFCにも対応しているんだ!↓
▼パカッと蓋を開けるといきなり本体は・・・入っていません。一番上はクイックガイドなどが入ったボックスとなってます。↓
▼上段のボックスの下にUnihertz Atomが入っておりました!おおおおおお!小せぇぇぇえええええ!↓
ユーザーガイドに日本語記載あり!
▼海外スマホにもユーザーガイドは付属しているのですが、日本語が含まれていないことも少なくありません。という訳でユーザーガイドをチェックしてみたのですが、バッチリ日本語記載がありました!安心して利用できますね!↓
充電器は日本のコンセントに直接挿せる!
▼充電器のプラグは日本のコンセントに直接差し込める形状で、充電仕様は5V1.5Aの7.5Wとなっておりました!一般的な急速充電が5V2Aの10W充電なので通常充電仕様の範囲内ですが、搭載バッテリー容量が2000mAhなので特に困ることもなさそうな範囲ですね!↓
ケーブルは裏表関係なく挿すことができるUSB Type-C!
▼付属するケーブルは専用設計品でL型のUSB Type-Cケーブルが付属しておりました!↓
▼USB Type-Cは裏表関係なく挿すことが出来るので便利!↓
タフネス系スマホが外装が分厚いので端子が奥に引っ込んでいる場合があり、付属するケーブルの端子先端がロングタイプとなっていることが多いんです。一般的に売られている汎用規格のケーブル端子長だと奥まで挿せずに充電できないことも・・・。
という訳でその辺に転がっていたUSB Type-CのケーブルをUnihertz Atomへ挿し込んでチェックしてみました!汎用のUSB Type-CケーブルでもバッチリUnihertz Atomで利用可能だったので付属ケーブルが破損しても代替ケーブルを簡単に購入できるので一安心です!
ストラップが付属している!
▼Unihertz Atomは専用ストラップが付属!購入したら取り付けちゃいましょう!↓
純正保護フィルムも付属!自分で貼り付けるタイプ!
▼Unihertz Atomの付属品には純正の保護フィルムも付属しておりました!パッケージ購入で保護フィルムが付属しているのは嬉しい!↓
個人的に”自分で貼るタイプ”が付属しているのが嬉しいポイント!なぜなら、メーカー側で貼り付けている保護フィルムで気泡やゴミが入っていたら嫌だから!Unihertz Atomなら自分で貼り付けするタイプなので失敗しても自己責任なので僕は自分で貼り付けタイプのフィルムが付属している方が嬉しい!
保護フィルムの予備が欲しいんだけど・・・
▼ご安心下さい!僕の持っているUnihertz Atom実機を使って寸法を測定した保護フィルムがPDA工房さんからリリース済み!↓
フィルムタイプは12種類から選択可能!Unihertz Atomはタフネス系スマホだからハードな使い方が想定されるので、ガラスフィルム並の硬度を持つ9Hシリーズやキズを自己修復するキズ自己修復フィルムあたりが相性良さそうですね!
既に購入可能となっているので端末を購入予定の方はチェックしてみて下さいね!
Unihertz Atomの外観・デザインをチェック!
ここからはUnihertz Atomの外観とデザインを隅々までチェックするよ!
小さいけれど厚みがあるのでメチャクチャ持ちやすい!
▼Unihertz Atomの最大の特徴は、その大きさ。なんと手のひらにスッポリ収まるほど小さいのです。適度に厚みがあるので握り心地が凄く良い!また、ゴツゴツしたデザインで滑りにくく想像以上に持ち心地が良い!
▼背面も滑りにくい加工が施されております!背面パネルはビス止めとなっており、しっかりタフネスしてますね〜!また、背面の左下にはスピーカーが備わっています。↓
背面にはシングルカメラと明るいライトを搭載!
▼本体背面の上部にはシングルカメラが備わっており、非常に明るい発光が可能なライトを搭載しております!暗闇で足元を照らすくらいは問題なし!↓
ちゃんとインカメラも備わってます!
以前紹介した極小スマホはインカメラが備わっていなかったのですが、Unihertz Atomは小型ながらインカメラも搭載!(画質はお察しですが 笑)自撮りも楽しめますよ!↓
本体の右側面にはPTTボタンを搭載!
▼PTTボタンとはプッシュ・ツー・トークが利用できる専用のボタン!アプリをインストールすることでトランシーバーのような利用ができるのです!また、任意でアプリなどを割り当てられるみたい!↓
こちら側に電源ボタンもそなわっており、クリック感のある押し心地でGoodです!
本体の左側面にボリュームボタン!
▼ボリュームボタンの位置はAndroidスマホでは珍しい左側面配置となっておりました!↓
SIMトレイはNanoSIM×2が挿入可能!
▼SIMトレイはピンを利用して開くタイプ。トレイはNanoSIMを二枚乗せることが出来る仕様となっておりました。SIMトレイをよく見てみると防水性を保つためのゴムパッキンが備わってます!↓
残念ながらSIMのみでMicroSDには非対応なので容量拡張は出来ません。。。
本体下部にはストラップホールがあった!
▼Unihertz Atomは本体にストラップホールが備わっていました!付属品のストラップのほか、幅9mmくらいの薄型ベルトストラップも取り付けられそう!↓
本体上部にイヤホンジャックが備わっている!
▼省かれがちなイヤホンジャックもUnihertz Atomは搭載!お気に入りの有線イヤホンやヘッドホンを利用できますね!↓
Unihertz Atomを実際に使ってみた使用レビュー!
ここからは実際にUnihertz Atomを利用した使用レビューをまとめています!
本体言語も日本語で扱いやすい端末仕様が魅力的!
▼搭載するOSはAndroid 8.1で言語も起動時点から日本語を選択可能です!使い心地も日本で販売している端末と遜色なくてGood!↓
アプリはツール系が充実!
▼ホーム画面は一番左がGoodフィードでアプリは選択してホームに表示するドロワータイプとなっておりました!↓
▼プリインストールのアプリは以下の通り!↓
▼タフネス系らしく”ツール系”のアプリが充実!↓
ツール系アプリは以下の通り
- ノイズ測定:マイクを利用して音の大きさを測定
- コンパス
- 懐中電灯
- 円形レベル:傾きチェック
- 絵を掛ける時の垂直水平確認
- 心拍数:背面ライトとカメラに指を乗せて測定
- 高さ測定(結構アバウト)
- 虫眼鏡:カメラで捉えた映像をズーム
- アラーム:フラッシュライト、音、スクリーンフラッシュから選択可能
- プラムボブ:垂直確認
- 分度器
全部試してみましたが実用的なツールで各ツールもシンプルで直感的なのでとっても扱いやすかったですよ!
緊急速報メールに対応!
▼しっかり緊急速報メールにも対応しておりました!↓
GPS連動の歩数計を搭載!
▼歩数計も単体アプリで備わっていたのですが、GPSと連動して経路まで記録可能となってました!↓
FMラジオを搭載!
▼FMラジオは有線のイヤホンやヘッドホンのケーブルをアンテナ代わりに利用するタイプで通信費不要で楽しめます!あと、周波数が87.5〜108まで対応していたのでワイドFM周波数にも対応していますね!↓
PTTでトランシーバーみたいに使える!
▼Unihertz Atomはzelloというサービスを利用するPTTが利用可能となっており、ネットワーク回線を利用して長距離でもトランシーバーみたいな利用方法が可能となっておりました!↓
zelloアプリはAndroid/iOSともにリリースされており、メンバー同士で簡単に通話できるのですが、Unihertz Atomの場合はPTTボタンが備わっているのでボタンを押しながら話し、話し終わった後にボタンを離すと音声データがメンバーにビューンと飛んでいきます。使い方によっては便利に利用できる機能ですね!
屈強なIP68の防水防塵に対応!
▼Unihertz Atomは屈強なIP68の防水防塵に対応!↓
▼以下は最高防塵等級の6と最高防水等級の8で等級表示を解説。防水と防塵に対応しているならIP○○と表示され、防塵のみ対応の場合はIP○X、防水のみ対応の場合はIPX○と記載される。↓
防塵等級 | 保護の程度 |
---|---|
IP0X | 特に保護されていない |
IP1X | 人体の表面積の大きな部分(手など)が誤って内部の入らない。直径50mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
IP2X | 指先や長さが80mmを超えない類似物が内部に入らない。直径12.5mmを超える固形物体が内部に侵入しない |
IP3X | 直径または厚さが2.5mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
IP4X | 直径又は厚さが1.0mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
IP5X | 粉塵が内部に侵入する事を防止。少量の粉塵の侵入があっても正常運転を阻害しない。 |
IP6X | 粉塵が内部に侵入しない。 |
防水等級 | 保護の程度 |
---|---|
IPX0 | 特に保護されていない |
IPX1 | 鉛直に落下する水滴により有害な影響を受けない |
IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。 |
IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。(防雨型) |
IPX4 | いかなる方向からの水の飛来でも有害な影響を受けない(防まつ型) |
IPX5 | いかなる方向からの水の直接噴流でも有害な影響を受けない。(防噴流型) |
IPX6 | いかなる方向からの強い直接噴流でも有害な影響を受けない。(耐水型) |
IPX7 | 規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響がない。(防侵型) |
IPX8 | 連続的に水中に置かれる場合でも有害な影響が無い。原則として完全密閉構造。(水中型) |
という訳で、Unihertz Atomは小さいながらも防水防塵ともに最高等級を誇るガチ系タフネスモデルなのです!
使い勝手も忘れない!指紋認証ユニットを搭載!
▼本体にはタッチ式のホームボタンが備わっているのですが、この中に指紋認証が備わっております!↓
小さな指紋認証ユニットだったので認証率が気になっていたのですが、指紋登録時にあらゆる角度で指紋を登録するので認証率は高め!補足として登録した指紋は2重登録できないのでよく使う指紋を複数登録して認証率を高める・・・といったことは出来ません。
顔認証も利用できるよ!
▼おおお。顔認証にも対応しているじゃない!↓
早速登録してみましたが、明るい場所や室内でも問題なく顔認証でロック解除が行えます!但し、インカメラを利用する簡易的な顔認証なので薄暗い場所や暗所ではほぼロック解除できません。指紋認証も併用できるので顔認証が苦手な場所では指紋認証を利用しましょう!
DSDVで2つの電話番号を同時待ち受け!
前述通りUnihertz Atomは4G+4GのDSDVを利用可能なのですが、サイズ的にメール作成やWEB閲覧などは厳し目。という訳で「通話用」と割り切ることで1台のUnihertz Atomで2台の電話番号での発着信が利用できる同時電話待ち受け機として利用するのが良いかも!
カメラはオマケ!だけど”記録撮影”くらいならOK
▼流石にカメラの画質はオマケ程度・・・ですが、ある程度細かい部分(細い電線)も捉えることが出来たので看板を写したりする記録撮影なら活用できる範囲ですね!↓
ディスプレイの画質は粗く小さい。文字も打ちにくい
Unihertz Atomは超小型スマートフォン。ディスプレイの解像度や文字の打ちにくさは(仕方ないけど)デメリットとして知っておきましょう!
▼ディスプレイの解像度は240×432。サイズは2.45。画素密度は204.464でドットが目視できるくらいに粗い。↓
タッチの精度は低くないので文字打ちはフリップ入力なら比較的快適に打てますが、QWERTY配列だとボタンが小さすぎて誤入力しまくります!
BluetoothコーデックはLDACに対応していた
▼これはビックリしたポイント。ソニーの最上級BluetoothコーデックのLDACに対応しておりました!僕が確認した限りSBC、AAC、LDACに対応しており、apt-X系は非対応(選択出来ない)という結果です。参考になれば幸いです!↓
ゲームは動くがサイズ的に快適なプレイは無理
ゲームも何個か入れて遊んでみました。結構快適に動いてくれるのですが・・・サイズ的に快適な操作は無理です!(笑)ポケモンGOなどのシンプルな操作で遊べるゲームならOKかも!
▼一応、PUBG Mobileを試してみました。↓
▼自動設定は中間設定!思っていたよりも高い設定が可能でした!↓
▼しか~し。ディスプレイが小さすぎてポップアップを縮小するボタンの表示部分が切れてしまいボタンを押せません。。。という訳でロビーに辿り着く前にプレイを断念。↓
例えば、プレイは出来なくともログインなり出来ればゲーム内での状況チェック用に利用できるのですが、なんせ解像度が低く表示切れが起こってしまうのでゲームにより今回のように起動はできるけど画面切れで操作が出来ないということも発生するので知っておきましょう!
バッテリー持ちと充電時間は検証結果!
まずはバッテリー持ちの検証!Unihertz Atomは小型ながら2000mAhのバッテリーを搭載しており、ディスプレイも小型なので消費電力も少ない。とってもバッテリー持ちが基になります。
今回もいつも通り、満充電状態から輝度中間設定、自動輝度調整オフでYouTubeの長時間動画をバッテリーが切れるまで測定!
▼測定開始時間が20時28分でバッテリーが1%時点で4時24分。連続駆動時間は7時間56分!これだけ小型で約8時間のバッテリー持ちは驚異的!このサイズからするとバッテリー持ちは凄く良い方ですが、最近の一般的なスマートフォンより1時間〜2時間ほどはバッテリー持続時間が少ないので知っておきましょう!↓
続いて充電時間の測定!付属の充電器と充電ケーブルを利用してバッテリー0の状態から満充電までの時間を測定します!バッテリーデータ取得アプリを起動してからの測定なので数%の誤差がございますがご了承下さい!
▼測定は3%時点の12時54分で満充電は14時27分。バッテリーの充電時間は約1時間33分!付属品の項目で充電器は5V1.5Aで一般的な5V2Aよりも仕様が低いがバッテリー容量が2000mAhで少ないから問題視する必要は無いと伝えていましたが、予想通り2000mAhの容量なら5V1.5Aでも短時間でフル充電することが出来ました!バッテリーの充電速度も早いです!↓
Unihertz Atomまとめ!これは良いぞ!
Unihertz Atomのレビュー、いかがでしたでしょうか?
超コンパクトボディーなので使い勝手はそもそも度外視された製品ですが、そのようなスモールスクリーンスマホの中でもUnihertz Atomは充実した機能、確かな性能、屈強な仕様と高い次元でまとまっている素晴らしいスマートフォンでした。
メインスマホにするには小さすぎて不便な部分もあるのですが、レジャー用、電話専用端末、コレクションなどなどサブ端末としては秀才!そして、Unihertz Atomは完全に男のロマンスマホです(笑)
一般販売はまだ少し先ですが、これだけ日本市場に合致しているスマートフォンなのでAmazonなどでも簡単に購入可能となるでしょう。また一般販売開始した時にお知らせしますね!
クラウドファンディングでの出資期間は終了しましたが、内容は確認できるので是非チェックしてみて下さいね!