Apple Watch Series 5のレビュー。使って感じた良いところ・イマイチなところ
2019年9月20日、新型のiPhone 11シリーズと同じ日に登場となった第5世代のApple Watch Series 5。
Apple Watch Series 4を持っていた僕としては「いらねぇかなぁ〜」とか思ってApple Storeで眺めてたんですが、気がついたら僕の腕にApple Watch Series 5が鎮座おりました。恐ろしや。
Apple Watch Series 4と比較して、やっぱり変わった部分って多くはない。けれど、個人的に買って良かったと思える部分もあったんでレビューをお届けします!
どちらかと言えばApple Watch Series 4をスルーしたApple Watch Series 3までを愛用しているユーザーさんなら大きな変化を感じられるモデルなんで、買い替えを検討されている方もチェックしてみて下さいね!
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Apple Watch Series 5の付属品をレビュー!
iPhone 11は予約してたんだけれど、Apple Watch Series 5は購入するか迷ってたんで予約なし。で、Apple Storeに行って実機を見た途端に欲しくなり発売日当日滑り込みでApple Watch Series 5をゲットしたってわけなんですね。
サイズはApple Watch Series 4で使ってた44mmを選択。もちろん一番安いやつです。価格はたしか消費税8%込みで5.5万円くらい。高い。
▼iPhone 11同様に会社に戻る前に待ちきれず喫茶店で開封(笑)。速攻弄ってました(笑)すでにApple Watch Series 5の虜!↓
▼開封済みの義!これが喫茶店で開封したまま袋に突っ込んで持って帰ってきた残骸。Apple Watch Series 5の箱って組み立てが凝ってるよね!上手く戻せない!↓
▼開封動画いっぱい出回っているから、ちゃっちゃと付属品をチェック。付属品はApple Watch Series 5本体、ベルト、いつものマグネットタイプの充電ケーブル(ごめん!家に忘れてきた!なので、箱だけ置いとくね!)に充電器が入っておりました。↓
Apple Watch Series 5はベルトを選べるよ!
▼Apple Watch Series 5は付属するベルトを数種類から選べるようになってた!で、適当に選んだのが金属ベルト。後から話すけど、このベルトは失敗だったわ。ちなみに元々付属するベルトと入れ替えで付属。ベルトは1本しか入ってないんでそこんとこ宜しく。↓
Apple Watch Series 5の外観をレビュー!
▼前に使っていたApple Watch Series 4と比較して個人的には全く代わり映えなし。↓
Apple Watch Series 4から5は共通する部分が多いんですが、Apple Watch Series 3と比較した場合、ケースサイズが40mmと44mm(3は38mmと42mm)に大型化されていたりするんで3までを愛用しているユーザーさんは見た目的にも変化を楽しめるはず。
質感は流石の一言で、ディスプレイガラスからサイドフレームに流れる美しく滑らかなカーブやダイヤルの質感、ボタンの一体感などは多くのスマートウォッチの先をゆくような仕上がり。所有満足度は高いっす。値段も高いけど。
Apple Watch Series 5の使用レビュー
それでは早速、使用感を中心に使用レビューをお届けします!
金属ベルト、マジで使いにくい。コンパスも狂う
▼じゃ~ん!僕がApple Watch Series 5の知識を全く入れずにテキトーに選んだバンドがこれ。↓
使いやすさは人それぞれ意見が異なると思うんですが、Apple Watch Series 4に付属してた普通のベルトを使ってきた身としては最高に扱いにくい。
▼ベルト全体が金属製で先端に磁石が付いている形状。腕の太さに関係なく自由な位置でペタっと引っ付くメリットはあるんだけど、いかせん装着したり外したりする時に磁石がベルトに引っ付きまくってストレスマッハ。↓
▼腕から取り外した時もベルトの磁石がApple Watch Series 5に引っ付くから、充電ケーブル取り付ける時も面倒くさい。↓
あとですね、Apple Watch Series 5は新たにコンパスを搭載したんですよ。マップとか確認する時に自分の向いている方向が分かるようになってるんですが、コンパスってくらいだから磁石が近くにあると狂うんですよね。
もちろん、Appleはちゃーんと「磁石付きのベルトはコンパス狂うかもしれんから気をつけろよ!」って告知はしてるんですが、そんな情報一切見ないでノリでベルト選んだ結果、このザマですよ。見た目は僕みたいにシュッとしていてカッコいいと思ったんだけどな〜。
なので!これからApple Watch Series 5を買うぜ〜!って方は磁石付きの金属ベルトに注意な!僕はね〜、購入3日目にして普通のベルト注文した(笑)
動作は滑らか!でも、4との違いはよく分からん
Apple Watch Series 5は4からプロセッサーが変更されていて、S4からS5にパワーアップしたんだけれど、ちょっと調べてみたらGIZMODOさんで「Apple Watch Series 5のプロセッサ、性能はSeries 4とほぼ同等説」が取り上げられてました。ってことは処理性能自体は4から大きな変化がないって感じだね〜。
▼実際にApple Watch Series 5を数日間使ってるんだけど・・・4との違いはよく分からんです!!!かと言って、性能がネックで困るかと言われると困らない。サックサク動くしアプリの起動もやっぱ速い。↓
Apple Watch Series 4がリリースされた時に大幅に性能が向上してサックサクになったんですが、それほど処理性能に違いがないと言われるApple Watch Series 5も、Apple Watch Series 3までを愛用しているユーザーさんならスムーズに動く操作性の大きな変化を体験できるハズ。
あと、性能自体は全く問題ないけれど、大きく変わったのが省電力性能。次の項目で紹介します。
常時点灯で「腕時計らしく使える」ようになったことが1番デカイ変化
省電力性能が上がったことで何が出来るようになったかと言えば「常時点灯」でございます。
▼これ、普通に表示されている状態。動き続ける赤い秒針が表示されてます。↓
▼これが常時表示モード中。4までは画面が真っ暗になるんですが、Apple Watch Series 5はうっすらと表示されてます。この状態は画面の書き換えがグッと減るので秒針は非表示になりますが時間は確認できる状態。色んな文字盤で試しましたが動きのあるギミックはオフになるようです。↓
常時表示するってことはそれだけバッテリーを消費する訳なんですが、省電力性能が向上したことやディスプレイ技術が進んだことで、常時点灯機能をオンにしながらも連続駆動時間はApple Watch Series 4と変わらん18時間駆動を実現。これは結構凄い。
で、常時点灯で使えるってことは「より腕時計らしい使い方が出来る」ってわけなんですよ。例えば、電車でつり革を持っている時も腕を振って点灯する必要なく時間が確認できるとか、会議中でも上司の目を気にすること無く視点移動するだけで時間を確認できるとか。
腕時計本来の使い心地を実現したことが大きな変化点であり注目ポイントなのです。
常時点灯するって機能は地味でもあるんですが、実際に使ってみると、車のハンドルを握っていたり、パソコンでガンガン執筆していたりする時に腕を傾けること無くパッと時間を確認できるのは良いものです。
常時点灯はオフに出来る。でも、飛躍的にバッテリー持ちがよくなる訳でもなかった
常時点灯なんかどうでも良いからバッテリー持ちを少しでも長くしたい!って方は「設定」→「画面表示と明るさ」→「常にオン」の項目をオフにすると、従来の傾けて点灯、使ってない時は非点灯の動作で使えます。
Apple Watch Series 5のバッテリー持ちは使い方によって人それぞれですが、僕はApple Watch Series 5を常時点灯状態で使った場合、寝る前に充電しないと翌日のどこかでバッテリー切れしちゃいます。
で、常時点灯をオフにして使ってみたんですけど、結局、2日目にバッテリーが切れそうになり充電するはめに。
僕の使い方だと、「常時点灯オンでもオフでも寝る前に充電しなくちゃ翌日のどこかでバッテリーが切れる」って状態だったんですね。
常時点灯機能を僕はとっても便利に感じてるんで、オフにすると利点が失われる。かといって、オフにしてもバッテリー持ちが飛躍的に伸びる訳でもなく、オンにしている状態と変わらない充電サイクルを強いられる。じゃ、便利な常時点灯オンにしたほうが良くね?ってことで常時点灯をオンにしてます。
これが、常時点灯オフにすると充電しなくてもバッテリーが1週間持つ!とかならオフにするメリットもあるんですけどね〜。んなこたぁない。
うっすら光っちゃダメなところでは「シアターモード」をオンにしよう
常時点灯ってことは常に「うっすら光っている」って訳です。なので、夜でも視点をApple Watch Series 5に移せばいつでも時間を確認できるって利点があるんですが、うっすら光ると邪魔なシーンってあります。例えば映画館だとか、就寝時間で暗くなった飛行機の機内とかです。
▼そんなシーンでは画面を下から上にスワイプして訳わからん顔が2つならんだアイコンをタップしてやりましょう。これがシアターモードボタンです。↓
シアターモード中は画面が消灯となり、タップした時のみ画面が点灯する動作に切り替わるんで、うっすら光っちゃダメなシーンで活用して下さい!
別にApple Watch Series 5だからって訳じゃないけど、PayPayに対応したのが嬉しい
2019年10月から消費税の増税。やんなっちゃうわよね〜。増税に伴いキャッシュレス消費者還元っていう施策が行われれるんだけど、もちろんコード決済のPayPayも対応。これは活用せねば!
ちなみにガルマックスではオススメのコード決済サービスをまとめた記事を書いているので良かったらチェックしてみて。
で、執筆時点の話でこれからどんどん色んなサービスが対応してくるはずなんだけれど、真っ先にPayPayがApple Watchに対応したんですよ。僕はコード決済でPayPayを愛用しているんで嬉しい!
▼ジャジャーン!これでスマホ取り出さずに簡単にコンビニでお買い物できる!今月のお小遣い残額834円で何を買おうかしら♪あー、書いてたら悲しくなってきた。↓
サイドボタンを2回押しで起動する決済方法をカスタマイズしたい
Apple Watch Series 5はサイドのボタンをポチポチと2回押すとApple Payが起動して登録しているクレカで支払えるんですよね。
▼僕はこんな感じで楽天カードマンに貰ったカードを登録してます。楽天カードマンには悪いけど、まったく使ってない。↓
僕は頻繁に使うキャッシュレス決済サービスがPayPayなんですよね〜。
PayPayを使うにはデジタルクランクをプッシュして、PayPayアプリを探して、タップして起動っていうフローなんですが、サイドボタン2回押しがカスタマイズできてPayPayアプリをピコーン!って素早く起動出来たら凄く便利だったのにな〜。
でも出来ないみたい。はい、残念〜。
まとめ|3までの愛用者は乗り換えがオススメ。4を使ってる方は常時点灯が魅力的なら検討してもいい
個人的にはやはり常時点灯が1番「買ってよかた〜!」と思えた部分ですね。地味ですけど。
PayPayアプリ対応も嬉しかったんですが、それは別にApple Watch Series 5じゃ無くても使えるんで、やっぱり、Apple Watch Series 5の良かったところナンバー1は常時点灯っす。
3までのApple Watch愛用者なら処理速度もグーンと向上しているし、進化に驚きながら長く愛用出来るモデルなので乗り換えがオススメ。そろそろバッテリーもヘタってきているはずだし丁度良い買い替え時でしょう。
一方で、Apple Watch Series 4をすでに持っている方は常時点灯機能が魅力的なら検討しても良いんじゃないかと思います。
Apple Watch Series 5が出たけど買おうから〜。どうすっかな〜。って方の参考になれば幸い!また、利用する中で気がついたことは記事に盛り込んで更新をTwitter・Facebookでお伝えしますね!フォロー宜しく!
最後に余談ですが、個人的には機械式の腕時計も好きなので、スリムな「Apple Band」的なものをそろそろ出て欲しいところです(笑)