arrows RXのレビュー!実機を使って感じた良いところ、イマイチなところ
こんにちはこんばんは!給料日前は体重が2キロ落ちる柳生でございます。今回は実機レビュー第4弾!ガルマックスさんにお借りしましたarrows RXを徹底的にレビューしていきます!
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arrows RXの詳細なスペック表
製品情報 | |
---|---|
端末名 | arrows RX |
発売年 | 2019年10月 |
発売地域 | 日本:SIMフリー/楽天モバイル |
メーカー・ブランド | 富士通 |
備考 | 日本語対応 Googleサービス対応 |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | 非公表 |
4G LTE | 非公表 |
5G NR | 非公表 |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
SIMサイズ・スロット | NanoSIM×1+MicroSD |
本体仕様 | |
ディスプレイ | 5.8インチ/TFT液晶 |
解像度 | 2280×1080/FHD+画面比率19.5:9 |
画素密度 | 435ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ | 高さ149mm 横幅72mm 厚さ8.8mm |
重さ | 166g |
本体色 | ブラック系/ホワイト系/ゴールド系(楽天限定色) |
システム仕様 | |
OS | Android 9 |
CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 450 |
AnTuTuベンチマーク | AnTuTu(参考値):総合スコア約70000点、GPUスコア約12000点 |
メモリ/保存容量 | |
組み合わせ | メモリ3GB+容量32GB |
ストレージカード | MicroSD対応 最大400GB |
カメラ | |
背面カメラ | 13MP+5MP ポートレートモード 美肌補正 手ぶれ補正 HDR撮影 フラッシュ |
インカメラ | 8MP 美肌補正 手ぶれ補正 フラッシュ |
機能仕様 | |
GPS | GPS、GLONASS、BDS、GALILEO、QZSS |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー | 加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス |
防水/防塵・タフネス等級 | IP68 |
イヤホンジャック | あり |
NFC | NFC/FeliCa(おサイフケータイ対応) |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 2,880mAh |
充電 | 有線充電:10W(5V/2A) ワイヤレス充電:非対応 |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース | |
参照元 |
arrows RXの開封と付属品のレビュー!
外箱はしっかりしている印象
▼arrows RXの外箱はシンプルな見た目。大きなツメを抜いて開くタイプになってます。↓
ツメの部分がしっかりしてて衝撃でうっかり開きにくいような工夫がされてました。ただ普通に開けるときもかてぇなァって印象。ツメ抜くときだけ力が必要です。
付属品もシンプル。充電ケーブルと説明書のセット
▼付属品をチェックすると前までの富士通機種よりちょっとだけ豪華に。新たに充電用ケーブルが付属しています。↓
でもコンセントアダプターだけがないという謎。初心者向けを謳ってるんだからここは入れておいたほうが優しいんじゃないかなと思うんす。
▼ケーブルの端子の部分はUSBマーク。見分けが付きやすいような工夫が感じられます。↓
▼説明書。初心者の方でも安心して立ち上げることが出来そう。でもそこそこ字が小さいんで高齢者の方はご家族に読んでもらったりしたほうが良さそうです。↓
専用ケースとフィルムは付属されていないので別途購入が必要
arrows RXはケースもフィルムも付属されていません!破損やキズを防ぐならケースとフィルムを購入を検討しましょう!国産スマホなんで量販店やAmazonなど様々な所で手に入りますよ!
PDA工房さんよりフィルムがリリース済み!チェックしてみよう
arrows RX既にPDA工房さんよりarrows RX専用のフィルムがリリースされております!今回は新製品の曲面まで貼ることが出来る「Flexible Shield」のサンプル品も手に入ったので貼り付けてみたいと思います!↓
▼付属キットを使って貼り付けました。サイズはもちろん、側面までバッチリフィットしてカバーできてます。↓
感触は柔らかめ!キズの自己修復や気泡を自然消滅させる効果があるんだそうです。画面の綺麗さも損なうこと無く保護できるスグレモノ!筆者もマイスマホ用で発注しようか検討中。
▼PDA工房では様々なフィルムタイプでリリースしているのでお気に入りのフィルムを見つけてくださいね!ガルマックス編集長はずっと9Hシリーズ愛用しているみたいです!フィルムなのにガラスフィルムと同じ硬さだから良いんだって!↓
ガルマックスではPDA工房さんとタッグを組んでフィルム購入時に利用できる割引クーポンを配布中!購入時は是非ご活用下さい!
500円以上のご購入時に適用すると100円オフ!
SIMピンが付属。つまむ部分がデカいので持ちやすい!
▼arrows RXのSIMトレーはピンを使うタイプなので、SIMトレー抜き差しに必要なピンが付いてます。↓
他のスマホのSIMピンより持つ部分がデカいので持ちやすい!どなたでも使いやすくなる工夫が見られます。というか普通にこの形状をデフォルト化してほしいと思う程です。
arrows RXのデザイン・外観のレビュー
まずはarrows RXの外観をぐるっとチェック!側面と背面を見てみましょう。
イヤホンジャックは上部、物理ボタンは右、充電端子は下部、SIMトレーは左側に配置されております。充電端子は裏表のないType-Cタイプなので、カンタンに挿せるのも良いポイント。
▼SIMトレーにはNanoSIMが1枚とMicroSDが同時に入ります。デュアルSIMは非対応!↓
カラーはゴールド!富士通スマホらしい上品な色合い&質感
▼arrows RXはカラバリがブラック、ホワイト、そしてゴールドの3色。こちらはゴールドです!↓
ゴールドながらも富士通の「落ち着いた和」なイメージを崩さない、上品な色合いがステキ!
背面素材がガラスでなくアルミニウムでマット加工がされており、小キズや反射、そして指紋がほとんど目立たない!筆者はこの材質が一番好きです。
通知LEDは右上にあり!様々なカラーに対応します
▼画面右上に通知LEDがあり、充電中や通知で光ります。ノッチありのスマホにしては変わった場所に配置されている。↓
色も赤、緑、ピンクなど様々な色に対応して楽しい気分になります。
握りごこちが良くてとっても持ちやすいけどスベりに注意
arrows RXは軽量かつ、手にフィットするように側面が加工されているのでとっても持ちやすかった!軽さとサラサラ感触と側面加工のおかげで握りやすさは最高クラスです。
ただサラサラしてるために、手が乾燥していると滑りがちになってしまいます。乾燥肌な方は注意。気になる方はケースを買うことをオススメします。
物理ボタンが下部によっている。メリットもデメリットも感じた部分!
▼arrows RXは誰にでも扱いやすくするために電源キー、ボリュームキー、そしてアシスタントキーの3つが右側面の下部に集中してます。↓
で実際使ってみると、やっぱ手を動かしたり上にずらす必要がなく操作できるんで結構快適。いつでも押せる位置にあるって便利なんだなと実感しました。
ただデメリットとして電源キーと音量キーが入れ替わってるんで慣れるまでに一苦労。特に筆者含めて他のスマホに慣れている方だと、配置の違いで押し間違えたりしてしまうんす。ここは慣れが必要なポイント。
あと電源+音量キーでスクショもしづらくなってます。電源キー長押しで呼べるメニューからスクリーンショットしたほうが楽かも。
▼ちなみにアシスタントキーだけは引っ込んでるんで誤爆する心配はなかったです。↓
ストラップホール付き!でも付けにくい!ツール必須かも
▼arrows RXの右側下にはストラップホールが付いてます!アクセサリーや落下防止のヒモとか付けられて便利…かと思いきや↓
付けづれぇ!!!!!
ストラップを引っ掛ける部分が奥の方にあるせいで思ったようにストラップのヒモを通せませんでした。ワタスが不器用なせいなのかわかりませんが、手先の器用な方を呼ぶかストラップを通すための道具を用意することをおすすめします。
カメラは縦並びのデュアルカメラ搭載!
▼arrows RXはデュアルカメラになり、縦並びなのでそこそこ特徴的な見た目になってます。配置形状が独特なんで見分けが付きやすい!↓
そのヨコにフラッシュライトがポツン。このフラッシュライトなんですが、シングル式なので発光させてもそこまで明るくなりません。懐中電灯代わりだとちょっと暗いです。
arrows RXの性能・パフォーマンスレビュー!
富士通スマホとしてはよく動く!って印象。日常使いは大丈夫!
arrows RX、エントリークラスのスマホなんですが、RAMとSoCをこれまでより強化しているおかげで日常使いでもなかなか快適でした。今までの富士通のスマホが性能がクソレベル控えめだったせいで余計に良く感じるってのもあるけど。
結論、ライトな使い方ならフリーズはおろかカクつきはほとんど感じませんでした。でも何回もアプリ切り替えたり何個もバックグラウンド動作させたり、カメラで撮影しまくれば限界になるのか数秒ぐらいフリーズします。
もちろんヘビーユーザーには向きませんが普段使いだけとかライトな方にはそこそこ快適に感じるレベルに進化してるって印象ですね!
arrows RXのAntutuベンチマークをチェック!
▼Antutu Ver8にて計測。↓
個人的にはAnTuTuバージョン8で8万点行けばライトな使い方ならギリ快適に使えますってボーダー。なのでarrows RXもインターネット見たり動画見たり、SNSやったりなど日常使いでは必要十分なスペック。但し、絶対的な性能は高くないんで動作の鈍さを感じるシーンもあるのは注意。
ちなみにAntutu計測の3Dの画面では目視で5FPS(1秒間に5回表示が変わる)ぐらいしか出てませんでした。やっぱり3D性能はお察しのようです。
ゲームは軽量クラスなら問題なし!3D系はやはりキツい
重いゲームのPUBGなら、最軽量に設定すればなんとか遊べる
▼まずは人気TPSとして、そしてヘビーな3Dゲームとして名高いPUBGをプレイ。画質設定は自動で快適画質に。エントリークラスの宿命すね。↓
▼快適画質以上の画質設定にすればカクカクが多くなってまともに動かせません。だけど快適画質であれば思ったより動いた!!ちょっと驚きでした。ですがもちろんこれ以上画質上げるとカックカクで使い物になりませんのでご注意を。↓
エイムも車の操作もギリこなせます。あと、テストしていたら6キルもできた!!正面からの撃ち合いでも勝てるぐらいには動かせるってことですね。まさか富士通のスマホで上位に入れるなんて思いませんでした。PUBGクラスの重い3Dゲームなら画質次第で(快適にとは言えませんが)プレイが出来ますよ。
▼友達がめっちゃハマってるスマホアプリ「バンドリ!」を動かしてみました。↓
バンドリはリズムゲームでエフェクトも結構多いんですけど、ヌルヌルに動いてます。おかげで快適にプレイできて満足!
▼筆者の大好きなフィンランド産レースゲーム「Hill Climb Racing」。アクセルとブレーキだけのシンプル操作でコケないようにステージを進む物理エンジンモリモリ使ったゲームです。↓
こちらも快適に操作できました。他にツムツム、モンスト、パズドラでもサクサクですよ!ただ読み込み画面のローディングが長いんで注意です。ワタスは気にならないけど。
ゲーム動作まとめ
- 3Dゲームは画質を落としたりすればプレイできる
- 2Dゲームはほぼ快適!ただしエフェクト多かったりするとカクついたりする
- 全体的にローディングは遅い
arrows RXの機能・仕様レビュー!機能性がバッチリで扱いやすい仕様
楽天仕様なので初期アプリや起動時に楽天要素が出てくるぞ
▼arrows RXはSIMフリーですが楽天のカスタマイズがほどこされており、初期からあるアプリは楽天サービスが入ってます。そして起動時も楽天ロゴが出しゃばってくる仕様に。↓
個人的にはSIMフリーなんだから起動時のキャリアロゴは無くしてほしかったのでちょっと残念。
▼楽天モバイル機種らしく、初期アプリに楽天サービスが付いてきてます。初期アプリですがアンインストールできるのでお好みで調整しましょう。↓
便利なおサイフケータイ搭載!かざすだけで決済はやはりイイ
▼arrows RXはFelica対応でおサイフケータイが使えます。チョー便利!コンビニやスーパーでサッとスマホをかざすだけで終わるのでサイフを出す手間が省けます。↓
背面指紋センサー搭載でカンタンにアンロックできます
▼背面に指紋センサー搭載。自然な位置でロック解除できるぞ!↓
認証速度が速く、フラグシップスマホに劣らぬ速さ!!触って0.2秒ほどですぐに認証してくれました。優秀だ!
指紋センサーを用いた操作も快適アンド便利だった
▼arrows RXは指紋センサーを使うExlider(エクスライダー)っていうシャレた名前の機能がとても便利!チュートリアルもあります。優しい。↓
指紋センサーに指を置いて上下左右にずらすことで画像やページをスクロールしたり、ズーム調整ができるスグレモノ。指紋センサー自体の反応が良いため操作精度も良好です。WebやSNS、マンガアプリを使う時便利だったぜ!
またスクロールはサードパーティー製のアプリでも動作してくれるのでとっても便利。これは他の背面指紋センサー搭載スマホでもデフォルトで搭載してほしいレベルです。
通話機能も充実しています
▼arrows RX、レシーバーがデカいおかげで通話の聞こえがすごくいい。さらに通話中にオプションで「ゆっくりボイス」「はっきりボイス」といった機能が使えます。↓
個人的にははっきりボイスの聞こえがとても良く、この機能は高齢者な方にも安心して使えるんじゃないかなと思います。通話機能は他スマホより飛び抜けて優秀ですよ!さすがだぜ富士通!
ガラケーから電話帳の移行がカンタン!はじめてのスマホの方でも安心です
▼ガラケーからスマホに機種を変えるユーザーさん向けの機能として、MicroSDカードを用いたデータ移行が可能です。↓
あらかじめガラケーでMicroSDカードにデータをバックアップしておき、arrows RXにMicroSDを挿入すれば電話帳とスケジュールを引き継ぐことができます。
デフォルトのサウンドがむちゃくちゃカッコいい
arrows RXで一番好きな部分なのがプリイン済みのサウンド。特に充電時の音が個人的に大好きです。デェェェェェェンって鳴る。
その他の着信音や通知音も携帯電話っぽくて個性的。バッチリなチョイスで選ぶのに時間がかかってしまいそう!!筆者はいろんなスマホを使ってきましたが、arrows RXのデフォルトサウンドのカッコよさはダントツで一位と思うんす。
▼動画にしましたので聴いてみてください(音が出ます)。↓
カメラ性能をチェック!色彩がよく、背景ボケの品質は良好!
全体的にリアル寄りで色彩がいいカンジ!逆光も頑張ってる
▼arrows RXで日中の街角を撮影。色の表現や色合いは実物に寄せている印象です。↓
▼ご飯画像!ラーメンとギョウザのセット。こちらは及第点レベル。やや白飛びが目立ちます。↓
夜景の撮影性能はやはり弱く、ノイズがある
▼夜景写真はやはりツライ。実際はもう少し明るいんですが暗く写ってしまってます。あと筆者の家周りにきれいな夜景撮れる場所が見つかりませんでした(泣)。↓
ポートレートで背景ボケは結構良い品質!
▼次にポートレートモードで背景ボケの写真。↓
背景ボケの品質が思った以上にできている!境界線は若干ツメが甘いところはあるけど、パッと見るぶんにはキレイに仕上がってます。実用的なレベルですよ!
▼そうそう、ポートレートモードは撮影前でもボケの具合がある程度確認できる便利仕様なんす。ただボケ具合が完全に撮影した写真と一致はしないので、あくまで目安程度にしておきましょう!↓
arrows RXのバッテリー持ちは平均的!健康状態を見られます
arrows RXの電池もちは並ほどの印象。スタンバイ時の電池もちは良いですがアプリを開いてバリバリ使ってるとアッという間に減るので、毎日の充電を忘れないようにしましょう。
▼そうそう、設定のバッテリー項目からいつでもバッテリーの健康状態をチェックできますよ!↓
長く使うほどバッテリーはどんどんへたっていくんで定期的に健康をチェックしておきましょう。長持ちさせるコツは過充電を控えたり、残量が20%のときには80%ほどまで充電するとベスト!
arrows RXまとめ!レビューを終えての所感
これまで富士通のarrowsスマホはガジェッター目線であれば低スペックというイメージが強かったんですが、最近の富士通スマホはしっかり使うことが出来、便利な機能と優しいUI、誰にでも扱いやすい設計がウリになっております。
■気に入った!■
- 頑丈かつキズが気にならないボディで安心
- 指紋センサーの精度優秀で、エクスライダー機能も便利
- 背景ボケ含めカメラもキレイに撮れる
- プリインの壁紙と着信音がとても良い
■気になった…■
- ベゼルとノッチがあるので好みが分かれる
- シャッター音がややデカい
- ストラップが付けづらい
- 電源アダプターが入っていないので別途購入が必要
筆者のように様々なスマホを触っているタイプだと逆に挙動やボタン配置に戸惑ったりしがちなんで使いやすさは結構人を選びます。
だけどスマホを初めて使う方でインターネット見たり、通話やメールしたり、ニュースをチェックしたりなどライトな使い方が中心の方には間違いなくオススメできます!日本ならではの親切さと安心製、堅牢性がarrows RXにギュッと詰まっており、数日使い込んで慣れれば「arrowsも良いなぁ」と思わされる魅力がありますね!まさか日本製スマホにもときめくとは思わなかった。
arrows RXは普段使いに必要十分なスペック+便利機能盛りだくさんなので、重いゲームをやりこまないライトな方に実にオススメ!エントリースマホながらも機能性に満足させられる貴重な一台といえます。
arrows RXの価格と購入先
arrows RXは楽天モバイルより購入可能となっております!通常価格は税込み32,800円!
■楽天モバイル専売!■
初出時価格→20,000円
過去最安値→20,000円
▼端末価格20,000円!初めて申し込みなら20,000ポイント還元!実質0円以下!↓