aiwa「JA2-SMP0601」発表!発売記念特価で16,800円の超ローエンドスマホ

aiwaが16,800円の超ローエンドスマホ「JA2-SMP0601」を発表。メーカー曰く、初めてのスマホやビジネスユースにおすすめらしい。

ちなみにケータイWatch曰く16,800円は発売記念特価らしい。

特徴を紹介する前にまずはTwitterでこのスマホのことを「ゴミじゃん、イラネ」と発信した件について、心の声が溢れ出し包み隠さず漏れ出してしまったことを深く、深くお詫び申し上げます。大変失礼しました。

この記事では平常心を保ってJA2-SMP0601の魅力をしっかりお伝えしたいと思います。

JA2-SMP0601の特徴

JA2-SMP0601の特徴は以下の通り

JA2-SMP0601のハイライト

  • エントリークラスのスペック
  • カラーは2色展開
  • 軽量版OSを搭載
  • 6.5型HD+の液晶ディスプレイ
  • メイン+マクロの2カメラ
  • 4,000mAhバッテリー
  • IP52の防塵防滴

パッと見たときの印象は古臭いな~って感じ。分厚いベゼルに水滴ノッチを見て「そういえば数年前のスマホってこんな感じだったな」って思い出させてくれました。

▼数年前はこれが標準的デザインだったけど、令和4年だと「うっわ、野暮ったいな~」って感じ。まあ1.6万円そこらのスマホなんでデザインなんて二の次か。俺も割りとどうでもいい。↓

最近の安いスマホもJA2-SMP0601みたいなデザインのやつはあるけれど、中身はその時々のエントリー~ミドルって感じのスペックが多いんですよ。でもさー、JA2-SMP0601って中身もやばい。

搭載するSoCはUMISOCのT310。確か2021年に出たALLDOCUBE Smile 1ってタブレットと同じSoCなんだけど、あれがAnTuTuが15万点くらい。ちなみに最新のフラッグシップSoCだと100万点超えるから、今では超がつくほどのローエンド。

▼極めつけはこれ。メモリ2GB、ストレージ32GBって。2015年かよ。ウケる。↓

まあこんな性能だと普通のAndroid 12は無理っしょ。ってことでJA2-SMP0601は超ローエンドでもなんとか動かすことができる軽量版のAndroid 12 GOMI Editionを搭載。

GO Editionって新興国で売られているゴミスペックなスマホでも動くように軽量化されているOSなんだけど、これ割りと昔からあって、俺も気になってAndroid 10のGO Editionを搭載する「UMIDIGI A7S」をレビューしてたんよね。途中で動作鈍くてイライラしてぶん投げたら壊れてレビューがボツになったなぁ。我がガジェット人生でも上位に食い込む良い思い出です。

ちなみにAndroid 12 GO Editionは従来より30%ほど高速化されているんで、もしかしたら割りとサクサク動くのかな?とかガジェット好きとしては純粋に興味はあるけどね。

aiwaさん!製品提供のレビュー依頼をお待ちしえおります!しっかり包み隠さずユーザーに寄り添った素晴らしいレビューを書きますよ!心よりお待ちしております!

はい、メーカーにアピったところで次ー。

▼ディスプレイは6.5型でHD+。まあこの価格なら妥当ってところ。↓

カメラは1,300万画素のメインカメラと200万画素のマクロカメラ。インカメラは800万画素。カメラ画質は撮らんと分からんから今はどうでもいいや。

一応、IP52に対応しているけど水ポチャNGな防滴レベルだね。等級は低いけど対応しているだけで素晴らしい。バッテリー容量は4000mAhで標準的。まあ重い使い方でなければ(このSoCじゃできないと思うけど)電池持ちは割りと良さげな印象ね。

あとこれさー、SIMフリーって書いてるしaiwaデジタルダイレクトサイトでも売られるみたいだから公開市場向けだと思うんだけどさ、なにこのバンド構成。

  • 2G: GSM 850/900/1800/1900
  • 3G: WCDMA B1/B2/B5/B8/B19
  • 4G: FDD-LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B19/B28B
  • 4G: TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41

おいおいおい、auで超重要な電波のバンド18/26のどっちも対応してないじゃん。楽天でのauローミング組もアウトじゃん。

開発担当者出てきてよ、これでOKだと思った理由をじっくりインタビューしたいんだけど。ってか日本で停波している2Gに対応って、どこの国のOEM品なんだよ。色々と聞きたいことあるわ。

どうせ情弱向けだろうけどよ、これ買ってUQモバイルとか入れて親や子に渡そうとか思ってるやつも居るかもしれないだろ。最低限、日本の主要キャリアで使ってる重要な電波は掴めないと公開市場向けとしてはアカンやろって思うわ。

ホンマみればみるほどゴミスマホやと思うわ。

aiwaは「初めてのスマホやビジネスユースでおすすめ」って書いてるけど、みんな、その目的で買っちゃだめなやつよこれ。

初スマホなら興味が出てきて色々試したくなってもこのゴミスペックじゃ無理だし、ビジネスユースつっても回線コストを下げるために乗り換えを検討しようにもau回線は諦めなきゃいけないんだぜ。まあ、こんなスマホを上司が「ガルマックスくん、君の仕事用のスマホはこれだよ」とか出してきたらぶん投げかえすけど。そもそもこんなゴミスペだと仕事の効率落ちるやろって。

あー、昔勤めてた会社でゴミみたいなセレロン機渡されて、動作もっさりでブチギレて上司の目の前で叩き割って始末書を書いたの思い出したわ。

ってか、話がそれたけど、どっちかって言えばJA2-SMP0601はスマホガチオタ勢向きよね。スペックや回線への知識があって、コイツで何ができるのか見える玄人向けよこれ。

そういった誇り高き玄人な人ほど、こんなスマホを初スマホやビジネスユースでオススメなんかせんわな。わっしょいしているメディアには悪いけど、スマホのことよく分からんやつが買ってくれたらラッキーって感じのスマホだと思うよ俺は。

以上、JA2-SMP0601はガジェッター心をくすぐらせてくれた素晴らしいスマホでした。aiwaさん、レビュー依頼お待ちしております!

▼JA2-SMP0601の詳細なスペック・対応バンドはこちら↓

aiwa JA2-SMP0601のスペック・対応バンドまとめ

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