「AYANEO Flip」発表!2画面搭載のUMPCが登場!キーボード版もあるよ
2画面か、キーボード付きか‥楽しく迷える新モデル。
柳生です。AYANEO Flipが新たに登場されて発表会に行ってきましたんでレポート記事でお届けしますよ!
AYANEO Flipが登場!2タイプあるぞ
ものすごく個性豊かでロマン感じさせるモデルを多数リリースしてきた中国メーカーAYANEO。今回発表された新型モデルもこれまたクセとロマンの強い1台です。
▼カラーはブラックとホワイトの2色展開。この手のハンドヘルドモデルとしては結構珍しいカラバリ持ち!↓
▼カラバリの他にも下部のタイプが異なっているのも特徴!7インチのサブ画面付きか、QWERTYキーボード付きかで選べますよ!↓
▼AYANEO Flipの実機がこちら。↓
マジで実機を見ると現実離れした凄まじいインパクトあるデザインゆえに風邪で寝こんだときにみてる夢に出てくるような、すげぇ見た目です。こちらはKB(キーボード)タイプ!
▼DS版がこちら!↓
ニンテンドーの方のDSと類似性を感じる仕組みですが、大きさはこちらがかなりデカいです。
▼なお本体重量はKB版が651.8g、DS版が653.8gとなっていました。↓
結構重さに差があるかな?って思ったけど2gしか変わらんかった。持ち比べたらもっと差があると思ったんだがなァ。
▼サイズ感はやはりハンドヘルドPCのそれ!↓
バカでかいタイプのDS(なんて名前か忘れた)あたりを彷彿とさせる手頃なサイズ感!600g超えてるけど両手持ちするやつだしそれほど重量感も気にならんかったっす。
▼厚みはまぁまぁあるんでポケットに入れるにはデカいし厚いからきつそうダナー。基本リュックとかカバン向けって感じです。↓
▼背面に吸気口、上部にUSB Type-C×2、MicroSDスロット、Oculink端子。下部にイヤホンジャック端子とスピーカーが並んでおります。↓
▼左右スティックは当然ツライチ(出っ張らないようになっている形状)。↓
ABXYボタンと十字キーも結構浅いタイプで、押し心地はカチカチするタイプでした。スティックやトリガー自体も低く浅め!
大きく形が異なるってのもあるんだけど、ゲームパッドに慣れているユーザーさんでもAYANEO Flipのを手にとってすぐは操作性で悪戦苦闘は避けられないかもしれんです。ソースは筆者。
CPUはAMD Ryzen 7 7840U、8840U、Radeon 780Mの3ラインナップで展開されております!
このうち7840Uは筆者も別の搭載モデルを実機で触ったことがあるんですが、筆者がプライベートで遊んでる3DレースゲームのHorizon 5(高プリセット画質)やエルデンリング(中プリセット画質)もバッチリ遊べるぐらい、小型モデルとは思えぬハイスペックっぷり。
もちろんでけぇデスクトップPCに搭載されるグラボには物理的な意味でも至らんわけですが、コンパクトで持ち運べてどこでもゲームできるというアドバンテージを持ちつつ、ビッグタイトルも遊べるスペックがあるってのに価値があるんすよねぇ。ハンドヘルドPCって楽しいぞ!
▼ディスプレイは7インチ、最大120Hzリフレッシュレート対応(60Hzと切り替えタイプ)、解像度は1920×1080と、ごくごく一般的なFHDクラスとなっていますよ!あとタッチ操作も対応しているのも特徴。↓
▼DS版にのみ搭載されているサブディスプレイは3.5インチとマジでちっちゃい。↓
iPhone SE(初代)とかUnihertz Atom Lよりもちっちゃいです。解像度は960×640、最大60Hzリフレッシュレートとなっておりタッチ操作ももちろん対応!
▼こういう感じで、上でゲームしながら下で動画を見るなんて芸当も可能。↓
究極のながらスマホ‥じゃなくてパソコンです。持ち運べるハンドヘルドPCでデュアルモニター搭載ってマジでエグいぞ。感極まってるぞ。
▼下部画面は専用のAYANEOゲームアシスタントを起動させておき、各種クイック設定やFPSなど情報表示も対応。↓
▼とはいえメチャクチャ画面ちっちゃいから操作性はかなり緻密な指タップが必要だったりします。もちろんスティックや極小タッチパッドでのポインタで操作も可能ですが。↓
▼こちらのKB版は極小のキーボードボタンがぎちぎちと詰まっています。↓
当然フルサイズではなく親指でポチポチと、プチプチ梱包材をつぶすような要領で丁寧に親指で打ち込んでいくタイプ。慣れればだけど、結構楽しいぞこれ!
▼あと、両モデル共通でマウスの極小タッチパッドと指紋センサーを搭載!↓
右親指でグリグリとマウスポインタを動かせます。精度は結構良さげでした。あんまりストレス感じなかった(`・ω・´)。
▼なお左右スティックでもある程度操作できました。左スティックでポインタ移動、Aボタンでクリック、右スティックでページスクロールの動作を確認済み!↓
▼スピーカーはデュアルタイプ。バッテリー容量は45Wh容量と、小型モデルながら割と詰め込めてるって印象です。↓
▼地味にちゃっかりジャイロセンサーも搭載・本体(下画)。向きに合わせてこういう感じに若干スマホっぽく‥見えなくも無い。↓
▼またこのモデル、外付けGPU(eGPU、OcuLink)も対応しております!↓
別途で手に入れた外付けのGPUとつなぐことで、さらなるスペックを発揮できるのも特色。外では手頃に、家ではガチゲーって運用も可能!
AYANEO Flipの価格と発売日
▼AYANEO Flipは5月に発売予定で、現時点で出ているクラファン予約価格は以下のとおり!今の時点ではRyzen 7 7840U搭載モデルのみ価格が出ていました。↓
- メモリ32GB+容量2TB:163000円
- メモリ64GB+容量2TB:169800円
見た目こそネタの塊に思えますがそのスペックはマジに本物。入力性を求めるならKB版を、電車や外出先でも動画見つつゲームしたりなんてやってみたいならDS版を手にとって見るといいでしょう。
ハンドヘルドPCは小型とはいえ性能は著しく上がってきており、キーマウやFPSゲーにこだわらないのなら十分選択肢にも入ってくるようになりました。一度触るとマジで楽しいしどこでもお気に入りのゲームができるんで、興味ある方は覗いてみてください(`・ω・´)。