BIGLOBEモバイルがau回線に対応!但し「データのみ」は選べない!

どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。

BIGLOBEモバイルはこれまでドコモ回線に対応した格安SIMを提供していましたが、2017年10月10日よりau回線を利用する新プラン「タイプA」を提供開始!

タイプAの提供開始に伴い、ドコモの回線を利用したプランを「タイプD」という名称で区別出来るようにしたそうです。

BIGLOBEモバイルのau回線「タイプA」の利用料金と注意点

タイプAの利用料金は以下の通り。

※執筆時点でBIGLOBEモバイルで記載されている利用料金を参照しています。

容量 SMS付き
データSIM
音声通話SIM
1GB 選べない 1,400円
3GB 1,020円 1,600円
6GB 1,570円 2,150円
12GB 2,820円 3,400円
20GB 4,620円 5,200円
30GB 6,870円 7,450円

タイプAとタイプDの利用料金を比較したのですが、どちらを選んでも利用料金は一緒です。

ドコモとau、どちらの回線も提供しているMVNOの中にはドコモとauのプラン利用料金が異なる場合もあるのですが、BIGLOBEモバイルではどっちを選んでも利用料金が同じなので選択しやすいですね。

タイプAは「データのみ」が選べない

格安SIMは以下の3つのタイプから選べます

  • データのみ:データ通信だけ出来るSIMで一番安い
  • SMS付きデータSIM:文字メッセージ(SMS)のみ利用できる電話番号が付与されたデータ通信SIM。
  • 音声通話SIM:音声通話用の電話番号が付与されたSIM。もちろんSMSもつかえます

ドコモ回線を利用する「タイプD」では以下の料金で「データのみ」の契約が可能

容量 データのみ(タイプD)
3GB 900円
6GB 1,450円
12GB 2,700円
20GB 4,500円
30GB 6,750円

残念ながらau回線を利用する「タイプA」ではデータのみSIMは選択出来ません。

最近は2枚のSIMを同時待ち受け出来るデュアルスタンバイ機能を搭載した端末が増えており、例えば音声通話はドコモ、データはauという感じに異なる回線のSIMを挿し込んで利用できるのですが、BIGLOBEモバイルのタイプAはデータのみSIMが選べないので、デュアルスタンバイのデータSIM側にタイプAを利用する場合でもSMS付きを選択しなくてはならないので注意しましょう。

最大の下り速度がタイプDとタイプAで異なる。

項目 タイプD タイプA
通信速度 下り最大788Mbps 下り最大708Mbps

回線が異なるので下りの最大通信速度も異なります。ぶっちゃけ、これは理論値のベストエフォートなので気にする程ではありません。

回線の乗り換えは不可

ガルマックスの読者様から教えていただいたのですが、主回線を異なる回線へ乗り換える事が出来ないです。(BIGLOBEモバイルのチャットで確認済み)

具体的には下記が出来ません

  • タイプDからタイプAに回線乗り換え
  • タイプAからタイプDに回線乗り換え

ちなみにですがシェアSIMを利用すると主回線とは異なる回線を利用できるので、どうしても主回線と異なる回線のSIMが利用したい場合はシェアSIMを検討しましょう。

BIGLOBEモバイルのau回線「タイプA」はメインSIMとしての利用がオススメ

前述した通り、タイプAを選択する場合は強制的にSMS付きとなるので、デュアルスタンバイでデータ側のSIMとして選択した場合はSMSの基本料金が無駄になります。

タイプAを利用するならメイン回線としての利用をオススメします。

タイプAを利用する場合、デュアルスタンバイは諦めましょう。

BIGLOBEモバイルのタイプAは通話も通信もLTEを利用するau VoLTE SIMというタイプのSIMです。

最近流行りのデュアルスタンバイは4G(LTE)+3Gの組み合わせとなるので、一般的には通信速度の遅い3Gに通話を割り当て、高速通信可能なLTEをデータSIMに選択します。

しかしながら、au VoLTE SIMは前述の通り通話にLTEを利用するので、デュアルスタンバイでLTEに通話SIM(今回の場合だとタイプA)を指定した場合、必然的にデータSIMは3Gとなり、WEB閲覧などで速度の遅い3Gしか利用できなくなります。

というわけで、タイプAをメイン回線として利用する場合はデュアルスタンバイは諦めて1枚SIM運用(通話もデータも1枚のSIMで運用する通常のスタイル)で利用しましょう。

BIGLOBEモバイルの公式サイトは以下から

BIGLOBEモバイルに関する記事は以下から

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