CMF Phone 2 Proの本音レビュー!薄型軽量でFeliCaも使える堅実スペックが魅力の個性派スマホ
柳生です。NothingのサブブランドのCMFからリリースされているCMF Phone 2 Proをレビューしていきますよ!お値段47,800円、こいつは買いか否か‥?参考にしてみてください。
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スペック、ベンチマーク、検証結果
CMF Phone 2 Proの筐体・デザインをチェック!
デザイン自体はスペック紹介記事でもお伝えした通り非常に個性的!
他のスマホはさながら高級感を押し出したような見た目でしたがこちらはツール感を押し出しており、表面材質がプラスチッキーなこともあってかなり雑に扱える安心感が良いですね。
▼大きさ自体は今どきらしいデカさなんだけど、重さは200gを切っており見た目よりは軽い印象を受けました。一応重量185gなので軽量級と言えるかは微妙なラインながら、筆者的には200g超えが当たり前だったのでそういう意味では軽く感じる。↓
厚みも7.8mm。大きさに反して薄型なので軽さも相まってかなり手に持ったときの不快感は薄いです。一応厚みがないということは指でつかめる部分が狭く持ったときの安定感が下がるんですが、本機は軽いのでそのネックも感じませんでした。
▼カメラは周辺が銀色のアクセントパーツに覆われてます。ここもツール感あって好き。位置はかなり隅っこに寄っているんで初見では違和感を覚えた。↓
▼本体下部パネルはマットな金属っぽい見た目がクール。触り心地はプラスチックなのか金属なのか判別しにくい絶妙なサラサラ感です。↓
▼このドットテイストな文字がNothingとCMFブランドの味ってやつですね。↓
▼あと右下は大型ネジ。回して外せます。対応するアクセサリーを取り付けるための部分。↓
▼今回アクセサリーは手に入らんかったので実際にできませんでしたが‥イメージ的にはこんな感じ。自分でこういうカスタマイズが出来るってマジで楽しいよね。スマホ版アーマード・コアって感じ。↓
CMF Phone 2 Proの性能・パフォーマンスをチェック!
SoCはDimensity 7300 Pro。ミドルレンジ中上位レベルのスペックとなります。普段使い及び軽いゲームならサクサク動く快適っぷり。
▼WEBブラウジング含めた動作性能は非常にいいです。アプリの立ち上がりだったり、画面の点灯の応答性といった点はハイエンドスマホには及びません。↓
▼原神みたいな重たい3Dゲームは残念ながら向かないです。一応本機はゲームモードも対応しているんでゲームにも使っていってねみたいなメッセージ性はあるんだけど、ガチゲーミングをするには性能不足。↓
▼いつもの原神での検証では画質「中」設定で高負荷時下限フレームレートは36FPSとなりました。↓
デフォの最低画質に加えて60フレーム設定にしておけばそこそこ動くって感じですが、グラフィクが相当粗いのでそこを気にする場合はもっと上位のハイエンドマシンを選びましょう。高負荷なシーンでのカクつきも目立つのでガチなゲーミングにも不得手。
CMF Phone 2 Proのディスプレイをチェック!
ディスプレイは非常に綺麗!有機EL、FHD+解像度、120Hzリフレッシュレートに対応はもちろん、輝度自体も明るめで野外の直射日光下でもバッチリ見えるほどの明るさがありました。
▼廉価ブランドのモデルながら地味に画面内指紋センサーも内蔵しているのが嬉しい。位置的には結構下部寄りなんで、筆者的には目視せずとも使いやすい。ただ低すぎることによる安定性のなさはネックです。軽いからそれほど気にはならんけど。↓
▼もちろんAoDも対応しており、さらに本機はそのAoDに転移する際のアニメーションもなめらか。ロック画面からAoDに移行する際に時計の文字がスーっとなめらかに移動するんですよね。↓
ただしAoDのデザインバリエーションは最低限。これがいじれるXiaomiとかSamsungに比べると見劣りはするのでこの点も今後のアプデで追加されていくことを祈りたいところ。
CMF Phone 2 Proのサウンド関連をチェック!
▼スピーカーは下部からのみ音が出るモノラルでした。なので横倒しの場合だと片方からしか音が出ないんで、動画視聴だとここが気になるところ。画面がすげー綺麗で発色もいいだけにもったいなさすぎる。↓
▼こういう縦向きで見るショート動画とか、こだわらない動画視聴とかそこらへん向けです。↓
音質自体は悪くはありません。スカスカな感じとかそういうのはなく普通に聞けるので、これでデュアル対応だったらと思うとマジで惜しく感じるところ(´・ω・`)。
まぁ無線イヤホン使えば万事解決‥しかもコーデック類も充実しているのでメーカーとしては無線イヤホンを使って楽しんでねってことなんかもしれん。
CMF Phone 2 Proのカメラ・写真・動画をチェック!
カメラは「5,000万画素のメインカメラ」「800万画素の超広角カメラ」「5,000万画素の光学2倍望遠」のトリプルカメラ構成。この点は先代モデルから大きく進化を遂げています。特にハイエンドではないのに高画素な望遠カメラを搭載しているのは刮目に値します。
▼といっても重要なのは実際に撮影して綺麗なのかどうか。メインカメラで撮影した写真はこんな感じです。↓
▼赤表現はちと惜しい。濃い赤色のバラの造花は色がやや薄れています。↓
▼ポートレートはこんな感じ。切り抜き精度やボケ具合も良好です。↓
▼夜景撮影。明るさと色はなかなか。撮影にかかる時間は1秒程度で素早いのもGood。↓
▼ただし明暗差がやや弱い傾向にあるようで、こういう暗所と提灯とでは、提灯が白飛びする傾向にありました。↓
▼超広角カメラはメインカメラに比べて解像感が下がりますが画角と色合いはそれなり。↓
▼超広角カメラも夜景撮影に対応。思った以上に良く撮れてました。撮影には2秒ほどかかるけど‥。↓
▼なお超広角とメインカメラとで比べた場合の色の変化はこんな感じ。やや青みが薄くなりますが、見比べなければ気にならない程度の差になってます。↓
▼気になる望遠カメラはこんな感じ。5,000万画素だけあって解像感も良好です。2~3倍のズームまでなら十二分に実用的!家の壁のシミと松の葉の造形がよくできてる。↓
▼夜景撮影はメインよりも色味薄め、明るさもやや暗くなっていましたが、比べなければ全然気にならない。こっちもこっちで綺麗でいい。↓
▼動画の手ぶれ補正は設定項目はなかったものの、歩き撮影においてのブレがかなり抑えられていました。気になる粗さもなくかなり使っていけると思います。↓
エフェクトが楽しい。プリセット登録もできる
▼本機の特徴の1つに撮影時のフィルターがあります。他のスマホでも対応しているんだけど、このCMF Phone 2 Proはプリセットの説明が丁寧だったり、Lenticularっていうウェーブじみたエフェクトが用意されていたり。↓
▼モノクロにしたり、超広角モードでビビッドにしたりといろいろ楽しめます。↓
▼中でもLenticularというエフェクトは親元メーカーNothingの製品紹介でも多く使われているエフェクトですね。こういう感じで、もはや芸術的というべきかなんなのか、よくわからんけど面白い撮影も楽しめます。自分には使いこなせません。↓
▼プリセットの作成も可能。露出とかエフェクト、色味にタイマー設定などなど、すんごい細かいカスタマイズが可能。実際撮影した写真をカバー写真にもできます。ただし名前は英数字のみ限定なのがちと残念。↓
CMF Phone 2 Proのバッテリー関連をチェック!
バッテリー持ちは良好でした。普段筆者はゲームをあまりせずSNSやWEBブラウジング(カーセンサー)がメインなのですが、その場合は夜には4~50%は余裕で残るぐらい。
なお検証用として写真40枚ほど、動画も撮影した場合だと25%ぐらいになってたんで、割と撮影で電池を食うみたいですね。ソフトウェアの補正で頭を使うタイプか。
▼充電は最大33Wと凡庸クラスで速さも特筆すべき点はなし。ただし充電保護機能に対応しており、最大70、80、90%のいずれかまで充電を止めることでバッテリーの劣化を抑える事ができます。これあるのありがたい。↓
こいつはざっくりいうと、数年使ってもバッテリーの状態を保ち、最大容量の低下を抑える機能。バッテリーが満タンの状態のままで充電しっぱなしは劣化の原因になるんで、それを防ぐための機能なんですね。
ましてスマホは数年使ってナンボみてぇなとこあるし、あと最近だとSwitch2もこの機能に対応してきているし。こういう機能はどんどん対応・周知されていっているようで嬉しい限りです。
CMF Phone 2 Proの機能をチェック!
前モデルは海外版に技適を取得してそのままリリースされたので日本市場に合わない部分もありましたが、今回のCMF Phone 2 Proはバッチリ日本向けの機能や仕様にチューニングされているのがGood!
おサイフケータイに対応しているのがガチで良い
本機はおサイフケータイに対応しています。これも実にGood。かざすだけで改札通ったり自販機で買ったりコンビニレジでキャッシュレス決済できたり。楽ちんなんすよね。
また先代モデルではこれに非対応だったんで、CMFスマホ好きだけどおサイフケータイ無いのが残念‥なんてユーザーさんにもぶっ刺さります。自分としても人様に勧めやすくて助かる。
対応バンドも増えた。楽天モバイルの通信も対応
本機の対応バンドは充実しており、ドコモ、au、ソフバンそして楽天モバイルの主要なものに対応しています。
▼実際、筆者の持ってる楽天SIMをぶっ刺したら見事に使えました。これ、先代モデルでは対応してくれてなかったんでマジで嬉しいよ。↓
「先代モデルが日本モデルの割に対応してないのがおかしい」と言われればそらそうなんだけど、一昔前のキャリアモデルなんて他社バンド潰しは当たり前だった時代にモノ書いてた筆者からすれば天国みたいなもんです。いい時代になったもんだ。
独自キーはけっこう使えるが誤爆しやすい
▼本機の特徴の1つがこの独自キーであるEssential Key。電源キーの下にあるゴムっぽい質感のボタンです。↓
▼こいつは1回押すと即座にスクショするんですが、その際にメモ書きも残すことができます。また通常のスクショフォルダではなく、Essential Spaceというフォルダに分けられ保存されます。↓
長押しの場合はスクショ+録音。またこのEssential機能はAIによる要約や整理もしてくれるので、日常的なタスクをまとめたい場合に重宝しますね。
ただ筆者は最終的に自力でToDoリストにまとめてしまう派なのでまだまだ使いこなせる気はしない‥。
それとは別に配置が電源キーの真下にあるので、電源キーと間違って押すことが非常に多かったのがネック。せめてこれ左側に置いてほしかったな。
CMF Phone 2 Proのレビューまとめ!
個人的にはスピーカーがシングルかつイヤホンジャック無しなのがやや残念でしたが、多くの人にオススメできるモデルといえる1台でした。
大きめながら軽量薄型。普段使いにおいて快適な性能と美麗なディスプレイ、おサイフケータイも対応。やろうと思えばカスタマイズも出来るので、ギーク的な意味での楽しみがあるのもいいですね。
価格は47,800円。ハイエンドのように全部盛りのスペックを求めるなら別ですが、そうでなければ価格に対して満足できる1台。ちなみにNothingはイギリスメーカーなんで、中華や日本、アメリカや韓国とはまた違った味わいを楽しめます。ぜひとも手にとってみてください。
ちなみに筆者としてはスケルトンデザインなNothing派なんだけど、ラフに扱えるCMFスマホも全然好き。イヤホンやスマートウォッチもレビューしてきたんだけど、クオリティは優秀でしたわ。個性重視なユーザーさんは以下の記事も見てみてね(`・ω・´)。
▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓
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初出時価格→42,800円(8+128GB)
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