Dimensity 9000搭載機種のAnTuTuスコアが公開。CPU性能でSnapdragon 8 Gen 1を上回る?
近日の登場が予想されているDimensity 9000ですが、搭載機種でのAnTuTuベンチマークスコアが投稿されているようです。
Dimensity 9000搭載のVivoスマホのAnTuTuスコアが公開?
有名ベンチマークソフトであるAnTuTuがWeibo上にて、Dimensity 9000を搭載するVivo製スマートフォンのベンチマーク結果を投稿しています。
なお、今回の掲載されているスコアも開発機による計測結果の可能性もあるので、製品版では変更される可能性があるとも前置きされているのは注意点です。
▼今回公開されたのはコードネームがPD2186Xとされている機種の模様。↓
PD2186XはDimensity 9000を搭載する以外に、LPDDR5メモリが12GB、UFS 3.1対応ストレージが512GB、ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzに対応と推測されており、その構成からバリバリのハイエンドクラスのスマートフォンと思われます。
今回記録された総合スコアは1072221点と今まで通り100万点越えですが、今まで計測されたスコアよりも高めのスコアが出ているとのこと。内訳としては以下の通りです。
- CPUスコア:277291
- GPUスコア:422365
- MEMスコア:192035
- UXスコア:180530
ちなみに今回計測されたスマートフォンについて、AnTuTuは今までの噂やスコアより新型Vivo X80シリーズではないかと予測を立てているようです。
CPU性能ではSnapdragon 8 Gen 1を圧倒している?
Dimensity 9000のベンチマークに関しては、以前にもガルマックスで紹介していましたが、今回はVivoのハイエンドモデル(開発機の可能性は大ですが)ということで、MediaTekのPRもハッタリではなかったと考えても良いのではないでしょうか。
▼ライバルのSnapdragon 8 Gen 1の実機ベンチマークスコアはガルマックスでも既に紹介済み。↓
Vivo iQOO 9 Pro/メモリ12GB(Snapdragon 8 Gen 1)の実機AnTuTuベンチマークスコア
実機スコアと比較すると、Dimensity 9000はGPUスコアでは少し遅れを取るものの、CPUスコアでは大差をつけて勝利しています。CPU性能では大負けしているものの、GPU性能に関してはグラフィック面が強いQualcommの面目が立った形と言えるでしょう。
実際に搭載された製品版の実機スコア次第にはなってしまうものの、Dimensity 9000の性能が今回また一つ明らかになった形です。実際の性能が今から楽しみですね!