エレコムがUSB規格表記を「伝達速度ベース」に変更。より分かりやすくなった

2022年9月30日にUSB-IF(USB Implementers Forum)よりUSBの規格を示すロゴや表記ガイドラインの改定発表がありましたが、それを受けエレコムがUSB表記を伝達速度ベースに変更すると発表しました。今後、他メーカーでも同様の表記の変更が行われるものと思われます。

分かりにくい表記から分かりやすい伝達速度ベースに

これまでのUSB規格表記は、USB 2.0やUSB 3.0といった表記で、しっかりと仕様を確認しなければ伝達速度が分かりづらい状況でした。

例えば同じ伝達速度「5Gbps」でも、USB3.2(Gen1)、USB3.1(Gen1)、USB3.0の3つが該当します。

これらがユーザーには分かりづらいとのことで、USB-IFはロゴや表記ガイドラインを改定すると発表したのですが、エレコムではこの改定に合わせた表記を2023年販売の製品より展開していくとのことです。

▼USB 3.0以降から伝達速度ベースに表記が変わるようです。↓

USB規格表記の変更について – ELECOM

筆者としてはUSB機器を購入する場合に最大伝達速度を必ず確認して購入していたので、これらがパッケージのロゴや文字表記で素早く分かるのは嬉しいですね。

但し、USBは伝達速度以外に形状や電力供給も各バージョンで異なるので、伝達速度以外の部分を求めている場合は今までと同じくしっかりパッケージ仕様を確認して購入したいところです。

ページトップへ