Galaxy S23 FEの自腹レビュー!性能良し、カメラよし、コスパよしでAndroidスマホで迷ったら選んでOK
自分にとってはこれが一番ちょうどいいぜ!
Galaxy FEシリーズが大好きな柳生です。Galaxy S23 FEをAliExpressで購入したんでレビューしていきますよ!日本でもau・UQモバイルからも出ているSamsungのハイコスパモデル!
なお今回レビューしてるものは海外版ゆえ細かい点で仕様は異なります。大まかな購入の参考にしていただければ幸いです。皆さんへは日本版をオススメします。
ちなみに今回はSnapdragon 8 Gen 1版を注文したはずだったんだけど届いたのはExynos 2200版でした。間違ってやがる!‥クレーム案件なんだけど、性能に大差はないしゴネるのも面倒なんでこのまま使います。
▼初めてめて触ったときの直感的な印象はこんな感じだった!↓
デザイン | 印象的な紫色がキレイ!ただし重たい |
ディスプレイ | パリッとした見た目、屋外での視認性も良好 |
性能 | AnTuTu100万点クラスだけあって性能優秀。安定性も高かった! |
スピーカー | 音質、音量ともに満足 |
カメラ | S20 FEから撮影レスポンスがアップしており使いやすい! |
ナビ | 精度に不満なし |
電池持ち | 普通、使えば使うほど減る |
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スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧
デザイン:ガラスパネルで質感も良好
今回のGalaxy S23 FEはS20 FEとは異なり、背面のボディパネルもガラス製になっています。またマット調ではなくツルツルな質感となっており反射も指紋も割と目立つ印象でした。
カラーは国内版にはないパープル。これまでのGalaxyスマホにはなかった濃い紫色というのは、筆者の眼にはかなり新鮮に映ります。
なんで筆者がS24 Ultraという最高スペックのスマホからのりかえたか、その理由は丸さにあります。あっちの四角いいかつい感じは好きだったんだけど、ポケットへの収まり、引っ掛かりはたいへんに我慢ならんかったんですよ(´・ω・`)。
▼そういう点ではGalaxy S23 FEのサイズ、非常にちょうどいいです。角が丸いし側面もフラットじゃないから手に持ったときの感じがしっくりくるのなんの‥↓
▼側面は丸みを帯びているので割と手に馴染みやすく、この点はS23シリーズと同じものを感じますね。あと明るいシルバー色ってのもなかなかいいアクセントになってます。↓
▼ただし正直持ち心地でいえば、2世代前にあたるGalaxy S20 FE(写真左)のほうがずっと良かったっすね。あっちは背面から側面にかけて角がなく本体自体も薄かったし‥↓
▼あとアホみたいに重い。ガラスパネル採用の弊害か、本体重量は結構あってケースなしでも211gと200gを超えるのも欠点。このサイズでは最重量クラスかも。↓
▼ちなみにS20 FEは188g。22gの差はでかいです。↓
▼カメラはS23世代から雪国の信号機デザインで統一されています。デザイン的には大きな違いはありませんが、カメラ周りのリングが側面と同じシルバーであしらわれておりメリハリがあって良いですね。↓
▼厚みは目視で1mmほど。それぞれが出っ張ったタイプなのでホコリとか引っかかりやすいのは御愛嬌です。↓
バイブの質感も良いぞ!
Galaxy S23 FE、バイブの振動感触が思った以上にGood。細かく震えたり、カメラのシャッターボタンなどでメリハリのある振動をしてくれるので触ってて楽しい(`・ω・´)。
Galaxy S24 Ultraと比較すると流石に劣りますが、コスパモデルながらも割とよく出来てるなと思わされます。振動の強さも十分でポケットの中でもよく分かるレベルでした。
S20 FEではある程度細かい感触のバイブでしたが強弱はなかったため、この点もしっかり進化しているな‥なんて思えます。
性能:性能も安定性も満足
Galaxy S23 FEはSamsung製プロセッサ「Exynos 2200」を搭載。性能で言えば同期に当たるSnapdragon 8 Gen 1とほぼ同じ性能を持ち合わせています(ちなみに日本版はSnapdragon 8 Gen 1を搭載しています)。
▼日常使いにおいてはSnapdragon 8 Gen 3を搭載したS24 Ultraと比べればベンチマークスコアの差はあれど、体感ではあまり違いを感じません。カメラの起動速度ではちょっとS24 Ultraより遅いかなって程度ですが‥。↓
▼3Dゲームは当然差はあり、原神のデフォルト画質は「最低」でした。↓
軽く触った感じですが、あまり快適ではないっすね(´・ω・`)。画質を落とし込めばマシだけど、ガチでこの手の3Dゲームを遊ぶならこれより上位のチップを積んだモデルをおすすめします。
当然、マイクラとか2D系のゲームとか軽めなやつだったら無問題。
あと発熱、思ったより控えめでした。Snapdragon 8 Gen 1とExynos 2200って結構発熱が酷くバッテリー持ちの評価も芳しくなかったんだけど、それを反省して改良を加えたのかもしれんです。個人的にはほとんど気にならず使っていけます。
画面:6.4インチってちょうどいいよね
Galaxy S23 FEのディスプレイは有機ELでFHD+クラスの解像度、最大120Hzの高リフレッシュレート対応という点は他のモデルと大差はありません。また最大輝度も明るめで野外でダークモード表示にしてもしっかり見える視認性もありました。
個人的には気に入ってるのはやはりこの大きさ!手がでかい筆者にとってですが6.4インチってのがマジで秀逸。片手操作性は小さすぎず大きすぎずでGood。QWERTY文字入力もやりやすいです。↓
▼タッチレート(1秒間にタッチを拾う回数、高いほど反応が良い)ですが、アプリで調べたところ120Hzでした。この点はなぜかS20 FE(240Hz)より落とされてるのは謎。とはいえ実用上では不満は感じませんでした。↓
▼画面周辺のベゼルもS23よりは厚めですが許容範囲内。下部ベゼルだけはごく僅かに厚いのでこの点はコストカットみを感じます。↓
指紋センサーの位置は下寄りで扱いやすい
▼Galaxy S23 FEはしっかり画面内蔵型指紋センサーを採用しています。速度、精度ともに満足で違和感なく使えるぞ!↓
あと、Galaxy S23と違って指紋センサーの位置も下部寄りなのがありがたい!
人によって好みが分かれる部分なんですが、筆者にとっては「センサーマークがなくても位置がわかりやすい」という意味ではこういう下部配置が良い。「センサーマーク1個分の隙間がある」って思うと、認証しやすさがグッと上がります。
カメラ:まったく不満を感じないトリプル構成
構成的にはメイン+超広角+3倍望遠という並び。画素数自体はメインカメラだけ5,000万画素と高めで、サブカメラは1,200万画素の超広角、800万画素で光学3倍対応の望遠となります。
2倍ズームまではメインカメラのデジタルズームになりますが、1,250万画素相当の精細さを保てるのでかなり綺麗に撮影できます。
ハイエンドSoCゆえ撮影レスポンスも抜群!海外版モデルだとマナーモード(厳密にはシステムサウンドをオフ)にすることでシャッター音も消音できるのもGood。
▼一方で動画は60FPS撮影ができるのはメインカメラのみで、超広角カメラでは60FPS動画撮影はできません。S23無印では対応してたけどこちらは非対応なので注意。60FPSにすると0.6倍の倍率マークが消えます↓
メインカメラで撮影した写真
▼日中撮影はこんな感じ!すべてフルオートです。AI対応で自動補正も行い、明暗差を抑えパリッとしてる印象。↓
▼安いモデルでは色が飽和しがちな真っ赤な被写体も、ばっちり赤さを表現できています。お花撮影も楽しいぞ!↓
▼光量が限られがちな屋内でもかなりパリッといい感じに撮れています。明暗差のあるシーンも、明るいところと暗いところとでしっかり捉えられてる。↓
▼飯撮り。色合いも良さげでうまそうです。うまかったです。オサレなカフェのオサレなデザートで映えを狙う
にもいいでしょう。↓
▼このモデルに限った話ではないんだけど、こういう揚げ物とか色1色の食い物だとホワイトバランスが崩れて色が薄くなることはあるので注意。遠めから撮ったり食事モードにしたり2~3倍ズームで撮るなどで対策可能。↓
▼ナイトモードはかなり明るく写ります。ディテールも明るい照明の白飛びの抑えも満足レベル!色もよく出てました。またS20 FEから撮影スピード、レスポンスもかなり改善されており、結構サクサク撮れるのもGood。↓
超広角カメラで撮影した写真
▼こちらは超広角カメラ。かなり広く撮れるのが利点!ただし低画素が災いして解像感は低いです。また夜景や明暗差に弱くノイジー。明るさは悪くありませんが‥↓
なお、超広角カメラの場合は画角の都合により端っこ部分が曲がり歪むことがあるのですが、そこも補正してくれるのもGoodでした。ただし画角はわずかに狭くなります(Camera Assistantアプリでオンオフ設定可能)。
▼超広角の夜景撮影はこんな感じ。明るさも色もよく出てて思ったよりクオリティは高く感じます。↓
望遠カメラで撮影した写真
▼望遠カメラは3倍~最大30倍で機能します。3倍はズームによる劣化がなく非常にキレイ!ちょっと寄りたい撮影で重宝します。上が1倍、下が3倍ズーム。↓
▼同じ場所から撮影した場合はこんな感じ。上から1倍、3倍、そして一番下が10倍ズーム。3倍までは無劣化だし色合いもメインの1倍とほぼ変わらず。そして10倍ズームであっても、細かい文字も見えるので結構スゲェなって思えました。↓
▼3倍、10倍、30倍ズームで比較。さすがに30倍ズームともなるとデジタル10倍相当になり、解像感もなく粗っぽさは目立ちます。使い所は限られる。↓
もし超高倍率ズームを重視したいならハイエンドオブザハイエンドたるGalaxy S24 Ultraグレードを手に取りましょう。そうでもなければこのGalaxy S23 FEで十分満足できます。
▼望遠ナイトモードだとこんな感じ!上から1倍、3倍、最大10倍ズームで並べています。F値の兼ね合いで明るさは結構差が出ており暗めにはなりますね。↓
▼解像感に欠けるもののディテールは悪くなく、また遠くの交通電光板の文字も読めるのは驚きでした(`・ω・´)記録撮影に十分使っていけますね。↓
バッテリー:電池持ちは凡庸、充電はワイヤレス対応がGood
Galaxy S23 FEのバッテリー容量は4,500mAh。近年は5,000mAh容量が主流になりつつあり、比較すればやや小さいという印象は否めません。
▼ライトユースならまだ1日は持ちますが、ずっと動画見たりゲームしたりって使い方ならあっというまにコケます。画面オフで音楽を流してる使い方でもなかなか持ってかれる。↓
急速充電は規格非公表ですが、充電ペースは30分で50%。1時間ほどあればほぼ満充電できるペースでした。ハイエンドとはいえ速くはないです。速さを求めるなら中華スマホのRealmeとかを選びましょう。
▼あとワイヤレス充電できるのは依然として有り難くていいですね(`・ω・´)。置くだけで充電できて楽だし、ケースとかアクセサリー次第でMagSafeみたくくっつけられます。↓
Galaxy S23 FEのレビューまとめ!
Galaxy S23 FEの価格は海外だと6万ほど。しかし日本版であればauが定価88,000円、UQだと71,500円とちょっと高いです。実際は乗り換えとか特典などで色々値引きされるんでこの通りに買うケースは稀かもしれませんが。
総評としては個人的にはこのGalaxy S23 FE、間違いなく大アリ!カメラよし、性能も十分。サイズもちょうど良くワイヤレス対応。日本版ならおサイフケータイだってあるわけです。キャリアで安く買えるチャンスがあるなら、選んで間違いありません。
Samsungは韓国ブランドゆえにピチピチギャル‥じゃなくて若い女性にも人気で使っている人も多く、そういう意味でも学生さん向けスマホとしてはかなりいいと思えますね(`・ω・´)。
筆者自身もGalaxy FEシリーズは(S21 FEを除き)色々使ってきたので言えるんだけど、マジでこれコスパいいしおすすめよ。まぁ学生さん向けと謳うモデルの割には‥異様に重たいのだけはなんとかしてほしいけど。
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