今後、GoogleアシスタントがAI「Gemini」に置き換わるかもしれない
日本でもそのうちGeminiが標準になりそう。
Androidで標準的に搭載されているGoogleアシスタント機能ですが、これがGoogle開発AIのGeminiに置き換わる準備をしていると報じられています。
GoogleのAI「Gemini」によりアシスタントは廃止へ?
▼GeminiとはGoogleが開発したマルチモーダルタイプの生成AIとなっています。これまでの生成AIサービスと異なり、文章や画像、動画などをいっぺんに組み合わせて回答を出力することができるのが特徴。↓
Geminiは今後Google アシスタントにとって代わる可能性があるようです。
RedditのEvery_Pass_226氏の報告によればGalaxy S24 PlusをPlay ストア上でアップデートしたところ、標準アシスタントアプリがGoogle アシスタントからGeminiに自動的に置き換わったとのことです。
Googleアシスタントは音声入力で操作したり、天気予報やスマートデバイスとの連携を行うデジタルアシスタント機能となっています。これがGeminiに置き換わるということは、AIでもアシスタント機能の対応は十分可能という理由なのでしょうか。
海外メディアサイトのAndroid Authorityでは「Googleは最終的にアシスタントを消滅させることを計画していることが明らかだ」とも報じています。
▼さらに同メディアによればGoogle アシスタントのアプリアイコンもGeminiのそれに置き換わっていたとのこと。GeminiはPlay ストアからもインストール可能(日本では現在不可)ですが、そうすればGeminiが2つになるという珍妙なことも起こるとか。↓
なお設定から従来のGoogleアシスタントに戻すこともできるそうですが、そう遠くないうちにOSアップデートでアシスタントは消滅してGeminiになるかもしれませんね。
上でも書きましたが記事執筆時点では、日本のPlay ストアからGeminiをインストールすることはできません。とはいえ今回のニュースから予想するに、日本でも正式利用できる日は近いかもしれません。ちょっと楽しみではある。
筆者としてもGoogle アシスタントはそう使っていなかったんだけど、Geminiでは画像生成とか会話とか色々できそうだしそういう意味でも楽しみ。今後のGoogleの発表なども注目したいですね(`・ω・´)。