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N5100搭載PCの性能は?動作は重い?WEBブラウザで完結する使い方がオススメ

安価なノートパソコンなどに搭載され始めたintelの廉価CPU「N5100」は、果たしてどんな使い方だと快適なんだろうか。色々と試してフィーリングなんかを共有したいと思う!

N5100は廉価CPU

まずN5100ってCPUを簡単に説明しとくと、intelの廉価CPUに位置づらけられる「Celeron」ってグレードのCPUである。あたまに「N」と付いていたらモバイル用途向けって感じで、安価なノートパソコンなんかで搭載されることが多い。

クリックしてスペック表を表示

ハイエンドなCPUであれば、何でもできるぜ何でも来い!状態ではあるが、安価なCPUではどの程度の作業であれば快適レベルなんだろうか…気になる。

気になったら試してみるまでである!

検証で使ったノートパソコン

ってことで、N5100を使ってみたいがために以下のノートパソコンを購入した。

【2022Newモデル】CHUWI ノートパソコンGemiBook Pro 14 inch 第11世代 Celeron N5100 最大2.8GHz デュアルチャネル 8GB+256GB SSD+ SSD拡張+TF拡張サポー Win 10搭載【Win 11対応】2160*1440 3:2 4K IPSディスプレイ /2.4G/5G/HDMI/ FullHD / WIFI / BT4.2 / 無線LAN内蔵 バックライト付きキーボードPC ノート
CHUWI

俺が買ったときは10,000円オフクーポンがAmazonの製品ページにあったんで約3.6万円位で購入できた。正直この仕様のモデルをこの価格で買えたのはラッキーである。

WEBブラウザを利用する使い方が結構快適

N5100は所詮、性能一番下っ端の廉価CPUだ。

だからアレもコレもできるかも。と淡い期待を持っているなら先に言っておく、このレベルの処理性能は快適レベルで出来ることが限られている。

CPUパワーを必要とする使い方はそもそも向いていない。そんな非力なCPUでも快適レベルで利用できる使い方がある。それが、「WEBブラウザを利用する使い方」である。

例えば

  • インターネットを見る
  • ネットショッピングする
  • YouTubeで動画を見る
  • Gメールを使う
  • スプレッドシートを使う

といったように、WEBブラウザを利用する使い方は案外多い。こんな使い方であればN5100はなかなか快適である。

ちなみに俺はこの記事をWEBブラウザからWordPressに繋いで執筆しているが、WEBブラウザではタブを10個ほど開いて作業していても文字の遅延など無く快適に執筆できている。

もちろんウン十万円するハイエンドパソコンと比較するとキビキビ感やサクサク感は劣るが、動作は十分実用的な範囲だからストレスには感じていない。

▼YouTubeも1440pで再生してみたが特にカクつくこともなく快適に視聴できてる。↓

あと、WEBブラウザ上で使えるツールなんかも快適に使えている。

例えば先述したGoogleスプレッドシートのほか、画像の縮小や切り抜きツール、動画の変換などWEBブラウザからデータをアップロードして結果をダウンロードするようなツールはPCパフォーマンスを使わないので快適である。

動作が軽いソフトウェア

様々なサービスは「WEBブラウザ版」みたいなものがあるが、単体ソフトで動かしたほうが作業が捗る場合がある。

俺の場合だとChatWorkや注釈ソフト、コピペツール、Discordなどのちょっとしたツールなわけだが、こんな感じのツールは大体が他のソフトウェアと並行して使うことを想定しているから動作が割と軽い。

こんな感じで連絡ツール、通話ツール、便利ツールなんかは単体でインストールしても快適に使えてる。

N5100は安価なノートパソコンに搭載されることが多いんで、搭載するメモリ量によってはメモリがボトルネックになり動作が重くなる可能性がある。

というわけで、俺としてはN5100搭載モデルを購入するならメモリ8GB以上がおすすめである。(便乗して言えば、ストレージはHDDやeMMCではなく、SSDが良い)

ちなみに俺は

  • Chromeでタブ10個(デスクトップ1)
  • ChatWork単体アプリ起動(デスクトップ2)
  • 注釈ソフト常駐
  • Discord常駐

上記のような普段の執筆スタイルでメモリは5.5GBほど使用。検証機はメモリ8GBなので今のところメモリがボトルネックになったような動作の鈍さは感じず、仮想デスクトップ切り替えも問題なくスムーズに行えている。

動作が重いソフトウェア

動作が重いソフトウェアの代表格といえば、AdobeのPremiere Pro、Lightroom Classic、Photoshopなどのツールであったり、ゲームなどである。

これらのソフトウェアはPCのCPUやGPUでリアルタイムに高度な演算を行うことから、N5100ではソフトウェア自体の動作も鈍さを感じることがあり、また、エンコードや書き出しなどでは長い時間を要する。

また、ゲームではフレームレートが低すぎてゲームを楽しむどころではなく起動できるかどうかのレベルのタイトルが多かった。

まあ所詮Celeron、N5100では以前のモデルから引き続き動画編集、RAW現像、高度な画像加工、GPUパワーが必要なゲーム用途には向いていない。

案外快適に利用できるユーザは多そう

実際に検証機を使って普段と同じような使い方をしてみたが、WEBブラウザを利用する使い方はなかなか快適だったし、動作の軽いツール系ソフトの同時利用も不満なく使えたので、なかなかやるじゃん。って印象である。

  • インターネットで調べごと
  • YouTubeなど動画視聴
  • ネットショッピング
  • ZOOMなどでのビデオチャット
  • スプレッドシート
  • ブラウザで操作するGメール
  • WEBブラウザ経由の画像や動画加工

こんな感じでWEBブラウザ経由で利用することが多いならN5100でも不満を感じることなく使えたので参考にしていただきたい。

それにしても一昔前はWindowsを起動することすら動作の鈍さを感じていた廉価CPUだが、最近は快適に使えるレベルになったもんだなと感心した。

俺は少なからず動作の重い作業を仕事で行うからN5100搭載モデルをメインにすることはないが、WEBブラウザで完結する使い方がほどんどだなーって人は高いノートパソコンはもう必要ないかも知れない。

購入するなら3~4万円台がおすすめ

N5100のノートパソコンを買うなら3万円~4万円台に収まる製品がおすすめ。その中でもメモリ8GB以上、ストレージはSSDで256GBくらい搭載しているモデルが狙い目だ。

今回検証で使ったモデルも、俺がN5100搭載モデルを購入するならってことで、3万円台で購入できる製品をチョイスした。割引価格ではあるが、この価格だったらかなり満足度が高いと思う。(検証機は別途レビュー予定→レビュー公開した

ってことで、N5100搭載モデルを検討しているなら

  • 価格は3~4万円台
  • メモリは8GB以上
  • ストレージはSSDで256GB
  • ディスプレイはFHD以上

このあたりのラインで探してみてくれ。

それ以上の価格になると性能対価格のバランスが悪くなるが、例えばディスプレイが回転するとか、タッチパネルを採用しているとか、追加価値に対する対価と考えて検討してみよう。(といっても、俺はCeleron機に5万以上は出したくないけど)

今回検証した製品は以下。それではまた!解散!

▼検証機のレビューは以下。↓

レビュー:3.7万円で買ったN5100搭載ノートPC「GemiBook Pro」の良かった・残念だった点

【2022Newモデル】CHUWI ノートパソコンGemiBook Pro 14 inch 第11世代 Celeron N5100 最大2.8GHz デュアルチャネル 8GB+256GB SSD+ SSD拡張+TF拡張サポー Win 10搭載【Win 11対応】2160*1440 3:2 4K IPSディスプレイ /2.4G/5G/HDMI/ FullHD / WIFI / BT4.2 / 無線LAN内蔵 バックライト付きキーボードPC ノート
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