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Huawei「Mobile Wi-Fi E5383」スペック詳細。SIMフリーでCA対応。

garumax-Mobile Wi-Fi E5383

SIMフリースマートフォンを積極的に展開するHuaweiからSIMフリーのモバイルWi-Fi「Mobile Wi-Fi E5383」が発売。格安SIMを挿して使えますよ。

早速スペックを確認してみましょう。

Mobile Wi-Fi E5383の価格、性能、特徴。

項目スペック
対応バンドLTE
1/3/19/21

3G
1/6/19
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac
(2.4/5GHz)
最大受信最大約1,200時間
連続通信最大約13時間
同時接続Wi-Fi:最大10台
USB:1台
SIMサイズMicroSIM x1
液晶2.4型
タッチパネル
バッテリー容量3,000mAh
サイズ58 x 95 x 16.4 mm
重量120g
カラーGray&Silver
付属品充電アダプター
USBケーブル
価格20,000円前後
※Amazonや公式ストアで変動あり。

液晶は2.4インチと小型ながらもタッチパネルを搭載しており直感的な操作が可能。コンパクトな本体には3,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、最大13時間の連続通信が可能です。

Wi-Fi接続って結構電池を喰うんですよ。私もモバイルWi-Fiではないですが、サブのスマートフォンに格安SIMを挿してWi-Fiテザリングで使っています。テザリング中は電池の消費ペースが速い速い。

この類の製品はバッテリー搭載量も重要なチェック項目ですよ!

Mobile Wi-Fi E5383の対応バンドはドコモバンドにフル対応。

全国区をカバーするバンド1に東名阪の一部で利用できる高速通信バンドの3、地方都市の一部で利用できるバンド21に地下、郊外、山間部の繋がりにくい場所を補うプラチナバンドの19に対応。

4つのバンドのクアッドバンドに対応しているのでドコモのフラッグシップ機と同等の電波の掴みですよ。

使える対応バンドが多いと、1つのバンドに一極集中した際に他の空いてるバンドも使えるので、速度が安定しやすいんですね。対応バンドが少ないと、混雑した回線を使い続けなくてはいけないので、東名阪等の超都市部では対応バンドの多い製品がオススメ。

本製品はドコモのバンドに完全対応しているので、格安SIMを利用する際はドコモのネットワークを利用したものを選びましょう。

Mobile Wi-Fi E5383はキャリアアグリゲーションに対応!

LTEのCate6に対応した製品です。

キャリアアグリゲーションとは複数の電波をまとめて高速通信する技術で、例えば本製品ですとバンド1とバンド3を組み合わせて下り最大3,00Mbpsで通信が可能。

複数の電波が流れている場所であれば自動で複数のバンドを掴み利用出来ますよ。全国区のバンド1とバンド19の組み合わせは比較的組み合う確率が高いので、全国で恩恵を受けます。

ドコモでも2015年の春夏商戦モデルからキャリアアグリゲーション技術の「PREMIUM4G」利用可能なCate6製品を積極的に投入しており、通信速度の向上具合は凄いです。

あ、この端末じゃないのですが、ドコモのキャリアアグリゲーションを体験してきた時に動画を撮ったのでよければどうぞ。実機でここまで速度が出るのです。Mobile Wi-Fi E5383も同等の性能を備えているとお考えください。

Mobile Wi-Fi E5383はWi-Fiの11acにも対応している。

Wi-Fiの通信規格である「11ac」に対応。最大866MbpsでWi-Fi接続時の通信が可能。

少しオーバースペックに感じますが、例えば、本製品は前項目でお伝えしたとおりキャリアアグリゲーションに対応しています。ネットワークからの通信は最大300Mbpsと高速ですが、端末から他の製品にWi-Fi接続する際の通信速度が100Mbpsまでしか対応していない規格の場合、高速通信が活かせません。

Mobile Wi-Fi E5383ではWi-Fiの規格がボトルネックとなる事は無いのでネットワークの通信速度を余すことなく活用出来るというわけです。

また5GHzを利用した通信ですので、大多数の2.4GHz通信機器と電波干渉しません。つまり、安定した通信速度で利用出来るということ。特に大容量の通信を必要とするYouTubeの動画などは電波干渉による速度低下が起こりにくいので、ネットワークの通信がしっかり出ていれば快適に視聴も出来ますね。

しかし、Wi-Fi接続するスマートフォンなりタブレットなりが5GHzに対応していることが前提ですのでお間違えの無いように。

Mobile Wi-Fi E5383の注意点。

本体のSIMスロットが「MicroSIM」となっています。SIMサイズはNanoSIM、MicroSIM、標準SIMの順で大きくなりますので、中くらいの大きさのスロットですね。

豆知識ですが、SIMカードはサイズ変更アタッチを使うことでサイズアップ出来ます。つまり、一番小さいNanoSIMで格安SIMは契約しましょう。

今後、端末が変わったり、SIMを他の製品に使い回す時にMobile Wi-Fi E5383のスロットサイズであるMicroSIMで契約してしまうと、NanoSIMスロットを搭載している製品で挿すことが出来ません。

また、SIMサイズの変更は数千円の費用がかかる上にSIMサイズ切替後の発送期間が不通期間となり利用できない期間が発生します。

SIMサイズ変更アダプターは数十円程ですので、SIMフリー端末を利用する場合は1つもっておきましょう。

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ライバル機種もチェックしておきましょう。

NECのSIMフリーモバイルWi-FiのAterm MR04LNはモンスターSIMフリールーターと呼ばれており、チェックすることをオススメします。あちらはSIMスロットが2つ付いているデュアルSIM製品で、複数の格安SIMを挿して利用できるので大容量データ通信がSIMの挿し替えなしに使えます。

今なおモンスタースペックは揺るぎないです

Mobile Wi-Fi E5383は長時間駆動と高速通信が魅力。

Mobile Wi-Fi E5383はとっても大容量なバッテリーを搭載しているので、外出時に利用する方はオススメの製品。

モバイルWi-Fiとしての基本性能は高い部類です。が、先ほどお伝えしたNECのAterm MR04LNの出来が非常に高いので少し訴求力に欠ける事も否めない。あちらの製品は価格も安いですしね。

Mobile Wi-Fi E5383の魅力は大容量バッテリーでしょう。普段持ち歩くものですから、バッテリーの容量はモバイルWi-Fiにとって非常に重要。

Mobile Wi-Fi E5383はシングルSIMですので、「一枚のSIMしか使わないよ」という方はバッテリーの容量が多く連続通信時間が非常に長い本製品をオススメします。

4/9追記:APN設定に関して補足します。購入後は格安SIMを利用するためにAPN設定が必要となります。APN設定は、端末をパソコンに繋いだ状態で管理画面に入り、APN設定を行うタイプです。

本製品の取扱説明書のリンクを残しておきますので、ご確認下さい。該当ページは71ページからとなります。

4/10追記:本機はHUAWEIが「SIMフリー」と謳っていますが、端末とSIMカードの「相性」もあるので、購入前に格安SIMを発行するMVNOへ端末が利用できるか確認しましょう。

↓リンク先で「本体のみ」も選べます。

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公式サイトのストアでの購入はAmazonより高いです。が、時期により価格変動の可能性もあるので、購入前はAmazonと公式サイトをどちらも確認してみてくださいね!

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