Core Ultra 7 258V搭載の携帯ゲームPC「MSI Claw 8 AI+ A2VM / 7 AI+ A2VM」の特徴をチェック!
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MSIのハンドヘルド型UMPCであるCLAWの新型モデルが海外で発表されていたので紹介していきます!前モデルから継続してリリースされている7インチモデルの他に8インチモデルも追加されているそうですよ!
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MSI Claw 8 AI+ A2VM/MSI Claw 7 AI+ A2VMの詳細スペック
CPU | Core Ultra 7 258V |
メモリ | 32GB(LPDDR5x-8533) |
容量 | PCIe Gen4 SSD |
ディスプレイ | Claw 8 AI+ A2VM:8インチ、FHD+(1,920×1,200)、120Hz Claw 7 AI+ A2VM:7インチ、FHD+(1,920×1,080)、120Hz |
インターフェース | USB Type C(Thunderbolt 4) × 2 MicroSDスロット × 1 オーディオジャック × 1 |
電源 | 65W |
バッテリー | Claw 8 AI+ A2VM:80Whr Claw 7 AI+ A2VM:54.5Whr |
サイズ | Claw 8 AI+ A2VM:299x126x24(mm) Claw 7 AI+ A2VM:290x117x21.2(mm) |
重量 | Claw 8 AI+ A2VM:795g Claw 7 AI+ A2VM:675g |
OS | Windows 11 Home |
備考 | – |
前モデルのコンセプトを継承したデザイン
MSI Claw 8 AI+ A2VM/MSI Claw 7 AI+ A2VMのデザインは前モデルであるMSI Claw A1Mの流れを汲んだものを継続しています。
▼MSI Claw 7 AI+ A2VMのデザインは前モデルとほぼほぼ同じような見た目。↓
▼ただし、MSI Claw 7 AI+ A2VMはボタンの色が違うくらいでほぼ同じ見た目ですが、MSI Claw 8 AI+ A2VMは本体のカラーリングがゴールドっぽくなっていたりと変更点もチョコチョコ見受けられます。↓
特にMSI Claw 8 AI+ A2VMはカラーリングが土っぽい色になっているので、ミリタリー色が強くなっているように感じました!
最新のCore Ultra 7 258V搭載
MSI Claw 8 AI+ A2VM/MSI Claw 7 AI+ A2VMに搭載されているCPUはCore Ultra 7 258Vと最新のCPUを採用。
性能的にはネットでの情報を見る限りCore Ultra 7 155Hよりも低いですが、Core Ultra 5 125Uよりは上みたいな感じで正直パッとしませんが、内蔵GPU性能はRadeon 890Mよりも高いことが多々あるとのことなので、ゲーム用途ではパワーアップしているかもしれません。
8インチモデルが追加。基本スペックはほぼ同じだがディスプレイの品質は8インチモデルの方が良いかも
MSI Claw A1Mでは7インチモデルのみがリリースされていましたが、今回は7インチのMSI Claw 7 AI+ A2VMの他に8インチとディスプレイが大型化したMSI Claw 8 AI+ A2VMが追加されたのが大きな特徴でしょう。
MSI Claw 8 AI+ A2VMのディスプレイサイズは1インチ大きくなっているものの、解像度は少しだけ縦に増えた(1,920×1,080→1,920×1,200)りはしているものの、リフレッシュレート等は同じです。
ただ、MSI Claw 8 AI+ A2VMのディスプレイはVRRというゲームとハードウェアのリフレッシュレートを同期させる技術に対応したものが搭載されているとのことなので、ゲームにもっと拘るのであればMSI Claw 8 AI+ A2VMを選んだ方がいいかもしれません。
Thunderbolt 4端子が増えたぞ!
前モデルであるMSI Claw A1MにはThunderbolt端子が1つしかなく、ハブを使用しないと充電しながらストレージやディスプレイ等が接続できなかったりと取り回しが微妙に悪かったのが欠点の一つとして挙げられていました。
しかし安心めされよ。MSI Claw 8 AI+ A2VM/MSI Claw 7 AI+ A2VMではThuderbolt 4端子が2つと倍増したことで、充電しながら他の機器を繋げることがハブやドック無しで可能となりました。コレは大きい!
MSI Claw 8 AI+ A2VM/MSI Claw 7 AI+ A2VMまとめ
MSI Claw 8 AI+ A2VM/MSI Claw 7 AI+ A2VMの価格は記事執筆時点では判明していません。
MSI Claw A1Mが想定よりもコケた要因として、「ハンドヘルドUMPCとして後追いなのにライバルと同等で優れている点があまり見受けられない」「ゲーミング性能がRyzenよりも低かった」等が挙げられます。
コケた原因が全てMSIの責任ではなかったので何とも言えないところではあるんですが、MSI Claw 8 AI+ A2VM/MSI Claw 7 AI+ A2VMは前モデルの欠点をしっかりと潰した上でサイズ違いも用意したりと汚名返上の気概はヒシヒシと感じられます。
日本での発売は執筆時点ではアナウンスされていないものの、前モデルであるMSI Claw A1Mが日本でもリリースされていることを考えると、本機も日本発売の可能性が非常に高いと思うので、MSIには是非とも頑張って欲しいところです!