OUKITEL WP7レビュー!ナイトビジョンカメラが凄すぎ!目視できない暗所でも丸見え!

OUKITEL WP7

いやぁ、カッコいいっすね。初代プ○ステ2を初めて見たあの感動…それを思い出せるような、立体的でマッチョな造形美です。

どうも!ヒョロガリマン柳生です!今回はOUKITELさんより端末を提供いただきました「OUKITEL WP7」を実機レビュー!超頑丈なボディに加えてナイトビジョンカメラと個性ありまくりのインパクトマシン!その性能はどこまで高いのでしょうか?実機を触った所感をタップリお届けしますよ!

目次をクリックすると各項目へ移動します

OUKITEL WP7ってどんな端末?

  • 立ち位置:OUKITELの2020年タフネスモデル。耐久性と拡張性を重視
  • 特徴1:サイドキーを搭載しており、ショートカットを柔軟に組める他、緊急時のSOS発信も可能
  • 特徴2:ナイト「ビジョン」カメラ搭載で、ナイトモードでも撮影できない完全な暗視撮影ができる。
  • 気にいった:タフネススマホながら持ちやすく、頑丈なので普段使いで壊れる心配がなくとても安心。背面デザインも良いので外で見せびらかしたくなる所有満足度の高さもGood
  • 気になった:キャップがかなり開けづらく、ケーブルもほぼ専用のものが必要。充電やSIMスロット入れ替えで手間がかかるのがネック

↓ガルマックスジャッジ↓

総合評価 ★★★★☆ 4点
性能 ★★★★☆ 4点
カメラ ★★★★☆ 4点
ソフトウェア ★★★☆☆ 3点
対応バンド ★★★★☆ 4点
ディスプレイ ★★★★★ 5点
サウンド ★★★☆☆ 3点
バッテリー ★★★★☆ 4点

OUKITEL WP7の詳細スペックや特徴

↓OUKITEL WP7の詳細スペックや特徴は以下で紹介しています!↓

OUKITEL WP7のスペック・対応バンドまとめ!ナイトビジョンカメラ搭載のタフネススマホ

付属品は一式揃ったフルセットタイプ!OUKITEL WP7専用のものが多いので紛失注意

▼OUKITEL WP7の外箱は薄めで幅が広くシンプルなデザインでした!付属品はフルセットなので、箱の大きさなりの充実な構成でGood!↓

OUKITEL WP7
「充電アダプタ」+「ロング端子タイプのUSBケーブル」+「逆充電用アダプター」+「イヤホンジャック変換アダプター」+「専用SIMピン」+「仕様書」のフルセット

▼この充電器は海外仕様で、日本のコンセントに刺さらないので注意っす!Amazonなどで別途変換ケーブルが必要ですヨ!↓

OUKITEL WP7
なお筆者はこの形状がどこの国で使えるかはわかっていない。不勉強の極みである

♪ケーブルさん、ケーブルさん、お~端子長いのね♪OUKITEL WP7に付属しているType-Cケーブルですが、端子が少し長い!これは製造ロットがずさんとかそういうのではなく、ある重要な理由があるからなんです(後述)。↓

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7のType-Cケーブル(左)と従来のType-Cケーブル(右)で比較。端子部分がすこし長い

▼SIMピンもOUKITEL WP7の専用設計になっております!これがないとSIMやMicroSDカードが入れ替えできなくなるんでなくさないように注意。↓

OUKITEL WP7
独特な形状だがどちらの部位も役割がある。開け方は後述で解説

ディスプレイは硬質なガラスタイプなんですが、普段使いで出来てしまうキズやスレはやっぱり怖いし指紋が付きやすい…と気になるのであれば別途でフィルムを調達するのも手です!

OUKITEL WP7の保護フィルムはPDA工房さんからリリース済み!

OUKITEL WP7

OUKITEL WP7の外観、超イカついのに持ちやすい!不思議な持ち心地!

うひょおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!

OUKITEL WP7

流石タフネススマホだけあって、めちゃくちゃガッチリしております!大きさ、重さ、なにより17mmというブ厚さまるでスマホというより財布を掴んでいるみたい。

でも、不思議です。これだけゴツいのに、持ってても不快感を感じないんですよね!

というのもOUKITEL WP7の背面、側面部は丸みを帯びており、しっかり手にフィットするような設計になっているんです。しかも本体の厚さもあるのと、グリップが利くゴツゴツな形状のおかげで「ガッチリつかめる」感じがとてもいい!薄型で軽量なスマホも持ちやすいんですが、OUKITEL WP7もバッチリ持ちやすかったです!

OUKITEL WP7
まるで「強面で硬派で無口で喧嘩最強の番長が雨の日に捨て猫に傘を差し出してあげた」ような、見た目では判らないやさしさと持ちやすさを感じられる

また本体材質もサラサラなタイプなので、ガラスボディのスマホを持っているときに感じるであろう「指紋で汚れる」「うっかり落として壊れちゃう」心配がほぼなく、そういう意味でも安心して手に持てますね!

▼ディスプレイはFHD+解像度なので大きくてもドットの粗さは気になりません。またパンチホール形状なので水滴ノッチのような野暮ったさがないのもGood!最大輝度も明るく、野外での視認性もイイカンジでした!

OUKITEL WP7

▼ボディデザインに注目してみましょう!カラーはブラック系です!まさにタフネスらしいイカつさと大きさ、そしてアクセントカラーの赤色が「映え」てます。思わず野外で見せびらかしてみたくなるようなカッコよさ!タマらんですな。

OUKITEL WP7
指紋センサーのアクセントカラーが輝き、さらにメーカーロゴだけでなくIP等級やNFCロゴまで細かく印字されており、より「メカメカらしさ」が感じられるのも個性的
OUKITEL WP7
右側面には電源キーと音量キー、そしてSIM1スロット。キーの周りにアクセントが縁取られており、造形に満足感を感じられる出来栄え。要所にボルトがあるのもタフチックでカッコいい
OUKITEL WP7
左側面には独自キーが2つ。下の独自キーのアクセントだけは黄色いカラーになっている
OUKITEL WP7
上部には距離センサーが搭載されている他、通知LEDが埋め込まれている
OUKITEL WP7
下部はマイクの他に充電端子のキャップが配置。
OUKITEL WP7
カメラユニット。ナイトビジョン時は真ん中の赤外線センサーが赤く光る!ワァオ。
OUKITEL WP7
このキャップは防水のためかかなりブ厚い!そして硬い
OUKITEL WP7
本体の角には衝撃吸収バンパー。衝撃に対する耐性はもちろん、見た目のゴツさにも一役買っている
OUKITEL WP7
SIMスロットはなんと2つに分かれている!画面から見て左側がSIM1スロット
OUKITEL WP7
もう片方のSIM2スロットはMicroSDとの排他型となっている
OUKITEL WP7
ご丁寧にSIMスロットキャップも2つともブ厚い
OUKITEL WP7
メーカーロゴの下には専用アタッチメントの端子が搭載!
OUKITEL WP7
背面下部にシングルスピーカーを搭載!背面配置なので横持ちの際にふさがらないのが嬉しいポイント。最大音量は大きく、アウトドア用途でもしっかり使えそう

▼iPhone 11と比較してみました。iPhone 11に機種変した友達は「画面がでかいんじゃあ(千鳥ノブ風)」って言ってましたが、OUKITEL WP7はそれよりも圧倒的にデカい。デカすぎる!↓

OUKITEL WP7 OUKITEL WP7

充電周りがかなり気になった。キャップを開けるのが苦労する上、ケーブルも専用品

かなり気になったポイント。

充電するたびにキャップを開け閉めしなきゃいけないんですが、キャップがかなりブ厚いし硬いので、開け閉めの時にSIMピンがないとかなりキツいっす。危ないんで指の爪で開けるのもオススメできません。ここ、できればキャップレス防水端子にするか、ワイヤレス充電に対応してほしかった!

▼さらに充電端子もかなり深いため、今までのケーブルが届かないんですよね。実質付属のケーブルしか使えない。↓

OUKITEL WP7

SIMスロットの開け方!コツが要るが慣れれば楽しい

OUKITEL WP7のSIMスロットの開け方について説明します!付属の特殊形状SIMピンが無いと開けられませんので注意です。

OUKITEL WP7
①:SIMピンのフック部分を使ってカバー部分を出す
OUKITEL WP7
②:中にピンを挿す穴があるので、細いピン先をまっすぐにグッと差し込む!すると中からSIMトレイが出てくる
OUKITEL WP7
③:最後にフックを使ってピン穴側に引っ掛けて抜く。そうすると取り出せるようになる。

こんな手順で、充電端子と左右のSIMトレイを開けることが出来ます!なおMicroSDのスロットは左側のSIM2スロットになりますんで、間違えないように注意っす。

これ、けっこう手間はかかるんですけど、慣れると割と楽しいです。こういう「無駄に手間ひまを掛けるってのもタフネススマホの醍醐味」と感じちゃうのは筆者だけでせうか。

OUKITEL WP7

当然、出先でモバイルバッテリーで充電したい際は地獄。「開けられないとどうしようもない」アンド「開けられてもバッテリー側のケーブルが挿さらん」なんてことになるんで、外出前はじっくり充電しないとダメっすね。

カメラ周りがマグネットになっている!アタッチメント用かも

▼このOUKITEL WP7、カメラ周りがマグネット構造になっているんです!おそらく外部アタッチメントを装着するためと思われます。結構磁力が強いんで、小さい小物は結構カンタンに吸い付きます!↓

OUKITEL WP7

OUKITEL WP7の性能ってどんな感じ?

OUKITEL WP7の搭載SoCはミドルレンジ上位クラスの性能を持つHelio P90(MT6779)!WEBやSNSなどの普段使いにおいては不満を感じず、しっかり快適に動いてくれます!

ただしMinecraftやPUBGなど、3Dの重量級ゲームにおいては若干カクつきが見られるのは「ご愛嬌」です。といってもタフネススマホは日常的なツールとしての役割が殆どなので、この部分は仕方ないと思う。

ベンチマークで性能をチェック!

端末の性能を数値化するベンチマークで性能をチェックしてみましょう。

OUKITEL WP7の実機でAnTuTu(Ver8)を測定しました!総合スコアは219,492点、GPUスコアは43,119点でした!

OUKITEL WP7

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

ストレージ速度はこんな感じ。読み込み速度は514MB/秒で普段使いには十分な速度!

OUKITEL WP7

PUBGモバイルのスムーズ+極限はいける?

PUBGモバイルではクオリティを「HD」まで設定できました。その時のフレーム設定は「高」が最高となります。クオリティを「スムーズ」に設定した時のフレーム設定は「ウルトラ」まで可能でした。

OUKITEL WP7
スムーズ画質でも「極限」フレーム設定が選べないので注意

OUKITEL WP7の機能・仕様の検証結果

ガルマックスが力を入れている、実機レビューでしか分からない検証項目です!

ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ソフバン回線 データ通信:○
通話:○
(LINEモバイルで検証)
ワイモバ回線 データ通信:○
通話:○
(ワイモバイルで検証)
au回線 データ通信:○
通話:○
(mineoで検証)
楽天モバイル回線 データ通信:×(ピクトは立ったが通信できなかった)
通話:×(ピクトは立ったが電話もできなかった)
Rakuten Link:×(SMS認証が出来なかった)
(楽天モバイルMNOのSIMで検証)
通知ランプ ○:正面ではなく、上向きに付いているので注意
指紋認証 ○:背面式。速度・精度は良好だが形状が浅いので手探りはやや難しい
顔認証 ○:カメラ認証。速度はやや遅いが気にならない
アプリクローン ○:ごく一部のみ対応、Twitter、Facebookのみ確認(LINEは不可)
PCモード -:ケーブルが挿さらず検証不能
外部映像出力 -:ケーブルが挿さらず検証不能
戻るボタン入れ替え ○:任意でナビバーを非表示にできるオプションもある
ジェスチャー操作 ○:スワイプアップジェスチャーのみ。ガイド表示は消せない
クイックランチャー
DRMコンテンツ ○:SDまで対応/HDRなし
ゲームモード ○:パフォーマンスが上がるタイプではない
冷却システム
MicroSD
内部ストレージ化
2回線同時待ち受け ○:4G+4GのDSDV
ノッチ隠し ○:プリインアプリのみ設定できないが、アプリごとに設定可
高リフレッシュレート
表示モード ブルーライトカットモード対応
画質調整
逆充電 ○:有線のみ対応
スピーカー シングル/背面
イコライザー
Photoshop Camera
備考 サイドキー、ツールボックス、SOS発信、アプリロック(指紋認証可)、スクリーンショットの消音は不可

楽天モバイル(MNO)回線はピクトが立つが通信できなかった

対応バンドが合致しているんで楽天モバイルで通信いけるかなーって思ってたんですが、通話もインターネットも出来ませんでした。APNは合っているし、画面上ではピクトアンテナもしっかり立ってたのに。謎。

おそらく端末の個体の相性問題や不具合の可能性もありますので、もしOUKITEL WP7をお持ちで「楽天モバイルのMNO回線でも通信できたよ!」って情報をお持ちであればおしらせ頂ければ幸いです!

純正OSをカスタマイズした「OKUI」搭載!バージョンは一世代古い

OUKITEL WP7は純正AndroidOSをOUKITEL独自にカスタマイズしたOKUIを搭載しております!純正OSにはなかったいくつかの独自機能が搭載されております。また通知音やロック/ロック解除時のサウンドなどもカスタム済み!

ただしベースバージョンはAndroid 9と執筆現在では1世代前のバージョンで、端末を全体的に暗くするダークテーマにも非対応なのは残念かなと感じたっす。

OUKITEL WP7

ローカライズ精度は甘め。結構気になるかも

気にならなければ問題はないんですが、OUKITEL WP7は言語を日本語にしても一部が未翻訳だったり、翻訳されていても日本語がチンプンカンプンになってたりとか、そんな部分がいくつか見受けられるのが気になるポイント。日本で売ってない海外スマホだから仕方ないっちゃ仕方ないんですが、検討している方は留意しておきましょう!

OUKITEL WP7
チラホラ未翻訳部分が見受けられる。また翻訳されても日本語がおかしいせいでかえってわかりにくくなる逆転現象も

各種ツールボックスが便利!

OUKITEL WP7はタフネススマホらしい独自機能としてツールボックスを搭載しております!コンパス、騒音計はもちろん、水平器に分度器、ジャイロレベル測定に空気圧まで幅広く使えるのが便利!

OUKITEL WP7
ツールボックスアプリ起動画面。「鉛ボブ」という珍訳は地味にツボ
OUKITEL WP7
「ぶら下げ絵画」モード。水平器の役割を果たす。画像はテキトーにヘッドホンホルダーを置いて撮影しただけなのでズレているが、精度はイイカンジなので絵を掛けたい時に使える
OUKITEL WP7
空気圧測定機能を完備!登山で活躍しそう

サイドキーが使えるのがすごい便利。2つのうち1つはアタッチメント専用なので注意

▼OUKITEL WP7の左側面には2つの独自キーが埋め込まれております!どちらも独自キーとなっており、各種ショートカット操作ができる便利なボタンなんです。なお、ボタンは誤作動防止のためか、ちょっと引っ込んでます。グッと押し込む必要があるので注意っす!↓

OUKITEL WP7

OUKITEL WP7
「1回押す」「2連続で押す」「長押し」の3パターンの押し方で挙動を設定可能。ショートカットとアプリの起動に割り振れて便利

▼で、サイドキー下の黄色いボタンなんですが、こちらはOUKITEL WP7専用アタッチメントのためのボタンとなっております!「強力LEDライトアタッチメント」「紫外線照射装置」が接続されている際にオン、オフとしての役割を果たすみたい!逆に言うと、アタッチメントが無い限り役に立ちません。無念すぎる。

OUKITEL WP7
外付けアタッチメントが無い限り、なんの役割もないのが残念。ここのキーも上の独自キーと同様に、各種設定できればなお良かった

緊急時にすぐにSOSコールを発信できる!万が一のときに

サイドキーのショートカットでSOSコールを設定出来るようになっております!万が一の緊急事態の際にサイドキーからSOSを起動することで警告音が鳴り、フラッシュが点滅し、5秒後には予め設定しておいた電話番号に自動で発信+SMSでメッセージと現在位置座標送信を行うため、緊急通報の際に役立ちますよ!↓

OUKITEL WP7
画面が切り替わり、警告音が鳴り、フラッシュが点滅する仕組み。なお、間違って誤動作で起動した場合はバックキーを2回押せばSOSを止められるぞ

▼事件や事故、遭難や災害などに備えて設定しておきましょう!特に位置情報を即座に送信出来るのは通報する際に詳しい現場の位置を報せられるのでかなり助かる。

OUKITEL WP7
SOSコールの設定画面。SMSで送る定型文をここで設定しておけるほか、警報音まで細かく設定できるのがおもしろい

指紋センサーを用いて操作できるのも面白い

▼なんとOUKITEL WP7、背面のセンサーを触っての戻る・ホーム画面の操作ができるんです!↓

OUKITEL WP7
「1回押しで戻る」「長押しアプリ履歴 or ホーム画面」で設定可能。なおスワイプによる操作に対応していない

ただし本体サイズがデカい上そこそこ高い位置にあるため、操作性はぶっちゃけ微妙…(´・ω・`)あと触ってから反応するまでのレスポンスも若干遅いので、きびきびした操作は難しいっす。

アプリごとにオン/オフの切り替えも出来ないんで、横持ちでカメラだったりゲームだったり動画視聴だったりっていうシーンで間違って触って誤操作してしまうのも気になった!発想はとてもいいけど、改善の余地あり、って感じです

画面録画に対応!ただし挙動に難あり

▼割とビックリしたポイント。OUKITEL WP7は画面録画に対応してました!さらにシステムサウンドのみの録音にも対応しており、端末の操作方法の動画とかゲームの実況動画といった動画作成ができるのが便利!

OUKITEL WP7
通知タブのメニューから画面録画ができる。ポップアップメニューには録画開始のボタンの他に音声の記録の設定とタッチの表示の有無も設定可能。なお位置は動かすことはできない

ただし、録画中はメディア音声がミュートになってしまうのが難点(仕上がった動画はしっかり音声が残る)おそらくCPU負荷を抑えるためでしょう。

またゲームの録画も可能ですが、負担が大きくなるため撮影した動画のフレームレートも低下してややカクツキが見られる出来になるんで注意っす。筆者の目視ではだいたい15FPSぐらいのカクツキでした!ここらへんは「なるほどミドルクラスだ…」って印象っす。

OUKITEL WP7のカメラはどんな感じ?

OUKITEL WP7

構成 48MP(メイン)、8MP(ナイトビジョン)、2MP(深度測定)
AI あり(15種類)、オンオフ変更可
撮影モード ビデオ、写真、ポートレート、美肌、ナイトビジョン(暗視)、コマ取り(タイムラプス)、パノラマ
ズーム デジタル。2倍にワンタップ切り替え可で以降はピンチ操作で最大10倍まで対応
シャッター音の消音 設定から可
マニュアルの設定幅
写真解像度 常に48MP
ビデオ解像度 480P/30FPD、720P/30FPS、1080P/30FPS、4K/30FPS
スローモーション
手ブレ補正 1080P/30FPS以下で手ブレ補正がかかる

昼間に撮影した屋外写真!色合いが濃い!

▼昼間に撮影したもの。ハイエンドモデルのiPhone 11とは結構メリハリが違いますね。全体的に色合いが濃いです!実用的かどうかは皆さんの判断でどうぞ!↓

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影
iPhone 11
iPhone 11 / 通常撮影

ズーム撮影。48MPだけあって精細さはなかなか

OUKITEL WP7はワンタップで2倍ズームが出来ます。デジタルズームなのでそのままズームした出来合い。ただし高い画素数なので解像度も大きく、それを生かして精細さを確保できているって印象すね。

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 2倍ズーム

ポートレートは完全固定タイプ。フォーカス以外の部分が無条件にボケる

一般的なスマホのポートレートって「被写体を自動認識して背景と区別をつける」って撮影モードなんですけど、OUKITEL WP7は認識せず、フォーカスしたポイント以外の部分全部ボカすって挙動でした。どうやらこれエフェクトみたい(´・ω・`)。

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / ポートレート
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / ポートレート

接写撮影可能距離は6~7cmほど

近距離撮影では目視6~7cmが限界でした。またそのぐらいの距離でもタッチしてフォーカスしないとピントが合わない時が多々あるんで注意っす。

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影

料理撮影!色合いは濃い目だが精細でGood

料理を撮影!デフォルトでも色合いは濃いので、料理との相性がイイカンジになってます!48MPなので精細さもイイカンジ。

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影

AIがかなり過剰!色合いが超ビビッドになるぞ

OUKITEL WP7は被写体に応じて自動チューニングを施すAI撮影に対応しています!

が、ぶっちゃけこれ効きすぎ。全体的にかなり色が濃くなります。ぼくだったら普段はオフにしておくかなーって思いますた。実用的か否かのご判断はは写真でどうぞ。

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / AI(食物)

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / AI(車)

ナイトモード・夜景撮影:モードがないので「ご愛嬌」画質

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影
iPhone 11
iPhone 11 / ナイトモード

その他撮影コーナー

様々なモノを撮影してみました!実用的かどうかは、皆さんの目で判断してみてください!

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / 通常撮影

動画撮影時の手ブレ補正は弱め

▼1920×1080/30FPSで撮影した動画です。チラツキはないものの手ブレ補正は弱く、あんまり実用的じゃないかなぁ。ジンバルが欲しくなる。OUKITEL WP7のサイズに合うデカめのホルダーなやつで!

ナイトビジョン撮影がすげえ!マジで暗所も視える!

OUKITEL WP7ではナイトモードがない代わりに「ナイトビジョン」を搭載!

FPSゲームとか映画で見かけるやつです。赤外線センサーを駆使して物体を認識し写真にできるんです。その仕様上モノクロ撮影になりますが、真っ暗で全く肉眼で見えない暗所でもとても明確に区別できて感動モンだぜ!

ガルマックス編集長 NAOKI
これ、僕も試したけど凄かった!ナイトビジョンって全く目視できない暗所でもディスプレイ越しで鮮明な映像が見えるから懐中電灯代わりに使ってた(笑)懐中電灯みたいに光を発しないないのに丸見えなのは「スマホでここまで出来るのか!」とビックリ!

真っ暗でもハッキリ見えます。これは筆者柳生の愛車ジムニーXLの内装。

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / ナイトビジョン撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / ナイトビジョン撮影

▼射程は目視6~7mほど!これなら部屋も十分写せます。たとえば真夜中に家族にバレずオヤツを食べたいときとかにも活躍しますヨ。↓

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / ナイトビジョン撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / ナイトビジョン撮影

▼編集長の愛猫さん。モフモフモフ具合もしっかり写真にできてます。あと真っ暗でもやっっぱりこっち視えるみたいだね。猫ってすげー!OUKITEL WP7のカメラは猫さんに追いついた。↓

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / ナイトビジョン撮影

▼で、このナイトビジョンカメラは弱点もあって、赤色と白色の区別がつかなくなるんです。真夜中にピザのポスターをしげしげ眺めてたんですが、ピザの名前の上にある赤い文字のキャッチコピーがほどんど見えません。

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / ナイトビジョン撮影

▼またナイトモードに似ていますが性質はまったく別物で、赤外線でしか写せない特性上、遠くにあるの被写体は赤外線が届かないのでまったく見えなくなります。ちなみに1枚目はナイトモードの場所と同じ場所、2枚目はその他撮影の最後の写真と同じ場所です。マックラ!↓

OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / ナイトビジョン撮影
OUKITEL WP7
OUKITEL WP7 / ナイトビジョン撮影

OUKITEL WP7まとめ!課題点はあるけどめっちゃ素晴らしい1台!

OUKITEL WP7

いやあ。楽しい機種ですね、OUKITEL WP7。

ナイトビジョンカメラはもちろんなんですが、そのデカさといいブ厚さといい迫力的な見た目といったルックスが良いのはもちろん、十分普段使いにもできる性能と使い勝手の良さ。

ただ個人的にはもう少しカメラの出来栄えやローカライズ部分を煮詰めてほしかったなって思うところはあります。Type-C端子も他の端子が挿せる形状であればもっと良かった。あとアタッチメント試したかった…

そしてデカい画面ゆえに片手操作はもはや無理ですし取り回しもあんまり良くはないんですが、ここまでくるともはや「スマホのようなナニカ」を触っている気分にさせられる。だからそこらへんはあんまり気にならないんすよね。不思議。

流行りのゴージャスで繊細なハイエンドモデルとは違った良さを存分に味わえました。まるでボリューミーなビフテキを食ったような気分。大変美味でした!

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