超ハイスペックなRyzen 9 4900Hを搭載したMinisforum EliteMini HM90が気になる!
- ニュース
- ※ 当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています
ミニPCで有名なMinisforumがリリースしているEliteMini HM90が気になったので紹介していきたいと思います。Ryzen 9 4900Hを搭載した超ハイスペックなミニPCとのことで、期待値高めですよ〜!
EliteMini HM90の特徴
EliteMini HM90の特徴は以下の通り!
EliteMini HM90のハイライト
- ハイエンドクラスのスペック
- 冷却性が考慮された設計
- 豊富な端子類
▼EliteMini HM90はシルバーを基調とした飾り気の少ないデザイン。天板には通気用の穴が設けられているのが数少ない特徴です。↓
イメージ画像を見た感じではMinisforumからリリースされているEliteMini TH50と筐体は同じみたいです。ハイスペックモデル用の筐体を使い回すことでコスト削減を図っているんでしょうね。
▼もちろんスリットはイミテーションではなく吸気口として利用されるとあります。↓
排気は両側面から行うことで通気性を良くし、ファンの風がより届きやすくすることでEliteMini HM90内部の熱を素早く逃がせる構造になっているとのこと。
ちなみにCPUには液体金属が塗布されており、普通のCPUグリスよりも冷えやすい方式になっているのも注目点でしょう。
最近の例だとバリバリのゲーミングPCであるASUSのROG Flow Z13(2022)やROG Zephyrus M16(2022)なんかが液体金属グリスを採用していますね。
EliteMini HM90の最大の特徴は搭載されるCPU。なんとAMDのモバイル向けCPUでは最上級に位置するRyzen 9 4900Hが搭載されているんです!
Ryzen 9 4900Hは2020年に登場したZen 2アーキテクチャを採用した8コア16スレッドのモバイル向けプロセッサ。
性能は最上級グレードだけあり凄まじく、モバイル向けではないデスクトップ向けCPUであるCore i9-9900KやRyzen 5 3600Xに匹敵するほどと言われています。凄すぎ。
▼Minisforumが公式ページに掲載しているベンチマーク結果はこれ。使用されたベンチマークソフトは有名なCINEBENCH R23です。↓
それによると、シングルコア性能はデスクトップ向けのRyzen 5 PRO 4650Gと同等、マルチコアではRyzen 5 PRO 4650Gはもちろん、旧ハイエンドモデルのCore i7-9700KFやRyzen 7 2700Xよりも性能は上との結果が出ているようです。
これはモバイル向けCPUのベンチマーク結果とは思えませんね…
▼PCゲームでのテスト結果も掲載されていました。↓
FortniteやCSGO、GTA Vなどメジャーどころのゲームも快適に動く指数である60FPSは超えている模様。PCゲームは設定次第なところはあるものの、ハイスペックぶりが伝わってきますね!
メモリはデフォルトで16GB/32GB、ストレージはデフォルトで256GB/512GBが用意されています。その他2.5インチのストレージも2基搭載可能です。
その他バリエーションとしてはメモリ/ストレージが付属しないベアボーンタイプが用意されています。ベアボーンタイプはOSも用意されていないので、パーツやOSは持ってるから安く本体が欲しい方向けのオプションですね。
▼ミニPCとしては比較的充実している端子類もEliteMini HM90の特徴。↓
以下は端子類の一覧となります。
- LAN端子(1Gbit対応)×1
- LAN端子(2.5Gbit対応)×1
- USB3.0(裏側)×4
- USB3.1(Gen2 , 正面側)×2
- USB-C 3.0×1
- HDMI 2.0×1
- Displayport×1
- 音声入力×1
- Clear CMOS×1
- イヤホンジャック×1
- COM PIN (internal)×1
特にUSB 3端子は合計で7つ搭載とまず困ることはないくらいの数は配置されています。LAN端子も2.5Gbitに対応しているものが採用されているので、前以上に高速なインターネット環境が楽しめますよ!(もちろん対応しているプランに加入していないといけないのが前提ですけど)
高価だが価格に見合った価値はありそう!
公式直販での価格は以下の通り。
- ベアボーンキット:73,590円
- 16GB/512GB:99,590円
- 32GB/512GB:113,590円
前述したように、ベアボーンキットにはメモリやストレージ、それに伴ってOSもあらかじめ導入されていないので、全て揃えるとなるとソコソコに出費が嵩んでしまいます。
ですので、よっぽど拘りの構成(64GBメモリにしたりとか4TBのSSDを搭載したいとか)に仕上げる明確なビジョンがある方以外は素直にメモリ/ストレージが搭載されたモデルを購入するのがいいかと思います。
どちらにせよ、Ryzen 9 4900Hを搭載するモデルだけあって価格も相応に高価にはなっていますが、それだけの価値はあるモデルだと筆者は感じました。サブPCはもちろんのこと、メインPCとしても不足ない働きが期待できそうです!
また、執筆時点ではキャンペーンが開催されており、ベアボーンキットは55,590円とメチャクチャ安くなっています。いつ終わるか分からないので、気になった方は今のうちに購入しておくのがいいかもしれないですよ!
■ベアボーンキット■
初出時価格→73,590円
過去最安値→55,590円
▼割引セールで55,590円(メモリ・ストレージ・OSなし)↓
■メモリ16GB+容量512GB■
初出時価格→99,590円
過去最安値→74,590円
▼割引セールで74,590円↓
■メモリ32GB+容量512GB■
初出時価格→113,590円
過去最安値→87,590円
▼割引セールで87,590円↓