サンワダイレクトの「電動エアダスター 200-CD065」のレビュー。騒音気になるが風量は十分

とりあえず買ったものはレビューしておこうコーナー。

今回は我らがサンワダイレクトからリリースされている「電動エアダスター 200-CD065」だ。ぶっちゃけ日常的にエアダスターを使ってる奴以外に需要はない。

缶型エアダスターのコストは年間28,800円

俺はガルマックスで色んな製品をレビューしているんだけど、製品撮影時に製品についたホコリを飛ばすため、これまで缶型エアダスターを使っていた。

▼買っていたのはこれ↓

そのへんに買いに行けばもっと安いの売ってるけど、面倒くさくてAmazonでこれを長年ポチってた。月間6本使うから年間で72本。年間コストは28,800円。これはバカにならない出費。

電動エアダスター 200-CD065はずっと使えて8,980円

というわけでAmazonで電動エアダスターを物色。「2021年進化版」とか書いてる謎製品は避けつつ、評判がそこそこ良さげだったサンワダイレクトの「電動エアダスター 200-CD065」にした。

購入価格は8,980円と結構良い値段だが、俺の場合は先述通り本製品よりも高い年間コストが既に発生していたので長い目でみると安上がり。使い物になればの話だが。

▼で、届いたのがこれ。本体、ノズル（別パーツだけど取り付けたら外せなくなった）、充電ケーブル、取扱説明書が入っている。箱はバルクっぽい。↓

 

▼ノズルを付けた状態でも立てて置くことができるから扱いやすい。↓

 

▼どうせMicroUSBだろ。と思っていたら向き関係なく挿せるUSB-Cだった。偉い。↓

 

▼サイズはこんなもん。重量は349gで割とあるからズッシリしてる。↓

使って気になった・気にいったところ

届いた初日からエアダスターを使うような作業があったので即戦力として現場に投入。実際に使ってみて良かった部分や気に入らなかった部分をまとめておく。

缶型エアダスターと遜色ない風量。動作音はうるさい

一番気になってたのが風量。なぜなら、今まで使っていた缶型エアダスターよりも風量が弱ければ使い物にならないから。

この心配していた部分は実際に使ってみて問題ないことが分かった。いま使っている缶型エアダスターよりも風量がある。思っていたよりもパワフルだった。

風量を最大にするとPC内部の大きめなホコリ、キーボードのキー間にたまったホコリを吹き飛ばすような使い方でもいけるし、サッシなんかの隙間のホコリも飛ばせる。

風量に満足した一方、動作音は気になった。電動なんである程度の騒音は想定していたが、ダイソンの掃除機のような甲高い動作音はうるさいと感じるレベル。俺は仕事場で使うことがほとんどだから問題ないけど。

▼ちなみに1m離した状態で「弱」の騒音は65dbくらい。強だと70dbを超える。一般的な掃除機と同じくらいの騒音だ。↓

電源ボタンだけでの操作が使いづらい

風量は問題なかったが、電源ボタンでの操作の多さが気に食わなかった。

電源ボタンは押すごとに「弱」→「中」→「強」→「オフ」→「弱」といった感じで切り替わる。その他に動作中に電源ボタンを長押しするとオフにすることができる。割と複雑だ。

▼このボタンで全ての操作をする。↓

 

基本的にエアダスターは、押せば出る、離すと止まる。というシンプルな使い方だから、風量の強弱は別途スライダースイッチで設定、電源ボタンはオン・オフのみという仕様だったらもっと使いやすかったと思う。

ちなみに動作していない状態で電源ボタンを長押しすると、1秒ほど風がでて止まる。俺の使い方はこっちのほうが適しているから、使いづらい仕様ではあるが割と不満には感じていない。

繰り返し使えるが長時間の使用には向いていない

電動エアダスター 200-CD065は充電して繰り返し使えるし、缶型エアダスターと違い空缶を処理する必要がなくなったのも良かった。

駆動時間は弱で13分、強で8分。充電時間は6時間と非常に長いから、長時間の利用には全く適していない。ちなみに充電しながらの使用は不可。

俺はスマホの製品撮影時に画面のホコリを飛ばすくらいの使いかただから、基本的に1回の噴出時間は数秒程度。こんな感じの使い方だから特に不満はないが、長時間の利用が前提なら選ばないほうが良い。

ライト付きで暗い場所が見やすい

電動エアダスター 200-CD065はノズル根本にライトが付いていて風を出しているときに自動点灯する。オフにはできない。

▼PC内部の掃除をするときによく見えるからライト付きはありがたい。光量も十分でちゃんと使えるレベルなのが良い。↓

仕様と用途が合ってたから買って良かった

電動エアダスターを初めて買ったけど総合的に言えば買って良かった。

風量も問題なかったし、操作は複雑な感じではあるけど俺の使い方では問題ない。バッテリー持ちも俺の使い方なら不満はない。繰り返し使えるから、使えば使うほど節約出来るんでこれから現場でガンガン使っていく。

残る気になる点は耐久性。何年使えるのか気になるからこれは使いながら見ていこうかと思う。

• エアダスターを使うことが多い
• 使用済みの缶型エアダスターの処理が面倒
• 1度の使用時間が短い

こんな使い方の人なら満足できる製品だと思う。以上。