ソフトバンク「回線と分離してるからOK」ゴリ押しの半額サポート+を発表
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▼半額サポート+について新たな情報が入ったので記事を公開しています。↓
ソフトバンクが本日行った発表会で従来の半額サポートに代わる新しい端末補助「半額サポート+」を発表しました。端末購入補助の上限は20,000円という新しいルールの盲点をついた内容となっています。
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通信とセットにしていないのがポイント
今回発表された半額サポート+の最大の特徴は「通信の契約を条件にしていない」ことです。つまりソフトバンクユーザー以外でも利用できるということです。これにより通信とのセット割引の上限20,000円を無視した割引ができるようになっています。まさに新ルールの穴をついていると言えます。
概要
条件等は以下の通りです。
- 対象機種を48回分割支払いで購入していること
- 購入時点で半額サポート+に申し込んでいること
- 機種購入から25ヶ月目以降に旧機種を返却して新しく対象機種を購入することが条件
- 機種購入から13ヶ月目以降であれば25ヶ月目以前であっても24回分の分割支払い金とプログラム料を支払うことでプログラムの適用が可能(1年買い替えオプション)
回線契約は不要ですがプログラムを適用するには再びソフトバンクから対象機種を購入するのが条件です。プログラム利用料は月額390円(不課税)×24回なので実質負担額は
- 機種代金の半分+9,360円
ということになります。半額サポート+という名前ですが半額になるわけではありません。例えばiPhone XR(64GB)の場合、106,560円のところ62,640円で買えることになります。プログラム利用料の合計9,360円は固定なので元の機種代金が高い機種であるほどうまみが大きい内容ですね。その他の注意事項として
- 返却時に旧機種が改造されている、電源がつかないなど下取りと同等の基準を満たしていない場合 20,000円(不課税)の支払いが必要
- プログラム特典を利用しなかった場合支払い済みのプログラム利用料はPayPayボーナスなどで返還される
などがあります。もう一つ忘れてはならない大きな注意点は次の項目で触れます。
端末を単体で購入してもSIMロックがかかっている
半額サポート+の最大の落とし穴は「スマホにSIMロックがかかっている」ということです。SIMロックとは購入したキャリア以外で通信ができないようになっていることで、ソフトバンク系のSIMでないと通信ができないということです。このSIMロックは一定の条件をクリアしていれば解除してもらうことができるのですが、その条件というのが
- 機種代金を一括精算している
- 機種購入から100日以上経過している
のいずれかを満たしていることです。半額サポート+は機種代金の48回分割購入を条件にしており、一括精算してしまうとプログラムの対象外になるので1つ目の条件はクリアできません。つまり機種購入から100日間はソフトバンク系の回線でないと使えないことになります。
このことから半額サポート+はソフトバンクユーザーでなくても利用できると言っておきながら実質的にソフトバンク回線ユーザーでないとあまり意味がないサービスと言えます。ただしソフトバンク回線を使っているLINEモバイルなどを利用している人はその恩恵を受けることができそうです。
9月13日から受付開始
半額サポート+の受付は今週の9月13日から開始します。これはソフトバンクの新プランの受付開始日でもあります。
また日本時間で9月10日の深夜に発表される見通しの新型iPhoneの予約開始日も9月13日ごろであると予想されています。おそらく新iPhoneも半額サポート+の対象になると思うのでりんご好きの方は増税前の9月中に半額サポート+で購入してもいいかもしれませんね。
ソフトバンクユーザー以外の人向けには9月26日から受付開始するとのことです。
まとめ
半額サポート+のポイントは
- 対象機種を実質負担半額+9360円で購入できる
- ソフトバンクユーザーでなくても利用できるけど購入から100日間はソフトバンク系回線でしか使えない
ということです。
詳細は以下のページで確認をどうぞ。