TCL NXTPAPER 10s発表!注目のNXTPAPERディスプレイ搭載タブレット!

TCL NXTPAPER 10s

TCLが新型タブレットNXTPAPER 10sを発表!電子ペーパーとLCDディスプレイの良いとこ取りをしたNXTPAPERディスプレイを搭載した10インチタブレットです!

NXTPAPER 10sの特徴

NXTPAPER 10sの特徴は以下の通り!

NXTPAPER 10sのハイライト

  • エントリークラスのスペック
  • NXTPAPERディスプレイを搭載
  • 低遅延のT-PENやWriting padなど多数のオプションが用意

▼NXTPAPER 10sのデザインはTCLの上位タブレットらしいカメラ部分を四角く囲むスタイルを踏襲。↓

TCL NXTPAPER 10s

いかにも「デュアルカメラを搭載していますよ」風なデザインですが、実際にはシングルカメラとフラッシュの組み合わせ。正直紛らわしいですがAndroidタブレットではよくある組み合わせなので驚きはありませんね。

▼NXTPAPER 10sにはMediaTekのMT8768Eを搭載。↓

TCL NXTPAPER 10s

MT8768Eは日本で発売されているTAB 10sに搭載されているものと同じオクタコアのSoCですが、性能はエントリークラスで控えめな模様。したがってPUBGや原神など3Dを多用したリッチなゲームなどは厳しそうですね。

メモリは4GB、ストレージは64GBとエントリー帯にしては多めに確保されているのも特徴的。最大256GBまでのMicroSDにも対応しているので容量不足で困る事態にはなかなか陥らないでしょう。

バッテリー容量も8,000mAhと比較的大容量になっているのもポイント。

▼NXTPAPER 10sの最大の特徴がディスプレイ。TCLが誇るNXTPAPERディスプレイの10.1インチサイズを搭載しています!↓

TCL NXTPAPER 10s

NXTPAPERディスプレイは、通常の液晶ディスプレイと電子ペーパーの中間のようなディスプレイと位置付けられており、通常のディスプレイよりも電力効率が良く、電子ペーパーよりも動画を滑らかに表示できるといった特性を併せ持った良いとこ取りのディスプレイ。

▼また、10層の保護層を利用して自然な色を保つことにより、ブルーライトが抑えつつも本来の色味に近い自然な発色を実現しているとしています。↓

TCL NXTPAPER 10s

具体的な数値として、画面を通してのブルーライトを50%以上削減しているとあり、TÜVの認証も取得しているとのこと。

NXTPAPER 10sのアイプロテクション機能はハードウェアとソフトウェアの2つが組み合わさって実現できているのもディスプレイ製造メーカーならではの強みですね!

上記のような電子ペーパーの利点を生かした性質のディスプレイですので、電子書籍などをカラーで読むのにも最適ではないでしょうか!10.1インチと大型のディスプレイですので、雑誌とかにも相性が良さそう!

▼NXTPAPER 10sは純正のアクセサリ類も充実。↓

TCL NXTPAPER 10s

T-PENと名付けられたスタイラスペンやフリップケース、キーボードが付属するタイプケース以外にも、ライティングパッドと呼ばれるオプションも用意されている模様。

公式サイトには詳しい説明が記載されていないので、あくまでも推測になりますが、以前にLenovoが出していたYOGA Bookであったようなライティングパッド上に紙を敷いて描くと書いた内容がタブレットにも反映されるボードだと思われます。

ライティングパッドを上記のような機能を持つオプションだと仮定すると、メモをササッと描きたいけどNXTPAPER 10sの中にも書いた内容を残しておきたい場合、非常に重宝する機能だと思われます。

ペンや鉛筆をメインに使ってイラストを描いている方でも自分の相棒を使ってデジタルイラストに変換できるので、アナログ絵描きさんにも喜ばれそうです。

NXTPAPER 10sはTCLらしさがモリモリのタブレット

TCL NXTPAPER 10s

価格は249ドル(約2.9万円)からで、中国とヨーロッパ向けに発売される予定とのこと。

一年ほど前に先行して8インチ版が出ていましたが、今回は10インチと2022年のメインストリームのサイズへと変更して登場しました。

性能面では特筆すべき点は無いものの、TCLが誇るNXTPAPERディスプレイを搭載し、ライティングパッドを含む純正アクセサリの多さは魅力的と言っても良いでしょう。

ただ、惜しむらくは日本での展開に関しては明言されていない点。

正直日本でのTCLタブレットの展開は売れていないからか完全にやる気の無さが露呈している状況(アイリスオーヤマへはOEM供給している模様)ですが、このような状況になっているのはマーケティングや価格設定の不味さが要因の一つとしてあると考えています。

現状のラインナップと価格ではわざわざTCLのタブレットを決定打はあまり無いですからね。筆者もTCL選ぶくらいならLenovo選びますもん。(ブーメラン発言)

せっかくTCLの誇るディスプレイを搭載したタブレットがあるんですから、日本でも導入してアピールしない手はないと思うのですがどうでしょうか?TCLさん?

▼NXTPAPER 10sの詳細なスペック・対応バンドはこちら↓

TCL NXTPAPER 10sのスペックまとめ

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