TEC.BEAN T3実機レビュー。強力手ブレ補正、タッチパネル搭載アクションカメラ
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街歩き・サイクリング・マリーンスポーツで美しい映像を撮影したい。でも、GoProなどのアクションカメラは高いし安価なモデルは機能や使い勝手がイマイチ・・・。
そんな方は「TEC.BEAN T3」アクションカメラを要チェック。強力な手ブレ補正、使い勝手の良いタッチパネル、防水ケースを含む魅力的なパッケージ内容。
どれを取っても魅力的に感じるハズ。
という訳で本記事ではAmazonで爆発的な高評価を獲得している人気アクションカメラ「TEC.BEAN T3」をメーカーさまよりサンプルを頂いたので詳しい実機レビューをお届けします!
目次をクリックすると各項目へ移動します
TEC.BEAN T3の価格
通常価格は15,800円でグレードとしては中級機です。執筆時点で一般価格は19%割引の12,800円となっております。
でもでも、ガルマックスで紹介するからには更に安くお買い求め頂きたい!という訳でメーカーさんよりガルマックス読者様向けに特選割引クーポンを頂いています!
割引クーポンを適応すると既に割引価格となっている12,800円から更に20%オフ。なんと、10,240円で購入可能!圧倒的に安いので購入の際は是非ご活用下さい!
それでは価格も分かったところでTEC.BEAN T3のコスパを中心に実機をチェックしてみましょう!
TEC.BEAN T3のメリット・デメリット
それでは最初にTEC.BEAN T3を実際に利用して気がついたメリットやデメリットをピックアップ!
[Good]
- 完全日本語対応!
- 技適取得済み!
- タッチパネル搭載!
- 1600万画素SONYセンサーで超高画質!
- 撮影モードが多い!
- 全解像度で強力な手ブレ補正が利用できる!
- スペアバッテリー付属!
- バッテリー専用充電台付属!
- 防水ケース付属!
[イマイチ]
- 60FPSの滑らかな映像はFHDまで
- バッテリー持ちがイマイチ
TEC.BEAN T3のスペックと仕様
- 本体サイズ:64*43*21.5mm
- イメージセンサ: ソニーIMX078
- レンズ:170°広角レンズ
- 画面サイズ:2.45インチタッチパネル
- 電池: 3.7V 1000mAh
- ビデオフォーマット:MP4/H.264
- 写真フォーマット:JPG
- ビデオの解像度: 4K/24FPS、2K/30FPS、1080P/60FPS、1080P/30FPS、720P/120FPS
- 写真の解像度:16M/14M/12M/10M/8M/5M/3M/2M
- Micro SDカード:64Gまで対応
- 言語:英語/フランス語/ドイツ語/スペイン語/イタリア語/ロシア語/日本語/中国語/韓国語
- 保証期間:24ヶ月
TEC.BEAN T3の開封~同梱品をチェック!
▼外箱はCoolなブラックパッケージ。T3のロゴが大きくプリントされてます。↓
▼外箱に記載されている言語も日本語です。完全日本語対応であることも高い人気を誇る1つの理由なのでしょう。↓
取扱説明書は完全日本語版
TEC.BEAN T3は完全日本向けモデルなので付属する取扱説明書も日本語版となっています。
▼よくある他国言語が含まれるタイプではなく、日本語のみ記載の独立した説明書です。翻訳も自然でGood。↓
アタッチメントも沢山付属してます
TEC.BEAN T3は様々な箇所にカメラを取り付ける為のアタッチメントも多数付属しています。
▼様々なアタッチメントが入っていました。↓
▼アタッチメントの組み合わせ方は取扱説明書に写真付きで記載されている親切っぷり。↓
高価格帯モデルは一般的にアタッチメントは別売りの事が多いのでアタッチメントの付属はとっても嬉しいです。初めてアクションカメラに挑戦する方も魅力的では無いでしょうか?
30m防水ケースも入っているのでマリーンスポーツでの利用もOK
▼30m防水ケースも付属しています。↓
▼防水ケースも高級機と同じ仕様でロック機構が備わってます。誤って水中でケースが開く危険性が激減するのでGoodですね。↓
スペアバッテリーも付いてます
アクションカメラは小型故にバッテリー容量が少なく長時間撮影は苦手なのですが、TEC.BEAN T3はスペアバッテリーが1本付属しているのです!超絶Good!
▼1000mAhのバッテリーがスペア合わせて2本入ってます。長時間撮影する場合、必ず必要となるオプション品が標準付属しているのは凄く魅力的ですね!↓
これは嬉しい!専用のバッテリー充電台付き
僕は数多くのアクションカメラを触ってきましたがバッテリー専用の充電台が付属しているモデルって凄く少ないんです。
▼TEC.BEAN T3は2本のバッテリーを同時に充電できる充電台が付属!↓
TEC.BEAN T3にバッテリーを入れて充電もできますが、その場合は1本ずつの充電となります。専用の充電台は2本同時充電出来るのでスペアバッテリーも一緒に充電出来てGood!
TEC.BEAN T3に付属するもの一覧
- TEC.BEAN T3本体
- アタッチメント一式
- 防水ケース
- スペアバッテリー
- バッテリー充電台
- MicroUSBケーブル
- クロス
- 取扱説明書
TEC.BEAN T3の外観をチェック!
ここからはTEC.BEAN T3の外観をチェックしています!
デザインがカッコいい
今回はブラックを選択したのですが、前面パネルはかっこいいチェック柄。
▼アクションカメラって似通ったデザインになりがちですが、TEC.BEAN T3はレンズ周りに独自のデザインを取り入れるなど”他とは違うな”と思わせてくれるデザインとなっています。↓
2.45型の大きなディスプレイを搭載
▼ディスプレイは大きな2.45型を採用。大型ディスプレイはタッチパネルを採用しています。↓
映像外部出力を搭載
▼ディスプレイ左の側面にはMicroUSBの他に映像をケーブル一本で外部出力出来るMicroHDMI端子を搭載しています。端子はキャップ付きなのでホコリ等が入りにくいです。↓
MicroSDスロットはバッテリー挿入口の中
▼MicroSDのスロットはバッテリー挿入口に備わってます。ちょっと出し入れしにくいかもですが高級機も軒並みこのタイプ。↓
物理ボタンは1つだけ
▼本体の上部には電源/録画/停止/シャッターボタンが備わってます。ほとんどの操作はタッチパネルでの操作となるので物理ボタンは1つだけ備わっていました。↓
この電源ボタンの白い丸部分は録画時は赤く点灯するので視覚的に端末状態が把握出来てGoodですね!
TEC.BEAN T3を実際に使ってみた!
ここからは実際にTEC.BEAN T3の実機を使ってみて気がついた点などをまとめています!
まずは写真と動画で画質チェック!
どんなに付属品が魅力的でも、日本語対応やタッチパネルで操作性が良くても、肝心の画質がイマイチだと残念ですよね。まずは画質からチェックして下さい!
実機で撮影した写真。湾曲したユニークな写真が撮影出来て楽しい!
最大16Mで撮影出来る写真を撮影してきました!縮小加工は行っていないので被写体に向けてパシャっと撮影しただけの写真です!
▼超広角レンズなので湾曲したユニークな写真が撮影出来て楽しい!一味違う面白い写真を撮影出来るので、TEC.BEAN T3を持ち歩く時は是非写真撮影も楽しんで下さい!↓
実機で撮影した映像!全解像度で手ブレ補正が利用できる!
TEC.BEAN T3の魅力はジャイロスコープを搭載した手ぶれ補正が利用できること。早速撮影してきました!今回は最も高解像度で滑らかな映像が撮影出来る1920×1080のFHD/60FPSで撮影してきましたよ!
▼手ブレ補正が効いているので手ブレを大幅に軽減していることが分かります。(※音が出ます。解像度はFHDで御覧ください!)↓
僕は沢山のアクションカメラ実機を触ってきましたが、TEC.BEAN T3の手ぶれ補正強度は中クラス。手持ち定点撮影ではほとんどブレず、歩き撮影だと少し揺れがあるほどです。
一点気になったのは、録画中にTEC.BEAN T3で表示される映像のブレ具合と、実際に撮影した映像のブレ具合に相違があったこと。
というのも、実機で映像を確認しながら撮影している段階では手ぶれ補正の強度は強クラスだと感じたのですが、実際の映像は中クラスの補正度合いでした。事務所に帰ってから「あれ、ちょっと違和感あるぞ」と感じて再テストしたので間違いなし。
▼という訳で、TEC.BEAN T3の手ブレ補正強度は中クラス。これでもかなりブレは低減出来ているのですがジンバルを利用すると更にブレの少ない映像が撮影出来るのでご検討下さいね!↓
上記のジンバルは以下の記事で紹介しているので是非どうぞ!
TEC.BEAN T3でオススメの解像度は?
滑らかな映像を撮影したい方はFHD(1920×1080)がオススメ解像度です。1秒間に60フレーム撮影出来るので滑らかな映像を撮影可能です。
4K(3840×2160)の超高解像度撮影にも対応していますが、1秒間に24フレーム撮影となるので滑らかさは60フレーム撮影には敵いません。4K解像度では星空を長時間撮影して星の動きの撮影やタイムラプス撮影など高フレームレートが必要ない撮影での利用がオススメですよ!
日本語で利用できる?バッチリ日本語に対応しています!
▼本体の表示言語も完全に日本語!非常に分かりやすく操作に困ることは無かったです。設定項目など全て日本語なので初めてのアクションカメラで選択しても問題ありません。↓
日本語以外の言語も利用できる?12ヶ国語に対応しています!
TEC.BEAN T3は初期設定で日本語表示となっていますが、言語設定にて12ヶ国語から選択可能です。
▼日本語以外にも沢山の言語に対応しているので、外国のお友達にプレゼントするにもピッタリ。↓
操作性は快適?タッチパネルで快適です!
安価なアクションカメラは本体の右側面に備わった物理ボタンでの操作が多いのですが、TEC.BEAN T3はタッチパネルを搭載しているのでスマホのような直感的な操作ができます。
▼ディスプレイを左右にスライドするとビデオとフォトモードが変更出来ます。↓
▼ディスプレイを上から下にスワイプアップするとWi-Fi接続などのクイックメニューがらきます。↓
▼各種モード設定もサクッと直感的に操作できるので快適。↓
防水ケース付けてる時は操作出来る?専用バックパネルで操作可能!でも注意点あり!
TEC.BEAN T3は30m防水ケースは背面に硬質なパネルが備わっていますが、付属品にタッチパネルが操作出来るバックパネルが備わっています。
▼これがタッチパネル対応のバックパネル。タワむプラパネルなのでタッチ操作が可能となっています。↓
但し、このバックパネルは30mの防水に対応してません。説明書きを見る限りプールなどでの利用に適しているので潜水は水圧により浸水の恐れがあります。30m防水性能を有するのは硬質なバックパネルとなるので注意しましょう。
防水ケースは録画開始/停止の物理ボタン操作は出来るので、スキューバダイビングなどで利用する時は撮影設定を済ませてから防水ケースに入れて利用してくださいね。
バッテリー持ちは良い?バッテリー1本で1時間くらいです!
TEC.BEAN T3に付属するバッテリーは1000mAhの容量なのですが、ディスプレイが大画面のタッチパネルを採用していることもあり省電力性能は高いとは感じなかったです。
バッテリーをフル満タンで撮影に挑んだのですが、約1時間でバッテリーが切れてしまいました。まだまだバッテリーが活性化していないので使い込むともう少しバッテリー持ちは良くなるはずですが、他機種と比較してバッテリー持ちはそれほど良くありません。
スペアバッテリーは必須ですが、前述した通りスペアバッテリーは付属しているので撮影時は持っていきましょう!
充電しながら撮影出来る?バッチリ出来ました!
バッテリー持ちは約1時間ほどですが、例えば夜空を長時間撮影して星の動きを追いかける様な撮影も楽しみたい!
▼TEC.BEAN T3に充電ケーブルを挿して充電しながら撮影してみました!充電しながらでも撮影出来たので長時間撮影も問題なし!↓
上の写真の様にモバイルバッテリー経由でも充電しながら撮影できるので、場所を選ばず長時間撮影出来るのもGoodですね!
モードや設定を起動デフォルトにできる?できます!
カメラの設定は利用する方それぞれで撮影モードや各種設定が異なりますが、TEC.BEAN T3は起動デフォルト設定が可能なのでいつも利用する撮影モードや設定が起動時に選択出来ます。
▼通常は”最後に使ったモード”が起動デフォルトとして設定されています。↓
その他「ノーマルビデオ」「インターバル」「スローの写真」「ビデオ+フォト」「カーモード」「アクアモード」「通常のフォト」「間隔写真」「連写」から起動モードを選択可能です。いつも利用する撮影モードを起動デフォルトで設定できて超便利です。
カーモードはドラレコとして使える?機能の一部が利用できるに過ぎない
TEC.BEAN T3は撮影モードにカーモードを搭載しているのですが、ドラレコの一部機能が利用できるに過ぎないので少々注意が必要だと感じました。
ループ撮影はバッチリ対応
ドラレコは撮影データを小分けファイルにして保存してます。データの保存容量がいっぱいになると、一番古いデータを消去してデータ容量に空きを作って新しいデータを保存するので、ループ撮影により一定時間の映像を記録し続けます。
TEC.BEAN T3もカーモードを利用するとMicroSDカードの容量がいっぱいになるとループ撮影するので容量を気にすることはありません。
LED信号に対応
最近の信号はLEDタイプに切り替わってますが、LEDは点灯しているのではなく超高速で点滅することで点灯しているように見えます。
ビデオカメラの性質上、LEDの点滅と撮影スピードが同期してしまうと高速点滅している消灯状態のみ映像に記録され、動画として視聴したときに信号機が真っ暗な状態となってしまう場合があります。
TEC.BEAN T3は、西日本と東日本で異なる50hzと60hzの周波数に対応しているので、バッチリLED信号に対応してます。
肝心の衝撃検知Gセンサーは非搭載
ドラレコは撮影データを小分けしてループ撮影すると書きましたが、万が一、事故になり衝撃を受けた際は、その瞬間のデータは証拠として残さなくてはなりません。
という訳で、ドラレコには衝撃を検知するGセンサーが備わっており、衝撃を受けた瞬間にGセンサーが衝撃を検知し、衝撃を受けた瞬間及び前後の撮影ファイルを自動的に上書きされないように保護するようフラッグを立てます。
TEC.BEAN T3は、このGセンサーが搭載されていないので、事故などの瞬間映像はのこるものの、撮影を続ければ事故の瞬間の映像ファイルはループ機能で自動削除されてしまいます。
という訳で、ドラレコの完全機能は備えていないので注意しましょう。
遠隔操作出来る?専用アプリからWi-Fi接続で遠隔操作出来ます!
TEC.BEAN T3とスマホを接続するためのアプリをリリースしています。
▼これがTEC.BEAN T3とスマホを連携させる「OKCAM」アプリ。↓
▼OKCAMアプリを経由すると遠隔でシャッターを切ったり、録画開始/停止などが行なえます。TEC.BEAN T3が捉えている映像も確認できるので屋外に設置して室内からチェックする。なんて使い方もOK。↓
▼写真のみスマホに直接保存できるカメラボタンが備わっているので、簡単に撮影した写真をスマホから共有も可能です!↓
技適は取得している?バッチリ技適取得済みです!
TEC.BEAN T3は完全日本語対応など日本市場向けにチューニングされていますが、中身もバッチリ日本市場に対応しています。
▼TEC.BEAN T3は技適を取得!安心して日本でも利用できます!↓
TEC.BEAN T3の総評・最安値販売先情報まとめ
TEC.BEAN T3は(フレームレートの兼ね合いで撮影スタイルは限られますが)超高解像度な4Kに対応。FHDなら滑らかな60フレーム撮影も可能で利用出来るシーンが幅広いです。
完全日本語対応、操作性の良いタッチパネル、スペアバッテリーまで入った豪華な付属品など、中級機の中では非常に魅力的な内容でした。
アクションカメラ初心者の方も超安価な製品よりも値は張りますが、TEC.BEAN T3なら長期的に利用できるので奮発して手に入れて頂きたい製品です。
通常価格は15,800円で一般価格は19%割引の12,800円ですが、ガルマックス読者様向けの特選割引クーポンで一般価格から更に20%オフ!今なら10,240円で購入可能なので是非お安い時に手に入れて下さい!
(※一般価格は執筆時点の価格です。割引クーポンは20%オフクーポンなので、一般価格の変動で割引額が異なります。リアルタイム価格は販売先でご確認下さい。)
執筆:猶木/撮影:TAKUYA