「Xiaomi 13」と「Xiaomi 12」の違いを比較
XiaomiのAndroidスマホ「Xiaomi 13」と前機種である「Xiaomi 12」の違いを比較しました。
Xiaomi 13とXiaomi 12の性能を比較
Xiaomi 13は2022年12月に発表されたXiaomiのフラッグシップシリーズ。Snapdragon 8 Gen 2を搭載しており、またLeica監修カメラにIP68防水対応など先代モデルに比べ様々な点でスペックアップしています。
なお当記事のモデルはどちらも中国版で比較しています。
Xiaomi 13とXiaomi 12の性能を比較した表がこちら。
製品情報 Xiaomi 13 海外版(Snapdragon 8 Gen 2) : Xiaomi 12 中国版(Snapdragon 8 Gen 1) | ||
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端末名 | Xiaomi 13 | Xiaomi 12 |
発売年 |
▼中国版↓ 2022年12月 ▼グローバル版↓ 2023年3月 |
2022年1月 |
発売地域 | 海外:SIMフリー | 海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド | Xiaomi | Xiaomi |
備考 |
Xiaomi 13シリーズ Xiaomi 13 Xiaomi 13 Lite Xiaomi 13 Pro |
Xiaomi 12シリーズ Xiaomi 12 Pro Xiaomi 12 XIaomi 12X |
対応バンド・周波数・ネットワーク Xiaomi 13 海外版(Snapdragon 8 Gen 2) : Xiaomi 12 中国版(Snapdragon 8 Gen 1) | ||
3G |
▼中国版↓ W-CDMA:1 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 ▼グローバル版↓ W-CDMA:1 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
4G LTE |
▼中国版↓ FDD LTE:1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 18 / 19 / 26 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 ▼グローバル版↓ FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 32 / 66 TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 |
5G NR |
▼中国版↓ Sub6:n1 / n3 / n5 / n8 / n28 / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 ▼グローバル版↓ Sub6:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n71 / n75 / n77 / n78 |
Sub6:n1 / n3 / n5 / n8 / n28 / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 / n79 |
Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 6E |
Bluetooth |
バージョン:5.3 コーデック:SBC / AAC / LDAC / LHDC |
バージョン:5.2 コーデック:AAC / LDAC / LHDC |
SIMサイズ・スロット | デュアルスロット(Nano SIM×2) | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 Xiaomi 13 海外版(Snapdragon 8 Gen 2) : Xiaomi 12 中国版(Snapdragon 8 Gen 1) | ||
ディスプレイ |
サイズ:6.36インチ 材質:有機EL 画面占有率:非公表 形状:パンチホール(中央) 最大リフレッシュレート:120Hz 最大タッチサンプリングレート:240Hz |
サイズ:6.28インチ 材質:有機EL 画面占有率:非公表 形状:パンチホール(中央)エッジあり 最大リフレッシュレート:120Hz 最大タッチサンプリングレート:480Hz |
解像度 |
解像度:2,400×1,080(FHD+) 画面比率:20:9 |
解像度:2,400×1,080(FHD+) 画面比率:20:9 |
画素密度 | 414ppi/高精細でドットの粗さは気にならない | 419ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ |
▼中国版↓ 高さ:152.8mm 横幅:71.5mm 厚さ:7.98mm(ブラック系、ホワイト系、グリーン系)/ 8.1mm(ブルー系) ▼グローバル版↓ 高さ:152.8mm 横幅:71.5mm 厚さ:7.98mm |
高さ:152.7mm 横幅:69.9mm 厚さ:8.16mm(ブラック系、パープル系、ブルー系)/ 8.66mm(グリーン系) |
重さ |
▼中国版↓ 189g(ブラック系、ホワイト系、グリーン系) / 185g(ブルー系) ▼グローバル版↓ 189g |
180g(ブラック系、パープル系、ブルー系) / 179g(グリーン系) |
本体色 |
▼中国版↓ ブラック系、ホワイト系、グリーン系、ブルー系(レザー調) ▼グローバル版↓ ブラック系、ホワイト系、グリーン系 |
ブラック系、パープル系、ブルー系、グリーン系(レザー調) |
システム仕様 Xiaomi 13 海外版(Snapdragon 8 Gen 2) : Xiaomi 12 中国版(Snapdragon 8 Gen 1) | ||
OS |
MIUI 14 Android 13ベース |
MIUI 13 Android 12ベース |
CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア:約1,290,000 |
総合スコア約1,000,000 |
メモリ/保存容量 Xiaomi 13 海外版(Snapdragon 8 Gen 2) : Xiaomi 12 中国版(Snapdragon 8 Gen 1) | ||
組み合わせ |
▼中国版↓ メモリ8GB+容量128GB メモリ8GB+容量256GB メモリ12GB+容量256GB メモリ12GB+容量512GB ▼グローバル版↓ メモリ8GB+容量256GB メモリ12GB+容量256GB |
メモリ8GB+容量128GB メモリ8GB+容量256GB メモリ12GB+容量256GB |
ストレージカード | 非公表 | 非公表 |
カメラ Xiaomi 13 海外版(Snapdragon 8 Gen 2) : Xiaomi 12 中国版(Snapdragon 8 Gen 1) | ||
背面カメラ |
トリプルカメラ ①5,400万画素(メイン、f/1.8) ②1,200万画素(超広角、120°、f/2.2) ③1,000万画素(望遠、光学3倍ズーム、f/2.0) 手ぶれ補正:光学式(メイン、望遠) センサーサイズ:1/1.49(メイン)、1/3.06(超広角)、1/3.75(望遠) PXサイズ:2.0μm(メイン)、1.12μm(超広角)、1.0μm(望遠) |
トリプルカメラ ①5,000万画素(メイン、f/1.88) ②1,300万画素(超広角、123°、f/2.4) ③500万画素(マクロ、3-7cm) 手ぶれ補正:光学式手ぶれ補正(メイン) センサーサイズ:メイン1/1.56 PXサイズ:メイン1.0μm |
インカメラ |
パンチホール式インカメラ 画素数:3,200万画素(メイン、f/2.0) センサーサイズ:1非公表 PXサイズ:1.4μm |
パンチホール式インカメラ 画素数:3,200万画素(メイン) PXサイズ:1.4μm |
カメラ備考 |
フリッカーセンサー搭載 Leica監修 |
フリッカーセンサー搭載 |
機能仕様 Xiaomi 13 海外版(Snapdragon 8 Gen 2) : Xiaomi 12 中国版(Snapdragon 8 Gen 1) | ||
GPS | GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC | GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応 顔認証:対応 |
指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー |
赤外線センサー:対応 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 その他:X軸リニアモーター |
赤外線センサー:対応 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 その他:X軸リニアモーター |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:IP68 耐衝撃:非公表 |
防水/防塵:非公表 耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック | なし | なし |
NFC |
NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
その他機能 |
デュアルスピーカー搭載 冷却機構搭載(ベイパーチャンバー)4,642mm2 |
デュアルスピーカー搭載 冷却機構搭載(ベイパーチャンバー)2,600mm2 |
バッテリー Xiaomi 13 海外版(Snapdragon 8 Gen 2) : Xiaomi 12 中国版(Snapdragon 8 Gen 1) | ||
バッテリー容量 | 4,500mAh | 4,500mAh |
充電 |
有線充電:67W ワイヤレス充電:50W 逆充電:対応(ワイヤレス対応/10W) |
有線充電:67W ワイヤレス充電:50W 逆充電:対応(ワイヤレス対応/10W) |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
スペック表のソース Xiaomi 13 海外版(Snapdragon 8 Gen 2) : Xiaomi 12 中国版(Snapdragon 8 Gen 1) | ||
参照元 |
【公式サイト】Xiaomi 13 中国版- mi.com |
【公式サイト】Xiaomi 12 – mi.com |
スペック詳細記事 | Xiaomi 13のスペック・対応バンドまとめ | Xiaomi 12 中国版のスペック・対応バンドまとめ |
Xiaomi 13とXiaomi 12の違い
ざっくり言うとこんな感じです。
Xiaomi 13は、
- SoCはSnapdragon 8 Gen 2(Xiaomi 12はSnapdragon 8 Gen 1)
- 保存容量は最大512GBにアップ(Xiaomi 12は最大256GBまでだった)
- ストレージ規格はUFS4.0(Xiaomi 12はUFS 3.1)
- 画面サイズが6.36インチに大型化(Xiaomi 12は6.28インチ)
- 画面がフラットになった(Xiaomi 12はエッジ)
- タッチサンプリングレートが240Hzにダウン(Xiaomi 12は480Hz)
- メインカメラ画素数が5,400万画素にアップ(Xiaomi 12は5,000万画素)
- 超広角カメラ画素数は1,200万画素にダウン(Xiaomi 12は1,300万画素)
- マクロカメラが望遠カメラになった
- カメラがLeica監修になった
- Bluetoothバージョンが5.3になった(Xiaomi 12はバージョン5.2)
- カラーはパープルがなくなり、ホワイトが追加
- 本体サイズは横幅が増えて薄くなった
- 本体重量は185g/189g(Xiaomi 12は179g/180g)
- 対応バンドが減少
- IP68の防水防塵規格を取得
Xiaomi 13のSoCは最新となるハイエンドチップSnapdragon 8 Gen 2を採用しています。先代モデルと比較してCPU性能は37%アップ、GPU性能は42%アップを実現。
保存容量(ROM)は最大512GBにアップ。MicroSDカードは非対応なので、3Dゲームを多く詰め込んだり写真・動画を撮影するのであれば大容量の構成を買っておくのが良さそう。
ストレージはUFS 4.0規格に進化。先代モデルのUFS 3.1と比べ、約3倍もの速度になっており、秒間で最大3.5GBものファイルの転送・読み取りができるようになったとのこと。
画面サイズはわずかに大型化、6.28インチ→6.36インチになっています。とはいえ0.08インチ程度の差で比べなければそれほど違いは感じないでしょう。また、Xiaomi 12はエッジのあるディスプレイでしたが、Xiaomi 13はフラットタイプになりました。
ただ、タッチの応答速度を示すサンプリングレートが下がっており、Xiaomi 12では480HzだったのがXiaomi 13では240Hzに半減しています。
一応、半減したとはいえハイエンドモデルとしては標準的な応答速度なので普段使いで不満を感じるとは考えにくいです。ただ音ゲーやFPSといったゲームにおいて緻密な操作を拾いにくいと感じる可能性はありそう。
カメラ構成は「5,400万画素メイン」「1,200万画素超広角」「1,000万画素望遠」の構成となっており大幅変化。画素数は些末な違いですが、注目すべきはマクロカメラから望遠カメラに差し替わったこと。
Xiaomi 12までは望遠カメラがなかったので、遠距離の被写体を鮮明に撮りにくいネックがありました。が、今回のXiaomi 13は望遠カメラが加わったことで光学3倍ズームに対応。つまり3倍までは劣化せずズームができるようになっています。
それに伴いマクロカメラは消えましたが、ズームで接写撮影が代用できるのでそれほどネックにはならないと思います。
また、カメラは老舗のブランドLeica監修となっています。写真写りは大きく変わってきそうですね。
Bluetoothバージョンは5.2→5.3にバージョンアップしています。
カラーは先代にあったパープルがなくなり、ホワイトに差し替わっています。
本体サイズは高さ152.8mm×横幅71.5mm×厚さ7.98/8.16mm。厚みはカラーによって変わります。先代とくらべて横幅は1.6mm広がり、厚みは0.18mm/0.56mm薄くなっています。
また重さも増しており、先代比で6g/9g重くなっています。持ちやすさでいえば先代のほうが良い印象。
対応バンドは減っています。4Gにおいては各キャリアの主要バンドに対応しているのは変わりませんが、5Gにおいてはn79に非対応となっています。n79はドコモの5Gバンドなので、この点は注意したほうがいいでしょう。
Xiaomi 13の防水防塵等級はIP68規格となっており、水没への耐性も持つようになっています。
まとめ
Xiaomi 13は「SoC」「カメラ」「IP68防水防塵」で大きく進化を遂げており、まさにフラッグシップに恥じないスペックになっているという印象。
純粋にゲームとして活用するにも良し、またカメラを楽しむにも良しといえそうです。水濡れで壊れにくくなっているので、この先数年ずっと使っていけるでしょう。
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