ASUS「ZenFoneMAX」のスペック詳細。魅力はバッテリー搭載量だけではない。

garumax-ZenFoneMAX

SIMフリースマートフォンで絶大な人気を誇るZenFoneシリーズに新たなモデルが加わった。

その名は「ZenFoneMAX」(型番:ZC550KL)

何がMAXなのか、早速スペックを確認してみましょう。

ZenFoneMAXの性能・特徴・価格・注意点。

項目スペック
OSAndroid5.0.2
SoCQualcomm410
4コア1.2Ghz
メモリ2GB
保存容量16GB
液晶5.5型(HD)
1280x720
カメラ背面カメラ:1300万画素
前面カメラ:500万画素

レーザーオートフォーカス
高速0.03秒AF
対応バンドLTE
1/3/5/6/8/9/18/19/28

3G
1/2/5/6/8/19

GSM
850 /900/1800/1900
SimサイズMicroSIMx2
どっちも3G/LTEに対応
バッテリー5,000mAh
モバイルバッテリーとしても利用可能
サイズ縦:156mm
横:77.5.mm
厚さ:5.2mm~10.55mm

重さ:202g
カラーブラック
ホワイト
備考Wi-Fi
IEEE802.11b/g/n

Bluetooth
4.1

文字入力
ATOK
価格税込30,024円

追記:上記価格は発表時の価格です。スマートフォンは発売後の価格変動が激しい製品ですので、ネットショップなどで現在価格を確認しましょう。

基本動作性能はミドルスペック。SoCにはQualcomm社のSnapdragon410を搭載しており、WEB閲覧、SNS、メールやLINE、動画観賞などは問題ない性能。但し、ゴリゴリの3Dを駆使したゲームは動作が重く感じることもあるので、ゲーマーさんは注意。2Dゲームに関しては大丈夫。

メモリは2GBを搭載しており、ミドルスペックスマートフォンでは標準的な搭載量で合格。

しかし、画面サイズが5.5型に対し、解像度が1280×720(HD)となっており、画素密度は人の網膜で認識出来る300ppiを下回る267.019ppiとなっているので、人によってはドットの荒さが目立つ可能性あり。

但し、SoCの性能に対し、搭載メモリ量、解像度のバランスは最適。

カメラは定評のあるZenFone2Laser譲りで高性能。

メインカメラには、1,300万画素のカメラユニットを搭載。自動ピント合わせにはレーザーセンサーを用いてフォーカスするので、薄暗い場所でも0.03秒でガッチリピントが合う。

インカメラには自撮りトレンドの500万画素カメラを搭載しているので、自撮り好きにもピッタリ。

ZenFone2Laserは既に販売しているので、カメラ性能が気になる方は家電量販店で確認できるので、一度触ってみよう。

5,000mAhのモンスターバッテリー搭載。

ZenFoneMAXの特筆すべき点は5,000mAhのモンスターバッテリーを搭載していること。

例えば、富士通の3日持ちを謳う製品のバッテリー搭載量が3,500mAh前後ですので、いかにモンスターバッテリーを搭載しているかがお分かりになるかと。ちなみにiPhone6sで1,715mAh。

実はモバイルバッテリーになるんです。

スペック表に小さく書いてある「リバースチャージ機能」を見逃してはいけない。

リバースチャージ機能とは、ZenFoneMAXをモバイルバッテリーとしてタブレットやスマートフォンなどを充電できる機能。

2台持ちで、サブ端末が充電切れの時等におおいに役立ちます。

電波はドコモの回線にピッタリ。auは技適的に懸念。

ドコモ回線は、全国区をカバーするバンド1、東名阪の高速通信バンドの3、郊外、地下、山間部の繋がりやすさを左右するプラチナバンドの19、そして2015年からサービス開始となったバンド28にまで対応したクアッドLTE。

auのプラチナバンドであるバンド18に対応しているが、以前、ZenFone2でauのバンドには対応しているが技適がダメということで、日本国内では法律違反で使えないということがあったので、格安SIMを使うならドコモ回線を利用した格安SIMにすることをオススメする。

SIMスロットはLTEデュアルSIMに対応。

ZenFoneMAXはSIMスロットを2つ搭載しているモデル。どちらのスロットも3G/LTEに対応しているので、安い格安SIMを2枚挿してモバイルルーター代わりとしても使えるので、機種変更した後は、モバイルバッテリー兼モバイルルーターとしても利用できる。これ、凄くいい。

ZenFoneMAXはWEB閲覧やSNSなどガツガツ使う方にオススメのSIMフリースマートフォン。

性能はミドルスペック。3Dを駆使したゲームはしないけど、モンスト等の軽い2Dゲームくらいなら問題なし。主にWEB閲覧やSNS、LINEなどを中心とした使い方をする方には、大容量バッテリーの恩恵をガッツリ味わえる。

特に文字入力を沢山する方にはオススメ。なぜならZenFoneMAXには有料ソフトで1,500円もする日本語入力システムの「ATOK」が初期搭載されている。

懸念すべき点は、200gを超える重量と5.5インチという画面サイズ。ちょうどiPhone6sPlusと縦幅と横幅、重量が似ているので、一度触れば大きさ的な予測は付くので5.5インチがどの程度の大きさか把握すべきです。

また、厚みに関しては最大で1cm以上あるので、この点も念頭に置いておきましょう。

しかし、その大きな本体には5,000mAhという、とてつもなく大容量なバッテリーがつめ込まれ、ZenFoneMAX最大の魅力となっていることをお忘れなく。

ハマる人にはとことんハマるSIMフリースマートフォン。それがZenFoneMAX。

3/6追記:エントリースペックで4,000mAhの大容量バッテリーを搭載した端末をFREETELがリリースしています。こちらもデュアルLTE端末。ライトユーザーやサブ端末としてならこちらもオススメ。お値段も安いです。詳しくは以下の記事を御覧ください↓

予約は開始されているので欲しい方は予約しよう。

ASUS公式ショップでは、発売記念として、数量限定でMicroSD、液晶保護フィルム、そしてIIJmioの音声通話SIMが貰えます。

IIJmioの音声通話SIMは契約料の税込3,240円が無料になるもので、契約するかしないかは自由です。つまり、格安SIMとの抱合せでは無いので安心しましょう。

もし、IIJmioのSIMを利用する場合はお徳ですよ。という特典です。

SIMの契約料や保護フィルム、MicroSDの代金も考えると、5,000円ほど浮くので、実質価格はかなり安いです。

発売は3月中旬となっているので、欲しい方は早めに予約しましょう。

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