Teclast T65の本音レビュー!大画面でSIM対応!2万円ほどで買えるならならアリ
柳生です。少し前に登場した格安大画面タブレットことTeclast T65を試す機会を頂けましたんでレビューしていきますよ!実際に使って本モデルの利点および安価ながら割り切る点をお伝えするので検討の材料になれば幸いです。
7月7日22:50追記:Amazonのスペックシート上は550gでしたが、実機を計測したところ714gでしたので重量を修正しました。読者様ご指摘ありがとうございます!
■TECLAST T65■
初出時価格→28,900円
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スペック、ベンチマーク、検証結果
Teclast T65の筐体・デザインをチェック!
▼Teclast T65のデザイン自体は今どきのタブレットそのものって印象。流行りといえる「フラット形状」「サラサラなボディパネル」「デュアル風カメラデザイン」を取り入れており、古臭さは感じません。↓
Teclastといえばブルー、グリーンカラーのモデルも結構多いんだけど、本機はグレーだけってのはちと寂しい気はする。デカくて色鮮やかなタブレットって本当に見かけない。
見た目はなかなか良いですが、触った感じの印象としては「安っぽさが否めない」っす。画面周辺ベゼルはカーブ形状ですが、幅自体は厚め。
さらにプラスチックっぽい手触りはまだいいんですが、持ち上げたり動かしたりするときに小さくきしむような音がするのが気になった。接着の問題による個体問題かは不明ですが、安いからしゃーないと割り切るべしか。
▼個人的な長所としては物理ボタン。ボタンサイズがでかめなので押しやすい上、T65 Maxで欠点だったボタン配置が改善されたのは嬉しい(Maxは右上寄りの配置で扱いにくかった)。↓
Teclast T65の性能・パフォーマンスをチェック!
性能帯としては価格なり、そういった総評にまとまります。SoCはUNISOCのT7280っていう型番なんですが、これはT620のリネームチップなので性能が過去のそれよりも大きく向上しているわけではありません。
普段使いなら難なく扱える。マルチタスクは厳しめ
普段使いにおいてであれば、エントリー水準という性能自体は全然OKです。後述するディスプレイもあって動作自体は満足!この手のデカタブレットはナビを使うか動画を流し見するかって使い方が多いんですが、そういう用途なら十分な実力。
ただし、負荷がかかりがちなWEBブラウジングおよびマルチタスク(画面分割による同時アプリ併用)だとレスポンスが気になる場面も増えてきます。
アプリの立ち上げ、読み込み速度も普段使ってるであろうiPhoneとかGalaxy Sシリーズとかそれらで慣れている方にとってはもっさりするなって感じる‥かもしれません。でも2万円って考えたら全然OK。この手の中華製品は考え方が大事ですョ。
3Dゲームには向かない
ここを見てくれている人なら察していると思いますが、エントリー水準の性能ゆえ3Dゲームは実に苦手。原神をはじめとした高負荷な3Dゲームは最低画質でも引っ掛かりとカクつき、操作レスポンスの悪さで快適には遊べない。
▼2Dのゲームとかなら全然OK。パズル、囲碁とか、アングリーバードとかそういうやつ。ちなみに筆者のオススメはアングリーバードです。大画面なので、物理エンジンによってハチャメチャにぶっ壊れてゆく構造物を眺めるのがじつに楽しい。↓
Teclast T65のディスプレイをチェック!
ディスプレイは13.3インチとデカいのが特徴。スペックとしては液晶タイプで、解像度は1,920×1,200(WUXGA)で凡庸ですが、リフレッシュレートは最大120Hzに対応しているのがGood。スクロールヌルッヌル。
操作レスポンスも良好なので、これも普段使いの良さに拍車をかけてくれています。解像度はサイズに対して低いためドット感は否めませんが、まぁ2万円だし許せる。
▼一つ気になるのは視野角。公式サイトではIPSと記載はあるんですが、ナナメから見ると若干ですが暗さを感じます。↓
実使用上ではほとんど気にはならないんだけど、これまでのIPS液晶モデルは視野角に優れていた‥そういう意味で差を感じるところです。
Teclast T65のサウンド関連をチェック!
Teclast T65のスピーカーはデュアル、つまり2基搭載。
配置的には横倒しにした状態で下部に位置するタイプ。音質は価格なりになりますが、悪くはないです。Youtube動画を流し見するぐらいなら全然OK。こだわるなら安っぽさ‥もとい低音の足りなさが気になるかなと。
▼とはいえ、有線イヤホンを使えるのでこいつをAUX出力したり有線イヤホンで楽しんだりできるのは大きい。安価なモデルならではな魅力ですね。↓
あとは位置も良くて、充電端子と同じ面にあることでケーブルが邪魔になりにくいのもGood。車載用だとなおありがたいんですョ。
なお位相調節には非対応でした。画面をひっくり返しても音の向きは変わりません。ここは安いモデル
Teclast T65のカメラをチェック!
カメラは1,300万画素となります。800万画素が多い安めなタブレットとしては高い方なのかもしれない。
▼写りは色鮮やかな印象ですが、明るさや解像感は安いカメラのそれ。どうしてもスマホが使えない状況下において、代用できるとは思えます。↓
Teclast T65のバッテリー関連をチェック!
バッテリー容量は8,000mAhとサイズにしては小さめ。大画面なので消費電力も高く、電池持ちも良くはありません。動画を見てたら4~5時間ほどで電池が切れかけになる。
また急速充電も非対応のようで、充電速度も遅め。バッテリー測定アプリで見た限り5Wまでしか出ていませんでした。満充電は4時間ぐらいかかります。
SIM対応のタブレットなので外に持ち出すには電池持ちの悪さがネックになりそうです。モバイルバッテリーを併用したり、車載タブレットにしてシガーソケットから充電しておくなど工夫が必要になりますね。
Teclast T65の機能をチェック!
Teclast T65のAndroidバージョンは15と最新になっております。安価ながら最新バージョンにいち早く対応しているのもTeclastなりの利点に思える。
▼タブレットのUIにうれしいタスクバーが対応しているのは良いですね!おそらくAndroidOSの標準なのかもわからんけど、稀にこれ非対応のモデルあるんで‥↓
▼このタスクバーはランチャー(待ち受け画面)のアイコンを下部のドックスロットにぶち込むことで編集できます。たとえばYoutubeのアイコンをおいておけば、どんなアプリを開いてても1タップでYoutubeを開けるというワケ。↓
ただ、タスクバー対応なのはいいんですがその隣においてあるナビゲーションボタン(戻る・ホーム・アプリ履歴)がなぜかタスクバー寄りになってて扱いにくい。他のモデルだとこんなことなかったんで、Teclast T65特有の問題となりますね。
▼それ以外のUIについてだと、アプリ履歴が扱いやすいタイルタイプだったり、通知メニューが全画面+2画面レイアウトだったりと扱いやすいのが個人的に嬉しい。↓
▼あとこのモデル、SIM対応になっています。筆者がデータ専用に使ってる楽天SIMも使えました。GPSもあるためカーナビにも使えますよ!画面でかいから見やすい。でも本体でかいから取り付け場所には苦労するんですが‥。↓
Teclast T65のレビューまとめ!
安価ながらという点こそあれど、2万円で手に入る大きいタブレットにおいてはいい選択肢の1つになると思えました。大画面タブレットを安く買いたい方や、車載用タブレットにオススメ。
あとこれ、定価は3万円しないかってぐらいなんで、個人的にはセールを狙って購入するのをオススメします。性能やクオリティを求めるならなおさら。
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■TECLAST T65■
初出時価格→28,900円
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