Lenovo Yoga Tabのスペックまとめ!SD 8 Gen 3搭載の11型タブレットが63,800円で登場
Lenovoから日本市場向けにSnapdragon 8 Gen 3を搭載した11インチタブレット「Yoga Tab」がリリースされていたので本記事で紹介していきます!
同時に「Lenovo Idea Tab Plus」も発表されています!
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Lenovo Yoga Tabの詳細スペック
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ | 12GB LPDDR5X |
容量 | 256GB UFS 4.0 |
ディスプレイ | 11.1インチ、液晶、3200×2000 |
アウトカメラ | 1300万画素(メイン) 200万画素(超広角) |
インカメラ | 1300万画素 |
バッテリー | 8860mAh 45W |
サイズ | 約255.5×165.8×6.2mm |
重量 | 約458g |
対応バンド | – |
OS | Android 15 |
防水防塵 | IP53 |
備考 | Lenovo Tab Pen Pro付属 |
Lenovo Yoga Tabの筐体・ボディー
Lenovo Yoga Tabのデザインは近年のLenovo Tabデザインで採用していた四角いカメラバンプとは違いiPhone 16のような楕円形のカメラバンプを採用しているので、パッと見の印象はかなり違いますね。
▼背面がうっすらとツートンカラーになっているのとYOGAのロゴがさりげなく配置されているのはオシャレポイントMAXですよね!?↓
なお、ボディカラーはシーシェルというホワイト系のカラーを用意しているとのことで、清潔感があるかつ性別や年齢を問わない万人向けな色ではありますが、公式ページで表示されているグレー系のカラーは執筆時点で用意されていないようです。残念。
Lenovo Yoga Tabの性能・パフォーマンス
Lenovo Yoga TabのSoCは執筆時点で2世代前のSnapdragon 8 Gen 3を搭載しています。
Snapdragon 8 Gen 3は型落ちのハイエンドSoCといえども、執筆時点(2025年10月)でのガルマックス基準では「ハイエンド」に位置するほどと今でもかなりハイスペックなプロセッサだったり。グラフィック性能も高いのでゲーム用途で選ぶのも良さそうですね!
メモリは12GB、ストレージは256GBとハイエンドらしい組み合わせをバッチリ踏襲済み。SoCと相まってこの組み合わせってLenovo Legion Tab(8.8”, 3)を彷彿とさせますねぇ。
▼Snapdragon 8 Gen 3がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞご覧ください!↓
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
Lenovo Yoga Tabのディスプレイ
Lenovo Yoga Tabの「PureSight Proディスプレイ」と名付けているディスプレイですが、サイズは11.1インチと「これぞタブレット!」な大きさです。が、本機はそれだけではなく、解像度は3200×2000と超高解像度なディスプレイを搭載しているんです。
もちろん解像度だけでなく色合いなども鮮やかで、高い輝度に数値こそ不明なものの高リフレッシュレートと上位モデルに相応しいものが採用されているとのことで、さすがプレミアムラインの「YOGA」シリーズらしさを感じますね〜。
▼しかも同梱されているLenovo Tab Pen Proは触覚フィードバックと自然なペンの音、低レイテンシに対応しているとのことで、実物のペンのような感覚を得られるとのこと。↓
▼付属のLenovo Tab Pen Proで気になるモノを丸く囲むとオブジェクトを抜き出すことが可能。さらに抜き出したものは瞬時にコピーや貼り付けも可能とのこと。↓
Lenovo Yoga Tabのスピーカー・サウンド関連
Lenovo Yoga Tabのスピーカーはしっかりとクアッド方式を採用。内訳としてはウーファーが2基、ツイーターが2基とのこと。
しかもLenovo伝統となっているDolby Atmosもバッチリ対応しているので、タブレットとしてはサウンド面はかなりリッチな予感がプンプンしますねぇ〜。
Lenovo Yoga Tabのバッテリー関連
Lenovo Yoga Tabのバッテリー容量は8860mAhと11インチのタブレットとして考えるとそれなりに容量は大きいものが搭載されています。
あと気になる充電能力は45Wとタブレットとしては珍しい部類に入る超急速充電に対応しているので、大容量のバッテリーも素早く充電できそうですね〜!
Lenovo Yoga TabのOS・機能
Lenovo Yoga Tabはハードウェア面だけでなくソフトウェア面でも充実しています。
▼Lenovo Yoga Tabが搭載しているOSはデフォルトだとAndroid 15ですが、OSのアップグレードは3回、セキュリティアップデートは4年間を保証しているとのこと。↓
流石にPixelやGalaxyなどよりはサポートが短いものの、ある程度長期間しっかりと使っていけるのは嬉しい限り。
忘れてはならないのはLenovoのSmart Connectでしょう。
▼Smart Connectを利用すると本機を介してお使いのパソコンでAndroidアプリが利用可能になったり…↓
▼スマートクリップボード機能を使えば本機でコピーした文章などをパソコンやスマホへ貼り付けることもできちゃいます。↓
▼そうそう、本機をウェブカメラとして使うこともできるので、PC備え付けのカメラよりも柔軟な運用もできるとのこと。↓
というように、Smart Connect機能を使うとPCやMotorolaスマホとかなりシームレスに連携ができるのも大きな魅力の一つと言えるでしょう!
Lenovo Yoga Tabまとめ
Lenovo Yoga Tabの価格は以下の通り。
- メモリ12GB+容量256GB:63,800円
Lenovo Yoga Tabは執筆時点でも現役で使えるハイスペックなSoCのSnapdragon 8 Gen 3を搭載しているだけに留まらず、プレミアムなディスプレイにスピーカーなど流石上位モデルに相応しいタブレットだなと感じる仕様になっているようです。
価格は公式直販だと6万円台前半〜半ばとAndroidタブレットとして考えるとそれなりに高価に思われるかと思いますが、同じSoC(Snapdragon 8 Gen 3)を搭載したタブレット(nubia Pad Pro)の12GB/256GBは79,800円ですので、本機は何と1.6万円も安かったりします。
ちなみにLenovo Yoga Tabは本機よりも性能面で劣るSnapdragon 8s Gen 3を搭載したXiaomi Pad 7 Proと同じくらいの値段で買えちゃうので、「中国版を買うのは気が引けるけど、ハイスペックなタブレットを少しでもお安く手に入れたい」とお考えの方は検討してみるといいかもしれませんね!
最後に余談ですが、本機「Lenovo Yoga Tab」は中国でリリースされていたLenovo Xiaoxin Pad Pro GT 11.1のグローバルモデルとも言うべきモデルだったりします。
Xiaoxin Pad Pro GT 11.1は日本円で4万円ほどと本機よりも2万円ほど安いですが、中国向けモデルということもありローカライズがほぼされていないので、日本でも快適に使えて新品で購入した際の保証も付いてくることを考えると上乗せ分もまぁ納得はできるかもしれません。