ALLDOCUBE Ultra Padの本音レビュー!5万円台でミドルハイSoCを搭載する13インチ大画面タブレットを試す
柳生です。ALLDOCUBEのハイエンドタブレットALLDOCUBE Ultra Padを試す機会をいただきましたんでレビューしていきますよ!正直こいつで5~6万円はかなり美味しいと思う。コンテンツやゲーム用タブレットとして手堅い選択肢です。
■ALLDOCUBE Ultra Pad■
初出時価格→54,999円
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スペック、ベンチマーク、検証結果
この価格としては優秀すぎるミドルハイ性能
ALLDOCUBE Ultra Padの搭載SoCはSnapdragon 7+ Gen 3。
Qualcommのミドルハイに位置づけられているチップセットです。しかしミドルハイと侮ることなかれ、AnTuTu(v10)実測値は132万点と非常に高いです。
個人的に100万超えたあたりからもう普段使いにおける動作に差は感じなくなってきています。老いかもしれん。
▼なおAnTuTu(v11)では167万点でした。↓
このALLDOCUBE Ultra Pad、ストレージとメモリの構成もハイエンド。ストレージ規格はUFS4.0、メモリはLPDDR5Xを採用しており、読み書きの速度も動作の安定性も優秀のそれ。これで4~5万円でいいんか?と思えるレベル。
ファーストインプレッションの段階で試した原神は普通に遊べるぐらいの性能。
最高画質&高フレームレートではエフェクトや敵などの多さによってはカクつくこともありました。ハイエンドSoCではないので適切な画質で遊ぶのがベターでしょう。
Minecraftは通常の設定なら快適にプレイできる一方、バイブラントビジュアルという公式シェーダーオプションをオンにするととたんにカクつき、FPSが15ほどに下がります。
▼とはいえ、これハイエンドでも厳しいレベルの重たさなんで仕方ないところ。↓
ALLDOCUBE Ultra Padは最高画質+高フレームレートを狙うようなゲーミングには向きませんが、普通にゲームをプレイするなら快適水準で遊べます。
ただゲームアシスタント関連の機能が全然ないので、そこが気になる場合は注意。
ディスプレイの綺麗さも抜群
ファーストインプレッションの段階でも触れてたんだけど、やはりディスプレイがめっちゃキレイです。液晶ながら有機ELに劣らないぐらいに色鮮やかで明るさも抜群。
▼最大144Hzの高リフレッシュレート対応もGood。スクロールがとても滑らか。設定では60Hz、120Hz、144Hzから選択可能。欲を言えば90Hzも欲しかったですが‥↓
▼Widevine L1も対応。NetFlixもL1対応でHD画質での視聴も可能です。コンテンツ視聴マシンとして申し分ないですね(`・ω・´)。↓
スピーカーの音質・音量ともに◎
スピーカーの音量・音質ともに非常に良かったです。
ALLDOCUBE Ultra Padは計8つのスピーカーを内蔵していて、音の臨場感、深み、解像感いずれも満足!特にこの5万円台という価格としてはなおさら。
画面のサイズが似ているGalaxy Tab S10 FE+は10万円ほどの価格ながら2スピーカーで、本機と聴き比べると結構その差は顕著に感じますね。やはり基数は大事ということか?
OSは独自OSはまだまだ発展途上感が強い
ALLDOCUBE Ultra PadのOSはAndroid 15ベースのALLDOCUBE OS 4.1を搭載。
これまでのバージョンに比べて追加されている要素が多いとのことなんですが、実際触ったところそれほどに違いは感じませんでした。
▼設定画面はカスタマイズされている印象なんですが、設定の細部はただのAndroidと大差はありません。思ったよりいじれる部分はないです。↓
▼不満点としては、「ロック画面のパターン」「ナビゲーションバーのサイズ」が異様にデカいこと。しかもサイズ変更も効かず、見た目が結構ダサい。↓
ロック画面の入力に関しては右寄り、左寄りといった配置変更もできず、手を大きく動かさなきゃいけないのが思った以上に面倒。特に毎回使うような場面なのでこういう細かい部分の不親切さが応えてくるんす。
加えてボタンがデカく一昔前のエントリーモデルみたいな感じが個人的には好きじゃない。ここらへんはアプデで改善してほしいところです。
▼以下のようなナビゲーションバーも「タスクバー機能」にも非対応。アプリショートカットの配置も非対応。このあたりはアップデートで改善してほしいところ。↓

自社アプリも搭載していた
▼自社アプリはギャラリー、音楽やボイスレコーダーなど一通り揃っている印象ですが、全体的に機能は少なめでまだまだβ版って感じが否めません。逆に言えばシンプルで迷わないとも言える。↓
▼自社のAIアシスタントも内蔵されております。テキストベースの生成AIなので受け答えがメインなタイプ。もちろんGeminiもプリインされてます。↓
テキストベースなので画像の生成だったり天気を調べるといった多様なことはできません。まぁ無料で使えるものとしてなら及第点といったところで、調べ物をするには十分使えるか?といった印象でした。
スマートサイドバーが便利。アプリのウィンドウ表示もできる
▼画面を右端からグワンッって内側にスワイプするとアプリの一覧の引き出しが出てきます。ここからショートカット起動ができるスマートサイドバー機能が個人的に良いなと感じました。↓
▼ここから起動するとアプリがWindowsよろしく窓表示になります。マルチタスクにうってつけ。たとえばYoutube見ながらTwitter開いたり。Twitterは未だにタブレットの横画面にUIが最適化されていないのですが、こういう小窓表示なら見やすくてなお良しです。↓
バッテリーが思った以上に持たない
バッテリー容量は15,000mAhとかなりデカく電池持ちも公称値で動画視聴14時間以上とのことでしたが、実使用では半日も持たない電池持ちでした。動画視聴がメインだったのですが、実使用だとアプリや輝度の問題もあるのだろうか。
充電は最大33Wとなかなかですが、バッテリーがでかいために充電は時間は割とかかり、満充電にはだいたい3時間ほどでした。
とはいえこのモデルはWi-Fiモデルなので持ち出す頻度は少ないと考えれば、電池持ちも充電の時間もネックにはなりにくいと思えます。
コンパスは搭載してるけどGPSは非対応
ALLDOCUBE Ultra PadはセルラータブレットではないためSIMに非対応。GPSも非搭載になっています。
ただプリインアプリではGoogleマップが入っている他、方位センサーが搭載されているためGPS対応でカーナビとして使えるんじゃないか?と勘違いしやすいのでこの点は要注意です。よしんば外に持ち出してカーナビの運用に使ってもほとんど現在位置の矢印は動いてくれません。
この問題はALLDOCUBE Ultra Padに限った話ではないのですが、SIMやGPSの有無もスペックページに記載してほしいもんですね(´・ω・`)。
ALLDOCUBE Ultra Padのレビューまとめ
ALLDOCUBE Ultra Pad、コンテンツ視聴マシンとして、かつ快適な性能を持つタブレットを欲する方にとって特に有力な選択肢といえる1台でした。
Androidタブレット自体はメインをコンテンツ視聴機にするという方向性なモデルが多いですが、本機はそれなりのコストで満足行く視聴体験を得られる印象。
個人的にはカスタマイズOSをもう少し作り込んでほしいところですが、ニコ動、Youtubeやプライムビデオを流し見するモデルとして申し分なく優秀と思いました。ゲーム性能もそこそこ高いので、適切な設定でゲームをプレイする分には十分です。
13インチの大画面モデルが欲しい人は有力な候補になるはずなので、ぜひレビューを振り返りながら検討してみて下さい!
仕事用タブレットはギャラタブに充て、こっちはパソコンのモニターの下に置いて動画再生に使おうかな。
▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓
■ALLDOCUBE Ultra Pad■
初出時価格→54,999円
▼Amazon:以下ページに6,000円オフクーポンあり!適用で48,999円!↓
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