ガルマックスの猶木(ナオキ)です。【楽しく面白く的確に】をコンセプトにデジタル製品の様々な話題を書いて生きています。スマホやPCガジェットが大好きでスペック表とにらめっこするのが趣味です。製品発表会のお誘いや執筆依頼などお問い合わせ下さい。

Nexus5xを1ヶ月使って分かった魅力と欠点

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NexusシリーズはGoogleのリードデバイスです。

Simフリー版のNexus5xが届いてから肌身離さず、まるっと1ヶ月が経ちました。以前使用していた端末はdocomoの富士通F-02G。

国産スマートフォンから、Nexus5xに乗り換えて感じたことを率直に残します。

買ってよかったNexus5x。

初めにお伝えしておきます。冒頭でもお伝えしましたが、NexusシリーズはAndroid端末のお手本となるリードデバイスで、常に最新のOSが利用出来ることが最大の魅力でもあり、欠点でもあります。

個人的には概ね満足しています。が、機能てんこ盛りの国産スマートフォンの便利さも再認識しました。現在国産スマートフォンを利用している方で、これからNexus5xを購入しようか迷っている方は参考になるかと思います。

最新のOSを利用できることが何より楽しい。

ここが楽しめるか、不便に感じるかでNexus5xの印象がガラリと変わります。Nexus5xはGoogleのリードデバイスとして、最新の機能や今後提供されるAndroid-OSの最新版をいち早く試すことが可能です。

国産スマートフォンの場合、Android-OSのバージョンアップが迅速に対応できません。これは「独自機能」がてんこ盛りの為、新しいバージョンのOSに対応させる作業が必要なためです。

Nexus5xでは国産機にみられる独自機能を搭載していないノーマル状態。独自機能が無い代わりに最新のOSをいち早く試せます。最近だとホームボタン長押しで画面情報を解析して様々な情報を表示させるGoogle Now on Tapもいち早く試す事ができ、完成度であったり、精度であったり、様々な「遊び方」が出来ます。

OSレベルで搭載された指紋認証がかなり使いやすい。

リードデバイスとして、もう一つの優位性はハードとソフトウェアの融合。Nexus5xは標準で指紋認証ユニットが搭載されており、Android 6.0もOSレベルで指紋認証機能をサポートしています。

指紋認証は私が以前使用していた富士通F-02Gでも搭載されていましたが、あれはメーカーが独自につけたものですので、指紋認証を利用できる範囲が限られていましたが、Nexus5xでは標準で指紋認証をサポートしているので様々な箇所で指紋認証が利用できるようになってきています。

ロック画面の解除は、指紋認証ユニットにタッチするだけで、スリープ復帰をすっ飛ばし、いきなりホーム画面に移行。恐ろしいほど早くロックが解除出来ます。また、Playストアでの支払い時にパスワードの代わりに指紋認証を利用できたり、銀行アプリなどのログインにも指紋認証が利用できるものも確認しています。

今後、様々なアプリでAndroid6.0に対応するものは、ログイン、決済などに指紋認証が利用できるようになるので利便性も向上します。

国産モデルでも指紋認証ユニットを搭載している製品はありますが、現時点でOSがAndroid6.0に対応している端末は無く、この利便性を試せるのはまだまだ先の話となりそうです。

Nexus5xに乗り換えて国産スマホの利便性の高さを知る。

もしかすると、F-02Gで搭載されているAndroid-OSでは標準機能だったのかも知れないが、私がF-02GからNexus5xに乗り換えてすぐに気がついた不便なところを挙げてみる。

富士通F-02GからNexus5xに乗り換えて初めて気がついたことはステータスバーの引き下ろし位置。F-02Gでは、画面真ん中から画面下にスワイプでステータスバーが降りてきますが、Nexus5xでは画面の一番上から画面下にスワイプしないと降りてこない。

また、複数のアプリをF-02Gでは「すべて終了」で一発で閉じることが可能でしたが、Nexus5xでは1つ1つ指で左右にスワイプして終了させる必要がある。

ハード面では、F-02Gには防水防塵、ワンセグ、おサイフ機能など、国産スマートフォンではお馴染みの仕様や機能はNexus5xには一切無い。

国産スマートフォンはOSが最新でないので、いい意味で枯れている。

最新のOSではアプリ側が最新OSに対応するまで最悪起動しない状況に陥ることも珍しくない。国産機では様々な独自機能をOSに対応させるため、どうしても最新OSのカスタマイズ版をリリースするのに時間がかかる。

リリースする頃にはAndroid-OSが更に一歩バージョンアップしていることもあり、私達が利用出来る頃にはアプリのAndroidバージョン対応も進み、いい意味で枯れた状態であるため、起動不可や不具合がグッと減ったコンディションの良い状態で利用できる。

しかし、最新OSの場合、例えばNexus5xのカメラ内部仕様が若干変わり、サードパーティー製のカメラアプリで上下が反転してしまう。数多くのサードパーティー製カメラアプリが正常に利用できない状態となっており、開発者がAndroid6.0対応時に修正するのを待つしかない。これはこれで楽しいんだけど。

当たり前のことが当たり前にできないもどかしさ。

Nexus5xはSimフリー版、docomo版、ワイモバイル版など、複数の形で提供されているが、仕様スペックはSimフリー版と変わらない。つまり、グローバルモデルであり、例えばdocomoなどのキャリアサービスに合致した製品ではないということ。

Xperia、AQUOS、arrowsなどのいわゆる国産スマートフォンは、docomoなどのキャリアサービスを利用できることを前提に開発されており、また、キャリアの機能を利用するためのアプリも、自社販売の国産スマートフォンで利用できるように開発提供されている。

例えば、ドコモのメールアドレスでメッセージの送受信をするドコモメールアプリは現状Nexus5xで利用できない。docomoから販売されているNexus5xであってもだ。

私はこの件でdocomoに問い合わせたところ「IMAP対応のメールアプリで設定して使ってね」という具合でした。

今まで当たり前に利用できていたものが利用できない。利用するには自己解決能力も必要で一言にNexus5xは敷居が高いと感じる。

Nexus5xを購入する前に出来ること、出来なくなることを事前にしっかり把握して検討しましょう。

私は最新のAndroid-OSを利用したい、興味があるので常に最新のOSを触りたいという考えがあったので、少しの不便さは全く気にならず、Nexus5xを購入して満足しています。

しかし、手放しに万人に勧めることの出来る端末ではないことも確かです。

ただ単に「最新の機種だから」と言う理由で乗りかえてしまった場合は、苦労する部分も多々あると感じます。特に現在国産スマートフォンを利用している方にとっては、「出来なくなること」をしっかり把握して購入検討しましょう。

持つ人によって最高の端末になることも、最悪の端末になることもあるスマートフォン。それがNexus5xです。

おしまい

レビューなどNexus5xに関する記事一覧は以下からどうぞ

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