15インチのMacBook Air発表。このサイズ感、待ってました
Appleは6月6日にMacBook Airのラインナップを追加。なんとディスプレイサイズが15インチです。価格は198,800円。Airとしては高く感じますが、最近の水準だと20万円切りでの15インチはなかなかにインパクトがあります。
15インチ版のMacBook Air
これまで15インチ以上のモデルといえばProシリーズでしたが、大画面搭載モデルはフラッグシップ的な位置付けでとんでもない価格でした。筆者も使っていた時代もありましたが、30万円以上はデフォ、ちょっとカスタマイズすると50万円コース。
一方でMacBookの中で比較的安価な立ち位置のAirシリーズは基本13インチクラス。薄くて軽くて持ち運びにもピッタリ。ただ、やっぱり13インチだとクリエイティブな作業で窮屈なんですよね。筆者も動画や画像を編集するので、それらの快適性を求めて大型ディスプレイモデルを選んでいました。
ただ、これまでの大画面モデルは高性能で高価なモデルばかりなので、なかなか購入に踏み切れません。性能も使い切れないですし。筆者は妥協して今は13インチモデルを使っています。でも画面は窮屈だなと常々思ってます。
なので「飛び抜けた性能は要らないけど、画面の大きなモデルが欲しい」と思っていたんですが、それにドンピシャな製品が15インチのMacBook Airです。とても欲しいです。
お値段は20万円切り
先述した通り、これまで13インチを超えるMacBookはとても価格が高いです。現行モデルだと・・・
- 14インチMacBook Pro:288,800円
- 16インチMacBook Pro:448,800円
こんな感じですね。厳しい。
現行のM2搭載13インチMacBook Airは164,800円なのでディスプレイを1インチ大きくしたいなら10万円強、2インチ大きくしたければ28万円強高くなります。画面を大きくするためだけに、このお金は払えないですね。
もちろん14インチモデルや16インチモデルはMacBook Airよりも性能は高いのですが、そこまでのパフォーマンスを使い切るような作業ってほぼありません。筆者もM1ですら持て余しているので、M2でも十分すぎます。
こんな感じで大きなディスプレイの為だけに上位モデルを選ぶことが難しかったのですが、15インチMacBook Airは198,800円です。13インチ版に34,000円足せば15インチの広々とした作業環境が手に入るのです。
筆者は15インチモデルから妥協して13インチモデルへ乗り換えたんですが、あれから3年経っても窮屈だなって感じます。
次は16インチにいこうかな、でも約45万円は無理だな、だけど13インチはちょっと小さいなとずっと頭の中をグルグルしていましたが、これがわずか34,000円で解消できると思うと、すごく魅力的な選択肢に見えました。
とてもパワフルなM2チップを搭載
筆者はM1搭載モデルを発売日に買ってから使っています。製品写真の調整やFHDソースの動画の編集をするなど一般的な使い方よりも重い使い方をしていますが、発売から数年たった今でも全く不満のないパフォーマンス。M1凄い。
M1は、それ以前に搭載していたCPUから仕組みが大きく変わり爆発的に性能が向上したので、人によっては未だにオーバースペックな部類でしょう。
15インチMacBook Airが搭載するM2は、M1から性能が更に向上した2世代目にあたるもので、M1比で1.4倍もの高速化を果たしています。果たして、この性能を使い切れるユーザーはどれほど要るのだろうか。と、疑問に思うほどのパフォーマンスです。
また、M2はパフォーマンスが高いだけでなくバッテリー持ちがすごく良いのも特徴です。ディスプレイサイズが大きくなると消費電力も高くなりバッテリー持ちが悪くなるのが一般的ですが、15インチMacBook Airは13インチモデルと同じ18時間駆動を実現しています。
M1もそうでしたがスマホ感覚で使えますよ。
スピーカーがリッチになった
13インチモデルと15インチモデルはディスプレイサイズが異なるだけではありません。15インチモデルは6つのスピーカーを搭載していてサウンド仕様がリッチになっています。
▼もちろん空間オーディオにも対応。↓
これまで6スピーカーシステムは上位の高価なモデルに搭載されるものだったので、この価格で6スピーカーのサラウンドシステムを体験できるのは筆者としてはとても嬉しいポイントです。
まとめ。ショート動画クリエイターにも良さそう
15インチMacBook Airは、ショート動画クリエイターさんにピッタリな感じもしますね。
筆者のまわりにもショート動画クリエイターの知り合いがいますが、スマホのみだと編集効率が難しいとのことで今はノートパソコンで編集した映像を投稿しています。
ショート動画は基本的にFHDクラスなのでM2のパフォーマンスで十分。また、15インチの広々としたディスプレイは確実に編集の作業効率が上がります。最近沢山の方が参戦しているショート動画の本格的な編集マシンとしても15インチMacBook Airは注目されそうです。
あと15インチとディスプレイは大きいですが重量は約1.5Kgですからね。この重量なら何処でも持っていけますよ。
ちなみに筆者が今使っているMacBook Proの下取り額をしらべたら72,000円でした。やっぱりApple製品は買い替え時の下取りが高くていいですね。
ストレージは512GBで良いとして、標準のメモリ8GBは16GBにカスタムしたいので、そうなると価格は254,800円。下取り含めると182,800円。予算20万円でも理想のMacBook Airが手に入りそうです。本格的に検討します。
SoC | M2 8コアCPU/10コアGPU |
メモリ | 8GB/16GB/24GB |
容量 | 256GB/512GB/1TB/2TB |
ディスプレイ | 15.3インチ/2,880×1,864 |
カメラ | 1080P FaceTime HDカメラ |
指紋認証 | 対応 |
ポート | Thunderbolt/USB 4ポート × 2 |
駆動時間 | 最大18時間 |
サイズ | 340.4 × 237.6 × 11.5mm |
重量 | 1.51Kg |
スピーカー | 6スピーカーサウンドシステム |
ネットワーク | 802.11ax Wi-Fi 6 Bluetooth 5.3 |