ZenFone 7の3眼フリップカメラは普通のスマホでは難しい撮影も楽しめるぞ!
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フリップする特殊なカメラを搭載したASUSのハイエンドモデルであるZenfone 7。カメラが電動フリップ式となったことで、通常のスマホでは出来ない芸当も出来るのがウリ!というわけで実際に検証してみました。
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ZenFone 7のカメラ詳細
Zenfone 7のカメラのスペックは以下の通り。
- 6,400万画素のメインカメラ(f/1.8、センサーはソニー製IMX686)
- 1,200万画素の超広角カメラ(マクロ撮影対応、f/2.2)
- 800万画素の望遠カメラ(光学3倍ズーム対応)
- インカメラなし
- アウトカメラは角度調節可能のフリップ式でインカメラとして代用可
先代モデルにあたるZenfone 6との大きな違いはデュアルカメラからトリプルカメラに増えていること。望遠カメラが新たに新設されたことで、光学3倍ズームが可能になったっちゅう点がミソですぞ。
ZenFone 7のカメラを実機で試す
カメラは手動で角度を調整できる
まずZenfone 7のカメラなんですが、御存知の通りフリップカメラ。スマホを傾けんでも、カメラの角度だけを調節出来るのが大きなポイントです。
▼通常時は収納されており、最大では180°とちょっとまでフリップします。ウィーン、ウィーン。やべえ、見てるだけで超楽しい(^ω^)。↓
また撮影する際には、このカメラのフリップ角度は自由に変えることもできます。撮影画面でボリュームキーを押すことでゆっくりカメラが傾き、好きな角度で固定可能!
▼また角度はプリセット式で3つまで保存できますんで、好みの角度は何度だったっけ?なんて心配も無用。↓
3つの画角で撮影できるので使い勝手が良い
メガネには遠近両用レンズって言葉がありますが、それはZenfone 7でも同じことで撮影に適したレンズがカメラにはあるってことです。
メインカメラに加えて、超広角、望遠カメラと欲しいモノ全てを手に入れたZenfone 7なら「広範囲を撮影したいけど後ろに下がれない」「遠くの被写体をキレイに撮影したい」というおとぎ話のお姫様じみたワガママにも応えてくれます。
▼Zenfone 7はメインカメラに加えて超広角カメラ、望遠カメラを搭載しているため、同じ場所からでもまったく異なる画角で写真に収められるのが便利。3倍に望遠ズームしても劣化はありません。この時点で普通のスマホとの「格の違い」を感じさせてくれます。↓
▼さらにハイエンドモデルゆえ暗所、夜景においての品質もばっちり!Zenfone 7なら手持ちであってもブレが少なく、SNSでいいねをもらえそうなクオリティに仕上げてくれます。↓
本格的に写真撮影を楽しめるRAWに対応
Zenfone 7はプロモードであれば、保存形式にRAWを指定することができます(1回の撮影で通常のJPGとRAWの2枚が出力される)。
RAW写真は「写真の生の情報を記録したデータ」で、写真編集する際に真価を発揮します。写真編集ではより細かい写真編集ができ、思い描いた写真に仕上げることができるんです。
一般向けユーザーさんだけじゃなく、写真家や本格的なこだわりをもつガチ勢さんも撮影を楽しめる要素ですね。
ただしRAW写真は画素数が64MPに固定されるため、ファイルサイズが一枚につき100MB以上とJPEG写真の約20枚分の超デカサイズになってしまうんす。RAWで何十枚もパチパチ撮影するとあっという間に容量が埋め尽くされてしまうんで注意。
そのため「RAW撮影はものすごいいい感じの風景だったりこだわりたいシーンを撮影したい!」って時に限定するのが良いでしょう。
RAW写真をよく撮る写真好きの方であれば、外部ストレージのMicroSDカードを検討しましょう。Zenfone 7はデュアルSIM状態でもMicroSDカードが使えるトリプルスロット式のSIMスロットを採用しているんでオススメです。
ローアングル撮影も簡単!
通常のスマホでは難しかったローアングル撮影も、Zenfone 7ならお手の物!カメラをフリップするだけでいいので、無理にスマホを傾けなくてもOK。手軽に「アリとキリギリス目線のダイナミックな風景」を収めることができるんす。
今までは手首を無理に傾けたり、腰痛覚悟で腰を思いっきり落としたりなんてこともなく、ちょいと腕を下げでZenfone 7カメラの角度をボリュームキーで調整するだけでOK。
▼フリップカメラだとこんなローアングル撮影も楽々できて楽しめます。↓
なお街中で撮影はしていますが、周囲に人がいないかは確認しておきましょう。歩行の邪魔になったり盗撮と間違われかねないように…
パノラマは自撮り含めた写真を撮影できる
フリップカメラの可動をイカせば、パノラマ撮影もカンタンに行えるのも魅力!
今までではスマホごと動かす必要があったんですが、Zenfone 7ならフリップカメラが勝手に全て収めてくれるんでスマホを動かすことはなく、とても楽ちん。シャッターボタンを押すだけで、自動でウィーンと動いて撮影してくれます。
▼さらに、パノラマ写真に自分の顔を含められるのもZenfone 7ならではなポイント。↓
ちょっと顔細くなるけど、超広い風景と自撮りを1枚に出来るってのは良い。実に良い!そして自撮りの顔のカタチがさらにスリムになるというオマケつき。
またフリップカメラの特性上、横だけでなく縦にながーいパノラマ撮影も出来るようになっております。東京タワーも森ビルさえもラクに1枚の撮影でOK!
自撮りはポートレートもナイトモードもハイクオリティ
▼Zenfone 7はアウトカメラをインカメラに転用できるため、インカメラは非搭載となっています。言い換えれば、高い性能のアウトカメラでそのまま自撮りを行えるんで、自撮り品質は全スマホでも最高クラス。↓
▼ポートレート撮影ももちろん対応。やっぱり切り分けもボケの質も文句なしに良い。髪の毛もしっかり分けられててGood。安いインカメだと髪の毛あたりがボケやすかったけど、Zenfone 7ならそんな心配はありません。↓
▼ナイトモードももちろん対応!普通のスマホではインカメラのスペックが低かったせいでノイジーな仕上がりになってしまう…なんてこともありません。メッチャ綺麗に撮れる。↓
▼明るい場所であれば、ポートレート撮影もバッチリ。ポートレートモードではナイトモードは発動しませんが、都心など照明があれば無問題ですた!うむ、いい!↓
動画はトラッキング機能、ズームが楽しい
Zenfone 7にはモーショントラッキング撮影に対応してます。
動画撮影モードの1つで「タップした被写体を自動で追尾・ズームする」という撮影方式。少し遠距離の被写体であっても自動でズームしてくれるんで、思い出の動画作成にピッタリ(`・ω・´)。
デフォルトだと被写体にピンポイントでズームする機能もありますが、設定からオフにすることもできます。
▼さらにZenfone 7の場合だとカメラが動くんで、もし被写体が画面外に行きそうんなってもカメラが動いて追従してくれるのもミソ。被写体に自動でカメラが向くその姿は、さながらペ○パー君のようです。↓
▼モーショントラッキング動画撮影を実際に試してみました。こちらは三脚に固定して公園で撮影。↓
画面外に出ようとしてもしっかりカメラが挙動不審な被写体(柳生)をしっかり追尾しています。またズームをオンにして顔をタップすれば、ものすごい勢いでズームもしてくれました。
ただ速い動きはニガテらしく、撮影の途中で被写体を見逃すことも時々ありました。またズームしていると画角の狭さのせいで見逃しも多くなるんで、実際使うなら少し遠めで、ズームをオフにしてトラッキング撮影が良いかもしれんです。
ちなみにフリップカメラの「ウィーン」っていう動作音はわずかに入りますが、イヤホンでやっと聞こえる位に小さいっす。少なくともテレビやシアター、スマホのスピーカーではまず気になりません(`・ω・´)!
まとめ:撮影好きなら断然オススメ!
このZenfone 7、謎のライター「三代目與惣兵衛」さんが実機レビューでも書いてましたが、マジにカメラ撮影を好むユーザーさんにオススメできるモデルです。ハイエンドモデルゆえに写真の品質も良いですし、やっぱりフリップ式を採用しているのがデカすぎる!
カメラが動くことで「最高品質の自撮り」「ローアングル撮影」「自撮り含めたパノラマ撮影」という、普通のスマホでは出来ない芸当もやってのけるモデル。先代にあたるZenfone 6も同じことが出来ますが、Zenfone 7は新たに望遠カメラを搭載しており性能もアップ。
カメラがフリップする変態ギミックだけでなく、本体自体のスペックも妥協を許さないハイスペックなので、断然オススメです(`・ω・´)。
今後のスマホのトレンドとして、筆者的にはフリップカメラを是非とも推してほしい!そう願うばかりです。画面に欠けも無くなるし。
▼ZenFone 7の実機レビューは以下からどうぞ!↓