AnTuTuのバージョン9のベータ版が公開!変更点をチェック!
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スマホのベンチマークを計測する代表的アプリ「AnTuTu v9」のOB(オープンベータ)版がAnTuTu公式サイトで公開されました!2020年8月に公開されたAnTuTu v8からのメジャーアップデートとなり、総合スコアの平均値がさらに上昇しています。
記事執筆の時点でバージョンがベータ版のため、今後に仕様変更が起こったりスコアが変動する可能性があります。
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新バージョン「AnTuTu v9」の変更点
AnTuTu v9の主な変更点は以下の通り。
GPU計測に新たに「Swordman」ムービーが追加
▼AnTuTu v9の計測には新たに「Swordman」という新たなテストシーンが追加。Vulkan APIを用いたムービーで、最新のテクノロジーを採用したことでより正確な測定を行うようになるとのこと。また、これまでのレンダリングムービーは引き続き使用しています。↓

ミドル以下の性能のスマホでは「AnTuTu 3DBenchのLite版」で計測するようになった
これまでのAnTuTu v8では全端末で同じレンダリングムービーを再生する方式でしたが、AnTuTu v9からは主にミドルレンジ以下の端末で「AnTuTu 3DBench Lite」を用いた計測を行うようになり、これまでのAnTuTu 3DBenchは使わなくなったようです。
Liteに該当するモデルであればAnTuTu v9、計測準備画面で「ダウンロードとインストール」ボタンが出てきます。この画面は「AnTuTu 3DBench」をインストールした状態であっても出てくるようになってます。
▼「ダウンロードボタン」を押せば直に3D Liteをダウンロード、インストールすることができますが、初回だと「マーケットからダウンロードボタン」しかありません。「マーケットからダウンロード」を押してから一旦戻り、再度「ダウンロードとインストールボタン」を押せば直ダウンロードのボタンが出てくるという地味にややこしい手順です。↓

▼「ダウンロード」を押せば表示が以下に切り替わり、ダウンロードが終われば「インストールしますか?」の表示が自動で出てきます(AnTuTuアプリにインストール許可の権限を求めるように表示が出てくる場合もあります)。↓
▼AnTuTu 3DBench Liteではレンダリングムービーが一部差し替わっており、「Swordman」ではなくどこか幻想的で世紀末じみた惑星のムービーになっています。大きな変更点はここだけで、細かい部分の計測は通常と同じみたいです。↓
UX計測が強化!各種ビデオコーデックの計測も行われるようになった
AnTuTu v9ではUX(ユーザーエクスペリアンス)部分の計測の改善も行われております!
まず、iPhone等で用いられている新型の画像圧縮規格「HEIF」画像処理のパフォーマンステストを追加しており、よりUX部分のスコアで細かい計測が行えるようになっています。
▼次にビデオコーデックのパフォーマンス計測も追加されております。4K、1080P等の各種解像度と、H264、H265、AV1のフォーマットによる動画の再生のパフォーマンステストを行うようになりました。↓

▼なお、執筆時点においてミドルレンジ帯など一部の検証機種で、この準備画面のままで止まって先に進まなくなる現象もありました。ここはベータ版ゆえに仕方ない部分ですね(´・ω・`)。アップデートで改善されることを祈ります。↓

メモリ、ストレージ計測の調整。保存容量の大きさもスコアに加味されるようになっている
AnTuTu v9では「検証機種のメモリ(RAM)とストレージ(ROM)」部分も重要視するようになりました。メモリの大きさだけでなく、ストレージ、つまり保存容量の大きさもスコア面でプラスに影響をもたらすようになっています。
公式いわく「UFS 3.xの高速ストレージ規格を搭載するモデルが多くなってきたことから、その高速規格を活かしやすい大容量のストレージを持っているのもメリットとなるため」と判断したとのこと。今後はメモリだけでなく、保存容量が大きいモデルほどスコアの伸びがよくなりそう!
総合スコアは総じて上昇!バージョンの区別には注意が必要
▼上記の追加、変更点により、全体的なAnTuTu総合スコアはUXスコアを中心に大きく上昇。たとえばSnapdragon 888を搭載したXiaomi Mi 11で実際に計測したところ、v8では709,243点だったのに対し、v9で807,990点に大幅アップしております!↓

これにより新たなAnTuTu v9では、スマホのベンチマークの指標がまた新たな基準になってきます。それに伴いv8のスコアとv9のスコアを見間違えないように注意も必要になってきます。妙に高いスコアが上がってきたら、まずはバージョンの違いを確認すると良いでしょう。
なお、性能クラスごとに上昇値に差があり、Snapdragon 888などのハイエンド級スマホでは大きく上昇した反面、Helio P22、MT81698Aなどエントリー級SoCのスコアは数百、数千点程度のみの差しかなく、殆ど違いは見られませんでした。
Playストアから削除されているので使用は自己責任で
AnTuTuアプリはGoogle Playからポリシー違反を理由とされて削除されており(AnTuTu側いわく「誤解」とのこと)、アプリを入手するにはAnTuTu公式ストアから直にAPKファイルをインストールする必要があります。
APKファイルのダウンロード、手動インスト―ルはPlay ストアよりもウイルスなどのセキュリティリスクがある(Chromeで表示するとセキュリティ警告が出てくる)ため、使用は自己責任となりますので留意しておいてください。
ガルマックスではAnTuTuベンチマークデータを公開中!
当サイトのガルマックスでは数百機種ものAnTuTu実機スコアデータを収集、公開しており、正式なバージョン9が登場次第、新たにベンチマークの収集、データの差し替えを行う予定です。
AnTuTu v9は総合スコアの平均が再び変動してきているため、ガルマックス編集部ではスマホの性能帯やらAnTuTu平均参考データやらモロモロのテコ入れをしなきゃあならんためにお祭り騒ぎ状態。これはしばらく夜しか眠れなくなりそうです(´・ω・`)。
現時点でベータ版のため一概にスコアの参考値の判断はできないので、正式バージョンのリリースが待ち遠しいところ!またAnTuTu自体、ベンチマークアプリでもメジャーな存在だけに、Playストアへの復活もしてほしいなと心から願うばかりっす。
▼ガルマックスで収集しているAnTuTuスコアの参考ページはこちらからどうぞ!ページ内検索に端末名、SoC名を突っ込めば出てきます。↓