Galaxy Tab S8+と見られるGeekbenchスコアが登場!SoCにSnapdragon 898搭載かも?

Galaxy Tab S8+

来年初頭の登場が予想されているGalaxy Tab S8+ですが、実機で計測したと思われるGeekbenchスコアが登場しています。詳細は以下よりご覧ください。

Geekbench BrowserにGalaxy Tab S8+のスコアが掲載?

Geekbenchで計測したスコアを公式にまとめているのがGeekbench Browser。そこにSamsung SM-X808Uと名付けられた機種のスコアが掲載されています。

サムスンの端末に関する情報をまとめている海外メディアのSAMMOBILEはモデルナンバーより、当該機種は米国向けの5Gに対応したメモリ8GBのGalaxy Tab S8+と推測しています。

▼SoCのCPU構成は3.0GHzのコアが1つ、2.5GHzのコアが3つ、1.9GHzのコアを4つ搭載している8コアプロセッサで、シングルコアスコアでは1,211、マルチコアスコアでは3,193となっている模様です。↓

samsung SM-X808U Geekbenchスコア

【引用】Geekbench Browser

このSoC構成やスコアから計測されたSM-X808Uは次期フラグシップモデルのSnapdragon 898ではないかともSAMMOBILEは推測しています。

Geekbench Browserに掲載されている搭載OSはAndroid 12ですが、Galaxy Tab S8シリーズには最近発表されたAndroid 12Lが搭載されるかは未定とのことです。

Galaxy Tabに搭載されているOne UI自体がタブレット向けにチューニングされているので、個人的には通常のAndroidがベースでも構わないんですが、開発の手間などを考えると12Lの方をベースにしたほうがいいのかも?

▼タブレット向けに最適化されたAndroid 12Lについてはこちらをご覧ください!↓

「Android 12L」発表!タブレットなど大画面向けに改良された新OSがめっちゃ使いやすそう!

Galaxy Tab S8シリーズについて噂されているスペック紹介

Galaxy Tab S8シリーズはTab S7の2モデルから通常のTab S8、上位のTab S8+に加え、最上位にTab S8 Ultraを加えた3モデル構成が予想されています。

Tab S8は11インチ、Tab S8+は12.4インチ、Galaxy Tab S8 Ultraは、14.6インチのの有機ELディスプレイを搭載すると言われています。また、3種類全てのモデルが120Hzの高リフレッシュレート対応と見られています。

SoCはExynos 2200とSnapdragon 898の2バリエーションでリリースする可能性があるとのこと。

個人的にはTab SシリーズはずっとSnapdragon搭載で続いてきているので、いきなりExynosに移行ってのは考えづらいですが、ハイエンドのSnapdragon自体が品不足になるかもしれない状況ですので、SoC違いの2パターンを用意しているのではないかと思っています。

また、メモリは8GB、内蔵ストレージは128GB/256GBを2種類が用意されている可能性があるとのこと。ただし、最上位モデルのTab S8 Ultraは、メモリ12GB、ストレージ512GBで発売される可能性もあると言われています。

バッテリー容量に関しては、Tab S8は8,000mAh、Tab S8+は10,090mAh、Tab S8 Ultraは14,000mAhのバッテリーが搭載され、3機種のいずれも45Wの高速充電に対応する可能性があるとも言われています。

Tab S8シリーズはWi-Fiモデル、4Gモデル、5Gモデルの3バリエーションも用意され、価格はそれぞれTab S8は740ドル(約8.5万円)から、Tab S8+は1,120ドル(約12.6万円)から、Tab S8 Ultraは1,320ドル(約15万円)からに設定されるのではないかと見られています。

ライバルが出揃っている今、次期Galaxy Tab Sシリーズの早期登場が待たれる!

元々Galaxy Tab S8シリーズのリーク情報はポツリポツリとは出ていましたが、当該機種のベンチマークスコアが出てくるのは初。

登場時期はGalaxy S22シリーズと同時ではないかとも言われており、仮にそうだった場合は2022年2月ではないかと思われます。

現行モデルであるTab S7シリーズ登場時は競合相手にはHUAWEIのMatePad Proしかいない上に、MatePad ProもGMS非搭載なので、中国以外の国で使い勝手の良いハイエンドタブレットは実質Tab S7しかなかった状況でした。

しかし、執筆段階ではLenovoからはXiaoxinPad Pro 2021、XiaomiからはPad 5 Proと続々とハイエンドタブレットがリリースされています。

曲がりなりにもハイエンドクラスとはいえ、Tab S7も型落ちモデル。依然魅力的なモデルではありますが、処理性能や価格面ではライバルよりも劣ってしまっているのも事実です。

次期モデルのTab S8シリーズの価格は現行のTab S7シリーズよりも更に高価になってしまうようですが、高価な価格設定が納得できるくらいGalaxy Tabシリーズならではの魅力を伝え、付加価値をアピールできるのか。動向が気になるところです!

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