Mac StudioのSSDは後から交換が可能かも?
近年ではメモリ、ストレージなどユーザーレベルで手を入れられる箇所が少なくなっているMacですが、Mac Studioではストレージが換装できるかもという話が出ているようです。
Mac StudioのSSDは換装可能
▼海外メディアの9to5Macが、YouTubeでApple関係の動画をメインに扱っているMax Tech氏のMac Studioを分解した動画を取り上げています。↓
その動画によると、Mac StudioはMac Proと同様に、内部に2つのSSDポートを備えており、比較的アクセスしやすくなっていることから、Max Tech氏はアップグレード可能なSSDを搭載している可能性が非常に高いことに気づいたと報告しています。
▼AppleストアのMac Studioの販売ページ上では、「Mac Studioのストレージにユーザーがアクセスすることはできません。将来さらに多くの容量が必要になると考えられる場合は、より大きな容量で構成することを検討してください」と書かれています。↓
しかし、Max Tech氏は「ユーザーがアクセス」という文言や、Mac Pro用のSSDアップグレードキットを販売している現状から、Appleがこの先SSDの正規アップグレードを提供する可能性があると推測しているとのこと。
SSDは換装できる可能性が残されているものの、ユニファイドメモリは他のMacと同様にメモリチップ自体が基板に直接ハンダ付けされているため、アップグレードできる可能性はゼロに等しいとしています。
換装は可能だが、費用面を考えると現実的でない可能性がある
メモリやストレージのアップグレードが可能なMacは、近年リリースされたものでは2018年に発売されたMac mini(DDR4メモリが換装可能)が挙げられますが、基本的にパーツ換装は不可能な機種が殆どでした。
Mac Studioはプロユースも視野に入っていることもあってか、SSDが換装可能なのはストレージをガンガン使用する予定がある方は朗報かと思います。
▼ただし、Mac ProのSSD Kitは1TBが66,000円とかなり高価であり、使用するためにはApple Configurator 2を用いて別のMacからセットアップが必要とのこと。↓
ですので、仮にMac Studio向けにSSDが提供されたとしても、費用的にはかなり高くつく可能性が高いので、ストレージをガッツリ使うつもりの方は大人しく最初からアップグレードしておくのが賢明かもしれませんね!
また、ユニファイドメモリはそもそもM1とセットのメモリですので、換装不可なのは大体予想していました。ですので、マルチタスクをバリバリこなしたい方もメモリをあらかじめアップグレードしておくことをオススメしておきます!
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