Apple「Mac Studio」発表!省電力で超パワフルなM1 Ultraを搭載!発売日は3月18日

Mac Studio

Appleが新型パソコンMac Studioを発表!M1 MaxとM1 Ultraを搭載するハイスペックでコンパクトなデスクトップMacが登場です!発売日は3月18日!

Mac Studioの特徴

Mac Studioの特徴は以下の通り!

Mac Studioのハイライト

  • プロセッサはM1 MaxとM1 Ultraのラインナップ
  • コンパクトなボディ
  • カラーはシルバー1色
  • 多めの外部端子数

▼プロ向けユースを念頭に入れられているMac Studioが搭載するプロセッサはMacBook Pro(14インチ、16インチ)で用いられているM1 Max以外にもM1 Maxを並列繋ぎにしたM1 Ultraがラインナップ入りしています。↓

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▼M1シリーズのトランジスタを比較したイメージはこちら。2つのM1 Maxを繋いで1つのプロセッサにしていることが分かります。↓

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それにより、M1 Ultraは

  • プロセッサ:20コアCPU/64コアGPU/32コアNeural Engine、
  • メモリ:最大128GB/最大帯域800GB/s

と既存のM1 Maxの2倍のコア数、メモリスペックを達成しています。

▼普通はプロセッサを2個繋げたからといってここまですんなりと2倍の性能になったりはしませんが、M1 Maxにあらかじめ用意されていたUltraFusionという技術によりニコイチでの飛躍的な性能アップを実現しています。↓

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▼M1 Ultraと他社製16コアプロセッサ(Apple曰くCore i9-12900K)のCPU性能対消費電力を比較したイメージがこちら。他社製16コアプロセッサでは最大性能を引き出すまで160W必要なところ、M1 Ultraは60Wほどで同等の性能が引き出せるとのこと。↓

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▼GPU性能対消費電力の比較イメージはこちら。ハイエンド帯の外部GPU(Apple曰くGeForce RTX 3090)では最大性能まで320Wほど必要なところ、M1 Ultraは最大性能を引き出すのに100Wほどしか消費しません。↓

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▼上記の仕様により、M1 UltraはCore i9搭載27インチiMacと比較するとCPU性能は3.8倍、GPU性能は4.5倍、機械学習性能は3.0倍とこれまた飛躍的な性能アップを実現しています。凄い!↓

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▼ハイエンド仕様のスペックながらもコンパクトなのがMac Studio。表面積はMac miniと同じで、厚みは約2.5倍に抑えられています。Mac miniが縦長になったようなデザインですね。↓

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▼Mac miniと比べてパワフルになったので排熱性能も強化しており、M1 Ultraが高負荷な状態になっても静音性が保たれるとのこと。ハイスペックで静かとか夢みたいじゃん!↓

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▼カラーリングはベーシックなシルバー1色。これはベースであるM1搭載Mac miniと同じですね。↓

Mac Studio

Mac Studioでもう一つ忘れてはならないのは外部端子。デスクトップMacとしてもかなり多めに搭載されています。

前面には以下の端子が搭載されています。

  • USB Type-C(M1 Maxモデル)またはThunderBolt 4(M1 Ultraモデル)×2
  • SDスロット(UHS-II対応)

背面には以下の端子が搭載されています。

  • Thunderbolt 4 x4
  • 10ギガビット対応LANx1
  • USB-A(おそらく3.0準拠)x2
  • HDMIx1
  • イヤホンジャック×1

M1 Max搭載モデルでは前面のポートがType-C端子になりますが、M1 Ultra搭載モデルではThunderbolt 4端子へとグレードアップするので、拡張性はM1 Ultra搭載モデルの方が高め。

しかし、背面にもThunderbolt 4が4基、通常サイズのUSB端子が2基搭載されるので、無尽蔵に外部機器を繋げまくるような使い方をしない限りはハブを使わないでも十分以上の数が確保されていると言えるでしょう。

価格はプロ用途らしく高めだが、仕様を考えると価値はあるかも?

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発売日は3月18日。価格はM1 Max搭載モデルが249,800円から。M1 Ultra搭載モデルが499,800円からに設定されています。

新シリーズのMac StudioはエントリーモデルのMac miniとパワーユーザー向けのMac Proの中間に位置するモデルですが、搭載するプロセッサは最低でもM1 Maxとかなりパワフルです。

そして、今回が初の登場となるM1 Ultraもデスクトップ向けハイエンドプロセッサらしいパワフルな性能ではありますが、Appleシリコンの利点である省電力性も兼ね備えた化け物のようなプロセッサに仕上がっているとのことで、筆者もめちゃくちゃワクワクしています!

価格はハイエンドPCらしい約25万円からになっているので、正直一般ユーザーには手が出にくいものではありますが、映像編集などヘビーで使用されているMacをAppleシリコンモデルに置き換えたいユーザーにとっては現状でこれ以上ない選択肢になると思います!

■Mac Studio■

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