骨伝導イヤホン「AfterShokz OpenComm」のレビュー!使って分かったメリット・デメリットと評価まとめ!
- レビュー
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自腹でAfterShokz OpenCommを購入。ブームマイクを搭載している一風変わった骨伝導イヤホンなんす。実際の使い心地をレビューでお届けしますよ!
メリット・良かった点
- 完全日本語対応
- 電池持ちが非常に良い
- マイク付きで通話品質もGood
- ボタン操作も対応。NFCペアリングも使える
- マルチポイント接続に対応
デメリット・注意点
- リダイヤルが誤爆することがあるんで注意
- 野外で途切れることがあるかも
- 値段は高い
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AfterShokz OpenCommの発売時期と価格!
AfterShokz OpenCommは2020年発売のAfterShokz製・骨伝導イヤホンとなります!
Amazonでの価格は執筆時点で16,980円。ただ筆者が購入したときは16,500円だったので、購入時期に寄ってちまちま価格は変わるっぽいっす。
購入先や割引情報(あれば)は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!
▼ちなみに前にはナオキ編集長が同社の骨伝導イヤホンの「AEROPEX」っちゅうモデルをレビューしていました。こっちも合わせてどうぞ。↓
▼で、今回オレが買ったのは「Opencomm」というモデルで、通話機能を更に強化したブームマイク付きの骨伝導モデルとなっています!↓
ちなみに購入した背景なんすけど、外耳炎を患ってしまったために普通のカナルタイプのイヤホンが使えなくなり、急遽代役となるイヤホンがほしかったんですよね。
あと筆者はデリバリー業も行っており、お届け先のお客さんと電話するときにハンズフリー通話がしたかったってのもあるんす。
さらに自前スマホ&配送用スマホでのマルチペアリングもできれば御の字だったんで、そっから探したところこのAfterShokz OpenCommがテキメンだったってワケっす(`・ω・´)。
AfterShokz OpenCommの付属品・同梱物をチェック!
- 本体
- 充電ケーブル(USB給電式・独自規格端子)
- 収納ケース
- 説明書などの冊子類
▼収納ケースも用意されており、出張やお出かけとかで持っていくときも安心ですな。カバンのなかの荷物に潰される心配ナシ!ケース自体もですがファスナーの持つツマミの質感もよく、安っぽさはないです。↓
AfterShokz OpenCommのデザイン・外観をチェック!
▼AfterShokz OpenComm、仕事メインというコンセンプトゆえに外観は地味なのかなーって思ってましたがそんなことはありません。操作ボタンにアクセントカラーのオレンジがあるおかげで結構カッコいい!カラーはスレートグレー。↓
▼メーカーいわくかなり頑丈らしく、曲がっちゃっても壊れにくい設計。あとIP55の生活防水にも対応しています。技適ももちろんあります。↓
▼右側にファンクションキー、音量キーそして充電端子が集中しております。↓
▼他の骨伝導イヤホンと大きく違うのが口元まで伸びたマイクが付いてること!この見た目はまさしく業務用・プロ用って感じを醸し出せるってのも個人的に気に入っています(`・ω・´)。使わなければ折りたたむこともできたんで邪魔になりにくかった。↓
▼装着時はこんな感じ。仕事だけじゃなく出先でもマイク出しっぱなしです。だってカッコいいんだもんでサァ。↓
▼マイクがあることで存在感ありまくり。自分で見てなんだけどマジでオペレーターみてぇになってるよ( ‘ω’ )。↓
▼マイクをたたんでおくこともでき、たたむとこんな感じで耳にかぶさるような感じになります。なお調整は無段階式なんで、好みの部分でしまっておけるっていう仕組みになっているんす。↓
▼あとマイクのない方にはメーカーロゴが入っているんですが、その中にLEDが入っているのもシャレオツで良い。↓
▼充電時や電源オフの時に赤く、電源オンのときに青く。ペアリング時は赤青交互に光ります!↓
思っていたより軽い!装着感は気にならない
骨伝導タイプなので普通のイヤホンとは装着感はまったく違います。耳より少し前のナントカ骨に当てる装着方式なので、最初装着した時は若干ながら違和感は出てきました。
が、少し経てば慣れて気にならなくなりました。それもそのはず、このAfterShokz OpenComm、結構軽いんですよね。33gしかないおかげで長時間つけていても気にならない!
「違和感や装着している感はまーったくない」って言えばそれは流石にウソなんだけど、10時間ずっと付けてても耐えられるレベルでした。↓
あと耳に引っ掛ける部分が細いおかげか、メガネをかけながら使ってても違和感はほとんどありませんでした!
▼筆者はそこそこフチが太いタイプのJINSメガネを使っているんですが、フチが太めなやつでもガタつきはほとんどなく使えています(`・ω・´)。もっと細いメガネだったらより快適かもしれませんね。メガネは5,000円です。↓
メチャクチャ電池持ちがいい
AfterShokz OpenCommの電池持ちは感動レベルに良かったです!実際音楽視聴で使ったところ11時間ぶっ通して使えました!ワイヤレスイヤホンと思えぬ電池持ちの優秀さ。
ちなみに結構音量大きめ(スマホで75%ぐらいのボリューム)でずっと運用していたんで、音量をもっと下げて使っていれば11時間よりも持つ可能性がありますね(`・ω・´)。
なお公称スペックではバッテリー駆動時間の中に「通常8時間」「通話時は16時間」とあるんですが、これは「入力専用・マイクとして使った場合」なので、これ単独での通話で16時間もつってわけではない模様。
おそらく「普通にAfterShokz OpenCommで通話した時の電池持ちが8時間」ってことなんだと思います。どのみち、ワイヤレスイヤホンでは最強レベルの電池持ちといえます。
▼あと、マグネットで充電できるので充電自体もすごい楽ちん。近づければカチッってくっつきます。充電自体も1時間ほどで終わるので結構速くてよかった!↓
▼ただケーブルが独自規格のものなので、なくしたり壊してしまうともう大変。そういう意味だと汎用的なUSB-Cケーブル端子を採用してほしかったとも思えます。↓
機能性も充実。日本語も完全に対応
AfterShokz OpenCommは値段が高いんですが、それだけの機能性も充実している印象を受けました!
▼まず、AfterShokz OpenCommは日本発売モデル故に説明書も完全に日本語に対応しています!↓
それだけじゃなく、イヤホンから聞こえるガイダンスも完全に日本語でした!ビープ音だけとか英語音声ってわけではなく、日本語音声で聞こえます!
電源をつけたら「アフターショックスへようこそ!」接続時は「接続しました」ペアリングするときは「ペアリングモードに移行します!」と、マジで音声は流暢です。たぶん日本の人の声。さすが高価なモデルだけあってしっかりしていますなぁ。
ファンクションキーは便利だがリダイヤル誤爆に注意
AfterShokz OpenComm搭載の物理キーの出来栄えも良かったです!再生、一時停止、曲の切り替えに音量操作もサクサク行えて便利だった!操作時のビープ音もあるので音量調節といった操作もフィードバックを感じられました。
着信操作ももちろん対応しており、電話が来たら1回押しで応答、長押しで拒否。そして通話時に押せば電話を切ることができます(通話アプリによって挙動は変わるかも)。
▼ただ音楽が止まっている時にボタンを2連続で押すとリダイヤルするため、相手にまちがって電話をかけちゃうこともありますんで注意。普通のイヤホンでは次の曲にスキップして再生って挙動のつもりで使ってたんで、よくやらかしました(´×ω×`)。↓
NFCペアリング、マルチポイント接続に対応
▼AfterShokz OpenCommはNFCペアリング接続ができるモデル!左耳のバッテリー部分にNFCチップが埋め込まれているのが特徴です。ペアリング中にスマホのNFCにくっつければサクっとペアリング完了!楽ちん!↓
さらにAfterShokz OpenCommは同時に2台のデバイスと接続することができるのもミソ!上にも書いてたんだけど、プライベートと仕事用スマホとで同時に使用することができるんす。
▼ただし片方で再生しているときに、もう片方の音はまったく聞こえません。でも、片方に着信が来た場合は自動でしっかり即時切り替わるので使い勝手は悪くありません。仕事用としてはバッチリ使えます!↓
音質・音漏れ・通話品質をチェック
ここからはAfterShokz OpenCommのサウンド品質なんかをチェックしていきますよ!是非参考にしてみて下さい!
音質は骨伝導にしては悪くない
先に行っておくと、骨伝導の特性状、没入感は一般的なカナルタイプのイヤホンよりずっと劣りますし、低音や細かい音のディテールも感じにくいっす。ただ骨伝導はそういうもんなんで、割り切りは必要。
ただ筆者の所感にはなるんですがAfterShokz OpenCommの場合、骨伝導のイヤホンの中においては音質は悪くなく、前に買ったGEOのヤツよりも音はキレイな感じ。1万超えだけあってこの部分はなかなか優れていると思えます。
コーデックはSBC止まりなんですが、遅延や音質も気になることはありません。そもそも骨伝導タイプ自体がゲームや音楽に没入する用途ではなく、あくまでBGM代わりとしてのコンセプトっすからね。妥当なところといえます!
環境によって途切れはあるかも
一方で外出時は音声の途切れが起こることもありました。特に電車内などで起こることもあり、おそらく他のBluetoothなど無線機器の影響があるんだと思います。
筆者の場合だと頻度は高くはありませんが、使っている環境でここは結構変わるかもしれませんね。
これは外出時で気になる部分だったんで、自宅のテレワーク用途で持ち出さない場合は途切れは気になりません。
大音量や低音だと振動・音漏れが気になることも
特性上振動はよく伝わってきます。特に大音量だったり低音や人の歌声でよく振動してその感触がこそばゆくなることもありました。
▼ただこの点は対策可能で、イコライザーを変更すればOK!音楽再生時にボリュームのプラスとマイナスボタンを同時に3秒ぐらい押すことで低音を抑えたイコライザーに切り替わります。この状態だと振動もほぼ起こりません。↓
音漏れに関しては場合によるといったところ。ただ、前のGEOのやつよりは気になりません。外出先や電車で使ってたんですが、そのときに応じてボリュームを変えれば済むのでネックとは感じませんでした。
マイクの集音性はバッチリ
本格的なマイクとくらべて音質がいいのかはわからんのですが、仕事用・通話用途として十分な実力に思えます。
▼AfterShokz OpenCommのキモであるブームマイク。このマイクはデュアルマイクとなっておりノイズキャンセリングに対応しているっていう結構凄いマイクなんすよ。↓
で、通話に関しても話しているときの音質は問題なく良かったです!筆者が使った感じは仕事ってより家族や友達との通話がメインだったんですが、音質はクリアで、こもったりとか途切れとかノイズは全然なかったとのこと!
ノイズキャンセルのおかげか、野外であっても話し声も良く通り、まさに仕事用にうってつけって実力でした(`・ω・´)。
なお形状が形状なんで、寝っ転がりながら通話するって使い方は向きません。枕によくぶつかります。
AfterShokz OpenCommのメリット・デメリットと評価まとめ
前のAfterShokz AEROPEXもテレワーク用途で最適なモデルといえる製品だったんですが、このAfterShokz OpenCommはそれをさらに先鋭化させたような仕上がりです。
AfterShokz OpenCommもテレワーク用途として十分すぎる実力であることは間違いありません!
筆者が推したいポイントは「マイクがあることでプロ風になれる見た目」「マイクの感度の良さ」そして「素晴らしい電池持ち」。
価格は1万以上でけっこう高いんだけど、それ以上の価値はあるぞ!
純粋なテレワークだけでなく、ライトな音楽視聴用途としてもオススメできるモデルです(`・ω・´)。購入は以下からどうぞ!