「Snapdragon 4 Gen 1」発表!6nmプロセッサでスペックアップ!1億画素カメラやQC4.0等も対応
Qualcommの新型エントリークラスSoC「Snapdragon 4 Gen 1」を発表!400シリーズ初となる6nmプロセッサとなっており、さらに1億画素サポートやQC4.0充電対応とトータルスペックがちょうどよくまとまっているSoCですよ!
同時にミドルクラスのSoC「Snapdragon 6 Gen 1」も発表されています!こっちもチェックしてみてね。
Snapdragon 4 Gen 1の特徴
Snapdragon 4 Gen 1の特徴は以下の通り!
Snapdragon 4 Gen 1のハイライト
- Snapdragon 4xxシリーズ初となる6nmプロセッサ
- CPU性能は最大15%、GPU性能も最大10%アップ
- FHD+解像度ディスプレイで120Hzリフレッシュレートをサポート
- 最大1億画素カメラをサポート
- AI強化で通話機能が改善
- Quick Charge 4.0に対応
Snapdragon 4 Gen 1はエントリーグレードの位置づけとなっているSnapdragon 4xxシリーズでは初となる6nmのプロセッサとなっています!
CPUはKryo、GPUはAdrenoで、CPU周波数は最大2.0GHzでオクタコアとなっております。細かい構成は非公表。
先代よりもCPU性能は最大15%、GPUは最大10%のスペックアップを果たしています!また6nmプロセスとなったことでスペックを上げつつも省電力面も改善されているとのことで、電池持ちの良さも気になるところ。
ディスプレイはFHD+クラスの解像度での120Hzリフレッシュレート表示をサポートするようになっています!これによりハイエンドと遜色ない滑らかなスクロールも対応するようになりますね(`・ω・´)。
これまででは90Hzまでしか対応していなかったため、エントリークラスの立ち位置ながらもスクロールのなめらかさ、そして安定性に期待したいところです。
カメラは最大1億800万画素をサポートするようになっています!実際にSnapdragon 4xxを搭載するスマホで1億画素のカメラを搭載するモデルが現れるかはさておき…今後のコスパとカメラを重視したスマホの登場に期待できそうだ!
またマルチフレームノイズリダクション、オートフォーカスの改善やカラーレンズシェーディング補正により、より鮮明で鮮やかな写真が撮れるんだそう!どれほど良くなっているのか…個人的には一番興味深いですね。
新たにQualcomm HVX AIエンジンを採用したことでAI面も強化されており、音声アシスタントの応答レスポンスの改善や通話時のエコー打ち消し、マルチマイク対応で通話品質も向上しているそうです。仕事面での通話で恩恵を得られそう。
充電スペックもアップしており、Quick Charge 4.0に対応!最大で15分50%のペースの急速充電もサポートするようになっています!エントリースマホでも充電がかなり速くなるのは嬉しい(`・ω・´)。
新世代のエントリーSoCに期待
Snapdragon 4xxといえば最低限スペックのエントリー向けのSoCという立ち位置でしたが。今となっては普段使いでけっこう余裕のあるパワーを得ており、結構期待できるSoC。
最大40%の性能アップを果たしたといわれるSnapdragon 6 Gen 1ほどのパンチではないものの、仕事用で使うエントリータイプのスマホにおいては十分すぎる性能に感じます(`・ω・´)。
そしてこのチップセットの登場により、いよいよSnapdragon x Gen 1シリーズは8、7、6、4と主要なものがすべて揃いましたね。筆者は8 Gen 1以外全然触っていないのでどれほど全世代のチップよりもスペックが上がっているのかすごい気になる。
このチップがあることで、今後出てくるエントリークラスのスマホであっても一定のスペックを確保して快適に扱えればいいな~って思うんス。このチップを搭載したモデルが登場するのが楽しみです。
▼性能はSnapdragon 695レベルっぽい!↓