「Snapdragon 6 Gen 1」発表!695からCPUは最大40%、GPUも最大35%の性能アップ!
Qualcommが最新チップセットの「Snapdragon 6 Gen 1」を発表!ミドルレンジ最上位となるSnapdragon 695の後継チップセットでスペックが大幅アップ!CPUは最大40%も性能がアップしているそうでめっちゃ楽しみなSoCっすね!
同時にエントリー向けである「Snapdragon 4 Gen 1」も発表されていますよ!
Snapdragon 6 Gen 1の特徴
Snapdragon 6 Gen 1の特徴は以下の通り!
Snapdragon 6 Gen 1のハイライト
- ミドルレンジ向けのチップセット
- CPUは最大40%、GPUも最大35%も性能アップ
- 消費電力も維持
- 2億画素撮影対応+「AIDE」による低照度ノイズ除去も強化
- Wi-Fi 6E(802.11ax)に対応するようになった
Snapdragon 6 Gen 1はSnapdragon 6xxシリーズの次世代チップセットとなります!このチップシリーズはミドルレンジクラスのスペックという立ち位置ながら、その性能の高さに期待できるチップセットなんです。
CPUはKryo CPUで周波数は2.2GHz。GPUはAdreno GPU。コア数や詳しい構成は非公表でした。
ただ公式によれば性能向上が著しく、先代チップであるSnapdragon 695と比較して「CPU性能を最大40%アップ」「GPU性能も最大35%アップ」「AIパフォーマンスは最大3倍アップ」なんだそうです!こりゃすげぇ。
ガルマックスで集めてるSnapdragon 695のAnTuTu参考スコアは総合で386,000~391,000点ほど。ゲームに関わるGPU性能は98,400~101,500点。
あくまで最大値ですが先代よりも3~4割増しのスペックとなるため、単純計算で今回のSnapdragon 6 Gen 1の総合AnTuTuスコアは50万点を突破する可能性がありますね(`・ω・´)。
仮に50万点以上のAnTuTuスコアがあれば動作やゲームはほとんど快適レベルとなり、3D系ゲームも画質を落とせば高フレームで遊べるレベルの性能に期待出来ます。Snapdragon 6xxシリーズは普段使い向けというイメージからも脱却できるかも?
さらにSnapdragon 6xxシリーズ初のヒューズアクセラレータアーキテクチャに対応。これにより高スペックになりつつも消費電力を抑えているんだそう。「消費電力を損ねることなく」という記載があることから、Snapdragon 695とくらべて電池持ちが悪くなっているわけでは無いみたい!
カメラは最大2億画素までサポートするようになっており、ハイエンドクラスの超デカ画素数を搭載したスマホもサポートできるようになりました。
さらにAIが大幅強化されたことでカメラの処理性能もアップ。特に「AIDE」というAIにより、暗所や夜景といった低照度の撮影においてノイズを軽減してくれるんだそうです!カメラのクオリティも上がってそうで期待っすね。
5Gサポートはもちろん、Wi-Fi 6E(802.11ax)にも新たに対応するようになっています!これにより対応する環境があれば、802.11acよりも安定して速度が出るようになっています!ピーク速度は3.9Gbps。
ミドルレンジスマホも大きくスペックアップしそう
SoCスペックのインフレはかなり著しく、特にSnapdragon 6 Gen 1はかなりの性能アップとなっていることから非常にワクワクさせられるSoCっすね(`・ω・´)。
Snapdragon 695はXperia 10 IVやmoto g52jなど多くのモデルで起用されている人気SoC。その後継チップのSnapdragon 6 Gen 1もかなり期待できるスペックに加えて、次期Xperia 10を始めとした様々なミドルレンジスマホに起用されるでしょう。
Snapdragon 6 Gen 1のコスト次第にはなるものの、今後のミドルスマホも不満のない高スペックに変貌を遂げていくでしょう。低価格で高性能なモデルの登場に期待です。
▼編集部追記:Snapdragon 6 Gen 1を搭載するスマートフォンを手に入れたので実機での動きなどをチェックしました!↓