GeForce RTX 4070の希望小売価格は599ドルになるかも?
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グラフィックボードの中でも比較的人気の高いミドルレンジ帯。近々登場予定とされているRTX 4070の価格は599ドルになるとの情報が出ているようです。
RTX 4070の希望小売価格は599ドル(約8万円)から?
GPU関連の情報に強い海外メディアであるVideoCardzが、「NVIDIA GeForce RTX 4070 to retail at $599(NVIDIA GeForce RTX 4070 の小売価格は 599 ドル)」といったタイトルの記事を公開しています。
それによると、GeForce RTX 4070(Ti付きではない通常版)の希望小売価格が599ドル(約8万円)に設定されたとのこと。
ただし、599ドルという価格は3つのソースから確認が取れたとのことですが、NVIDIAは発表の際、土壇場で価格変更を行うことで知られているので、その点は注意して欲しいとも述べています。
RTX 4070 Tiの希望小売価格は799ドル(約10.7万円)とのことなので、およそ3万円弱ほど安価になっている計算ですね。
また、599ドルという価格は、前世代のモデルであるRTX 3070 Tiと一緒のようですので、RTX 4070 Tiよりは安価ですが、前モデルから実質的に値上げしてしまったと考えた方が良さそうです。
最後にVideoCardzは、RTX 4070は4月13日にリリースされる予定だと記事を締めています。
前世代と比較して性能向上がどれくらいなのか気になる
先行してリリースされているRTX 4000シリーズは高い性能、ワットパフォーマンスが注目されていましたが、カード自体の体積のデカさ、そして前モデルと比較して類を見ない高価格とその代償が大きかったのも事実。
そのような中でリリース予定のRTX 4070は人気の高いミドルレンジ帯ユーザーにとってギリ候補に入るような価格(約8万円)に抑えられるかもしれないのは注目すべき点でしょう。とは言っても高価なことに変わりはないですけどね…
ただ、個人的に気になるのは性能。というのも、RTX 4070は性能を測る上で目安となるCUDAコア数が5888とRTX 3070と同じ数との話が出ているからなんですよね。
勿論、メモリが12GBと4GB分増加していたりコア周波数が大幅に上昇しているので、進化はしているとは思いますが、RTX 4070 Tiほどのパワーアップを果たしているかどうかが不明なんですよね。
評価や判断はベンチマーク結果次第になるとは思いますが、グラフィックボードの価格上昇はまだまだ続くのかもしれませんね。