ASUSがプロクリエイター向けProArt Studiobook 16 OLED/Studiobook Pro 16 OLEDを発表!
ASUSのプロクリエイター向けブランドであるProArtから新モデルが発表されたので紹介します!
ProArt Studiobook 16 OLED/Studiobook Pro 16 OLED
ProArtはASUSが最近立ち上げたブランドで、ターゲットはプロのクリエイターの方々。
▼建築の設計士やプロダクトデザイナー、アニメーター、SEなど、業務にPCを必要とする「モノを創り出す」業種の方をターゲットにしているとのこと。↓
▼キャリブレーション済みの16インチ3.2Kの有機ELディスプレイや、ASUS Pen 2.0での入力に対応したタッチパッド、ASUS Dialなど、他のモデルとは一味違った構成になっているとしています。↓
▼特にASUS Dialは、片手でアドビ製品の様々な機能を呼び出して操作できるので、特にクリエイター向けのギミックと言えるでしょう。↓
▼搭載するCPUはCore i9-13980HXとノートPC向けプロセッサとしては最上位クラスのモデル。外部GPUはモデルにより、RTX 3000 Ada Laptop GPUかGeForce RTX 4070 Laptop GPUの2種類が用意されているようです。↓
Ada Lovelaceアーキテクチャ製品は現行のRTX 4000シリーズでも採用されている最新モデルで、AIを駆使したコンテンツ作成能力が向上していたり、AV1エンコードをサポートしたことで、録画や配信の際の画質やフレームレートがかなり安定するのが大きな特徴になります。
ここまでハイスペックなものを詰め込むとなると、気になるのは排熱性能。
▼ProArt Studiobook 16 OLEDはStudiobookシリーズ初のサーマルグリズリー社の液体金属グリスをCPUグリスとして採用しており、ヒートパイプも5本とかなり多くの本数を伸ばしています。↓
▼実機が展示されていたのでチェック。薄型・軽量がウリのZenbookと比べると多少のゴツさはあるものの、スタイリッシュさは損なっていません。↓
▼右側面には、排気孔が4つも設けられています。発熱の多いハイエンドパーツの塊である以上、やはり排熱はしっかりと行わないといけませんからね。↓
▼天板は、ツヤ消しの黒に黒字で「ProArt」刻印がされています。あまり派手にしないのがプロの道具感に溢れています!↓
▼キー配列はこんな感じ。同時に発表されたZenbookやVivobookと違い、十字キーが下へズレているのが目を引きます。やはり十字キーの入力のしやすさを優先した結果でしょうかね。↓
▼ASUS Dialは本物のダイヤル式のボタンですので、ダイヤルを回している感があってイイ!やはりダイヤル式のボタンはこうでなくちゃ!↓
価格は499,800円。一般の方がおいそれと手を出せる価格ではありませんが、機材にこだわるクリエイターの方の中には、自分の手に合うものなら多少高価でも購入するって人も居られるはず。
ProArt Studiobook 16 OLEDシリーズはそういったこだわりのある方に向けた現状では比類無きほどのオリジナリティを持ったクリエイター向けのプレミアムノートPCではないでしょうか!
裸眼で3D映像が楽しめるモデルは近日登場予定!
今回の発表会では、裸眼で3D映像が楽しめる「ProArt Studiobook 16 3D OLED」の存在も明らかにされましたが、まだ試作段階とのことで、正式な発表は近いうちとのこと。
▼コンセプトモデルが展示されていましたが、実際に3D映像が流れており、飛び出す感覚をしっかりと味わうことができました。写真でお伝えできないのが残念だ!↓
ただ、難点を挙げるならば、しっかりと見える焦点が合うのが個人的にはかなり狭く感じましたね。ちょっとでも視線がズレるとすぐに何重にも見える(焦点があっていない状態)ので、長時間楽しむのは結構シビアかも。
しかし、裸眼3D対応のPCというのはかなり希少な為、上手く熟成させた上でリリースされることを願っています!
というわけでASUS台湾本社で発表されたProArt Studiobookシリーズ(2023年夏モデル)のレポでした。追記がある場合はTwitter・Facebookでお伝えするのでフォロー宜しくお願いします!