NothingのサブブランドCMFから初のスマホCMF Phone 1が登場!Nothingにひけを取らないぐらい超個性的なデザイン。背面バックパネルはなんと取り外しと換装ができるというクッソ楽しそうな特色も持っております!こりゃほしいわ!
追記:2024年9月26日18時に日本で発表とのことです。価格が気になるなぁ
追記2:日本モデルの価格なんですが、ケース付きのCMF Phone 1 Bundleが44,800円でした。9月27日10時から予約販売スタートです。
▼追記3;なんか日本で販売するCMF Phone 1の対応バンドが怪しい感じなんですが…。↓
IIJmioでもCMF Phone 1発売!流石にこの対応バンドは間違えですよね?
CMF Phone 1の詳細スペックと対応バンド
詳細スペックを表示
製品情報 |
端末名 |
CMF Phone 1 |
発売年 |
2024年7月 |
発売地域 |
海外:SIMフリー
日本:SIMフリー |
メーカー・ブランド |
CMF |
対応バンド・周波数・ネットワーク |
3G |
W-CDMA:1 / 4 / 5 / 8 |
4G LTE |
FDD LTE:1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 20 / 28 / 66
TD-LTE:38 / 40 / 41 |
5G NR |
Sub6:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78
ミリ波:非対応 |
Wi-Fi |
802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth |
バージョン:5.3
コーデック:非公表 |
SIMサイズ・スロット |
デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 |
ディスプレイ |
サイズ:6.67インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:240Hz |
解像度 |
2,400×1,080 |
画素密度 |
395ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ |
高さ:164mm
横幅:77mm
厚さ:8mm(標準)9mm(ヴィーガンレザー) |
重さ |
197g(標準)
202g(ヴィーガンレザー) |
本体色 |
ブラック系、オレンジ系、グリーン系、ブルー系 |
システム仕様 |
OS |
Nothing OS 2.6
Android 14ベース |
CPU(SoC) |
MediaTek Dimensity 7300 |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア:約630,000
GPUスコア:約145,000
(AnTuTu v10参考値)
|
メモリ/保存容量 |
組み合わせ |
メモリ8GB+容量128GB
メモリ8GB+容量256GB |
ストレージカード |
MicroSDカード対応(最大2TB) |
カメラ |
背面カメラ |
デュアルカメラ
①5,000万画素(メイン、f/1.8)
②ポートレートセンサー
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表 |
インカメラ |
パンチホール式インカメラ
画素数:1,600万画素(メイン)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表 |
機能仕様 |
GPS |
GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応
顔認証:非公表 |
センサー |
赤外線センサー:非公表
加速度センサー:非公表
近接センサー:非公表
ジャイロセンサー:非公表
電子コンパス:非公表
光センサー:非公表
その他:- |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:IP52
耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック |
非公表 |
NFC |
非対応 |
バッテリー |
バッテリー容量 |
5,000mAh |
充電 |
有線充電:33W
ワイヤレス充電:非対応
逆充電:対応(有線のみ) |
ポート |
USB Type-C |
スペック表のソース |
参照元 |
【公式サイト】CMF Phone 1 – cmf.tech
|
スペック表に関する免責事項
対応バンド早見表を表示
CMF Phone 1の海外版は技適を取得しているか不明です。技適のない製品を日本国内にて実験等で利用する場合、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度への届出が必要です。また技適未取得機器を用いた実験等の特例制度で届出を行ってもモバイル通信は許可されていません。
以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。
5G NRについては電波バンドが対応していたとしてもキャリア側・端末側で対応の周波数帯が違う事もあり、キャリアモデル以外が実際に通信できるかは4G LTE以上に分かりません。
5Gのバンド単独で通信できないNSAの場合は4Gバンドとの組み合わせ(EN-DC等)も重要になってきます。
※海外版の対応バンド表です。
▼docomo回線の電波バンド対応状況↓
CMF Phone 1はドコモ回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、地下や郊外の繋がりやすさを左右するバンド19に対応していないので電波強度が弱くなる場合があります。
またCMF Phone 1はドコモで提供されている5G NRのうちSub6のn78のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n1・n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
ドコモの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
✕ |
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n1(5G NR Sub6/2.0GHz) |
◯ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
◯ |
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要 |
◯ |
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要 |
✕ |
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz) |
✕ |
▼Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況↓
CMF Phone 1はソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。
またCMF Phone 1はソフトバンクで提供されている5G NRのうちSub6のn77のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n3・n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要 |
○ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要 |
◯ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
◯ |
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要 |
◯ |
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz) |
✕ |
▼au回線の電波バンド対応状況↓
CMF Phone 1はau回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、全国区をカバーするバンド18(26)に非対応なので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。
またCMF Phone 1はauで提供されている5G NRのうちSub6のn77・n78に対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
n28は転用5G、俗に言うなんちゃって5Gです。5Gとして繋がっても帯域幅は4Gと同じなので通信速度や使用感はほとんど変わりません。
auの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
✕ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
✕ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
◯ |
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要 |
◯ |
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要 |
◯ |
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz) |
✕ |
▼楽天モバイル回線の電波バンド対応状況↓
CMF Phone 1は楽天モバイル回線の4Gで重要なバンドのうちバンド3のみ対応していますが、楽天モバイルのパートナー回線(au回線)であるバンド18に対応していないので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。
またCMF Phone 1は楽天モバイルが提供する5G NRのうちSub6のn77のみ対応しています。5G NRはエリアが狭いので繋がる場所はまだ少なく今後エリアが拡大していくバンドです。
楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要 |
✕ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
✕ |
Band28A(4G FDD LTE/700MHzz)Band28は28Aを内包 重要 |
◯ |
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要 |
◯ |
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz) |
✕ |
CMF Phone 1の特徴
CMF Phone 1の特徴は以下の通り!
CMF Phone 1のハイライト
- Dimensity 7300を搭載
- カラーは3色、パネルを換装可能でアクセサリーの脱着も対応
- 6.67インチの有機EL+120Hz表示対応ディスプレイ
- 5000万画素メイン+ポートレートのデュアルカメラ構成
- 5000mAhバッテリーで33W充電対応
- Nothing OSを搭載
- 2年のメジャーアプデ+3年のセキュリティアプデに対応
CMF Phone 1のサイズ・重量・カラー
- 高さ:164mm
- 横幅:77mm
- 厚さ:8mm/9mm(レザー)
- 重量:197g/202g(レザー)
カラーはブラック系、オレンジ系、グリーン系、ブルー系の4色展開です。
▼CMF Phone 1についての情報は前々から少し出ていたんで予想はしてたんですが、この見た目。めっちゃ良いっすねぇ。メタリック感漂うカメラと随所に留められたボルトがタフネススマホに通ずるカッコよさ。↓
▼タイトルですでにネタバレしていますがこのCMF Phone 1、なんと背面パネルが丸ごと外せます。昔のスマホのように。↓
ボルドを外す必要はあるので気軽に外せるわけではないんだけど、このパネルを換装すれば別の色に出来たり、パネルにキズやヒビがあっても換装して解決なんてことも出来る。実に面白いポイント!ちなみにレザー素材のパネルは重さと厚みは若干増しています。
▼また専用のアクセサリも充実しており、ストラップ、スマホスタンド、カードケースが装着できるようになっていますよ!↓
あと端末自体IP52の生活防水も対応しており、水滴程度なら壊れにくいってのもGoodです。
CMF Phone 1のSoCはDimensity 7300
- SoC:Dimensity 7300
- メモリ:8GB
- ストレージ:128GB/256GB
新型SoCのDimensity 7300を搭載!4nmプロセスのオクタコアSoC。Nanoreview調べではAnTuTu参考値が63万点ほどあり、ミドルハイスペックを持ち合わせているようです。ほとんどのシーンで快適に扱えそう!
メモリ(RAM)は8GB+RAMブースト機能も対応。また保存容量(ROM)は128GB~と大きめに加えて、最大2TBまでのMicroSDカードも使えるってのもミソ。この手のスマホでMicroSD対応は結構レアっすね。
CMF Phone 1(Dimensity 7300)のAnTuTuスコア
AnTuTuスコアは性能の指標です。まだCMF Phone 1の実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでDimensity 7300の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。
- 総合スコア(CPU):約630,000
- ゲーム性能(GPU):約145,000
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
CMF Phone 1のディスプレイ
- サイズ:6.67インチ
- 解像度:2400×1080
- 材質:有機EL
- 画面形状:パンチホール
- リフレッシュレート:最大120Hz
- タッチサンプリングレート:最大240Hz
ディスプレイは廉価ブランドという立ち位置とは思えぬほどに高く、有機ELで解像度もFHD+、最大120Hzの高リフレッシュレートも対応!
ピーク輝度は2000ニト、通常輝度でも700ニトと明るく、タッチレートも240Hzと十分に高いのがGoodです!視認性からタッチの反応まで期待できるぞこれ!
10億色表示にも対応していることで、コンテンツの色味をより忠実に表現できるのもポイント!動画、映画、写真を眺めるにも十分でしょう。その他、指紋センサーも画面内蔵となっています。
CMF Phone 1のサウンド関連
サウンド部分に関しての情報は出ておりません。スピーカーがデュアルなのかシングルなのか、イヤホンジャックがあるのかないのか(画像を見た感じそれらしいものはなかった)も不明です。
廉価ブランドの製品ゆえにここは切り詰められている、と考えればシングルタイプでもおかしくはないですが、ここは実際に触ってみないとわからんです(´・ω・`)。
CMF Phone 1のカメラ
▼アウトカメラ↓
- メインカメラ:5000万画素
- ポートレートセンサー
▼インカメラ↓
カメラはコストカット感のある構成。メインカメラ自体は5000万画素でソニー製センサーを採用しており、TrueLensエンジン2.0なるソフトウェアとAIでビビットで鮮明な撮影ができるとのことですが、サブカメラはポートレートセンサーのみで超広角カメラがありません。
安価なスマホであっても低画素な超広角カメラが搭載されることが多かっただけにここが結構削られている、とは感じられます。逆に言えばメインカメラにそれだけ力を入れた、ともとれますが‥実際にここは撮って試してみたいもんですな(`・ω・´)。
CMF Phone 1のバッテリー・充電仕様
- 容量:5000mAh
- 有線充電:33W
- ワイヤレス充電:非対応
- 逆充電:有線5W
バッテリー容量は5000mAhで急速充電は33W(20分で50%充電ペース)とこのクラスとしては上々といえるスペック!またアクセサリー向けの5W止まりながら逆充電にも対応しています。
電池持ち自体は結構良いようで、Youtube再生では22時間も持つんだそう!音量や画質次第で変わるんだけど、大抵は17~18時間公称値のものは多かっただけにCMF Phone 1は結構期待しちゃう。
CMF Phone 1のOS・機能
- OS:Nothing OS 2.6(Android 14ベース)
OSはオリジナルカスタマイズのNothing OS。Nothing Phoneと同じものとなっています。カスタマイズOSゆえに普通のAndroidから弄られており、とくにこの独特なUIデザインは一見の価値があるほど。オシャレさんにはたまらん部分でしょう。
デフォルトでChatGPTに対応しているそうで、同社イヤホンを接続した際にこれが使えるとのこと!イヤホンを長押ししてAIアシスタントを呼び出せるってことなんでしょうかね?ここも気になるなぁ。
CMF Phone 1の発売日・価格
CMF Phone 1の価格は以下の通り。
- メモリ8GB+容量128GB:199ドル(約3.2万円)
CMF Phone 1は執筆時点で日本向けのアナウンスは無いのですが、Nothing Phoneは日本向けの発売がされており、価格も3万円台とかんなりリーズナブルなことから人気は出そう、という意味でも日本参入は大いに期待できます(`・ω・´)。
デザインもだしソフトウェアもだしカメラもだし電池持ちからスピーカーまで色々気になる‥筆者にとっては今一番興味深いモデルです。取り寄せられるなら取り寄せてみたいなぁこりゃ。久々にワクワクさせられる1台ですよ!