Snapdragon、再び命名規則が変わり次は「Elite」が付くかも
スマホの性能を左右する部品のチップセットを製造するQualcommは再び主要SoCのSnapdragonの命名規則を変えるというウワサが出てきました。またかよ!
次は上位チップに「Elite」がつくパターン?
これまでのSnapdragonチップセットの型番は 「Snapdragon xxx」というパターンでしたが、2021年の発表では「Snapdragon x Gen x」というパターンに変更されています。こうすることで性能ランクと世代が分かりやすくなっていました。
しかしこの命名規則、もしかしたら変わるかも。
Smartprixによれば、次期ハイエンドチップのSnapdragon 8 Gen 4は「Snapdragon 8 Elite」という名前に変更されるとのこと。
同メディアによればこのチップはTSMC製の3nmプロセッサで最大4.0GHzクロック駆動。先代チップのSnapdragon 8 Gen 3と比較してシングルコア35%、マルチコアは30%向上といわれております。
▼さらに、著名リーカーであるDigitalChatStation氏からもこれを示唆する投稿がありました。ただし投稿は現時点で削除されているためか見つからず。画像はAndroid Authorityから引用しています。↓
なお搭載スマホもリークされており、Xiaomiの次期フラッグシップモデルとなるXiaomi 15がこれを搭載すると報じられていました。他にもrealme GT 7 Pro、OnePlus 13にも搭載される見込みとのこと。
正直、名前はもっとややこしいことになりそう
筆者からすると今回の変更はあまり喜ばしくはないところ。せっかくSnapdragon x Gen xというわかりやすい命名規則になったのが再びややこしくなりそうで‥
ただ、今の命名規則でもSnapdragon 7s Gen 2とか数字の後ろに「s」「+」がついたりしつつはあるので、どのみちややこしくなりつつはあったんですが‥
今回の情報はリーク段階で実際にこうなるとは限りませんが、これまでのQualcommのやり方を見るに十分有り得そうな話には思えます。またこうなった場合、Elite意外にも単語が用いられるのか、そしてハイエンドな8シリーズ以外のチップにも単語が含まれていくのか‥気になるところです。