OPPO Pad Neoの本音レビュー!7:5比率のディスプレイがめっちゃ快適

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OPPOがミドルレンジのタブレット「OPPO Pad Neo」を日本に投入!レビュー機を借りたのでじっくり触っていきたいと思います!

ちなみにお値段は44,800円。本機は搭載するSoCがHelio G99なんですが、このSoCを搭載するモデルは3万円前後が相場なんですよね。なので44,800円という価格は相当高価な部類…。ってことで、この価格に見合う部分がどこなのか探っていきたいと思います。

この製品を使った所感

  • めっちゃ薄くて持ちやすいボディー
  • ゲーム以外なら快適
  • 音質めっちゃ良い
  • 画面めっちゃ綺麗&ちゃんと90Hzで動いてる
  • 7:5比率がめっちゃ使いやすい
  • 電池持ちも悪くない
  • 顔認証が便利
  • SIM非対応が残念
  • OSアップデートがちゃんと来る!

OPPO Pad Neoのスペック・ベンチマーク、検証結果

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めっちゃ薄いボディーは丸っこくて持ちやすい

安価なタブレットも最近はとっても質感が高くなってて筐体に金属パーツを使うのはもう当たり前だし品質もずいぶんと良くなってます。

▼そんな感じなのでOPPO Pad Neoの質感に大きな期待は無かったんですが・・・持ったら分かりました。これ、めちゃくちゃ薄い!

3万円前後の製品と比べると質感もやっぱりワンランク上ですねぇ。Apple製品のような質感と言ったら伝わりやすいかも。

▼全体的に丸みを帯びているデザインも気に入りました。角が無いので片手で持ったときも支えている指や手のひらが痛くないし持ちやすい!↓

こんな感じで筐体の質感やデザインは激安系とはランクがやっぱり違うなというのが触った時の所感です。

あと厚みは7mmを切っているので相当薄い部類なんですが、丸みを帯びた形状も相まって数値よりも薄く感じますねぇ。凄くスタイリッシュ。

▼ただハイエンドとは違ってベゼルは太め。まあ持った時にホールドしやすいし個人的にはあまり気にならなかった部分ですが、ちょっと野暮ったくはあります。↓

ゲーム以外の用途に向いた性能

搭載するSoCは安価なタブレットでも沢山搭載されているHelio G99!何度もこのSoCは触ってきたんですが、サブ用途に丁度良い性能(ライトな使い方では特に不満なく使える性能)で色んな製品で採用されてるSoCです。

WEBサイト閲覧、動画視聴、SNS、読書などであれば個人的には大きな不満なし。特にOPPO Pad Neoは滑らかなディスプレイを搭載しているので、ライトな使い方であればなかなかに快適ですよ。

▼ちなみに本機はほとんどのシーンで90Hz(操作していないと60Hz)で動いていたのも◎。(なんちゃってタイプは設定など極一部しか滑らかに表示できない製品もあります。あれはほぼ意味無がない)↓

こんな感じでライトな使い方なら結構快適なんですが・・・ゲーム性能は低いので注意。

▼原神では最低設定でもキツイ…。ゲームモードのツールを使ってFPSを確認してたんですが、解像度が高いからなのか最低設定でも最高20FPSくらいしか出ませんでした。↓

まあゲームといっても星の数ほどあるので軽めのゲームなら動きますが、本格的にゲームを遊ぶには不向き。ゲームは動けばラッキー程度に考えておくのが吉。

7:5比率の画面はコンテンツ消費に最適

OPPO Pad Neoを使っていて一番良かったのが7:5比率のディスプレイ!この比率目当てでOPPO製品を購入しているという人も沢山いるんじゃ。と思うほどコンテンツ消費と相性が良いですねぇ。

今回は比較に丁度良さそうなよくある11型/16:10/1,920×1,200のタブレットと色んなシーンで並べてみたので参考程度に見てみて下さい。

※左がOPPO Pad Neoです。

▼まずは白い画面で比較するとこんな感じ。7:5は横持ちで縦幅が結構広いです。それにしてもOPPO Pad Neoはパネル品質も良いなぁ。視野角が広くて変色も少ないし色もちゃんとしてます。↓

▼WEBサイトを表示。7:5は縦幅が広いのでより多くの表示ができて見やすい!↓

▼続いては2画面表示。16:10では窮屈に感じたんですが、7:5は見やすくなってます。↓

▼一番良かったのはこれ。雑誌サイズの読み物が7:5ではほぼ画面いっぱいに表示できます。めっちゃ読みやすい!↓

▼漫画の見開きは変わらないかな?と思ってましたが、これも7:5の比率は大きく表示出来るので見やすいですねぇ。↓

こんな感じで7:5比率はWEBサイト閲覧・雑誌・漫画を読むのにかなり適しているサイズ感でした。

ちなみに7:5比率のことを調べていると、動画視聴にはあまり適していないという話を見かけました。

▼ということで比較。表示サイズは11型タブと変わらない感じなんですが、7:5比率は上下の黒帯が太いです。↓

恐らく動画に向かないというのは、画面に余白があるので没入感が低く感じられるからかも?でも動画を全画面で見る分にはよく有る11型のタブレットと画面サイズ自体はほぼ一緒なので、個人的には動画も全然OKって感じです。

こんな感じでタブレットでよく使うコンテンツと7:5比率のディスプレイは凄くマッチしていて、この快適性を求めている人からすると、「ちょっと高くてもこっちを選びたい」と思っちゃうかも。そう感じるほど7:5比率は扱いやすかったです!

ちなみに7:5比率のディスプレイが気に入ったのでOPPOさんの製品をレビューしておきながら、「7:5でもっと安いのないかな?」と探してみたんですが・・・OPPO製品以外だとなかなか見つからないんですよねぇ。

そう言えばOPPOさんは結構前から7:5推しだったので、他社ではあまり出てないのかも?このあたりが強気の価格に結びついているのかも知れませんね。

動画視聴もすごくリッチな体験ができた

7:5比率のディスプレイだけで相場よりも1.5万円ほど高い…うーん、もう一声欲しい!と思ってたんですが、ありました。動画視聴でリッチな体験が出来ます。

動画視聴って「映像の美しさ」と「音質」で結構印象が変わってくるんですけど、OPPO Pad Neoはそのどちらも満たしてくれてます。

▼映像はFHDクラスで精細。WidevineもL1対応なのでNetflixなど著作権コンテンツも高画質再生OK、さらに4スピーカー搭載で音質も◎。↓

特に音質がめっちゃ良い!音の広がりも良いし、音量をそこそこ上げればテレビかな?と思うほどタブレットの中では音が良いです。ちなみに4つのスピーカーを搭載していて、縦持ちでも横持ちでもちゃんとステレオになるのがGood。

また発色もとっても良くて、「有機ELだったかな?」と勘違いしそうになるほど。部屋が真っ暗だとアレですけど、明るい部屋で視聴していたら黒色の引き締まり方も相当良いですね。

タブレットでは動画視聴が多いという人も沢山居ると思いますが、OPPO Pad Neoなら満足出来るはず。

カメラは記録撮影向き

カメラはアウト・インのどちらも800万画素のカメラを搭載。画質的にはメモ代わりの記録撮影やQRコードの読み取り、ビデオチャットくらいなら十分かなという感じ。

▼そもそもタブレットにカメラ画質は求めてないのでこのくらいの画質ならOKかな。↓

バッテリー持ちは良好。充電制限機能が嬉しい

バッテリー持ちはいつもの検証(専用機器で定めた輝度に調整を行いWi-Fi環境で1時間の全画面ストリーミング)では100%→96%で「電池持ちは良い」という結果に!

▼OPPO Pad Neoは8,000mAhものバッテリーを搭載しているんですが、33W急速充電に対応しているので充電も結構早いです。↓

充電関連の機能としては満充電せずに80%で充電を止めてバッテリーの劣化を抑える充電制限機能を搭載!この機能は安価なモデルでは非搭載なことも多いんですよね。

スマホだと80%制限は1日充電が持つか不安が残るけど・・・サブ用途で使うタブレットだと全然問題ない感じ!まあ使い方によりますがバッテリーの劣化を遅らせる機能を搭載しているのはGood!

顔認証が便利

Helio G99を搭載するタブレットの価格帯(特に2〜3万円くらいの製品)は生体認証に対応していないことも結構あるんですが、OPPO Pad Neoは顔認証もバッチリ対応。

顔認証はインカメラを使う簡易的なタイプなんですけど、ロック解除でパスコードなりを打ち込むのは面倒なので重宝してます。

そうそう、画面タップで画面点灯も設定からオンにできるので、いちいち電源ボタンを押さなくてもサクッとホーム画面にたどり着けるのも楽ちんで良いですね!

アップデートがちゃんと来てた

安価なタブレットを使っていた身からするとビックリしたのがアップデートが落ちてきたこと。

「いや、アップデートなんてどんな機種でも普通来るでしょ?」と思われそうですが、安いタブレットって全然アップデートが来ません。安価と引き換えにアップデートなんて来ないのです…。来たらラッキーって思うほど。

▼一方でOPPO Pad NeoはOPPOタブレットで搭載されているOSを備えていて、アップデートもバッチリ落ちてきた!↓

アップデートがちゃんと落ちてくるのは大手メーカー品らしいところで、安心感はやっぱり安価なモデルとは全然違います。

Helio G99の性能ならゲーム以外だと長期的に使える性能ではあるので、長期的利用でも安心して使いたいという人にはアップデートがしっかり落ちてくる点は大きな魅力ですね!

SIMカードに対応してほしかった

この価格ならという感じですが、SIMカードに対応してほしかったですねぇ。なぜなら、安価なタブレットでも多くがSIMカードに対応しているんです…。

まあ個人的にSIMカードを挿して使うことは無いので困ることはないんですが、SIMカードを挿して使いたいというニーズは取りこぼしちゃってるな〜って感じではあります。

ちなみにSIMカード非対応の製品はGPSも非搭載ってパターンが多いんですけど、GPSは搭載されています!ってことでナビはいけます。

OPPO Pad Neoのレビューまとめ

Helio G99で44,800円だから相場より1.5万円くらい高いのか…と思いながらレビューを始めたんですが、薄くて高品質な筐体・高音質なスピーカー、綺麗で滑らかな画面、そしてタブレットでよく使うコンテンツと相性抜群の7:5比率など、レビュー後は価格差にも納得してました。大手メーカー品らしくアップデートもちゃんと落ちてきたので安心感も倍増しました。

色々と良いところはあるんですが、7:5比率にどれほど魅力を感じているかで印象はずいぶん変わりそうですねぇ。

個人的にはよく有る11型タブレットとそんなにサイズが変わらないのに、比率が変わるだけでこんなにも快適度が上がってビックリしました。気になっていた7:5画面での動画視聴も全然OK。動画見ている時に黒帯を見ているわけではないので、ぶっちゃけ、「言うほど気になるか?」と思ったところ。なので個人的には7:5の利点だけが際立って見えてます。凄く快適。

性能はミドルなのでゲーム用途には向いてません。解像度も高いのでグラフィック負荷も高くなりHelio G99では流石に荷が重い…。というわけで、WEBサイト閲覧・動画視聴、漫画や雑誌などを”快適に”楽しみたい人に刺さるモデルかと思います。

価格は初見だとちょっとビックリしたし、コスパ重視の人にはやっぱり向かないモデルではありますが、触ってみたら価格に見合う内容だったので7:5比率に魅力を感じる人はレビューを振り返りながらぜひ検討してみて下さい!参考になれば幸い!

OPPO Pad Neoの購入先まとめ

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓

■OPPO Pad Neo■

初出時価格→44,800円

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