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レビュー!ニフモ1,300円格安Simかけ放題「NifMoでんわ」を契約したので使用感をチェック

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GARU(@GaruJpn)です。

niftyが手掛けるMVNOのNifMoから、格安Sim初の24時間かけ放題プラン「NifMoでんわ」が提供開始となったので、早速契約して検証してみました。

「NifMoでんわ」は専用の電話アプリから発信すると、IP電話(インターネット回線を利用した通話)で24時間通話料金無料で音声通話が出来るというもの。

料金は音声通話プラン(700円)+3GBデータプラン(900円)+NifMoでんわ(国内かけ放題1,300円)の3つの組み合わせで利用可能です。税込3,132円。

「NifMoでんわ」の詳細に関しては「ニフモが格安Simで1,300円かけ放題発表。詳細と注意点」をどうぞ

それいけ!NifMoでんわ発信50連チャン!

ミスって51回かけちゃいましたがご愛嬌ということで勘弁して下さい!

「NifMoでんわ」は、海外経由のIP電話として発信するため、着信通知に「非通知」「通知不可能」「 +81」などで発信者番号が通知される場合があるとNifMoでんわ公式サイトに記載されています。

どの程度で「非通知」「通知不可能」「 +81」が通知されるのか検証してみました。

NifMoでんわ、50/50で通知不可能と表示。

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ビックリしました。

「非通知」「通知不可能」「 +81」などで発信者番号が通知される場合があるとNifMoでんわ公式サイトに記載してあったので、たまに「非通知」「通知不可能」「 +81」系の発信者番号通知になるものとばかり思っていました。

私の環境ではdocomoの電話番号へ発信した場合100%「通知不可能」と表示されます。

au、ソフトバンクへも「NifMoでんわ」でかけてみた。

私が所有しているSimはdocomoなので、友人に協力してもらいauとソフトバンクの電話番号へ「NifMoでんわ」から発信。

auと契約している番号へ発信した場合(相手側端末:iPhone5c)は「非通知」でAndroid端末へかけた際は1度だけ電話番号が表示された。

ソフトバンクで契約している番号へ発信した場合(相手側端末:iPhone5S)は「不明」と表示され、こちらは再現性は100%。

「NifMoでんわ」で発信する場合はSMS機能を活用しよう。

発信者番号通知に関してはNifMoでも対策しており、「NifMoでんわ」から発信する場合、発信者情報のSMSを「常に送信」「送信しない」「発信する際に毎回確認」から選べる。1通3円のSMS料金は別途必要。

使用感として「発信する際に毎回確認」の設定がオススメ。

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「発信する際に毎回確認」では発信時にSMSを送信するか1回目の選択があり、この時点で「送信しない」を選択しても、例えば相手が通話に出なかった場合やこちらから一方的に通話を終了した際に再度SMSを送信するか訪ねてくれる。

つまり、相手と通話出来なかった場合のみSMSを送信することが可能なので、SMS料金も節約出来ます。

SMSは編集可能で任意のメッセージを送信可能。

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「NifMoでんわ」の通話品質。

「NifMoでんわ」では先ほどお伝えしたようにインターネット回線を利用したIP電話です。通話時には通話のためのデータ通信が発生し、1時間あたり30MBのデータ量を消費。

モバイルデータ通信での通話品質

モバイルデータ通信で通話を試してみましたが、回線速度5Mbpsで通話品質は上々。若干の遅延は発生するものの特に不満なく通話できた。

Wi-Fi環境下での通話品質。

実測値40Mbps前後の固定回線でWi-Fi接続して通話した結果、モバイルデータ通信時とさほど変わらない印象。こちらも若干の遅延は発生していましたが特に不満なく通話可能。モバイルデータ量の消費を抑えるために長電話時はWi-Fi環境下で利用しましょう。

モバイル通信、Wi-Fi環境どちらでもいえること。

相手側の声が通常の電話と比べ若干聞き取りづらい。これはIP電話全般にいえることで、例えばLINEの無料通話と同じ感覚です。

「NifMoでんわ」の安定性。

50回もの発信検証を行いましたが、正確には64回発信しています。8回は何らかの不具合で強制終了。

46回目の発信時から6回「つながりません」というガイダンスで通話終了。発信先端末には着信履歴なし。こちらも通話したことにはなってません。

深刻なのは「サーバー接続エラー」

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調子よく発信検証していたのですが、検証後のある時点から「NifMoでんわ」から発信しようとしたところ、「サーバー接続エラー」で全く利用できず。

負荷によるサーバーダウンの可能性か分かりませんが、インターネット回線を利用する「NifMoでんわ」での「サーバー接続エラー」は結構致命的だと感じます。

30分ほどで復旧したようですが、利用できなくなる事があるので、場合により通常の電話で発信しなくてはならない可能性はあり。

例えば待ち合わせなどで「NifMoでんわ」を使って発信した時にサーバー接続エラーがでた場合はやむなく通常の電話から発信しなくてはならない状況になります。

この辺りは割り切りも必要と感じました。

「NifMoでんわ」アプリは、かなり使いやすい。

「NifMoでんわ」を利用する際は専用アプリをダウンロードする必要があり、公式サイト上からアプリストアへ誘導してくれるので契約した際は真っ先にインストールしましょう。

残念なのは、Simカードに同梱されていたAPN設定などが記載されている冊子に「NifMoでんわ」アプリのインストール先が記載されていなかったこと。分かりにくい。

何もしなくても電話帳データが自動同期。

アプリを立ち上げると既に電話帳データが同期されてます。スマートフォン標準の電話帳で登録した顔写真などの画像まで1つの抜けもなく完全移行。素晴らしい。

「緊急」電話時も慌てずに済む安心設計。

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インターネット回線を利用する「NifMoでんわ」からは110番などの緊急番号は利用できません。緊急時に慌てる事のないように「NifMoでんわ」アプリには「緊急ボタン」があるので安心。このボタンをタップするとスマートフォン標準の電話アプリが起動します。

0120等の番号にも「NifMoでんわ」で利用不可ですが、対処法あり。

「NifMoでんわ」では緊急番号の他に、0120や0800から始まる番号へは発信できません。ですが、0120や0800番号を使っている企業などでは、フリーダイヤルが利用できない方に対して通常の電話番号も記載されています。つまり、通常の電話番号に「NifMoでんわ」から発信してしまえば通話料も必要ありません。

「NifMoでんわ」は工夫や割り切り必須。でもかなり安い。

1/28追記:遂に電話回線を利用した5分以下通話定額が楽天モバイルより提供開始となりました。大手キャリアの5分以下かけ放題を契約&検討している方は、楽天モバイルが圧倒的にお徳。通話品質も変わらず、データ通信利用料も格安。一読してみてください。

2/14追記:NifMoでんわの長期使用レビューを公開しました。宜しければどうぞ。

確かに、今までdocomoやau、ソフトバンクの電話番号を使って電話していた状況から「NifMoでんわ」に切り替えると、イマイチと感じる事は否めません。

しかし、使い方次第ではかなり魅力ある内容ではあります。例えば私なんか普段電話なんかしませんが1週間に1度は長電話する場合もあるので、私の使い方では「あり」な選択。

ただ、ビジネス用途での利用はオススメしません。特に発信者番号通知が「不明・通知不可・非通知」などと表示される可能性が高いので。

友人に初めて「NifMoでんわ」から発信した際の第一声は「通知が不明ってなんやねん(笑)」でした。。

発信者番号が通知されるのが当たり前の世の中ですので、「非通知」「通知不可能」「 +81」などで表示されると不信感が出てしまうのも仕方ないと感じます。これからの課題ですね。

NifMo側もしっかりその辺は分かっているので、SMS機能を搭載したりと頑張っており私は評価しています。

使い方、割り切り、工夫が必要ですが、その代わりに24時間通話かけ放題が1,300円という圧倒的な訴求点があるので、ご自身の環境に合わせてご検討してくださいね!

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