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パワフルな低音が魅力!BTイヤホン Vismera「BT-515F」のレビュー!

Vismera「BT-515F」

どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。

Vismeraさんが日本市場へ参入するとのことで、同社が自信をもって打ち出したBluetoothイヤホンVismera「BT-515F」をガルマックスでレビューして下さいとの依頼がありました。感謝御礼

10日ほどVismera「BT-515F」を実際に使ってみた実機レビューをお届けしたいと思います!

Vismera「BT-515F」の総合評価

[良かった]

  • apt-Xコーデックに対応&チップセットがCSR8645なので低遅延で高音質
  • 通話用のノイズキャンセリングCVC6.0対応で雑音をカットしてくれる
  • IPX5の防水仕様なので雨や汗で壊れない
  • 2台の端末に同時接続可能
  • イヤホンにマグネットが付いているのでネックレス形状で首からぶら下げる事が出来る
  • 低音のパンチが強いので低音好きの僕にピッタリ
  • ボリュームが独立しているので非常に小さい音で再生可能

[イマイチ]

  • iPhoneの高音質コーデックAACには未対応

[総合評価]

3,000円クラスのBluetoothイヤホンとしては十分満足出来る音質に仕上がっています。

Vismera「BT-515F」はAndroid端末で数多く採用されているapt-Xコーデック対応を全面的に推しているので、Android端末のapt-Xに対応したスマホなどを利用している方に向いています。

防水や通話時に利用できるノイズキャンセリング機能など充実した仕様・機能となっているので、シチュエーションを問わずに利用できるのも魅力的であると感じました。

これからBluetoothイヤホンを初めて購入する方は勿論、現在使っているイヤホンの低音がイマイチだと感じている方は価格も安いので是非使ってみて欲しいイヤホンです。

▼価格は執筆時点で3,399円。リアルタイム価格は以下からチェックして下さい。↓

Vismera「BT-515F」のスペック

項目 仕様
Bluetooth 4.1
コーデック apt-X
チップセット CSR8645
連続再生時間 6時間
重量 20g

重量はケーブル込みで約20gと軽量ですが、軽量故の代償としてバッテリー搭載量が少なく約6時間の連続再生となっています。通勤時間に利用するなどライトな利用方法では問題ありませんが、ヘビーユーザーの方は利用していない時にモバイルバッテリーなどで充電をこまめにすることをオススメします。

Android端末で数多く対応している高品質なapt-Xコーデックに対応。チップセットはCSR8645。完全にapt-Xに対応したデバイスでの利用を想定した仕様となっているので、iPhoneを利用している方はiPhoneで利用されている高音質コーデックのAAC対応製品を選択したほうが良いです。

Vismera「BT-515F」の開封と同梱物チェック

▼Vismera「BT-515F」のパッケージは英語での表記です。↓

Vismera「BT-515F」の外箱の表紙は英語パッケージ

Vismera「BT-515F」の背面も英語でした

Vismera「BT-515F」は簡易パッケージという印象が強かったです。

▼同梱品を全て出してみました。↓

Vismera「BT-515F」の同梱物には複数のイヤーピースやフック、持ち運び用のポーチなど非常に充実した内容でした

  1. Vismera「BT-515F」本体
  2. イヤーピース
  3. イヤーフック
  4. ケーブルクリップ
  5. 充電用ケーブル(MicroUSB)
  6. 取扱説明書
  7. メッシュポーチ

取扱説明書は日本語版でした

▼付属している取扱説明書はマルチランゲージタイプではなく日本語のみが記載されている完全日本語版。Vismeraが本格的に日本へ参入している事が伺えました。↓

Vismera「BT-515F」の取扱説明書は完全日本語版

誰にでもフィットする複数のイヤーピースとフックが付属

▼イヤーピースとイヤーフックはS/M/Lの3種類が付属しているのでベストなフィット感で利用できます。(Mサイズはイヤホンに装着された状態で届きます)↓

Vismera「BT-515F」は3サイズのイヤーピースとフックが付属しているので大多数の方はフィットします

持ち運び用のメッシュポーチも付属

▼低価格なBluetoothイヤホンでは同梱されていないことも多い持ち運びに便利なメッシュポーチも同梱されていました。↓

Vismera「BT-515F」はイヤホンや充電ケーブルを持ち運ぶ為のメッシュポーチも付属していました。

Vismera「BT-515F」の外観をチェック

それではVismera「BT-515F」の外観をチェックしてみましょう。

軽量で小型な形状が魅力

▼ケーブル部分も全て込みで重量は約20gの軽量モデルとなっています。↓

Vismera「BT-515F」

▼ハウジング部にはダイヤモンドカットが施されています。ちなみにハウジング部に穴が空いている様な見た目ですが、デザイン的なもので実際に穴が空いている訳ではありません。↓

Vismera「BT-515F」の底部分にはダイヤモンドカットが施されています

独立コントローラーを採用

▼コントローラーはイヤホン部分に埋め込まれているタイプではなく、R側のケーブル途中に備わっているタイプ。↓

Vismera「BT-515F」のコントローラーはボタンが推しやすく手探り操作も簡単です

ボタンとボタンの間は適度なスペースが設けられており、また、ボタンの突起が高いので手探り操作も簡単です。

▼ケーブル途中にコントローラーが備わっているタイプの欠点はコントローラーの重量でケーブルが揺れてしまうことですが、そのデメリットをクリアするためのクリップもしっかり同梱されていました。↓

Vismera「BT-515F」にはコントローラーが備わっているケーブルが揺れないようにクリップも同梱されています

防水仕様なので充電端子はキャップ付き

▼Vismera「BT-515F」はIPX5の防水仕様なので充電端子部分はキャップが備わっています。キャップはツメが有るので非常に開けやすいです。↓

Vismera「BT-515F」のコントローラーの充電端子はキャップ付きです

Vismera「BT-515F」を実際に使ってみた結果!

Vismera「BT-515F」

早速、手持ちのスマートフォンに接続して使ってみました。

音質は低音が強いタイプ

Vismera「BT-515F」の音質に関してですが、複数のBluetoothイヤホンと聴き比べた結果、同価格帯の他社製品よりも低音がしっかり鳴ります。チューニングも良好で低音を強調しつつも高音はこもらずクリア。

低音がよく鳴る仕様のイヤホンはイコライザーとの相性が良いことも挙げられますね。

例えば低音が弱いイヤホンをイコライザーで強制的に低音をBoostしても(イヤホンの性能的に出力に対応出来ず)音割れする場合が多いのですが、元々低音がよく鳴るタイプだと、逆に低音を抑える(出力を小さくする)事は容易なので個人的に低音重視型は好みです。

低音がよく鳴るということは、それだけ高出力の低音域を再生できる基礎性能の高さを表しているとも言えます。

音量調整が柔軟で非常に小さな音でも鳴らせる

Vismera「BT-515F」とスマートフォンを接続して音量調整してみたところ、スマートフォンのボリューム機能とVismera「BT-515F」のボリューム機能は独立しており、それぞれで調節可能です。

スマートフォン側でボリュームを最も小さくしても、更にVismera「BT-515F」でボリュームを下げる事が出来るので、非常に小さな音で鳴らすことが可能です。勿論、逆も然りでスマートフォンのボリュームがMAXの状態でも更に音量を上げることも可能です。

使っていない時はネックレスのように首からぶら下げる事が出来る。

▼最近のBluetoothイヤホンはハウジング部に磁石が埋め込まれておりピタッとイヤホン同士がくっつけられる製品がトレンドとなってますが、Vismera「BT-515F」も同様にネックレスのように首からぶら下げる事が可能です。↓

Vismera「BT-515F」は胸元でイヤホンのL/Rを磁石でくっつけてネックレス状態で首からぶら下げる事が可能です

L/Rがケーブルで繋がっているBluetoothイヤホンは形状的に首からぶら下げる事が容易なので、気軽に脱着出来るのですが、左右のイヤホンがブラブラしている状態だと落下して紛失する可能性もありますし、何かに引っかかって破損する場合もあります。

僕はL/Rが磁石でくっつくタイプを何個も持っていますが、一度使ってしまうとネックレス形状に出来ないタイプは使いたくない程に磁石内臓タイプは実用性が高いですよ。

スマホとタブレットなど、2台の機種を同時ペアリング出来る

▼僕はスマートフォンとタブレットで試してみましたがバッチリ同時ペアリング可能でした。↓

Vismera「BT-515F」は2台同時ペアリングが可能

検証した結果、2台同時ペアリングは非常に利便性の高い機能でした。

僕はAmazonビデオでよく映画を観ているのですが、タブレットでの視聴を止めてスマートフォンで続きを再生する場合、再接続など面倒くさい事をせずにシームレスでスマホの音がVismera「BT-515F」から出てきます。

また、2台のスマホと同時ペアリングしている場合は、どちらのスマホに電話がかかってきても、これまたシームレスでVismera「BT-515F」から応答出来ます。

複数の機器でBluetoothイヤホンを使いまわしたい方は非常に便利な機能ではないでしょうか。

通話時に自分の周囲の雑音を消してくれる。

Vismera「BT-515F」は通話用のノイズキャンセリングCVC6.0機能も備わっています。

ノイズキャンセリングといえば一般的に自分の周囲の雑音と同じ周波数をイヤホンから流して相殺し雑音のない静かな環境を整えるというイメージですが、ノイズキャンセリングCVC6.0は通話用で一般的なノイズキャンセリング機能とは異なります。

ノイズキャンセリングCVC6.0はマイクから入力される雑音を打ち消すノイズキャンセリング機能で、自分の周囲の雑音を打ち消し、通話相手側がクリアな音質で聞き取れるノイズキャンセリング機能です。

Bluetoothイヤホンは形状的にマイクが口元から離れているので、集音性能の高いマイクを備えていますが、代償として小さな雑音まで集音してしまい、ノイズキャンセリングCVC6.0に対応していない場合は、ザワザワした周囲の雑音をそのまま通話相手に届ける事となり、通話相手は”何を言っているのか聞き取れない”状況になりやすいです。

その点を克服する為の機能がノイズキャンセリングCVC6.0ってわけです。

実際にVismera「BT-515F」で通話しましたが、相手もBluetoothイヤホンで通話しているとは気づかなかったので、ノイズキャンセリングCVC6.0の効き具合もバッチリでしたよ。

運動時や雨天でも利用できる

Vismera「BT-515F」はIPX5の防水仕様ですので、汗をかく運動時の利用や雨天での利用も問題ありません。

防水と聞くと僕は試したくなるので、いつもはシャワー水浸しの刑に処しているのですが、台風が近づいてきて雨が降っているので、今回は別パターンで防水性能を試してみました。

▼Vismera「BT-515F」を雨天野ざらしの刑に処しました。↓

Vismera「BT-515F」は雨でも汗でも壊れない防水仕様です

勿論、壊れるはずもなく今でも元気にパワフルな音を鳴らしてくれています。

Vismera「BT-515F」まとめ

初めてVismeraのBluetoothイヤホンを試してみましたが3,000円クラスだと満足度の高い仕上がりでした。

もし、初めてBluetoothイヤホンを試してみたいと考えているなら、是非Vismera「BT-515F」を試してみて下さい。本記事で書かれている低音がよく鳴りながらも高音までクリアに鳴らせる再生能力の高さを実感できます。そして、きっと満足して頂けるでしょう。

ちなみにですが、Vismeraさんにもう一台同じ製品を頂いています。読者様向けのプレゼント品で、今後、ガルマックス抽選会でプレゼント企画を行います。

ガルマックスではレビューした製品を読者様にプレゼントする企画を随時行っており、読者様の手に渡る事を前提としてレビューを書いているので、簡単に言うと製品に対するレビュー内容を盛る事が出来ないようになってます。

理由は良い部分、イマイチな部分、実際に利用した使用感など、製品に対しピュアなレビューを発信したいと考えているからです。そして、レビュー記事を読んで頂き購入された方に「購入して良かった」と思って頂きたいからです。

Vismeraさんは、ガルマックスというメディアだけではなく、「読者様にも製品を使って頂きたい」と、もう一台製品を提供して頂きました。勿論、相当な自信が有るからこそだと思いますが、Vismeraさんの自信をビシバシ感じ取れる素晴らしい製品でしたよ。

ガルマックス実機レビューお墨付きのBluetoothイヤホンVismera「BT-515F」。新しいBluetoothイヤホンの購入を検討しているなら是非どうぞ。

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