Androidのクラウドバックアップ機能がGoogle共有クラウドストレージ容量を消費する仕様に変更

Google、Androidクラウドバックアップのポリシーを変更。今後はGmail等でも利用される共有ストレージを消費する形に

既に対象ユーザーにはメールにて通知が届いているかと思われますが、Googleは7月7日にAndroid端末のクラウドバックアップの仕様を「GmailやGoogleフォト、Google Driveで使用している共有ストレージ領域を消費」する形に変更することを発表しました。

そもそもAndroidのクラウドバックアップとは

Google Oneアプリのバックアップ管理画面
ほとんどのAndroid端末の場合、「設定」からもバックアップの作成が可能

そもそも今回仕様変更が発表されたAndroid OSのクラウドバックアップは2015年10月にリリースされたAndroid 6.0 “Marshmallow”ではじめて実装された機能となります。

純正機能としてクラウドバックアップ機能が用意されるまでは端末メーカーが提供している同期ソフトやサードパーティメーカーが開発している独自のバックアップツール、開発者向けに提供されているAndroid SDKに含まれている「ADB」コマンドを使用する形でPCのストレージ上(HDD/SSD)にバックアップを作成していました。

Android OS標準機能としてクラウドバックアップが用意されるようになってからは端末設定、(ゲームなど一部バックアップできないアプリはあるものの)アプリデータなど特に意識することなく定期バックアップを作成してくれるようになったほか、新しい端末へのデータ移行も簡単に行えるようになったため、Androidユーザーであれば何回もお世話になったという方も多いのではないでしょうか。

Googleのクラウドバックアップ機能は現在「Google One」の機能の一つとして展開されており、同名のアプリよりバックアップデータの確認・管理できます。

今後クラウドストレージ機能を利用したバックアップの作成時もGoogleクラウドサービス共有ストレージを消費する形に

実際にかのあゆのGmailアカウントに送信されたAndroidクラウドバックアップポリシー変更案内メールの一部
実際にかのあゆのGmailアカウントに送信されたAndroidクラウドバックアップポリシー変更案内メールの一部

現時点でGmail、Googleフォト、Googleドライブなどで利用されている共有クラウドストレージ容量を消費することなく、無制限でバックアップデータを作成可能となっていますが、今後クラウドバックアップ作成時も共有ストレージ容量を消費する形に仕様変更される予定となっています。

既に一部ユーザーに向けて送信されているGoogleからの仕様変更を告知するメールでは“(メール受信から)45日後から今回の仕様変更を反映する予定”と案内されています。

バックアップサイズ確認
端末ごとのバックアップデータのサイズは「Google One」アプリから確認可能

バックアップにはGoogleフォト経由で別途バックアップが作成されている写真・動画や復元時にGoogle Play Storeからその時点での最新バージョンが再インストールされるアプリ本体などは含まれていません。

ですが、使い方によってはそれでもファイルサイズが200MB程度と大きくなってしまうほか、Google Oneの拡張ストレージプランやGoogle AI Plus/Pro/Ultraなどのサブスクリプションを契約していない無料ユーザーの場合、Gmailなどでも利用されている共有ストレージの容量は15GBまでとなっています。

使い方によっては「端末のバックアップを作成したらメールの送受信が出来なくなってしまった!」という事態に陥ってしまう可能性もあるため、不安であれば一度Google Oneアプリより作成されているバックアップのデータがどの程度容量を消費しているのか確認しておくことをお勧めいたします。

まとめ

「Google AI」のプランであればクラウドストレージ容量が増えるだけでなく、「Gemini」の利用枠増量やYoutube Premium Lite、Google Health Premium(旧Fitbit Premium)の利用権も付与されているのでお得感有り
「Google AI」のプランであればクラウドストレージ容量が増えるだけでなく、「Gemini」の利用枠増量やYoutube Premium Lite、Google Health Premium(旧Fitbit Premium)の利用権も付与されているのでお得感有り

今回Googleがこのような変更を行った経緯等は特に説明はされていませんが、以前も画像・動画の無制限バックアップを提供していた「Googleフォト」にて共有ストレージを消費する仕様変更を行っています。

Googleのサービスで利用しているストレージは基本的にGmail、Googleフォトなどですべて共通の領域を使用しているため、長年Googleのサービスを愛用していたような方であれば端末台数が1台しか所有していない場合であっても利用できる残り容量がかなりカツカツになってしまっている可能性が高いです。

古いメールデータや写真・動画等を整理するか、可能であればGoogle One、Google AI Plus/Pro/Ultraなどの有償サブスクリプションを契約してストレージ容量の拡張を検討した方が良いかもしれません。

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